酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

GW前半日記

2008-04-29 23:54:22 | のほほん日記系
【4/26】土曜日
午前中は親父の退院説明だった。
心カテの後、1日半くらいキツそうだったが、無事血流もOKらしい。
説明には無関心でほとんど食い入るように心臓の動画を見ていた。
医者からすると、さぞ変な息子に映っただろうが、説明はありきたりで、それより問題を探すほうに集中した。
午後からは、GW恒例の畑作りだ。
黒いマルチを敷いていたので雑草は通路しかない。
おまけに、マルチの下は土もやわらかく湿っている。
例年に比べると圧倒的に楽な仕事となった。
新しいマルチシートを張り、ひと段落。
15時半からは嫁さんちの「墓」の新築式である。
夕方、帰りがけにホームセンターで野菜の苗と波板留めとクッションシートを買って帰った。
暗くなるまで苗を植える作業をしてなんとか家庭菜園の様相となった。
ナス・キュウリ・トマト・ピーマンが各2株。
ゆとりのある配置としたので、なんか土地がもったいない気がするが欲張ってはいけない。
トマトはとんでもなく大木になるし、スイカは畑から勝手口付近まで伸びるのだから。
それにしてもまだまだ空き地がある。明日何を植えるか考えよう。

【4/27】日曜日
DIY自転車小屋の波板が風でバタバタ近所迷惑なので、嫁さんに言いつけられた防音対策を施す。
脚立の上での作業なので下から物を渡す助手が必要なのだが、肝心の嫁さんはいつのまにかどっか消えてしまった。
代わりに珍しく上の娘が手伝ってくれる。(雨が降りそうだ^^;)
屋根の波板を半分はずし、止め具を今までの倍に増やす。
さらにフレームと波板の間にウレタンの波板クッションをはさみバタついても煩くないようにした。
『ホラホラ、静かになった。これで大丈夫』
「これくらいの風だから音がしないのはあたりまえじゃん」
まったく、人の努力をなんと思っているのだろう。
(手伝いもしなかったくせに!)口にはださない^^;
次は畑である。
「トウモロコシとかやめてよね。虫しか付かんから」
嫁さんの反対を無視して、過去失敗を繰り返すオクラ・トウモロコシを各1本。
さらに大玉スイカ・坊ちゃんカボチャを植えた。
〔小玉スイカは難しいんだよな〕
どのくらい大きくなればいいのか見当が付かんので、もう少しかも・・・と、いつも腐らせてしまうのであった。
OK、OK。畑らしくなった。
満足し、昼寝の後パチンコへ行った。
〔ヨモニ~~!〕
5000円で当たり、その後3箱。
帰るには早すぎたので、ウロウロしていたらK課長を見つけた。
相変わらず魚釣りで4~5箱積んでいた。
〔うーん、どうしよう〕
本来なら10k弱の勝ちで帰るのだろうが、元は確保できているので・・・
結果、1箱半打ち込んで1k円の勝ち。(時給500円^^;)
なんだかなぁ。まぁ、負けなかったから良しとしよう。

【4/28】月曜日
N山さんとキス釣りである。
いつもと違うのは4人で旧職場で待ち合わせということ。
普通どおりの仕事をしている旧同僚のM田さんに『言ってきまーす』と威勢良く出発したが、釣果は2匹+雑魚。
小さい3匹を釣り上げていた先客のオッサンにあげて帰ってきた。
オッサン、自分の釣ったのの倍以上のキスをもらって悔しかったかも^^;
帰り着いた後、餌が大量に残っていたので一人で筑後川にスズキを狙いに行った。が、丁度干潮で岸は干潟が広がっていた。
結局ピクリともせず日が暮れてきたので家に帰り、風呂に入ってから飲みに出かけた。
別口の1次会が終わったら飲もうと誘われていたが、いつまでたっても電話は鳴らない。
夜の街ですることもない。
仕方なく暇つぶしのヨン様で20k円勝ってしまった。
その後の飲み代払ってタクシーで帰っても財布の中は増えていたのである。
あまりに暇だったので、よっぽどM本くんを誘おうと思ったが、この日ばかりは飲み会前のパチンコ屋で大正解だった。

