酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

パチンコの1玉(4円)

2011-10-20 21:41:44 | のほほん日記系
仕事は、ストレスで吐き気がするくらいバカバカしい。
なので、最近は書き込みをしていない。
醒めた目で見れば見るほど「この人たちって本当にロクデナシ」って思える。
人のために何かしてあげたいって思わないんだろうか。

さて、そんな室から1秒も早く立ち去ると、行く場所はパチンコ。
このところ、少しづつ小銭が増えている。
今日は、2時間で息つく間もなく4万5千円アップ。
千円で250発。
それで4万5千円だから・・・
最初に投資したパチンコ玉1発の価値は、4円→180円。
当然45倍になったわけだ。

千円で何も考えず1/300のプロゴルファー猿1回当たったら
1000円250玉→7000円2100発(7倍)
千円で20回デジタル回転するとして、20回で当たる確率は約8%。
期待値は7倍×0.08=0.56倍

競馬で何も考えず3連単だと確率0.03%
よく120倍程度の配当が付くから、100円→12000円
期待値は100円で40円、0.4倍。

まぁ、競馬は最低でも半分くらいは絶対ハズレをはずせるだろうからどっちもどっちか。

星子の山 (別に小説の題名とかではない) 【その1】

2011-10-10 15:41:56 | のほほん日記系
体育の日の連休に何をするか。
天気は良さそうである。

N山さんと金曜の夜出発で久住行こう。
・・・しかし、装備を暗がりでかき集め出発するのはムリ。
まじめに準備しないと今の季節は死にそうになるかも

『じゃ、土曜日18時出発にしよう』
「いいですよぉ」
『手術してから初めてだから、自信がないけど』
「置いていきます。背負えませんよぉ」
ということで、土曜夜出発、日曜昼帰りに決定。
さて、これであわてて準備しなくても済む。

ザックと寝袋とシュラフカバーを干してっと。
防寒着は、25年もののオーロンのニットシャツ。
ゴアテックスのカッパを着れば十分だろう。
靴はこないだ使ったから・・・
『うーん、山ガールならぬ山ボーイスタイルにするか』
つまり、短パンにウールの膝までソックスで。
しかし、山用のソックスが見つからず。
『スキーの時使った以来だからなぁ、まぁ、スキー用ソックスで我慢するか』
となると、ズボンはチノパンで決定。

土曜日の17時
『くぅー、合わんのか』

腕時計PROTREKの電池を交換することを思い立って、100均で合いそうな電池を数種類買ってきたが、撃沈。
分解して型番SR-92??まで見えていたので、よく確認せずにヤマダ電機へ。
1個450円也のSR-920を2個購入。
(もうひとつ持ってるPROTREKは4個も必要なのだった)
『あー、しくじった』
なんと、SR-920ではなく、SR-927が正解で、厚みが0.7ミリ足りない。
厚紙はさんでセットしても、一瞬動くがダメだった。
『やーめた、時間切れ』
出発の時間を19時に遅らせてもらっても間に合わないので、新しい電池をアマゾンで注文。

MILLET(ミレー)のザックに寝袋やら着替えやらを放り込み、N山邸へ。


星子の山 (別に小説の題名とかではない) 【その2】

2011-10-10 15:30:20 | のほほん日記系
「じゃぁ行きますか」
19時に荷物を積み終え、いよいよ出発。
N山さんは、GパンTシャツにサンダルである。
『あんた、靴は忘れんように』
「大丈夫です。防寒着も持ってます」
その他、ビール6缶、焼酎5合、コンロと鍋も積んでいるらしい。
『すげ、牧の戸で宴会できるやん』
「そですよぉ、ソーセージと焼きブタもあります。あとラーメン」
『じゃ、朝飯ラーメンだ』
・・・この時、朝ラーメンを後悔するとは思いもしなかったのである。
『晩飯どする?一平のカツカレー?』
「へ?カツカレーですか?」
カツカレー小をたいらげた私と、本日のランチ(20時にランチもなぁ^^;)を残したN山さんは、一路牧の戸峠を目指す。
夜の九酔渓は不気味で、途中アホナビが道を遠回りしてくれたおかげで、予定よりだいぶ遅れて22時前に到着。

夜の駐車場はキャンピングカーなど十数台が泊まっていた。
なにはともあれ宴会。
暗くてわからんでしょうが、鍋で焼酎お湯割り。
気温8度くらい、息は白いし、そよ風でも体の芯から底冷え。
防寒着を着込んでも「さぶー、もう寝よう」

次の日、夜中から到着する車がうるさくて眠れない。
5時前、隣に停まった車のアイドリングで、寝るのをあきらめた。
外でタバコ吸ってたら、星がこの上なくきれい。
流れ星もたくさん見ることができる。
ここは、山登らなくても夜に訪れることをお勧めする。

朝はお約束のラーメン。
それも味噌。N山持参のチャーシュー乗せ。
うまい、何がって美味いのである。

そうこうしているうちに、山の端が白み始めた。
『おりょ、日の出よりだいぶ早いじゃん』

星子の山 (別に小説の題名とかではない) 【その3】

2011-10-10 15:20:55 | のほほん日記系
天候晴れ、気温おそらく10度はるか以下。
牧の戸からの登りはいきなりコンクリートの直登。
私にとってはここが1番の難所。

リンドウが咲き、夜露に光っている。
「いいですねぇ」
『へっ、へっ、ハァ、ゼィ』
「これはツツジでしょうかねぇ」
『ハッ、ソウかも、ゼィ』
小さな白菊のような花は
『ありゃエーデルワイス、だな』
「えーーーー!ほんとですか?」
『知らん、そういうことにしとこう』
小さな虫が足元にいたら、
『こりゃ、高山のなんとかゴミムシかも知れん』
「えー、どこにでもいるゴミムシですよぉ」

