酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

さかなの食し方

2007-04-30 09:21:47 | のほほん日記系
昨日釣った魚たちは食べなくてはならない。
キスは大きい方からさばかれていき、4匹は塩焼きになった。
イシガレイは皮をむき・・・『か、硬い!』
カワハギのようには皮を剥げないようだ。
これは定番、カレイの煮付けに決定。

【カレイの煮付け】
だし昆布 一切れ
しょうゆ 大さじ3
みりん  大さじ3
砂糖   大さじ1
酒    2カップ
しょうが 一片薄切り
カレイ  1匹(しか釣れなかった^^;)
カレイには背中に×印に切り込みをいれ、
強火で10分ほど煮る。弱火で長時間でも味は染みない。
味を染み込ませるには夜煮て一晩置くとよい。

さて、残ったキスをどうしよう。
ゴールデンウィークの夜に誰ももらってくれない。
仕方ないので、干物にすることに。
木綿糸しか見当たらなかったので、それで適当にぶら下げる。
幸い昨晩も今朝も天気がよく、夜中に見張っていたがハエもまだいないようだ。
はたして、うまいのかどうか。
太陽の紫外線で殺菌された一夜干しは日本人の知恵である。
〔干物を狙っているのはハエや猫やカラスではなく、ウチの犬かも知れない^^;〕

初夏のキス釣り

2007-04-29 11:42:56 | のほほん日記系
4:30起床、5:00集合
今日はN山さんとお約束のキス釣りの日だ。
下の娘を起こすが、これが寝起きが悪い。
起こすと怒るし、起こさないでおいて行くと怒るから始末が悪い。
(寝起きの悪いのは絶対に嫁さん譲りだ)
予定より10分遅れて出発したが、有田陶器市行きの県外車がもう走っていた。

空は白み始め、1時間半ほどで唐津に到着した時には陽も高くなっていた。
天気は快晴、風もなく絶好の釣り日和だ。
2,3回投げるが今ひとつ・・・
まだ季節が早いのか?こりゃ本気でかからないと坊主かもしれない。
と、ゴツ・・・あわてて合わせるがビビッとしたキスの手ごたえはない。
期待もなくリールを巻いていくと途中からなぜか竿が重くなった。
『ありゃ、海草にでもひっかかったか?』
ズルズル引くが、ぼろ雑巾でもかかったかのように重い。
『海草か、ヒトデか・・・ナマコかも』

手元にきた仕掛けの先には、なんと季節外れの〔カレイ〕がかかっていた。
まさに雑巾である。カレイは引きが強いというのだが、なんの感動もなく根掛かりしたような感触で、今年初めてのカレイを釣り上げたのである。

私の自慢すべきはその1匹だけで、あとは中くらいのキス数匹。
一方N山さんは大物キスを次々に揚げていく。
私は〔くっそー、小物ばかりだ〕と思い、N山さんは〔カレイ釣れないかなぁ〕と悔しがっていた。
これぞ、ないものねだりと言うのだろう。
ところが、そのN山さんの竿が突然大きくしなった。【つづく】

キス釣り【外道編 ^^;】

2007-04-29 11:00:00 | のほほん日記系
「これはでかいですよ、キスじゃないかも」
N山さんの硬い投げ竿が、グニャリと曲がるくらい引いている。
「こりゃ30cmじゃきかないかも」
『小さいキスがかかったのに海草がくっついてきたりして』
私は悔し紛れにイジワルを言う。^^;
「んーなんか変ですねぇ、そんな感じかも」
N山さんのリールはすぐそこまで巻かれていた。
何じゃぁ?
確かにキスは1匹かかっていた。
しかし別の針には得たいの知れない物体が・・・・
それは、突っつくと紫色の液をぶちまける【あめふらし】という不気味な生物だった。
ウチの娘は「ウミウシ、ウミウシ」と喜んで突付いたり足で蹴ったり・・・
N山さんの本日の大物は、写真のアメフラシだったことは言うまでもない。
いくらなんでも、これを食う気にはなれないので海に帰っていただいた。

恒例行事の畑仕事

2007-04-28 22:15:38 | のほほん日記系
ゴールデンウィークの初日は晴れた。
この時期は例年のごとく、畑作りだ。
〔ウチの嫁さんの額のように狭いが〕一応家庭菜園なるものを毎年手がけてはいるが、なにも野菜が食べたければスーパーで買ったほうが安くておいしい。
なぜなら、6月ごろには雑草がはびこり、収穫するにも蚊が多くて畑に入るのが億劫になるからである。