【4/29】火曜日
1日ゴロゴロ、天気もいいのにゴロゴロ。
夕方畑が寂しいので、ハーブを植えるべくスーパーショッピングセンターへ。
タイムがなかったが、バジルとローズマリーを買ってきた。
家に帰るなり「ローズマリーあるんですけど^^;」
嫁さんの管理下の鉢にそれは巨大なローズマリーが生えていた。
『一番高かったのに・・・タイムがなかったから仕方なく買ったのに^^;』
「タイムは近所の園芸店にあるよ(怒)」
そそくさと苗を植え、家族で近所に夕食のうどんを食べに行った。
うどん屋の看板〔うどん150円〕に引かれたのだが、誰も150円の〔かけうどん〕は注文せず、それなりの値段の食事となった。
【格言:激安うどん屋で安かったためしなし】
私はその足でパチンコ屋へ。
キスが釣れなかったので柄にもなく海物語。
やはり潮目が悪いとみえて、魚群が2回、3回と流れるが全くのハズレ。
あきらめてヨン様へ向かうと、車にはねられ(ストーリーです)緊急入院(確率変動)をいきなり引いてしまった。
その後、単発を4回引いた後、潜伏ミニョンモードとなり、恋愛中に変わって喜んでいたらとんでもないことが起こった。
確変中に5回2Rミニョンを引き当て、大当たりカウンターだけが虚しく増え続ける。
結果、その後も〔ミニョンはいったい誰なんだ!〕を引き続け、最終的に6箱+αで終わった。
その間にカウンターは14回も「当たった」ことになっていたのである。
【9連チャンで2箱かぃ!ヲイヲイ!】

県病院はまともな医療機関か?

2008-04-26 01:21:10 | のほほん日記系
親父の手術は県病院で行われた。
今まで、この病院はひどいところだと思っていた。
娘が誕生と同時に1か月クベースで過ごした時の事。
生まれた時に産声を上げなかった彼女は、眠っている間に呼吸することを忘れるという状態であった。
経皮酸素モニターを付けられた彼女は、酸素を送られるクベースに入っていた。
個室にはソファーが置かれ、私はその横で付き添っていた。
時々モニターの警報が鳴るので眠ることはできない。
誤動作もあるので、ウトウトしながらアラーム音を10回数えてから様子を見ることにしていた。
ある夜、いつものように様子を見ると、娘は呼吸をしていなかった。
ナースコールを押して待つが、一向に看護婦が来る様子がない。
唇がみるみる紫色になり、どう見ても危険な状態である。
思わずクベースに手を突っ込み揺さぶると、娘は目を覚まし泣き出した。
泣けば顔に赤みが戻り、一安心である。
しばらくたってから看護婦が「歩いて」やってきた。
全くの素人で、もしそのまま何もしなかったらと思うと今でも忘れることが出来ない。
友人が夜中に電話をかけてきたことがある。
「とても腹が痛いが、何か少し食べたほうがいいだろうか?」
『とりあえず食べてはいけない。せいぜい脱水症状を起こさないようにポカリ』
結局彼は夜間外来に行ったが、整腸剤をもらって帰ってきたらしい。
その後、県病院から帰ってきた直後に激痛となり、救急車でまた同じ外来に行くことになる。
腸管の穿孔で緊急手術を受けた彼は、半年後手術箇所の激痛で再度入院した。
またもや緊急手術の後、彼は手術箇所の大腸癌を宣告された。
つまり、最初の緊急手術で癌が見落とされていたのである。
大動脈に大きく浸潤しており、これ以上手術ができないと言い渡され、その後末期癌のまま年1回のペースで入退院と手術を繰り返し7年生きた。
その間、県病院からひどい仕打ちを繰り返し受けながら、最後は県病院を恨みながら死んでいった。
2年前の親父の頭部損傷。
ICUのスタッフはとても真摯に手のかかる患者に向き合ってくれた。
酷かったのは脳神経外科病棟である。
ICUを出る頃、高次脳機能障害により夜間徘徊が始まった。
病棟では徘徊するような者は面倒見切れないので、受け入れないという。
救急で入院し、危機的時期を脱したばかりの患者に「他の病院へ行け」というのである。
病棟が受け入れ拒否したため、ICUの先生が「自分が見るからベッドだけ貸してくれ」と申し入れて変則的な入院生活が始まった。
病棟の看護師は面と向かって「あなたはうちの患者じゃない。早く転院して欲しい」という。
同室の患者の汚物は片付けるのに、親父が頼んでも「うちの患者じゃないから」と何もしないのである。
困り果てた担当医は、ICUの看護師を時々よこしてくれた。

