酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

最近のスマホの電池交換 〔Xperia Z1f SO-02F〕

2016-05-25 19:50:52 | 技術系

こないだの山行で、スマホのバッテリーが切れた件の続編。

 
2013年モデルのXperiaZ1f、新品白ロムで買ってから1年半少々。

山でのバッテリー切れはその後も影響を及ぼしていた。
ポケットの中で「ぶ~ぶ~」とシャットダウンすることが連続したのだ。
『うーん、もうバッテリー切れかぁ』
なんかおかしい、いつもは2日目でも残量が残っているのに。。。

フル充電100%から急速放電アプリでどのくらい持つか試してみた。
0%まで残り4時間とか出てる。
それが30分もしないうちにみるみる50%、その後は10秒毎に1%ずつ落ちて・・・

『おりょ、40%で落ちた~』
何度か再現してみたが、ひどい時は60%で落ちる。
落ちたらバッテリー不足で充電しないかぎり起動しないのだ。 
この症状は有名な【Xperia電池残量表示詐称】である。

つまり、電池が消耗して60%くらいの容量に劣化してしている場合、
Xperiaはバカだから、新品の減り方を憶えていて100%-40%と表示してしまい、40%表示(実質は0%)で突如シャットダウンしてしまうと予想されている。
実際、バッテリー関連のファイルを初期化すると100%-1%まで表示されるように治ったが、-4%/hで減っていくのである。
あまり使わなくても、夕方には50%と心もとない残量だ。
(今までは多くても-2%未満、充電忘れても2日はなんとかだったのに(T_T))

こりゃバッテリー交換だ。 
しかし、iPhoneをはじめ、最近のスマホはバッテリー交換ができないようになっている。
Z1fのバッテリー交換は約8500円byドコモ(´ε` )
『こりゃ自分でやるっきゃないな』 (つーか、やってみたかっただけかも^^;)

今回はあえてAmazonで〔z1f互換バッテリー〕 2000円也を選択。
Deeproとかいう会社のDEEPそうな中華バッテリーである。
このとき私はあえて〔Sony純正交換バッテリー〕3780円やら1980円やらを選ばない。 
もともとこんなパーツの純正品は裏街道で流出したものしか存在しない。
どうせ純正も中国製だし・・・偽造大国の中国製だぞ?
もし偽造でなかったとしても、純正工場からの横流し(もしかして検査不良品)が堂々と売られることは日常茶飯事な国民性である。
それよりも、堂々と〔安かろう悪かろうの互換品です〕と販売されている方が潔い ^^;
さて、作業開始である。

裏パネルは周囲を強力な両面テープでくっつけてある。
これで防水機能も持たせてあるのだから、ムリに粘着部分を引っ剥がすのは最悪である。
ヘヤードライヤで「アツー!」くらいに部分的に温め、隙間に薄いプラスチックカードを差し入れる。
すこ~しずつこじり、隙間が開いたら横にずらして広げていく。
ちなみにZ1fのリア・パネルはガラス製なので「パキッ」といかないように。
iPhoneもそうなのだが、わざわざガラスにする必要があったのだろうか? 滑るし傷つくし(-_-)
ドライヤーで時々炙ることを忘れずに、少しずつ周囲を一周すればパカっと外れます。

十分熱しながらやれば、ボディ側の糊残りもなく、パネル側の両面テープも切れていません。
あとはネジ1個とバッテリーコネクタをはずし・・・

バッテリー裏も両面テープでくっついていますが、こじってバッテリーをはずします。
(ドライバは精密##0メガネ用です)
注意:赤枠のおサイフFelica用アンテナの移植が必要です。

アンテナだけ剥がすのではなく、シール全体を剥がしてから切り取ります。

私は横着して剥がさずにカッターで切り取ろうとしたところ・・・
『バチッ!』と火花がでてバッテリー発火事故を起こすとこでした。
さすがリチウムイオンは怖いので、取り扱いは丁寧に。
決して折ったり切ったりしてはいけません(^_^;)

新品の互換バッテリーにFelicaアンテナを貼り付けたところ。
もともとのシールの粘着で十分です。
ここで、忘れてはいけないもの(^o^)

元のバッテリーのコネクタについていたウレタンとプラスチック片。
これを忘れずに新しいコネクタにくっつけときましょう。
これが、コネクタの抜け防止押さえの部品です。

ここまでくると、コネクタ側からバッテリーを取り付け、ネジを固定して終了。
バックパネルを元通りに貼り付けて、気休めにドライヤーで熱して念入りに圧着しておきましょう。
防水機能を試したい方は洗面器に・・・私はそんなチャレンジはしませんが(^_^;)

