酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

【大晦日】

2006-12-31 21:30:24 | のほほん日記系
本年最後のブログです。
ふりかえるといろいろありました。(あまり思い出せないくらい^^;)
親父の入院、交通事故、職場での顛末書、タバコすったくらいで厳重注意・・・
大変だったこと、イヤだったこと、バカバカしいことの連続の1年でした。
そんな中で同僚のMさんが笑わしてくれましたし、癒し系のお嬢様方の存在も元気の素となりなんとか頑張ってこれたと思います。
そうだ。そうだ。仕事上で『これでどうだ!』と無敵モードで突っ走ったこともありましたっけ。(数少ないですが)

さて来年はどういう年になるのか、もう鬼が笑う時間もありませんが、少なくとも『自身にとって無駄な年』にならないように頑張りたいと思っています。

皆様にとって、穏やかな新年が訪れますよう・・・


メリークリスマス!

2006-12-24 18:48:09 | のほほん日記系
【12/22】今日は飲み会。
若い衆のカップリングも目論んでいたのだが、残念ながら独身のほとんどは別の飲み会だった。(M君すまん・・・)
当日のメンバーは、全5名。フタを開けたら職場の美女ベスト2をセレクトしていたのは決して私の作戦ではない。(偶然偶然^^;)
楽しくおいしく過ごした後、若い衆に殴り込みをかけるべく電話をすれば「合流しましょう」とのこと。
いつもの店はさすがに満席で、仕方なく「オバちゃんの店」に行った。
全員ヘベレケ状態だったので何がなにやらわからない。
歌うやら他のお客さんが仲間に入るやら・・・
気づくと2時を回っていたのではないだろうか。
いやはや、このノリにオジサンはいささか飲みすぎてしまったが、久々の楽しい飲み会だった。
【12/23】撃沈。
さすがに昼までは動く気になれず、「たまの休日!」を主張した1日だった。
みんな無事だったのだろうか。
【12/24】クリスマスイブ
今日の予定は・・・嫁さん子供は、私を残し外出するらしい。
出かける前に命じられたこと。
・掃除機をかけておくこと。
・庭木を剪定しておくこと。
・下水マスの詰まりを直しておくこと。
言いつけどおり、掃除機をかけ、下水マスを調べた。
『お、パイプが割れているのではないようだ』
結局台所の油分が固着して詰まっただけらしい。
『仕事でも下水のフタ開けしてるのになんで家でもかなぁ』
なんとか流れるようになり一安心。
後は庭木の剪定だ。
実は先週やったのだが、北風が強く近所に木の葉が飛んでいくので途中で中断したままだった。
ゴミの回収が次の休みでは間に合わないらしいので仕方がない。
『うーん、木を切り終えてから料理をするのでは間に合わないかもしれない。』
ウチの嫁さん、出かけたら料理の時間に帰ってきたためしがない。
どうせ店で何か買ってくるに違いない。
食材を求めスーパーに行くと、クリスマス用に色々なチキンが並んでいた。
『クリスマスだからあえてビーフだ』
今日のメニューはビーフシチューとピザに決定。
下ごしらえをしながら、電気バリカンで「ジェイソン遊び」をすることにした。

【ビーフシチュー】
牛ブロック肉(今回モモ肉)600g
たまねぎ   2個
にんじん   3本
じゃがいも  4個
ニンニクの芽 1束(うまそうだったので)
マッシュルーム10個
トマト缶   2個(一部はピザに使用)
デミグラス缶 1個
コンソメ固形 1個
赤ワイン  300ml(残りを飲みながら煮込む)
バジル、塩、コショウなど

作り方(材料を炒めて煮るだけです。手順は企業秘密)

【ピザ】
冷蔵の30cmくらいのピザ 1枚
(そのまま具やチーズが乗っているもの)
たまねぎ、にんじん、ピーマン、ソーセージ等々
チーズたくさん

作り方
たまねぎ、にんじんをみじん切り、ソーセージなどお好みの具を適当に切る。
フライパンで炒め、トマト缶を入れ、少し煮る。
ピザにトマトソースを乗せ、ピーマンの薄切りとたくさんのチーズをかけて焼くだけ。
出来合いのピザでも数倍【まいう~】

この2品にパスタサラダとナゲットと骨付きソーセージで立派なクリスマスディナーが完成しました。
さてケーキは・・・?

