酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

ラ・ラ・ラ!ラ・ラ・ラ!~ パトラッシュ!

2008-05-22 23:45:07 | のほほん日記系
昨日のハナシである。
久々に明るいうちに帰った。
家に帰ると、当然ご飯ができていない。
「パチンコでも行ってきたら~」
では、お言葉に甘えて・・・
実は先日、ムサシの剣で20連荘70kのマル勝ち。
酔っ払ったついでに嫁さんに5万円渡していた。
『どうせ持っていてもすぐパチンコで消えるから』
さて、意気揚々と出かけてみると・・・
『がーん、休みじゃん』
行きつけの店は休みで、閑古鳥の隣の店は開いていた。
『片休みで、出るわけないよなぁ^^;』
しかし、出かけてきたからには帰るのもなんだかなぁ。
客が激少ない中でも、ちょうど新台入れ替えで満席の台がある。
CRパトラッシュ2である。
旧作パトラッシュは東京で痛い目に合い、フェイスでリベンジ大勝したことのある台だ。
バクチ台の最右翼で、危険このうえないのでそれからは近づいたことがない。
〔まぁ、このところ勝っているからいいか〕
それが間違いだった。
1回も大当たりを引くことなく、●万円のストレート負け。
家に帰り、『昨日のお金返して』とは言えなかった。(ガーン!!)

今日は帰りが遅かったのだが、昨日の財布のカスを掃除するために^^;出陣。
『勝ってぇ~くぅるぞぉとぉいっさまぁしく~』
「はぃはぃ」嫁さんは期待度0%!返金なし(爆)
いつもの店の新台は・・・あの憎きパトラッシュ2だった。
なんとか空き台に座ると、17連、10連の大当たり回数である。
いきなりやる気が失せるが、他に空いている台もない。
『どうせ当たることはないから、さっさと終わらせて帰ろう』
普通パチンコするのに投げやりなのはいかがなものか。
ところが意に反して5k円札早々に大当たり。
『どうせすぐ終わるのだろう。多少でも勝てばいいか』
偶然M本くんが隣に座ったので、バカ話しながら適当に打っていた。
いつの間にか・・・
小当たりも多かったが、13連荘。ほぼ昨日の負けは取り返すことができた。
M本くんも早々にあたりを引き、『そりゃ今から爆発だね』とか2人で盛り上がっていたが。
私は当然勝ち!
M本くんはハズレ20%を1回で引いてしまい泣いていた。
【ザンネン!】
ところでギター侍の羽田陽区はどこいったんだろう。

ケミカルテロ大流行^^;

2008-05-14 18:44:53 | 技術系
また事件が発生したらしい。
博多からの帰り、TVのニュースで爆発事件が報道されていた。
最近の硫化水素事件といい、このところ化学物質を使用した事件が相次いでいる。
今回は・・・
〔紫の液体が爆発した!?〕らしい。
『紫?カメレオン使えばいくらでもできるが。素人っぽい初歩的な爆発物だけど・・・』
報道ではMEKと何かを混ぜて合成したとか言っていた。
たぶん間違いないと思うが、化学をちょっとでもかじった人ならそんなものじゃなく、もっと他の爆発物を作るだろう。
報道でも物質名は言わなかったし、こんなところに書くとバカが真似してもいけないので書かないが、昔の過激派やらが作っていた△■○酸爆弾よりずっと低レベルなものだと明言しておこう。
そういえば、学生のころ実習で試薬を間違ってしまい、偶然できた不安定極まりないあの液体・・・あの方がよほど危険だったと思う。
最近の化学テロは素人がネット情報を鵜呑みにし、簡単に実行してしまう。
化学テロをやるほうも少し勉強して人に迷惑かけないようにして欲しいが、テロに対処しようとする側に至っては本当に小学生レベルの知識しかないのが情けない。