さてさて、安かろう〔互換バッテリー〕がどのくらい持つのやら・・・
それより火を吹かないかも心配ですが。 

追記 無事100%まで充電し、コンビニでおサイフも使えた。 あとは、電池の持ちだが…
-0.5%/h 新品の頃の「3日持ちバッテリー」に戻ったようだ (*^o^)/\(^-^*)


地震の影響はなかったよ〔久住山〕

2016-05-23 07:08:10 | のほほん日記系

仕事で天山に登ったものの、小一時間では物足りない。
膝が少し痛み始めたが。。。

『よーし、逆療法だ(^^)』
金曜の夜から久住に行ってくることにした。
道路情報を探してみると・・・・・
『主要道は大丈夫だが、筋湯方面は道選ばないと通行止めだなぁ』
結構、熊本地震の影響があるようだ。

久住は岩の山。
岩が浮いて落ちてしまっているかもしれない。
登山道は大丈夫だろうか?

5月20日4:30起床 5:00出発

さすがに気候がいいのか、前夜から駐車場も車が停まっている。

朝焼けもきれい。
『さーて、出発しよう』

いつもは、ヒーヒー言っている展望台までの道。
ゆっくり登ればそれほどでもない。
『おょ?調子いいじゃん』

展望台でも休憩不要。(^_^;)
調子こいてそのまま登っていく。

♫ミヤマキリシマ咲き誇り♪
鼻歌かい(´ε` )


でもね、一箇所だけ地震で道が落ちていた。
歩くのには問題ないけど、この岩は見覚えがある。

思えば、登山道もいろいろ変化している。
草付きの崖は通れなくなっているし。
山はいつも同じじゃないのであった。

一息つける涼しい木陰の道。
これを超えると森林限界の草原となる。

星生山との別れ。
九州の山らしからぬ、久住らしい散歩道である。
 
さぁ、やっと久住山が見えてきた。
ここは避難小屋直前。

久住山の直下。
今回はじめて荷物おろしての休憩。
スマホを石で固定してセルフタイマー撮影。
『あり?コケた』
スマホ立て直して走っていったが、微妙に間に合わず(*_*)

しかし、これ以降の写真は撮れなかった。
『あれ~、電池なくなったぁ』
そう、スマホの電池がセルフタイマー撮影で完全に終了。
ヤマログもほら・・・・・

途中で止まっているのだった。
『写真も撮れないんだったらさっさと帰ろ』
ということで、山頂の石にタッチして速攻下山。

ここまで、思いもよらず足も良好。
下り始めたのだが、あまりに楽勝なので・・・
『いっちょう走ってみるか』
さすがに走ると『ゼィゼィ、ハァハァ(*´Д`)』
それでも登ってくる人とすれ違う場所では、平気な顔(#^.^#)で
『おはよーございます!』
かなり見栄っ張りであった(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

多少の膝痛と筋肉疲労で、7:50に牧ノ戸駐車場に着きましたとさ。
『早えぇぇ、釣堀でも見てくるか』
帰りに地蔵が原の釣堀でヤマメ8匹お持ち帰り。
11:00に家に到着後、昼寝しましたとさ。


西原村の現況

2016-05-03 17:42:21 | のほほん日記系
大きな避難所は、小学校2つと中学校、保育園とか。
それぞれ200から400人程度の人が家に帰れないで3週間避難所暮らし。
夜になると寝にくる人が多少増える。
まだ車で寝てる人も多いようだ。

飲料水はペットボトルで潤沢だが、家の水道がほとんど出ないので、家で調理ができず、洗濯も出来ないので避難所に居るしかない人も多い。
電気は完全復旧してるが、街の灯りがない地区が目立ち、家で寝れない人が多いのがわかる。

食事は企業やボランティアの炊き出しもあって賄えており、牛丼やらドトールコーヒーなどほっとできる場面もある。
車さえあれば、普通に買い物もできるので、物資は豊富でボランティアの人が物を持ってくるが、調理不要な邪魔にならない備蓄できる物だけ受付てるようだ。

しかし、断水や倒壊でずっと帰れない人も多いので長期的な食事の安定性が課題だろう。
水道が復旧すれば自立できる人も多いのだが、メドは立っていない。
現在、避難所だけには直管で配水が進められている。
とりあえず、西原村2日目。
時間が合わず自衛隊の風呂には入れていない(((^_^;)