近所の火事

2006-12-19 22:49:33 | のほほん日記系
ピロロ・・・仕事中に携帯が鳴った。
「お前んとこの隣々が火事だ。今燃えよる。知ってるか?」
友達から訳のわからん電話。
『はぁ?隣?燃えよる?ウチは?』
「今んところ大丈夫。東側の前に油屋やったところ」
『ウチは?西側の豆腐屋の空き家はまだあったっけ?』
「火が東に広がっているから、お前んとこは今のところ大丈夫」
『広がりよると?密集地だから広がったら次々やろうもん?』
「東隣には火が移った。その向こう側は道挟んでいるから何とかなるやろ」
『ウチの親父は何しよる?』
「おらんやった。お前んとこやけん消防団を手伝いよるとじゃなかやろか」
『また怪我するけん、見つけて連れ戻せ!』
「へいへい、探してくる」

ウチの実家は古くからの住宅密集地である。
小学校頃、おそらく地区で一番早く消火栓が出来た。
水のとれる川まで100m以上、皮肉にも今回火事になった家の前で発炎筒を焚いて消防訓練が行われていたくらいだ。

後で聞いたこと。
私の妹が3歳の姪っ子を実家に預けていた矢先の出来事で、慌てて駆けつけた時には既に全焼して隣を消火していたらしい。
風向きが西風だったにもかかわらず、姪は煙まみれで震えており、家に立ち寄っただけの妹も体中酸っぱい匂いが付くくらいだったらしい。
火を出した家は顔なじみの親父さんが焼け跡から掘り出され、延焼は離れていたはずの母屋から先に燃え出し、火に近い若夫婦の住む小屋も結局は燃え尽きた。
西側の豆腐屋の空家が最近取り壊されてサラ地になっていたのは幸いだった。
もし残っていたらいくら西風とはいえ、軒先1mもない豆腐屋にも延焼し、外壁が木板の輸入住宅である隣の家まであっという間だったろう。
ウチの向かいが消防署勤務なので近所の状況を良く知っていただろうから、延焼すれば大変なことになると思ったのだろう。
消防車を8台も出動させたがやはり水の確保に苦労したということだった。

ウチの親父といえば・・・
消火器1本持って駆けつけ、延焼した東隣の家から荷物を運び出そうとしたが、消防隊員に止められたらしい。
なんともできなかったことを悔やんでいたようだ。

子供の頃を過ごした近所の変わり果てた姿を見るのはなんともやりきれない。

ノロ&ゲーム機PANIC継続中

2006-12-17 18:25:05 | のほほん日記系
予定通り3週連続ノロウイルスの事件が発生した。
金曜日の夕方・・・事務所の忘年会直前にである。
今回はベストメンバーで臨んだので1時間程度で仕事を終了し、尾を引きそうなこともない。
私といえば、別の忘年会で楽しく過ごした週末だった。

次の日、土曜日。
新聞のチラシによると任天堂DSliteが販売される予定だった。
私はオークションの高値で2個確保した後も順調にパチンコ勝負に勝ったため、さほどの後悔もなく高みの見物である。
さて、どのくらいのパニックになっただろうか。
ネット上では「5:30現在間に合わなかった」とか「整理券が6:00に配られた」だとか、全国的にすさまじい争奪戦が繰り広げられていた。
トイザラスは大量入荷だが既に数百人は並んでいるとか、間に合わないからヤマダへ走るとか・・・・

ノロウイルスが猛威をふるう中、ゲーム機争奪戦では子供を連れた親が寒い中待ち続ける。
どちらにしろ冷静になれば実は大したことなかったりするのに、パニックその真っ只中の人は右往左往するしか術がないのだろう。
(DSliteならネット上では約1000円高で売れ残っているのに)
そんな私は、暇だったのでWii目当てに日曜日の開店前のヤマダ電機に並んでみたが、それでも幼稚園児連れた人が数十人寒い中で待っていた。
走りこんだ家族に店員は・・・【今日の販売はありません】
悲壮な顔で子供の手を引っ張り、次の店に向かう親たちの頭上に栄冠が輝かんことを祈る。
都市部では並んで買っている人の数十人は暴力団に雇われた【家がない人達】だったり、【中国人】だったりのようだ。
現に秋葉原では徹夜で並んで買ったばかりの中国人集団が、その店の横の路上で高値で売りさばいて店とトラブルになっているという。

私といえば・・・ポケモンのソフトを買って帰りましたとさ。
ついでにモラージュで圧力鍋と豚肉を買い、ホクホクのトロトロ焼豚を作って食べることにしよう。

【気になる語録】サンタクロース

2006-12-11 00:00:16 | ことば系
娘のプレゼントがやっと手に入った。
任天堂DSliteである。
これがどのくらい手に入らないかというと・・・
・ネット上で100台販売されると住所を入力する間に売り切れる。
・大手電気店では予約販売すら停止されている。
・オークションでは定価16800円より5000円高く取引されている。
クリスマスが近づき焦ってきているお母様方が多いせいか、オークションも商売繁盛だ。
良く見ると定価より高く買ったものをさらに高く売りつける「転売組」も暗躍している。
日本では自転車カゴから盗んだ学生が逮捕、米国では射殺事件も発生している。
私といえば、基本的にオークションの転売組は大嫌いだし、ネットを駆使し、電気屋巡りが日課になっていた。
ある日、同僚のMさんとパチンコに行き15000円GET!
『どうせアブク銭だし娘のためにオークションで確保しよう。』
考えたら電気屋巡りの時給のほうが高くつきそうだ。
運良くいい出品者にあたり、娘のためだということで送料をまけてもらえたので2000円の上乗せで購入できたのである。
さらに休日出勤の昼飯後の運動(球技?)で思いがけない4万円。
さてさて、自分にはどんなプレゼントをしようか・・・

