アーバンライフの愉しみ

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プーシキン著・望月哲男訳「スペードのクイーン」

2018年11月06日 | 名作読破PRJ

名作読破プロジェクト。

今回は、プーシキンの「スペードのクイーン」。
「ベールキン物語」を含む光文社古典新訳文庫、297頁。


ロシア貴族で、あのナポレオンによるモスクワ占領時(1812年)に、13歳という多感な少年時代を送ったプーシキン。

ロシア史上初のツァーリズム打破と農奴解放を目的とした武力闘争(デカブリストの乱)が失敗。深い失望の後、執筆活動そのものも直接、皇帝(ニコライ一世)の干渉を受けるようになる。

詩劇「ボリス・ゴドゥノフ」や韻文小説「エヴゲーニイ・オネーギン」などの大作を残す。

1937年1月29日(37歳)、妻の不倫を原因とした「決闘」で負傷し死亡。

物語そのものは、いずれも平易な文章で可もなし不可もなしでそこそこ楽しめた。

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