さて、今回は主治医も執刀医も看護師もすごくよくしてくれた。
今までの不信感をなくす程、的確で丁寧な対応をしてくれたのである。
しかし・・・最後の最後で。
「思ったより順調なので退院準備のために検査をします」
親父への説明ではCTが混んでいるので心カテをするという。
『へ、混んでいるから心カテ?』
心カテの必要があるから心カテするんだろ?
「CTが混んでいて、あと半月後しかできないから心カテで検査します」
『混んでいるからという理由で患者のリスクの大きい心カテですか!』
「心カテでも大丈夫だと判断しているんですが」
『今CTが撮れるとしたら、どちらを選びますか?』
「それはCTをするでしょうね」
『ということは第一選択はCTですね。それを病院の都合で患者に少々リスクがあってもいいと?』
「ほんとに少ないリスクだと考えていますので、どちらが第一選択とかの比較はできないんじゃないでしょうか」
『でもCTが出来るのならCTを選択するんでしょ?』
『心カテが必要な検査であるなら喜んで心カテをします。しかし、ごくわずかとはいえ脳梗塞などの危険性がある心カテとその心配がないCTで、あえて心カテを選ぶ理由が見つかりません』
「いえ、その危険性はほとんどありませんし、CTもリスクはゼロではありません」
『もちろんCTでも造影剤などのリスクは理解して言っています。しかし心カテにはCTのリスクに丸々プラスの侵襲リスクがありますよね。それでいてあえて患者にそちらを選べと?』
結局、心カテを拒否するのなら検査なしで退院してもらうしかないとのこと。
私も心カテのリスクはごく小さいことは理解している。
ほとんど起こることがないことは理解できている。しかし万一起きた場合は死に直結することも知っている。
やっと手術もクリアし、術後も順調なここにきて「ゆったり座れる電車の指定席が取れない。まず落ちることはないからすし詰め立ち席の飛行機で行け」と言われているのである。
飛行機の立ち席は疲れるし落ちたらほぼ絶望的だが、電車なら事故があっても助かる可能性はかなり高い。
早く着き、疲れないから飛行機に乗るのではないだろうか?
あなたは、楽しい旅行でわざわざ疲れる立ち席の飛行機に乗るだろうか?
我慢できる程度の苦痛を伴い、いくら極めて小さいとはいえ死亡に直結する危険性を、「必要ない」のであれば回避したいと思うのが普通の患者ではないだろうか。

「99%手術は上手くいっている自信があるから、そのまま帰ってもらってもいいのだが、こちらも検査しないと安心できないから・・・」
『本当に血流が大丈夫であるなら、診断をつけた時のように負荷試験の心電図でもいいのではないでしょうか?それで虚血は判断できますよね』
「まぁ、そういう方法でもいいのでしょうが術後間もないので必要な負荷がかけられるかどうか・・・」
まぁ、言い争っても仕方がないので、『本当はCTでよいところを、病院の都合で混雑しているから患者の負担になる心カテをというのですよね。心カテでないと十分な検査ができないからとかであれば喜んで受けさせるのですが、リスクベネフィットからいっても何かおかしいような気がするのですが』と言いつつ承諾書を書いた。
これだけ患者側が抵抗して見せたのに、かたくなに心カテにこだわるのには、別の理由(診療報酬?)を勘ぐってしまう。
別の病院にCTだけ依頼することだって別に困難なことではないのだ。

冬のソナタ2は激ハズレ

2008-04-21 00:02:06 | のほほん日記系
どうすりゃ当たるんだ!
パチンコネタ、冬ソナ2である。
ヨン様が連続し、☆が青→白→黄→赤・・・ハズレ
雪だるまがキスして紫、虹色・・・ハズレ
☆が回ってユジンが「激熱よ!」・・・ハズレ
シマウママフラー・・・ハズレ
なのに4回連続予告でハンドルがピヨヨヨヨヨ~
22:30の閉店20分前で当たって確変中150回!
その後4回引いて、なんとか最後は5分前に4絵柄で
当たり悔しい思いを残さずに
「はーいこれまでです」
と言われたのだが・・・2000円の負け。
まぁ、いいか。昨日は諸富タイガーで2万負けたのだけど^^;

今日は嫁さん家の母弟とウチの家族でドライブ。
座敷牢に篭っている義母と、前に釣りに行く約束をした嫁さんの弟をつれて出かけた。
行き先は「うきは」。
ネットで見つけたヤマメの釣堀である。
高速30分、山道30分で着いた。
菊池温泉の上の直津江フィッシングパークは2:30かかることに比べると近い。
しかし、ここの釣堀は「ちいさな池」であり、フィッシングパークのような自然はなかった。
釣りの相手もおバカなニジマスではなく、繊細なヤマメである。
ちょっとコツを掴むまではなかなか釣れなかった。
餌をちぎって投げると追いかけてきて食べる。
コイツ等食う気満々で水面付近を見ている。
釣竿の仕掛けはウキから下が深く、底付近に餌がくる。
普通ならこれが正解なのだろうが、これじゃぁ、上しか見ていない魚は気づくはずがない。
早々にウキ下を浅くとり、餌を小さめに平たく付けることにした。
平たい餌は水中をヒラヒラ落ちる。
それに誘われて魚が追いかけるのである。
ヤマメの習性がわかると入れ食い状態である。
他の客は全く釣れていなかった。
1人2000円で6匹制限(釣れなくても5匹くれる)だが、ウチは2人で1時間である。
1時間たった頃、最後は義理の弟に釣らせようと私がアワセをした。
魚は針にかかった。それを「釣れたよ。上げてごらん」と渡す。
義弟は竿を上げようとするが大きく竿が曲がって上がらない。
『ちょ、ちょ、ちょっと待った~』
デカイ!でか過ぎるヤマメが水面で暴れていた。
しばし格闘した後、針がはずれ尺ヤマメは逃げてしまった。
『残念!逃がした魚は大きかった』
ビクをあげると丁度6匹入っていた。
それを塩焼きにしてもらい、かぶりつく。
窓から見える景色はショッキングピンクの綺麗な木花。
沢の流れる音と、気持ちのいい風と、綺麗な花。
義母もリフレッシュになったようで嬉しかった。
今度は親父が退院したら甥っ子と来てみよう。