クリスマスにはサンタクロース
実はプレゼントは女性しかもらえないことを知っているだろうか。
サンタクロース伝説の主人公セント・ニコルスは、3人の娘を嫁に出せない貧乏な父親を不憫に思い、その家に金塊を3個投げ入れたそうな。
偶然その金塊が3人の娘の靴下に入り、それが今の【サンタさんのプレゼント】のいわれとなったという。
ウチの娘をはじめ、嫁入り前のお嬢様方に幸あらんことを願う。

事件多発でウキウキ^^;

2006-12-09 20:15:24 | のほほん日記系
『何か事件が起きないかなぁ』
職場でこの言葉を出すとみんなが嫌がる。
当然である。予期しない仕事が増えるのは好ましいことではない。
しかしみんなの願いをあざ笑うかのように【事件】は起こるのであった。
先月から今月にかけて1日3件などというのが立て続けに起こり、新聞沙汰が2件発生した。かわいいもんだ^^;
たまたま学生さんから「この前の事件の時の様子を講義して欲しい」と要望があったので、【グループホーム壊滅事件】を解説してあげたのだが、その内容を一部紹介しよう。
A 第1報で出来るだけ聞き取る。2回目は連絡取れないかもしれない。
B 現地調査チームが到着するまで、相手に必要資料の作成を指示する。
C 方針決定幹部会議に直接の担当者(ヒラ)が参加する。
D 現地チームのリーダーを決める。リーダーは絶対必要。
E 現地のメンバーはその人の能力で選定する。
F 指令部(残留)チームのリーダーを決める。
G 現地で調査すべきことは行く前に決定しておく。
そんなことを偉そうに話した直後、事件が発生した。
今回の事件では・・・

第1報で聞き取ることができていないため、現地に行ってはじめて【想定外の大きい事件】であることが発覚。
Aが出来ていない。膨らむ妄想(想像力)=危機管理能力なのである。

現地からの情報で事件の概要がわかると、その電話ですかさず指示をしておく。→B
対応マニュアルなど開く時間があるものか。
当面必要なことを押さえておけば、後の細かいことは時間がかかってもかまわないのである。

Cは絶対必要である。Cに参加しなければ今後の方針に沿った動きが出来ない。
つまりCに参加した者が現地チームのリーダーにならなければならない。
反対に有象無象のヒラが会議に加わるのはムダである。

D→リーダーは現地チームのみんなに行動の指示をする。みんなで仲良く相談なんかしている暇はない。仕切るのである。
(俺はしたくなかった^^;しかし、「さてどうしようか・・・」という話をしてても始まらない。早く理解して決断したほうが勝ちである)

今回の現地チームは、私が勝手に役に立つ者を必要な人数で選定した。
役職は関係ない。必要だから必要なのである。→E

F→さすがに上司に向かって「あんたリーダー」とは言えない。どうするかというと、現地からの情報をその人に集めるのである。もちろん期待のとおり各部署にきちんと伝達され、司令部からの指示もきちんと返ってくる。
間違った人に情報を集めたら、司令部内にも伝わらない。人選は正直に(笑)

自分が取り仕切るつもりならば、現地チームのすべての「調査事項・必要資材・人の配置・状況変化による調査切捨て、追加調査」など全てを妄想(^^;想像)して頭に叩き込んでおく。
でないとチームメンバーに同時に指示が出来ない。

現地で最初にすることは、きちんと概要の説明を受けメンバー全員が事件の全体像を把握の上、各行動に取りかかる事である。
最悪なのはリーダーがメンバーに調査事項や方法を指示し、説明が終われば次のメンバーに、さらに次・・・最後のメンバーはずーっと待っているパターン。
全体像を各人が把握していない(教えてもらっていない)場合にこういうことが起こる。
メンバーが自分の基本的な行動範囲を理解していれば、全体像を知ることで自分の行動や重点を置くべき事項まで【自分で考えて】くれるのである。
事件は調査が進むにつれ、その表情を刻々と変貌させる。
前提条件から変化した状況を理解し、掘り下げるべきか切り捨てるべきか・・・
その変化に耐えうるのは、やはり【その人の能力】なのである。
決してマニュアルではない。マニュアルに「その調査は切捨ててよい」とは絶対かかれていない。

人選さえ間違わなければ事件解決に対しては必要十分の行動がとれる。
偉そうに書いてきたが、結局【人】なのである。