圧倒的な演奏と録音で、ストンと胸に落ちるブラームスを聴かせてくれたヘルベルト・ブロムシュテット指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団による交響曲第3番と第4番。
過日、MBで放送されたドーナツだが、演奏が終わるとともに、「良かったね~」と思わず(夫婦で)顔を見合わせてしまった。
それもそのはず、今どき演奏会ライブが多い中にあって、これは正真正銘のゲヴァントハウスにおけるセッション録音と言う。
それだけ(アーティストだけでなく)制作陣にも気合が入ったようで、すばらしい出来栄えのドーナツとなった。
収録曲 ブラームス
・交響曲 第3番 ヘ長調 作品90
・交響曲 第4番 ホ短調 作品98
演奏
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット
録音 2021年4月 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス Pentatone PTC5186852
蛇足~指揮者のブロムシュテットさんは1927年生まれで、今年95歳におなりになる。N響とは40年以上の付き合いがあり、日本でもなじみ深い指揮者で、その重厚な音造りには定評がある。