そうそう最初はパチンコの話だった。
ちなみに金曜日70k吐き出したルパン三世で今日は25kのハマリだったのである。
懐具合に余裕があるとヨン様にも余裕で相手できるというものだ。
〔ビール4缶でヘベレケブログでした^^;〕

バイパス手術

2008-04-18 00:05:17 | 技術系
親父が心臓のバイパス手術を受け、無事に終了した。
今のところ、術後肺炎もなく順調のようだ。
これまでいろいろ調べて理解したことを書き残しておく。

親父の病状は左冠状動脈前下降枝の狭窄。
それも分岐付近両側2箇所の75%狭窄である。
一般的には心臓カテーテルによるステント留置術が行われるが、心カテ直前の検査で中止となった。
医師からは開胸しバイパス手術を勧められた。

カテーテル手術は安全な手術と”誤解”されているきらいがある。
実際に侵襲度が少なく患者の負担は軽いが、決して”安全”な手術ではない。
特に術後長期にわたり血栓が起きやすいのである。
最近は薬剤溶出型のステントが開発されているが、メーカーにより予後に違いあることが問題となっている。
できればメーカー指定でお願いしたいところだが、そうもいかない。
さらに問題となるのは、太い血管ではステント自体も大きくなり、ただでさえ狭くなっていて広げる必要のある場所に血流を遮る大きな異物を挿入しなければならないことなのである。
心臓外科専門病院の友人によれば、10秒のカウントダウンで中断しながら血流を確保し、ビクビクしながら何度も位置調整するそうで、しくじるといきなり心不全を起こし緊急手術となる場合があるらしい。
その場合、死亡率が跳ね上がるというのである。

また分岐付近のステント留置は血栓の発生が多く、予後が悪い。
論文によるとエビデンスBであり、今もって第一選択はバイパス手術となる。
うちの親父もまさにその状況であった。

バイパス自体は、心臓の手術とはいえ臓器外側血管の手術のためその危険性はさほど大きくない。
医療機器の進歩により拍動下で出来るので、心臓を止め再始動する時の電解質コントロールもなく安全度は高いのである。
ちなみに、TVドラマ「医龍」のファンである嫁さんも勘違いしていたが、今時は〔静脈グラフト〕をホースの代わりとして採取し、詰まっている場所を迂回するようなことは少ない。
最近の〔動脈グラフト〕は、不要な(というと違うかも知れないが^^;)動脈を引っ張ってきて、その血液をそのまま心臓の血管に流すというもの。
静脈に比べ、耐用年数^^;も10年以上もつらしい。
まぁ、電源配線を近くから持ってきてつなぐみたいな手術である。
胸を開くので身体侵襲は大きいが、緊急でない計画的な手術の場合は「ハンダ付けで配線を1本つなぐ」ようなものだ(と思っている)。
びびる親父に『心カテよりも後々安全で、10年はもつから死ぬまで大丈夫』と変な説得をして、手術に抵抗することをあきらめさせたのである。

ケースによるが、安易にカテーテル手術は安全だと思い込まないほうがいい。
予後のリスクを理解できない普通の患者は絶対に開胸手術を希望するはずがない。
患者がカテーテル手術の方が安全だと盲信している以上、患者の意向を大切にする医師によって、もしかすると”危険な”カテーテル手術になってしまう可能性があるのである。

気分もやっと落ち着いた(^^)/”

2008-04-07 23:19:34 | のほほん日記系
職場が変わって1週間
前の職場での怒りとやるせなさ。
やっと気分も落ち着いてきた。

さて、居心地のいい職場だが、私に与えられた使命はヘビーである。
みんなからは〔特命、特命〕と呼ばれ、新しいものを2つ仕上げなければならない。
何の因果か、いつもながら『普通』のルーチン業務はさせてくれないらしい。

まぁ、いいか。
それなりに仕事をこなしているつもりなのだが、せめて人より遅らされるのだけはやめて欲しい。
器用貧乏・・・
本当はパチンコ貧乏であるのだが。