そんなこんなで、展望台に到着。【6:00】
『ダー、休憩休憩』
「休みましょっか」
『だめだー、気持ち悪い、ヒンケツ!!!』
地べたにのた打ち回り、吐きそう吐きそう。
「大丈夫ですかぁ?」
『おりゃ登り始めに必ずヒンケツで倒れそうになるんだ、後は大丈夫』
「ラーメン食ったすぐがいけなかったのかも」
ラーメン美味かったが、胸焼けで吐き気がおさまらない。

その後は、息は切れるが、ヒンケツになることもなく、平地ではちょっと走ったりして順調に行程をこなしていったのである。
何なんだろう、あの最初だけのヒンケツは。


途中、N山さん「グットですよ、あの山なんですかぁ」
『あっち行くと、星生山。星子ちゃんが生まれる山って書く』
「いいですねぇ、星子ちゃんの山ですか」
「あそこ行けるんですか?」
『行けるけど直登でキツイよ。裏の硫黄山の亜硫酸ガスで死んだ人もいる』
「星子ちゃんの山はいいですよね」
『わけわからん^^;』
「星子の山にも行ってみたいですねぇ」
『じゃ、今度星子ちゃんに、星子の名前の山に登ろうって誘ってみたら』
「奥さんと行って下さい、って言われます!」
『じゃ、あきらめな。今日は久住ね』
「いつか行ってみたい、星子ちゃんの山」
『まだ言うか・・・』


私、『バカは少しでも高いとこ』

で、久住分かれに到着。

いつの間にか【ここから下山してはいけません】と書いてあった。
落石落とす素人がいるからだろうなぁ。

星子の山 (別に小説の題名とかではない) 【その4】

2011-10-10 13:30:44 | のほほん日記系
しっかし、山ガールスタイルが多い。
まぁ、スカートとタイツは女登山者の5%くらいか。
でも、短パン・タイツまであわせると20%はいる。
『山なめてんなぁ、スカートはいかんやろスカートは』
「いいじゃないですか、後ろから登ると頑張ろうって気になりますよ」
『はぁ?スカートは枝とかに引っかかって危ないやろ、短パンならまだしも』
「見えそでいいじゃないですか、そうじゃない人もいますけど^^;」

〔こんな感じ〕
確かに、山ガール(厚手のスカートにウール風のシマシマタイツ)はちょっとソソルかも。
でも山ガール、山オバサン、山婆までスカートはどうな。
それに、何をスタイルだけ勘違いしてんのか、短パンに黒や紺の「パンスト」の人はやめて欲しい。
『ストッキングのいるやろ、あちこち伝線しとんのぜ。アホやな』
「いやいや、それはそれで・・・(以下自粛)」
『あんたねぇ』
私としては、すらっとしたお姉さんが、ズボンで登山靴でアタックザック背負ったようなのがカッチョええと思うんだが。

まぁ、それはそうと久住山頂1786mに到着【8:00】


『N山さん、写真撮ってやろうか』
「うぃーっす、ハァ」
結構お疲れモードのN山さん。


『一服一服^^;』
「こんな空気のきれいなところでもタバコですか」
『うまい湧き水でコーヒー入れるやろ、おいしい空気で吸うタバコは美味い』
「そんなもんですかぁ」
私、くわえタバコでワンショット。



「空の色が2段に違ってるのは何ですか?」
『あぁ、あれ。色が違うところから上が成層圏^^;』
「えーっ、嘘でしょ。雲かなぁ」
そう、そのとおりです。
いわゆる雲海なのですが、夏の雲と違って層雲みたいな薄い雲海。
結構ミステリアスな光景です。

『さぁ、帰ろう』「そ、ですねぇ」
帰りは、登ってくる人がだんだん多くすれ違うようになっていた。
途中、道を譲るのに疲れて休憩。
「あの岩登れますか?」
『行った事あるけど10分くらいだよ、きついけど』
「じゃちょっと行ってきます」
『落ちるなよ、拾いに行かんぞメンドイから』

さて、走って登っていくN山さん。
どこかわかりますか?


『おーぃ、落ちるなよー』
岩山の頂上から手を振っているN山さん。

今日はホントに人が多いな。
登ってくる人に道を譲ってばかりだと先に行けないので、かなりムリな場所を下っていく。
山のルールは渋滞の岩場では通用していなかった。

よく見てね。岩山を下る数珠繋ぎの人の列。
下ってきている人が、今から久住方面に向かう人なのである。
『あのなぁ、山じゃ登りの人が優先だろが』
待てど暮らせど次々に降りてくる人人人・・・

『N山さん、こっちから行こう』
素人の家族連れにあきらめて、ムリムリ岩を登ることにした。
その後はもっと悲惨で、狭い山道ですれ違うタイミングを待っていると、途切れず進んでくるのである。
頭きたので、向こうから人が入ってきても強引に突入する。
『あー、すみません、すみません』
あのなぁ、あんたは瞬間だけ待っているだけだろうが、こっちは休憩1本と延々10分以上待っても誰も道を譲らなかったんだぞ。
ということで、行きよりも帰りが時間がかかったという異常事態だった。

帰りに道を譲って結構無茶なルートを下ったため、2人とも膝を痛めていた。
最後の500mは1歩1歩泣きながら下っていくのであった。
『どひゃ、着いたー』
「膝いてー」
無事牧の戸峠駐車場に到着【10:30】

「ソフトクリームとブルーベリー生絞りくらはい」


『やっぱ、牧の戸のソフトはヨーグルトブルーベリーに限る』

足がボロボロの2人は、温泉入ってさっさと帰りましたとさ。