酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

自転車小屋〔アルミテラスその4〕

2007-10-21 21:25:51 | のほほん日記系
見かけは柱が立って屋根の骨組みもできた。
最後の難関は基礎コンクリートだ。
支柱は穴の中に立ったままである。
四方から水平や垂直を何度も確認し、柱の栗石を動かして高さを調整する。
『んー、垂直より心持ち広げた方が強そうだな』
一応調整完了。
『やっと最後の難関、基礎コンクリートだ』
へとへとになって、それでもセメントを買いに行こうとしていた時・・・

送ってって~
実家のお祭りに行っていた娘を私の両親が送ってきたのだが、甥っ子も連れてきた。
「送ろうと思ったがガソリンが足りない。お前送っていけ」
『ああ、いいよ。行こうか』
甥っ子を送ったついでにナフコに寄るが、目当ての品がない。
砂がないし、砂利は骨材用(ただの砂利)ではなく色の付いたガーデニング用。
それも40kg袋2000円なのだ。(持っていけるかこんなもん)
すぐに近所のユートクで細目砂利15kg298円2袋とホームコンクリート10kg558円を買う。
ホームコンは砂を混合したセメントで、水だけでその量のモルタルとなる。
普通のセメントはなんと15kg468円!安い!
しかし、15kg買えばその10倍量のコンクリートができるのである。
少ししかいらないのに、残ったセメントは廃棄に困る。
本格的に練るための舟箱(後で何か有効利用できるだろ)も買って準備OK。

ふぇー、腰が痛い。
コンクリートを水で練り、砂利を入れて混ぜるのだが、これがとんでもなく腰にくる。
下向きで中腰でそれでも砂利は混ざってくれない。
最後はしゃがみながらスコップで混ぜ、穴の中へ・・・
写真のとおり、基礎穴の半分くらいまでしか埋まらない。
『まぁ、いいか。』
一旦休憩した後、夕日を眺めていたらやはり気になってホームセンターへ走る。
『骨材の砂利も少なくなったから、ホームコンの量がいるな』
20kgを肩で担ぎレジに行くと、オバハンが細々たくさん買い物をしている。
〔腰いてー、早くしてくれよぉ〕
我慢できずレジカウンターに「ドス!」と袋を下ろしたら、オバハンから睨まれた。
〔だって、腰痛いんですもの〕

『今日から1週間、自転車置場は使用禁止だから』
コンクリが固まらないうちに柱に自転車をゴツゴツ当てて動かされたらたまらん。
当分、娘たちの自転車は庭の芝生の上に止めることになった。
さ~て、来週のサザエさん・・・じゃなかった
【来週はいよいよ屋根を張ることになる】

自転車小屋〔アルミテラスその3〕

2007-10-21 20:55:51 | のほほん日記系
難関の壁金具も何とかなった。
コーキングが固まるまで作業は中止にしよう(実はとんでもなく疲れた^^;)
午後からは呼子にイカ釣りに行ったが、風が強く大シケで坊主だった。

日曜日! さて、気を取り直して作業再開。
いよいよ上棟式である・・・が・・・
今日の難関は支柱の固定穴を掘ることである。
ギリギリサイズなので、生垣の根っこ付近に深さ40cm以上の穴を掘らなければならない。
これがまぁ石がごろごろで大変なこと、大変なこと。
1つ堀り、柱を立てて『うーん、まだ足りない』
昼過ぎてやっと2つの支柱穴が掘れた。
壁からの垂木と柱を連結し、間口桟を付ける。
一人で作業しているので、片方をガムテープで固定し、脚立を移動して反対側を仮ネジ止めする。
これを繰り返し、さらに本締めすると脚立の上り下りは相当な数である。
『なんとか形は見えてきた。ふぅ、今日はこれまで・・・』
とはいかないんだろう。一気に横桟である妻木を取り付ける。
一箇所止めるのにまた脚立を移動しなければならない。

タバコ吸いながら眺めてみると
『うーん、ここまではなかなかの出来栄えである』

自転車小屋〔アルミテラスその2〕

2007-10-21 19:21:36 | のほほん日記系
デカイ^^; 現物が届いたが3.7mはさすがに長い。
最初の難関は壁取り付け金具である。
パネル工法の家なので、外壁の下はベニヤである。
構造材が等間隔に入っているのだが、結局6本のボルトのうち2本しか当たらなかった。
後の4本はベニヤに固定されるが、構造材への固定位置から不均等配置とした。
●   ○   ○   ● ○ ○
↑こんな感じ^^; 大丈夫かいな?
当然、防水紙を貫通しているのでオリジナル工夫でドリル穴にコーキング剤をぶち込み、ねじ込むことによって防水を期待。
さらに、壁面との隙間もコーキングした。
うーん、意外としっかり付いた。これが壁からベリッと剥がれるとすればよほどの台風に違いない。
【コーキングが汚いのは愛嬌愛嬌】

自転車小屋〔アルミテラスその1〕

2007-10-21 19:04:06 | のほほん日記系
去年の台風残骸を見て思った。パイプ材では強度が足りない。
うーん、木材で1から作るのは面倒だし意外に材料費がかかる。
ここはひとつ、既製品のアルミテラス(洗濯物干しのあれ)にすることに。
カーポートのようなポリカ平板のものはカッコいい。
しかし台風時に2枚飛ばされた修理代は2万円(それでも格安)だった。
さらに小さいものでも7万円は下らない価格はちょっと。
工事費は3~5万円が相場らしい。
波板の格安のものでもパイプ材よりは強いだろう。
と探しているとナフコで特売品を見つけた。
間口2間奥行1間の大きめサイズで、敷地にギリギリ入る。
なんと3万円ちょっと、ネットで検索してもこれより安いものは見つからなかった。
これは買いである。
仕事を早引きして買いに走ったのだが、注文で1週間かかるそうだ。
注文したけど仕事休んだ意味なし!
「え、工事はお客様が自分でされるんですか?」
『へぇ、趣味なもので』
工事費がもったいないとは言わなかった。^^;

自転車小屋〔去年の回想〕

2007-10-21 18:50:48 | のほほん日記系
我が家にはかつて自転車小屋があった。
家を建ててしばらくして、バイクと自転車を雨ざらしから救うため一念発起。
イレクターなるプラコートされた鉄パイプを組み立てて、ポリカーボネートの波板の下屋を自作したものだ。
新築の壁に穴を開けることをためらって、箱型に組んだのだが、さすがにガッチリとはならず、足を杭に固定することで何とか強風にも耐えていた。
しかし、年々台風が来るたびに虎ロープで家本体やフェンスに固定し、ギシギシバタバタ不安な夜を過ごすことも多かったのである。
昨年の台風でカーポートの屋根板が吹っ飛び、次の日・・・
なんと、自転車小屋は屋根部が落っこち、柱部は分解していた。
度重なるゆさぶりで金属疲労したのだろう、角部分のジョイントが綺麗に折れてしまっていた。
骨組みが完全分解したのだった。
さすがにポリカーボネートの波板は全く破損しておらず、皮肉にも廃棄するときに破壊できず困ったものだった。

あれから一年たった。台風の季節も終わった。
さて、落雷の保険金も下りたことだし、また自転車小屋を作ることにした。