今年は雑草の対策をしよう。
農家の畑は「マルチ」と呼ばれるビニールが張られている。
『これだ。きっと雑草はビニールの下で止まり、野菜だけが地上に育つ』
苗を買いに行ったホームセンターで〔特価品〕と書かれたマルチシートを買い込んできた。
畑を耕し、マルチを張り(本当に適当に^^;)穴を開けて苗を植えた。
『うーん、いい感じ^^』
写真のとおりの畑を眺めながらビールを飲む・・・

その夜、ネットでマルチの張り方を探してみた。(おいおい、先に調べろよ^^;)
ガーン!
雑草防止は黒マルチで、透明マルチは気温の低い時に使うんだって。
そりゃそうだ。透明なら光が入るので雑草は生えるだろう。
ビニールで雑草が押さえられているから茂らないのかと思ったのだが、透明だとマルチが持ち上がるくらい生えまくるらしい。
『だってウチは米しか作っていないですから~!残念!』
ギター侍のまねなどしていないで、明日にでも黒を買いに行こう。

教育格差?

2007-04-22 22:05:12 | のほほん日記系
先ほどブログを書きながら、ふと思いよぎったことがある。
ヒンシュク買いそうなのであまり声高に言ったことはないが、時々考えていたことを書いてみよう。
以前、会社でかわいがってくれた上司の言葉
「俺も今思えば3流大学でも行っとけばよかったと思うよ」
彼は九州でも優秀な工業高校卒業で、推薦で進学するか就職するかで迷ったという。
結局、親に車を買ってもらうという約束で地元に就職したのである。就職自体も決して悪い就職口ではなく、我社は給料も良かったらしい。
これを聞いて私はどう感じたか?
『行っとけば良かったなんて選択肢は私にはなかった』
大学に行くことは小学校くらいから薄々"当然"のことであり、モノゴコロついてから大学に行くことは当然の予定だった。
同じように職場の短大卒の姉ちゃん(彼女は家庭の事情で浪人する余裕がなかった)も私に同意した。
「行こうか行くまいか」という選択肢は少なくとも「大学に行った者」にはなかったのである。

つまり、私たちの時代ですら〔大学に行く行かない〕は決まったことであり、子供が選択するものではなかったのである。(おそらく過渡期だったと思う)

では、現在はどうか。
娘が小学生の頃、私の中学の同窓会でオバサンになった同級生たちが、
「私たちの頃は70点取ったら喜んでたけど、今は70点で出来ると思っていたら大間違い、クラスの半分以下だよ」
と〔私達の頃と時代が違う〕〔塾にいかんと取り残される〕を話題にしていた。
その時はこっそり『あのな、70点とか取ったことないぜ、それはあんた達だけ』とどこ吹く風で塾反対派だったのだが、今日の塾の説明会でちょっと考えが変わった。

おそらく「大学か就職か」が選択肢だった人たちが親となり、自分の子供には「大学に行って欲しい」と、他の選択肢を与えないのだろう。
(きっと私達の親世代がそうであったように。)
塾のあの話で洗脳されるような"お母さん方"は1世代ずれていることに気づいてはいない。(それなりのお母さんなら"洗脳"されることはない。落ち着いて自分の子供を見つめることができるだろう)

塾の説明会で"洗脳されたお母さん"は自分の子供にあの話を実行させるのだろうか?それは無理である。別に頑張らなくてもそれなりの子供がいることが到底理解できまい。
(元々出来る子がもっと上を狙うためなら猛勉強も賛成であるが)

私達の世代がおそらく「経済的家庭の事情」で進学をあきらめていた世代の末端だと思う。
私達よりもっと前の世代が親であれば、家庭の環境によらず『とんでもない優秀な子』が突如として出現することがある。
しかし現在では、ほとんどの場合『蛙の子は蛙』、ちょっと頑張って『アマガエルの子がトノサマガエル』程度なのである。