はたしてDT125Rは生き返るのか?【その5 蘇生】

2008-05-06 22:20:46 | 技術系
GW最終日、早起きである。
何をするかといえば、セルフスタンドにガソリンを入れに行く。
早朝にガソリン、なんか変であるが人目をはばかることをするのである。
サンポール事件の前、ニュースを賑わしていたこと。
「ガソリンの取り扱いに注意してください」
そう、DTのタンクを持ってガソリンを買いに行くのであった。
どうせ、ガススタンドの兄ちゃんはバイクのタンクを抱えてガソリンを買いに来る客なんて見たことあるまい。〔普通はない^^;〕
変態扱いならまだしも、「携行缶でないと売れません」などという兄ちゃんに説明するのは面倒だ。
腐っても(本当に腐ってたが^^;)公道をガソリン満載で走っていいタンクなのだ、問題あるか!
人目をはばかったのに早朝のガススタンドは満車状態。今日はお出かけ日和のGW最終日なのだった(爆)
さて、車内でもガス漏れはなく良好良好。
バイクに取り付けるとなんとなく動きそうな気配。
おもむろに燃料コックをON・・・すぐにOFF
ダダ漏れである。ONもRESもコックからボタボタと染み出てくる。
こりゃコックのパッキンがいかれてる。
それでもキャブにはなんとかガソリンが来ているようだ。
第一段階OK、動脈硬化もなんのその。である。
ただ、ガソリンまみれの状態では危なくてエンジン起動はできない。
乾燥時間待ちでバッテリーを充電してみる。
このバッテリー水分30%、私の見立てではすでにご臨終である。
しかし、補充液に強化剤を奢って車に接続し充電・・・
15分後、ほんのりとも暖かくならない電池に見切りをつけた。
7.6V、鉛電池の化学理論を覆すような電圧で終わった。(泣)
『仕方ない、ブースターケーブルで繋ごう』
ブースターは危険だ。ガソリンの海に少しの火花で〔あぼーん〕である。
しかし、細心の注意を払いパイルダーオン(ぢゃないだろ!)メインスイッチONで無事Nランプ点灯。
電装系は生きているようだ。ギアも1速には入る\(^^)/
セル1発!・・・2発・・・【ブ、ボボッ!】
お、いけそうだぞ!3、4、5発・・・
『動け!動け!動けよぉ!』エバンゲリオンのノリ。
全く動く気配がなくなった。それもそのはず、燃料を絞りすぎて足らなかったようだ。
ガソリンがボタボタ落ちるのはひとまず見ないことにする。
VFの患者にAEDかますように(わからなかったら勉強してね^^;)セル1発!
『パラララ~ブォン!』
戻ってきた~!蘇生成功である。
こんなんでよく生き返ったもんだ。さすが単気筒である。
後は、割れた重要パーツを交換して、前後タイヤとオイル類全交換でなんとか動かせるだろう。

〔私のバイク安楽死基準〕
・タンクの穴あき(だって既に補修部品がないんです)
・キャブの故障(原因追求困難、新品は高いし)
・ギア変速不可(腰下修理は素人は無理)
・セル回転せず(電装系全部パーの可能性あり)

Kンドウさん、いいおもちゃをくれました。
おかげでGWどこへも行かず、パチンコでお金を減らすことなく(それなりにお金かかったが^^;)過ごすことができました。

はたしてDT125Rは生き返るのか?【その4 キャブレター】

2008-05-06 21:54:49 | 技術系
さて、灯油1夜漬けキャブはといえば・・・
灯油は汚れてきているが、ほとんど落ちていない。
歯ブラシでゴシゴシすると少し落ちるが、石灰化してこびりついている。
仕方ないのでジクロロメタンとトルエンの有害物質コンビで溶かし落とし、最後のこびり付きは精密ドライバーで掻き落とした。
(作業中に二トリルの手袋が溶けて破れてしまった、恐るべしトルエン)
ここは人体でいうと心臓である。
拍動にあわせて燃料と空気を混合して送らなければならない。
バイクの部品の中で唯一精密部品なのである。
ということで、細い穴がアルミブロックに縦横無尽に走っている。
その穴の径や形状は計算しつくされており、穴が大きくなったり、傷をつけてはいけない。
ところが、このキャブは細い穴という穴が全部詰まっていたのである。
ひとつひとつ貫通と清掃を続け、最後の最後に残った穴はエアーの通路である。
液体が通る穴はさすがにそれなりだが、空気の流量調整用の穴は肉眼で確認できないくらい細い。
正常な穴でもプッツンしそうなほど息を吹いてなんとか確認できるのである。
針ごとき突っついても針よりも圧倒的に細いので入り口しか突っつけない。
キャブの穴に通るのは荷札の針金しかないと言われるが、今時荷札なんてない^^;
いろいろゴミ箱(工具箱^^;)をあさっていたら、コネクタを切り取ったUSBの線が出てきた。
この線は単線〔ラッキー〕、しかも丈夫である。
ハイテク機器にも流用可能な武器があったのだ。
メイン、プライマリーはなんとか地金色まで紙やすりでこすり落とし、全ての穴を貫通させるまでに4時間はかかった。
【キャブを組み上げること3回、最後のネジで部品が残っているのに気づくのさ^^;】
バイクにキャブを取り付ける。
さすがにそこだけが浮き立つように光り輝いている^^;
〔他はまだドロドロってことね^^;〕
とりあえず明日はタンクにガソリンを入れ、エンジンをかけてみよう。

