酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

腰痛い~

2008-07-14 23:05:37 | のほほん日記系
2月ほど前から腰痛くなってしまった。
正確に言うと腰が痛いのではなく、左尻の下半分から足先にかけてシビれ痛いのである。
酷いときには左足をねじ切りたくなる痛さ。
そう、椎間板ヘルニアに違いない。
「神経痛ですね」
〔そんなこたぁわかっとるわい〕
『椎間板ヘルニアですかね?』
ちょっとムッとして「そうかも知れません。」
(医者もたぶん・・・といっていたが、正確には詳細な検査が必要らしい)
「とりあえず、レントゲンも少し白くなってますね。リハビリに通ってください」
痛み止めと大量のシップをもらい次の日から病院にはいかなくなった。
適当に診て、3分で型どおりにリハビリの牽引。
やはり、整形外科は期待を裏切らなかった。
実は私はこれと同じ経験をしたことがある。
高校1年の終わりから3年の終わりまで椎間板ヘルニアで動けなくなった。
手術を勧められたが、約2年間、ほぼ毎日カルシウムの注射と牽引をしに整形外科に通った。
授業中、椅子に座れず、手で座面を支え、尻を浮かして授業を受けていた。
体育は2年生は全見学。
しかし、いつの間にか痛みに慣れてしまったのである。
痛いことは痛いが、耐え切れない痛みは我慢できるものになった。
その後、大学で山登りを始めることになり、50kgの重さを担ぎ先輩にシバかれたおかげで、筋肉が鍛えられたのか、痛みに鈍くなったのか、上手にコントロールできるようになり、普通の生活には支障がなくなった。
今回の痛みはまさにその時と同じなのである。
痺れは200m以上歩いたり、数分以上立ちっぱなしだとどんどん酷くなり痛みに変わる。
痛みを我慢していると足が冷たく感じるようになり、切り落としたくなるのである。
一度痛み出せば、座ってもしばらく苦痛だし、寝転んでものた打ち回りたくなる。
痺れが少ないときは座っているのが楽だし、寝転ぶととたんに楽になる。
さて、椎間板ヘルニアの病態もMRIの発達でだんだんわかってきたらしい。
椎間板の外周に亀裂が入り、内部のゼリーが飛び出すほど酷い場合は、食作用で数ヶ月できれいになくなってしまうらしい。
逆に外周だけの変形の方が治りにくかったりするらしい。
椎間板ヘルニアの手術適用は、歩けないなどの社会的に支障がある場合だという。
実はほとんどが保存療法で軽快するらしいのである。
そのメカニズムはまだ良くわかっておらず、痛みに鈍化したり、変形部に神経線維がなじんだりすることも考えられているようだ。
腰ベルトでなんとか我慢しながら、どうなることやら、今後が楽しみである。