暑い夏の夜は、ぐっすり眠れる日は少ない。
当地(札幌郊外)はこの夏、真夏日になることもなく、昨夏に比べれば過ごしやすい毎日である。
ただ、熱帯夜が何度かあって、そんな夜は途中で目覚めてしまう。
そうなると後のフォローが大変で、「眠れない、眠れない」の時間が延々と続くことになる。
ところで、上図である。
現役世代の人々は、昼間のハードな仕事もあり、やはり7~8時間の良質の睡眠が必要だ。
ただ、これは年齢によって大きな開きがあり、例えば私たちのような年寄りは、せいぜい5時間も寝れば良いとされる。
しかし、「人は8時間眠るもの」との思い込みから、これに満たないと睡眠不足ではないかと疑い「寝なくちゃ症候群」に陥ることが少なくない。
こうなると、何のための睡眠かわからなくなるから要注意だ。図は、近着の「暮らしの手帖」19号から転載しました。