青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

サンダーバード・秘密基地

2021-12-02 | こんな「モノ」ありました!

デアゴスティーニが何年か前に、「週刊 サンダーバード秘密基地」を発売しました!あれを見た瞬間、小学校1年の図工の時間を思い出しました。

僕は、この秘密基地を紙粘土で作ったんです。最終的には塗装もして、しかも本物の木を植えたりして、かなり出来の「良すぎる」ものを作りました。

しかし・・・先生は、「ただの」山を作ったと思ったのでしょう。いや、実際は粘土を丸めただけ、粘土板の上に置いただけだと感じたのかも知れません。

「他のお友達のように、もっときちんとした物を作りなさい」と言われました。山のいろんなところに、サンダーバード1号、2号・・と格納されているのに、それを見せて説明しても「今はマンガの話はしていません」と、ピシャリと言われて終わり。

「馬鹿・・・」って思いました。これが教師を嫌いになった最初の出来事だったと思います。(笑)

父兄参観日に、教室の後ろにズラリと粘土工作が並べられていたのですが、僕の作品は木を引き抜かれ、格納されている乗り物は全てフタをされて見えないようになっていました。それを見た母親が帰宅後「あれは何?」と。説明するのも嫌でした。最終的に絵具で着色して完成したものを、友人がとても気に入って「どうしても譲って欲しい」というので、彼にあげました。

驚いたのは、それを友人は中学2年の時にまだ部屋に飾っていたこと!その事実からだけでも、先生が馬鹿にしたほど出来の悪いものではなかったことが分かると思います。(笑)

教師は教師になった瞬間から個人事業主みたいなもの。若くて威張っていても、犯罪行為でもするか、父兄からの苦情でも出ない限り注意されない。だから子供に自分の意見を強烈に押し付けることが得意な人が多く、子供の言う事に耳を傾けることが出来ない人が多過ぎます。だから、日本の子供は自分の持つ能力が、なかなか開花しないのでしょう。言われた通りのことをする。これが求められ過ぎるからです。



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