はたしてDT125Rは生き返るのか?【その3 サビ】

2008-05-06 15:02:09 | 技術系
GW後半3日目、朝方予定通りの雨。
ゆっくり目に起きだして、ガソリンタンクの様子を見に行く。
サビの分厚いところは落ちていないが、それでも銀色の部分が多くなっている。
サンポール漬けのタンクは穴が開くかも。
ちょっとビビリながら24時間経たずに排液。
原液ならコンクリートの流しが猛烈に泡が立ったはずなのに、薄めた液は泡も立たず色も全然変化がない。
最初はそう思った。が、ちょっとタンクを揺すってみたら・・・
『どへぇ』ジャラジャラ音がして、茶色い水が流れ出した。
サビサビ、サビの山である。
『しまった。こりゃタンクに穴が開いているかも』
ジャリジャリのサビを水流シェイクで落としながら確認する。
どうやら穴は開いていないようだが、サビを全部排出するのに1時間はかかった。
直後にドメスト原液攻撃。
顔に飛び散らないように気をつけながら、さらにシェイク、シェイク!
腰が痛くなるころ、水を満杯に張って中和完了。
30分後、水抜いてもサビの進行はない様子。
ようやく日の出てきた頃、門に立てかけて風乾。
まだ内面は濡れているが、サビ止めにマリン用CRCをたっぷり吹き込んでさらに1夜放置した。

はたしてDT125Rは生き返るのか?【その2 サンポール攻撃】

2008-05-04 22:17:49 | 技術系
「クサイ!どうにかして!」
朝、嫁さんの苦情で起こされた。
「何で馬鹿でかいバイクとかもらってきたの!」
どうせお決まりのお小言だから無視無視^^;
さて、今日はタンクのサビ取りに挑戦だ。
昨日色々考えた挙句、塩酸処理しかないと決定した。
タンクのサビ取り剤はバイク部品専門店にはあるらしい。
しかし、5千円するのと、効果がわからないのでパス。
基本的に趣味専用のケミカルは本来の価格の10倍はする。
車用品や熱帯魚用品、釣り用品などがその典型である。
効果についても誇大広告がまかりとおるのは「気のせい」を信じる人が多いからだろう。

塩酸は職場では簡単に手に入るが、GW中は一般用品から流用するしかない。
そこで、【サンポール】の登場である。
このところ硫化水素事件で悪評高いサンポール、果たして売ってくれるのか?
近くのドラッグストアには〔お一人2本まで〕で特売中だった。
おまけに特大1Lのを2本抱えてレジに行ったが何も言われなかった。
(サンポールを買う不審者には注意するよう通達されているのに^^;)

さて、無事サンポールも手に入り、サビ落としだ。
昨日の「JOY」を捨て、洗剤が残らないよう水でタンク内を洗う。
とんでもない量のサビ片(両手で掬ったくらい)を出し切った後、サンポールだ。
アルミ部品は溶けるから、燃料コック部分を外す。
中から出てきたのは、サビまみれのストレーナだった。〔これじゃ流れない訳だ〕
コックを分解すると2本の経路はベトベトのガムで塞がっていた。
『梗塞状態だなこりゃ、木の枝でも取れやしない』
キャブクリーナ(塩化メチレン)で溶かし落とし、コック部分は再開通した。

サンポール原液2Lをタンクに流し込むことに。
その前に、コック部品を外した穴をゴム板(100均)でふさぐ。
庭に落ちていた板切れにドリルでネジ穴をあけ、ゴム押さえ部品の完成。
サンポールを入れ、シェイク。すごい泡が発生している。(火気厳禁だな)
あまり強い酸だとタンクに穴が開きそうなので、水で満杯にし放置した。
時々覗くとタンク内に銀色の部分が見えてきている。
ただ、歯ブラシでこすってもガサガサの茶色いサビ部分はビクともしない。
ついでにサンポール2倍希釈にタンクキャップの部品を漬けておいた。
こちらはさすがに強力、サビは綺麗に溶けてしまった。
サンポール処理後は、酸が残って乾燥中に急激に錆びるらしい。
そこは廃液後に中和すれば問題ないだろう。
ドメストはNaOHが1%入っているので、これを使う。
ただし、次亜も入っているので【まぜるな危険】である。
それと、最後の乾燥中のサビを防ぐため、マリン用CRC6-66を準備した。
これは多少の水滴があってもOKの防錆剤なのである。

さてさて次はキャブだ。
DTのキャブは外すのにとても手間取った。
アクセルワイヤーに直接ニードルが固定されてキャブボディを外すにはニードルをはずす必要がある。
さらに、ラジエターからの循環水がキャブにも通っているのだ。
接続されたホース類は多数、スロットル部とフロート室もホースで繋がっている。
スロットルボディとフロート、メインジェットあたりはどろどろのベトベト。
これまた100均の麦茶用タッパーにキャブごと灯油漬けとなった。
混合気の経路は意外と綺麗だったので、リードバルブは取り外さなくてもよさそうだ。

