酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

器用貧乏

2009-02-24 22:53:54 | のほほん日記系
毎年この季節は落ち着かない。
もうすぐ異動の時期。
春からどこにいくのか何をするのか。

あー腹が立つ!
今年は特に腹が煮え繰り返っている。
ちょうど2年前の3月・・・
思いがけない異動だった。
不安半分、やる気も満々。
なぜなら、やっと後輩たちの閉塞感をあきらめから期待に変えることができると思ったからである。
『ここで自分が頑張れば何かが変わる。後をついて来い』
そう思っていた・・・一年後・・・
あっさりとその希望は消え去った。
誰の都合かわからない。何の都合かわからない。
しかし今の職場に異動してきた。
今が嫌なわけではないが、後輩の希望となれなかったことが残念だった。
毎日をあきらめの中で過ごしている後輩に希望を見せたかった。
都合・・・誰の都合か?
誰が後を歩く者に希望を与えることができるのか?
上の者が後輩の歩く先を照らしてあげることができないで何が先輩だろうか。
みんな自分が苦労することは嫌だろうが、自分のことが大事なのだろうが、ほんの少しずつでも後輩のためにしてあげることはないのだろうか。
やめていった若い者を思うたび、明日の見えない閉塞感の中にいる後輩を思うたび何もできない自分の中でそう思う。
自分の都合しか考えない者のために頑張るのは馬鹿らしい。