西原村に行く準備完了

2016-05-01 20:45:28 | のほほん日記系

ゴールデンウィーク前半は忙しかった。
なんせ、明日5/2から西原村に震災支援で行くことになっているからだ。

例年のGWの過ごし方といえば・・・
前半で家庭菜園の畑づくり、後半はゆっくりとキス釣りに行ったりと。

しかし今回はGW後半はない!
畑づくりは時期を逸すると面倒なので、4/29早朝から早々と畑を耕した。
前日までの雨を見越して、先にスコップで土を起こしていたので耕すのは楽勝('◇')ゞ
その間にも「シュラフ(寝袋)洗濯しとこ」とか、「カッパも洗濯しとかなきゃ」とか。
山で使っても洗わないのがここで余計な仕事となる。

幸い、GW前半は快晴(^^)v
心配だったシュラフも1日で乾いてくれた。
畑も1日目で完成。
今年はシンプルに・・・
トマト2、ミニトマト1、ピーマン2、ししとう1、なす3、キューリ、オクラ、バジル・・・
それに「パッションフルーツ(@_@)」
まぁ、ホームセンターにタマタマあったからさぁ(^◇^) ウマクデキルカハシラネ

その間にもシュラフ入れのスタッフバッグやカラビナなんかを探してスポーツ店巡り。
(普段はシュラフそのままザックに突っ込むんだけどね^^;)
ゼビオやらデポやらの登山用品売り場へ・・・
『あのぉ、カラビナってどこありますか?』
「カラビナ??あっ・・・こちらにございます」
『へっ?こりゃ100均にもあるカラビナ風キーホルダでしょ( ゜Д゜)』

『スタッフバッグどこ置いてあります?』
「スタッフバッグって???」
『ザックに入れる防水の袋ですが・・・』
「あ、こちらにございます」
『・・・これ、防水でもないただのキンチャク袋だし(T_T)』

スポーツ量販店でザックやら山靴やら売るのはやめて欲しい。
まともな店員誰もいないし、ここの山シャツもどきは綿混紡ばかりだし。
こんな道具で山行ったら死んでしまうぞ、全く。
結局、市内で唯一山専門のベースキャンプに初めて行ってカラビナ2個ゲット。
8mmザイル10mもザックに入れたので、3階くらいの高さなら懸垂下降できる。
自分の身を守る最低限の装備は必要だ('Д')

ちなみに、カラビナとはこんなの


よく見るとわかるが、ゲート部がピンか切込み加工で噛み合うようになっている。
必ず耐荷重20KN(静荷重で約2000kg)とか書いてある。

もう一個はゲートロック付きを買ってみた('◇')ゞ
手前のセルフロックは嫌いなので、写真奥のネジロック('ω')だけど。
こんな変な形してても耐荷重24KNだよ。
デブな私がぶら下がって足滑らして垂直落下しても絶対壊れない。
20倍の衝撃荷重でも楽勝だからだ。

しかし、スポーツ店でよく見かけるものはというと・・・

こんなの!(@_@)
購入したRoc'teryxなんかに形は似ているけど・・・
全くの別物、これはキーホルダーだ。
まともなメーカーなら「アクセサリーです」と書いてある。


さらに100均にありがちなのは、ゲートに嵌合すらない。
たとえキャンプ程度でもこんなのにロープをかけてはいけない、風の力でも破壊してしまうだろう。
こんなのをカラビナと思ってもらっちゃ危険ですらあるのだ。
同じような小さいカラビナでも、山用の本物は耐荷重1000kgくらいはある。


ということでGW前半最終日、やっと被災地へ向かう準備ができた。

電気も食料もあるということなので、着替えが主だが結構な荷物となった。
無駄になりそうなので、テントやEPIは持って行かない。
それでもシュラフと着替えで45Lパンパン(@_@)

向こうでの仕事用にiPad必須だというので、小さなバッグを外付け。
活動時はこれをメインバックにする予定だ。

カップ2個ぶら下がっているのは、私+S本さんの宿飲み用。
カッパ(オレンジ部分)もいらないんだが、会社から必須だと言われているので(T_T)
さらに今日、携帯に本部から連絡。
「現地は冷え込むらいしいので、防寒着を持って行ってください」

あのなぁ、確かに「今日まで」3日間ほど冷え込んだけど、明日からは最低気温10℃以上だぜ。
日中は25℃以上の夏日になりそうだし。
〔作業着ジャンバーで十分、防寒着なんぞいらんと思うがなぁ〕

さんざん考えて・・・このブログ打っている途中で('ω')ノ
『やっぱいらない』
防寒着をザックのヘッドから引きずり出しましたとさ。
代わりに半袖ポロシャツ入れときました('◇')ゞ
(いやいや、真っ向から本社の情報と反対のことしてまんなぁ^^;)

今後行く人は、このくらいの量になりますので、参考にしてくらはい。