酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

物は壊れる・・・〔買物その2〕

2021-10-02 13:35:21 | のほほん日記系

物欲が急に湧いたわけではないのだが・・・
登山靴を新調することにした。
職場のN山さんは
「近ごろ山登ってないじゃないですかぁ('Д')」
とかほざいてたが、それはそれとして。

現在の登山靴〔キャラバンC2-02〕
初心者向けトレッキングシューズの雄、キャラバンシューズの中でも異色の靴である。
この靴の前は、約10年ほどコロンビアの靴を使っていた。
重かったが丈夫でいい相棒だったのだが・・・
『山でクジラになっちまった(-"-)』
靴底が突然崩壊して完全に寿命になってしまったのである。

で、安くて機能満載のキャラバンシューズを5年使ったのだが。。。

『いくらGoreTEXといっても穴が開いちゃ防水もへったくれもないなぁ』

そろそろゴムも剥がれてきてるし。
そう、普通の人が普通にハイキングとして行く久住山だが、ガレ場が多く、岩ゴロゴロ。
初心者用のこの靴ではソールが少し柔らかすぎて岩角を踏む歩き方ができにくかった。
その後、少しハードなソール(曲がりにくい靴底)のマムートを買ってはみたものの・・・
高級ブランドのマムート靴は1回でダメダメだったし、安物キャラバンとしては十分元が取れたと言うべきか。
『雨の日は登らんけど、新しいの買ってもいいよね』
と自分に言い聞かせ・・・

買っちゃいました〔カラサワミスト・オムニテック〕。
前のコロンビアの靴底が硬くて久住山で気に入っていたので、またコロンビア。
コロンビアの中では「ハイキング」カテゴリーではなく唯一の「登山靴」である。
まぁ、本格登山靴メーカーではミドルクラスなのですがね。

現在のキャラバンC2履いて岩場で滑りやすかった靴底はキャラバンオリジナル。
ガスって火山灰泥と岩場の久住山では危険を感じる場面もあった。
通勤履きのサロモンのトレランシューズも、雨のスーパーの玄関先石タイルですらめちゃ滑る。

その点、こいつは「ビブラム・メガグリップ」なのだ。
信者でもないけど、実際ビブラムソールの安心感はありますだ。
さてと、まずは痩せなければ。。。久住山にのぼれない(-_-;)


物は壊れる・・・〔買物その1〕

2021-10-02 12:19:11 | のほほん日記系

気にいってた時計。

5年ほど前、東京帰りの機内販売で買ったSEIKOのクロノグラフ。
ANAオリジナルでいい感じの耐水革ベルトのソーラー時計である。
しかし、あまり腕時計を着ける習慣がないのでバッグに入れっぱ。
いつしか止まっていることが多かった。
『えーい、たまにはフル充電しとこ』
と、車のダッシュボード上で数週間放置・・・
これがいけなかった。
真夏のダッシュボードの高温で不具合が発生したのである。
現在、充電池交換してもストップウォッチしか動かず、
動かないはずのアラーム設定時計がなぜか時を刻んでいる。
(-_-;) こりゃ熱で狂ったな。

私の第2時計、カシオのスポーツ

気圧高度計と温度計のTWINセンサーモデルである。
こいつは現役バリバリなのだが、いかんせんオモチャっぽい。
『いい年こいたオッサンはまともな時計が欲しい・・・』

できればSEIKOの時計、できれば200m防水、できればチタン製。。。
で探してみるとSEIKOはもはや世界の高級時計と化していた。
自動巻で6万・・・いやチタンだと10万以上するのか・・・
『ムリムリ、スマホの時計で間に合うのに見栄えだけにそんなのムリ』
それに最近のモデルはソーラー主流で、電池式はピンとくるデザインがなかなか見つからない。
ならば、ということで・・・

もちろん中古品です。(きれいだけど1995年製造の28年物)
もちろんヤフオクです(ちゃんと整備電池交換してあるけど28年物)
もちろん総チタン製です(28年物だけど・・・以下省略(@_@))

ということで『いい仕事してますねぇ』
この時代のSEIKOのダイバーウオッチはいい。

昔々SEIKOダイバーを高校入学の時オヤジに買ってもらった。
「毎日自転車で通うから防水がいいやろ」と。
10気圧防水のごつい時計は西村時計店で3万なんぼして『すげぇ』と思ったのを覚えている。
その時計は北アルプス立山連峰の暴風雨で水が入って壊れたけれど。
それからなぜかSEIKOダイバーには縁がなかった。

今回のこいつはそれより高級なSEIKOの誇るメカ、AGS(キネティック)だ。
自動巻のメカで発電しクオーツ時計を動かすという。
海外のマニアに人気のSEIKO独自の機構なのだ。

しかし時計マニアも鉄ちゃんに匹敵するくらい異常なディープさである(-_-;)
インターネットもない1995年当時のカタログをネット上で探せたのである(@_@)

6月発売予定の価格53000円とな。
それから28年の時を刻み続け、ヤフオク約1万円なり。
(ちなみにeBayでは傷ありでも3万円以上で取引されている)

【追記】高校入学の時、オヤジが買ってくれた時計を探してみた。
    当時自慢だったので忘れもしない、これだ!

40年以上も前になるのか・・・(遠い目(@_@。)
当時の腕時計はクオーツの薄型になればなるほど高級で、デジタル時計が出始めた頃。
ちょっと分厚い防水時計は不格好だったがお気に入りだった。
現在はクラシックSEIKOとして海外で絶大な人気のようだ。
参考にさせてもらった年代カタログは海外のマニアのブログから。
ヤフオクでは回転ベゼルが固着していても2万程度の値がついていて、
純正バンドのものは58000円なる値段で落札されていた。
確かに両回転ベゼルだったので、新品当時でも回すのにめっちゃ堅かったのを覚えている。
(それはダイビングの時、潜水経過時間がずれる危険がないようになのである)
その後、今回買ったような逆回転防止ベゼルになったことから、軽いクリック感で
回るように作られるようになったのである。