青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

コンサートチケットのお値段★今昔物語

2020-12-21 | 昭和・思い出は色褪せない

コンサートのチケットの値段は高いですか?安いですか?例えば2007年のエリック・クラプトンのコンサートは、約1万円でした。ポール・マッカートニーの2018年両国国技館では3万8,500円という値段にまで達しました。

僕行ったコンサートで、本当に高いと思ったコンサートがあります。

それはロッド・スチュアートの1981年5月2日・大阪フェスティバルホールのコンサート。1階S席(1番良い席)が6,500円もしたのです。当時これは高額でした。そんなにロッドは人気があるの?と思いましたが、会場の熱気は凄かったですね。特に女性ファンたち。

ちなみにその7年後の1988年にミック・ジャガーが日本で初めて(ソロで)コンサートを行った、大阪城ホールのコンサートが6,500円でしたから、如何にロッドのコンサートが高額だったかお分かり頂けると思います。当時は写真のように、チケットもしっかりした紙で出来ており、しかも蝶ネクタイのデザインと、凝ったものでした。

普通のコンサートチケットは、こういう感じ。この渡辺貞夫のコンサートは、「Lマガジン」という関西圏の情報雑誌で当選したものです。嬉しかった!この時交通費節約にと、阪急・京都河原町駅から会場である京都会館第一ホールまで歩き、あわや遅刻かという羽目になった覚えがあります。あんなに遠いとは思わなかった!

こういうチケットが、今やプレイガイド等での発券となり、どれがどのチケットかも区別が付かないし、文字も次第に年月と共に消えて行くようなものに変わって来ました。

高額なコンサートなのに、ありがたみが失われて行くような気がします。ファンにとってチケットって記念品なんですけどね。昔は印刷したチケット1枚1枚に税務署の検印をして・・という面倒な作業があったので、そういうことが時代にそぐわなくなって来たのでしょう。



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