酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

ザックを新調したよ

2015-07-27 17:40:45 | のほほん日記系

先日の台風一過登山で『まだまだいけそうだ』と”過信”した私(-_-;)
愛用のミレーのザックの色が陽に褪せて、薄汚くなっていることが気になりだした。
『こりゃ、あまりにミットモナイ』
全く実用に支障はないのだが(というより背負いなれてて気に入っているのだが^^;)新しいものが欲しくなったのだ。
最近のザック(ミレーやらオスプレーやらモンベルやら・・・)色々調べてみるが、実物をみないとよくわからん。

こんな時はヤフオクだ。


おりょ?  Jack WolfSkin?
あの足跡「ポーマーク」で有名な・・・
というより一昔前にスキー場で大量生息していた・・・
あのジャックウルフスキンのザック?!

えぇ、ミーハーな私は落札しましたさ!
・・・届いたのは、ロゴは寸分違わぬ「全くの偽物」でした。 orz...
ザックの作りも機能もよかったのですが、チャックやバックルが全く違う。
それに、40-45Lって書いてあるのに、おそらく35L程度しかない。
こりゃ山じゃ使えませんので、甥っ子にあげました。
(こんなザック、合宿でもないと使わんよなぁ^^;)

ヤフオクはもう(中国韓国系の)コピー商品がほとんどを占めており、ちょっとでもブランド物はダメ!
あきらめて、安いザックをamazonから仕入れることに。
この時点でミレーやらの一流品は考えないことに。
(本気で行くんなら今のミレーを使えばいいし、人と行くのにみすぼらしくないザックを・・・)

じゃーん!(死語^^)

買っちゃいました、アコンカグア( ゜Д゜)
アルゼンチン系の人が日本に立ち上げた、怪しげなブランド。
これがドイターというドイツのザックブランドの製品にそっくり。
ネットでの情報も少なく、評判もそこそこ。

チャックもYKK!
決してYRRやらYKRやらではない。(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
(中国コピー商品はマジメにYRRだったりする)

新旧対照^^;
くたびれた旧ロゴマークのミレーの方が横幅が広い。
実際、両方とも寝袋を入れてあるのだが、アコンカグアは入口が狭く荷物を入れにくい。
生地はアコンカグアも厚手の600Dポリエステルで問題ない。
作りも粗悪品の雰囲気はなく、丈夫に作ってあり、縫製もきちんと整っている。

底部分はミレーの勝ち!
なんせ、PVC生地で絶対防水である。
今どきはこんな重くなるような構造は見ることができないのじゃ?
アコンカグアのベルト類はミレーに比べると薄くてフニャフニャ。
(このミレーのようなゴワゴワのベルトは、今やどのメーカーも使ってないようだが)

で、背負いごこちもナカナカいいのだ、このアコンカグア!
さすがに現代のザックと言えるのかもしれない。

しかーし(-.-) 気になる点が一つだけ。
かつぐための基本、ショルダーハーネスと腰ベルトが・・・

薄い・・・

比較にならんくらいに。。。

おりゃ、登りのゼイゼイハァハァいう場面では、腰ベルトを手で抑えながら歩く。
このザックは構造的に無理である(-_-;)
こりゃ、近いうちに試し歩きをせにゃならんな。


リハビリ登山 その2

2015-07-18 22:32:37 | のほほん日記系


夜明け前・・・おもむろに起きだす。
夜中に何台か車が到着してた。
3時頃について、ご来光見にそのまま登って行った人もいたようだ。
でもねぇ、前日に雨降って火山灰のまっ黒ドロドロの道を懐電で歩きたくないな。
『おりゃ今回はヒザと腰のリハビリ登山だしぃ』

と言いつつ、周囲が見え始めたので朝霧の中を歩き出す。
『おりょ?まぁまぁいい感じかも』
今回はヒザ予防の両足サポーター装着(100均^^;)短パン仕様だ。
いつもなら『ゼイゼイ、ヒィハァ(;゜Д゜)』な展望台までの登りも、この余裕。
ちなみに石ころで岩の上に固定したスマホのセルフタイマー撮影(笑;)

牧ノ戸コースは最初の直登がきつい。
ここ、なんとか山^^;まで登れば、あとはアップダウンの散歩道である。
もっと高山植物の花が咲いてるかと思ったのだが、白いのはアジサイの「木」

出発からガスは出てたですよ、確かに。
でもね、ここまでひどくなると前が見えん!
知った道だからいいけど、全く地図は役に立ちません。ハイ。

今回の山行は、ヒザが壊れないか確かめに「星生山までピッと行ってピッと帰って来よう」がテーマだった。
それなのに・・・久住別れの避難小屋 _orz_
確かに〔星生山こっち→〕の立札はありましたよ。
でもね、ガスが濃くって景色は「真っ白」
『も少し先に、もう一つ登り口があったよなぁ』
と思って歩いてたら久住別れまで来てしまったってわけで^^;
(をぃをぃ、それを道迷い遭難っつーんじゃ?)
『えーぃ!ここまで来たなら仕方ない、久住山まで登っちまえ!』
国立競技場建設なみに、もう当初の計画は”白紙撤回”だ。
ヒザが調子悪いから久住山までは不安で、それで半分の距離の星生山までにしたんじゃないの?