この頃の受験事情

2007-04-22 21:05:55 | のほほん日記系
今日は塾の説明会だった。
娘ももう中3、受験生だ。
「1回くらいは行ってきたら?どこもお父さんが来てるらしいよ」
と嫁さんに言われ〔そんなん行かん〕とも言えず、家庭平和のためにお父さんは雨の中を朝から出かけたのであった。
まぁ、さすがに塾の先生だけあって話もまぁまぁ引きつけるものがある。
しかし・・・
「受験の時は1秒もテレビを見てません。1日12時間の勉強をすれば誰でも絶対合格します。そりゃキツイです。でも必ずできます。私自身ができたことだから言うのです、やってないことは言えませんから!」
〔まぁ、いいけど。それって自慢にもなんにもならんと思うが・・・先生!〕

後ろを振り向いて見ると、100人以上のお父さんお母さんが頷きながら聞いている。こりゃ、"洗脳"された親がたくさんいそうだ。
ウチの嫁さんに聞かせなくてよかったと真剣に思った。

〔高校受験の時に勉強した覚えはないけどなぁ。だから私はこれくらいにしかなれなかったんだろうけど、皆さん最後は東大でも狙っているんだろうか?〕
有名私立ならともかく、そこらの県立高校は『程度に見合った子が入る』じゃいけないんだろうか?
幸い私の周りには、おそらく頑張らなくても適当に勉強が出来た人がたくさんいる。
そやつらはきっと〔ヒラメキ〕だけで十分対処してきたはずなのだ。
(さすがに東大に行った奴は全く違ってて"変"だったが^^; あれは素質だ)
親は自分の程度を考えて子供の能力に期待したほうがいいと思うんだけど。

そうそう、塾の卒業生でラサール行った子の話〔間違いなく旧ボスJrの話〕も出てきて楽しかったが、この話をすると旧ボスが暗くなるのでやめとこう。

プログラミングのすすめ

2007-04-19 20:38:39 | のほほん日記系
ブログも書かずになにをやってるんだ!
とお怒りの〔数少ない〕読者の皆様、いかがお過ごしでしょうか?

今、私が何に一生懸命なのか・・・
それは、久々の二束三文ソフト作成である^^;
VB6やVC++の開発環境は慣れてるが、新しくVB.netを手に入れたので遊んでいるのだ。
(VB等だとOSのバージョン〔正確にはMFCのバージョン〕に依存するので個々の対応が面倒だったのである)
.NET Frameworkという動作環境はWindowsだけに縛られない先進のアーキテクチャだが、これがために全く違う言語と化しているのである。
やりたいことは数々あるが、腕がついていかない。
ならば、とりあえず小物から手をつけることにした。

【きっかけ】
職場ではメールでのやり取りが市民権を得ている。
メールの最大の良さは、電話と違い〔相手の都合を思いやる〕いかにも日本人的な奥ゆかしいシステムであることだ。
しかし、最近の若い者達(某S県知事等)は強制的に送りつけられる携帯のメールが当たり前だと思っていらっしゃる。
(技術的にはプッシュシステムという^^; 押せ押せなのだ)
携帯のメールは留守番電話のテキスト版なだけで、相手の都合を考えない。
すぐに読むことを期待して送られるのである。
このような環境なので、職場のメールは頻繁に読まねばならない。
読んでないと、【対応が遅い】と怒鳴られるのである。

『じゃぁ、強制的に読ませてあげようではないか。今すぐに!』
ということで、職場の全職員のPCに強制的にメッセージを表示するプログラムを作っているのであった。
相手がPCで作業中だろうが何だろうがメッセージをポップアップ表示する。
〔了解〕しない限り強制的に一番上に表示されるので、作業を中断し読むしかないのである。
(最小化も作業ウインドウの下に隠すことも拒否する、じゃまで仕方のないメッセージを表示するのだ!)

これが何の役に立つかというと、緊急時の一斉通報に役に立つ。
職場メールだと相手の意思で開かない限り周知されない。(プルシステム)
それでは間に合わない場合、最悪は館内放送という手があるがそれができない場合もあるだろう。

ということで、〔Share Of Emargency Warning〕System
名づけて【SOEWS(緊急情報共有システム)】だ。
近日リリース! ご期待よろしく。