さて、GW後半3日目は雨らしい。
しかしタンクが溶けて穴が開くのが怖いので明日も作業は続く。


はたしてDT125Rは生き返るのか?【その1 油汚れにJOY】

2008-05-04 21:09:55 | 技術系
GW1日目にバイクをもらってきた。
正確には「永久貸与。手放す時には自分に返却して」とのこと。
「まぁ、その時にはイラネというかも知れんが」
外見はそれなりだが、タイヤがひび割れており、アクセルが回らない。
が20年前のバイクだ、まぁそんなものだろう。

【YAMAHA DT125R '91年式 2st 125cc 20ps】
およそ20年前、レースで2stパワー戦争の時代があった。
GPのレースで排気デバイスYPVSを実用化し、王者SUZUKIから天下を奪い取り、その後ケニー.ロバーツにより3連覇を成し遂げた頃である。
このDTは一足早くYPVSを搭載し王者に君臨したモトクロッサーYZの血統を受け継いでいる。
ほとんど上位DT200の骨格を持ち、125にはオーバースペックな足回りを持つ。

さて、手始めにアクセルワイヤーを見てみよう。
グリップは回せどビクとも動かない。
手元をばらし、固まった古いグリスの除去とグリスアップ。
無理に引くと少し動くが、戻らない。
『こりゃワイヤー外してクネクネ揉んでみるか』
DTのアクセルワイヤーはキャブ方向とデバイス方向に分岐している。
分岐ボックスを分解し〔お、グリスは固まっているが錆びてない^^〕
それぞれのワイヤーを無理やり数回引く〔うーん、動きが渋い〕
やはりキャブのニードルが固着しているようだ。

仕方ない。キャブを外そう。
もちろんキャブの清掃は想定内の作業である。〔面倒くさいが^^;〕
残ったガソリンが漏れないようにコックから抜く・・・アリ?出てこない。
『カラ?』・・・違っていた。
ガソリンキャップが回らず、ハンマーで叩きながら回す。
『どぇーーー!カビカビみたいにサビている!』
タンクキャップもタンク内もケバケバ真っ茶色。
あと少しでボロボロに崩れそうな錆びた空き缶状態である。
『駄目だ、タンクを外して上から抜こう』
タンクには約2Lのシンナーみたいな茶色のどろどろが出てきた。
もはやガソリンとは呼ばない揮発成分の抜けたスラッジである。
逆さまにすると、10円玉大のサビのカケラがガシャガシャ落ちてくる。

『タンクもキャブも完全分解だな、こりゃ』
こんなんで、エンジンがかかるまで復帰できるのか?
吐きそうな匂いのタンクに「油汚れにジョイ」を1本突っ込みシェイク。
ガシャガシャ音は大量のサビである。〔とりあえずサビは明日考えよう〕
油溶かしのため、タンク満杯に水を追加し、一晩置く。

【この時点でGW2日目はタンクのサビ取りに決定した】

丁度ここでN山さんが釣りの待ち合わせに到着した。
「ガソリンじゃないですねぇ。エステル臭がする」
確かに酢酸エチルに酸っぱい匂いを加えて鼻に突くような感じだ。
水分と鉄サビで炭化水素鎖が酸化分解、エステル化しそうな気もする。


GW後半スタート(T_T)

2008-05-02 23:11:03 | のほほん日記系
GWの後半に突入する。
予定は、バイクをもらいにKンドウ邸へいかなければならない。
それ以外なし。

明日の満潮は早朝、釣りには最適である。
しかーし、今日は飲み会の予定が入っていたので、早朝からの出発は無理である。
飲み会の相手はM本くん。
昨晩突然行くことに決まったのであった。
男同士も寂しいだろうから、M本くんの好みそうな女子2名を誘う。
昼に誘ったにもかかわらず「OK」の返事だった。
M本くんに早速メールをした。
『今日は両手に花だぞ』
しばらくして返ってきたメールを見て意味がわからなかった。

「昨日呑み過ぎて二日酔いです。今日は行けそうにありません」

なんなんだぁ?
昨夜は自宅で飲んでるって言ってたじゃないか。
一人で飲んでヘベレケになったのだろうか?
女子に連絡したところ「じゃぁ、またの機会に・・・」

することもなくパチンコに行ったが、ヨン様もルパンも空いてなくて、春のワルツで25kストレートで負けた。
飲み会を断られた日は大負けするジンクスが確立されつつある。
全てM本くんの酒のせいである。
こんなことなら明日の早朝から魚釣りに行けたのに・・・
バイク取りに行こ。