久住山から下りてきた人とすれ違ったので聞いてみた。
『山頂もガスってます?風強いですか?』
「ご来光も5秒くらいガスが切れて、あれかな?って感じ。風は強くないですよ」

山頂まであと5分、向うにうっすら見えるのが山頂だ。
『息がしやすいからいいけど、やっぱガス・・・だよねぇ』


しかーし!!!

私の日頃の行いはいいのだからして・・・
山頂に着くや否やガスがパァーッと消えていく。

いつもより近くに見える阿蘇連山。
左からガタガタの根子岳、おっきい高岳、奥には噴煙吐き出す中岳^^
それに、絵にかいたような雲海。

人がいないので、山頂でゆっくり朝飯食ったりタバコふかしたり・・・

さすがに寒いのでオーロンのセーター着込みました^^;

三俣山もちゃんと漢字の「山」に見えるし

九州本土最高峰の中岳も「あ、誰か手を振ってる!」

【おまけ】

N山さんの大好きな山ガール。
なんでもスカートとタイツに「そそられる」らしい (-_-)/~~~ピシー!ピシー!

ところでリハビリのヒザはどうなったかって?
チョー痛い!です(-_-;)
やっぱ、78kgを筋肉で支えきれなかったようで下りがどうしても痛くなる。
体重減らさないとムリッポですね。
100均サポーターの効果は抜群で、ある程度は軽減できます。
スポーツ用のサポーター(約3~5000円)を非常用で持っていけば安心かも。
最初からスポーツ用じゃ「歩くのにじゃま」なので念のため。


リハビリ登山 その1

2015-07-17 22:24:08 | のほほん日記系

近頃、またデブになりつつある。
それに、階段を上り下りする職場なので心なしかヒザが痛い。

『久住にでも挑戦するかぁ!』
3年前、N山さんと行ったきり山にはご無沙汰。
毎回ヒザを壊すので、ヒ~ヒ~泣きながら下らないといけない。
『おっしゃ、逆療法じゃー』

その話をすると、N山さんが
「いいですねぇ、久しぶりに行ってみますか」
行く気分が盛り上がればすぐに行かないと気が済まない私。
『台風来てるけど、夜には通り過ぎるから、翌日は晴れ!』
台風を3日3晩追跡しながら、そう読み切った。
行くなら金曜夜泊、土曜速攻で昼には家に到着。。。
「あ、土曜日曜は子供の中体連・・・」
『でも、月曜は天気悪くなる予報だよ』
あえなくN山さん撃沈。
ま、今回は体力的に人についていく自信ないから「単独行」ということでいいや。

あとは、台風の行方と山の天気だ。
木曜日の朝 『んー、牧ノ戸駐車場あたりの標高1400mで金曜21時の予測風速19m!』
木曜日の昼 『んー、風速18m』
木曜日の夕方『んー、風速13m・・・』

誰もいないガスった駐車場の暴風は体験済み。
車はゆれるわ、一晩中ゴーゴーうなるわ、物が飛んできて激しい音がするわ、チョー怖い。
風速10m以上なら行くのやめとこう。

金曜日の朝 『お?風速7mの予測、いけるかも』
金曜日の昼 『風速6m…ムムッ』
金曜日の15時『山の準備してないので帰りまーす^^;』

「え゛ーーーー行くの? ホントに? 遭難するよ?」と所長
それもそのはず、外では15m以上の強風が吹いていたのだから。
『今日の夜さえしのげれば、明日は晴れどぇーす。台風一過^^』

バタバタと荷物を積み込み、家で晩飯のソーメン食べて・・・

しゅっぱーつ!

高速は強風注意!で、サービスエリアもほとんど車がない。
ひょぇー、雨降ってきたし^^;
山に入るとガスで真っ白!
調子コクと崖に突っ込みそうになるので、慎重運転。
『牧ノ戸もガスやろーな。嵐じゃなけりゃいいけど・・・』

ところが、長者原の標高1100mより上に登っていくと、急にガスが晴れた。
予定より遅れて21時着。
牧ノ戸峠の駐車場はそよ風^^ 
季節外れの(ここじゃ季節か)ホタルが飛んで、星も見えてる。
気温14度、それほど寒くもなく外でタバコを一服(^。^)y-.。o○
ただし、ほかの車は1台しか泊ってない。
いつもの夏山シーズンの連休なら、あちこちで宴会が始まっててうるさいくらいなのに。

『やっぱみんな台風の様子見だな』

ということで「一人宴会in牧ノ戸峠」が開催された。
もう一台の車は、山の掟どおりにさっさと寝てるようだ。
さっさとビール飲んで寝よ^^;

翌日に続く・・・