さかな3題【その3】

2007-04-08 23:41:12 | のほほん日記系
「いつも休みの日はゴロゴロして!」
怒られた^^;
誰に・・・嫁さんに決まっている。
「畑か芝生の草むしりでもしたら!」
『んー水槽でも掃除しようかな』
「水槽って、コケしか見えん水槽なんか捨てろ!」
『ほったらかしでも水はキレイだし、このコケで安定した生態系になってるんだ。グッピーも餌なしで増えているし・・・』
「グッピーなんかコケで見えんやん!人が見たらドロドロのコケを飼っているようにしか思わん!」
ということで・・・水槽掃除の一日でした。ちゃんちゃん。
でも安定した水槽をいじるとバランス崩れて水が汚れるんだよなぁ。
〔そろそろまたエビを飼おう〕

さかな3題【その2】

2007-04-08 23:30:14 | のほほん日記系
3月も終わりの頃・・・
ウチの親父の入院以来〔何か親孝行を〕と思っていたが、旅行には来ないというし、釣りに誘うことにした。
私と2人で行っても仕方ないので、ウチの娘と甥っ子を連れて行くことにした。
甥っ子は「行く行く^^」
よしよし、これで親父を誘ってみよう。
『日曜日にニジマス釣りに行かないか?』
「日曜は旅行にいくから駄目」とウチの親父。
なんじゃそりゃ・・・まぁ、いいか。
甥っ子が楽しみにしているから連れて行くとしよう。

しかし、春の天気の移ろいは早し。
急に日曜日に雨が降るという予報である。
娘に『土曜日に行こう』と言うと、
「友達と遊ぶ約束だから駄目」
『でも日曜日は雨が降るよ』
「じゃ、行かない。土曜はムリ」〔クソォ、手に負えんガキだこと〕
甥っ子に電話すると土曜日でもOK、楽しみにしていると言う。
仕方ない、約束したからには甥っ子と2人で行こう。
・・・と、電話が鳴った。
「土曜に行くって?土曜なら俺もいこうかな」
甥っ子が知らせたらしく、親父からの電話だった。
『あんた、旅行じゃないとね?』
「あぁ、バァさんの姉弟一同との旅行だから釣りの方がいい」
『なんじゃそりゃ』
まぁ、写真のとおり孫と楽しく過ごせた親父でした。


さかな3題【その1】

2007-04-08 23:10:04 | のほほん日記系
3月1日、釣りの師匠N氏が尋ねた。
「まさかよよよさん仕事休んでないですよね?」
同僚(当時)のMさんが答える。
「休んでありますよ。それが何か?」
「え゛~、こっそり一人でヤマメ釣りに行ったんだったら、〔二度と釣りに誘ってあげません!〕と言っといてください」
ご承知のとおり家族サービスでTDRに旅行してたのですが^^;
翌週には誤解も解け、Nさんと釣り上げた今年のヤマメでした。


職場3日目の感想

2007-04-04 21:37:18 | のほほん日記系
新しい職場、3日たった。
【1日目】
 何をしていいのかわからなかった。
【2日目】
 とりあえず一定規模の事件通報が発生したら、調査方針を決定する社内幹部連中全員の会議を招集することを提案した。
 しかし・・・うちの課長から「んー」と快くない返事。
 集まりなれていない連中が〔当然のように集まる〕ようになるための訓練だと思ったのだが、道は長い。
 事件が発生しても担当部署でその重要性を判断せよというのか。
 判断の責任は担当部署がとれというのか。早急な対応の裏側には数多くの「空振り」は当然であるのに。
【3日目】
 休日の連絡先を担当まで含めるように提案。
 これも「休日に担当まで業務体制を命令することはできない」との意見。
 そもそも、課長以下2名の、それも〔自宅〕の電話しか登録しないで、その連絡人は家から出ることもできないことを強要するのか?
 それとも、つながらなくても〔仕方ない〕とでもいうのだろうか?
 社内の誰にでもいい、外部から連絡が届くことが【絶対】に必要なのである。
 誰かが知りえれば後はなんとかなる。つながらなければ【何も始まらない】のである。
 『はぁ?連絡が入らないのに危機管理の何をするんですか?』
 『連絡人だけが1年中重荷を背負うんですか?』
 『緊急通報は緊急だから緊急なんです(わけわからん^^;)』

リスクの分散と確実性。
私の最初の仕事は、この〔平和ボケした人達〕に危機感を叩き込むことかもしれない。
幸い、各係長に勝手に協議をしたところ私の意見にほとんどが賛成回答だった。
当たり前だ。平和なのは〔ここ〕の人たちだけなのだ。
現場の人たちは十分な危機感を持っている。