あれ?渋谷で有名だった三千里薬品のネオンが、いつのまにかどこにでもあるような屋外広告スクリーンに変わってる。
時代の変化だな。昭和は遠くなりにけりってな。創業40年ていうから、店自体は1960年代からあるってことだ。
ヘアスプレーはいまでも売ってるわよね。
たぶんな。でも、どうして?
いえ、アメリカ映画の「ヘアスプレー」も、1960年代を舞台にしたミュージカルだったなあと思って・・・。
1962年のボルチモアが舞台になっている。バリー・レビンソン監督の名作「わが心のボルチモア」に描かれた町だ。
あれはよかった。アメリカンドリームを信じて移民してきた一家のつつましい物語だったわね。
開巻、いきなり町並みが映されて「グッド・モーニング・ボルチモア」っていう歌で始まるから、うかつにもあの名作が頭の中によみがえってしまって、感慨無量だった。
アメリカ人なら、この映画の隅々にまであふれている1960年代の風俗を懐かしく思い出すんでしょうね。
日本人が「Always 三丁目の夕日」を観て昭和30年代を懐かしく思い出すようなもんなんだろうな。
太った女の子がそれをハンデにもせず、地元のアイドルになっていくという物語は単純で、肩ひじ張らずに楽しめたわ。
とはいっても、古き善きアメリカ、といいながら、黒人はまだまだ差別されている当時の社会背景もきちんと押さえられていた。デブってことで差別されている白人の女の子が音楽を通して黒人と仲良くなっちゃって、結局人種の垣根を壊していく。人間なんて、姿形も肌の色も関係ないじゃない、なんて、なかなか痛快なメッセージだ。
それを深刻に描くんじゃなくて、ミュージカル・コメディとして軽やかに描くから、観ていてとにかく楽しい。
あの主人公の女の子、あんなにいつも踊りまくっているのに、どうしてやせないのか不思議だけどな。俺には、ビリー・ザ・ブートキャンプの何倍もエネルギーを使っているように見える。
遺伝じゃないの?お母さんも同じように太ってる。
お前の家系と同じってことか?
でも、私の母親はジョン・トラボルタじゃないけどね。
そうそう、デブの母親をジョン・トラボルタが演じていて、これが予想以上にはまってる。
みごとに太った中年女性になりきっていて、しかも昔とったきねづかの踊りまで披露している。
トラボルタ・ファンなんていまどきいるかどうか知らないが、数少ないファンにとっちゃあ感涙ものだ。「パルプ・フィクション」以来の当たり役なんじゃないか。
それもそうだけど、とにかく太った女性が勇気をもらえる映画よね。君はそのままで十分美しいんだよ、と言われているみたいで、ほっとするわ。
とくに、アメリカ人は半端なデブじゃないからな。ヒットした要因のひとつかもな。
三千里薬品でやせる薬でも買おうかなと思っていたけど、やめたわ。
うーん、お前の場合はやめないほうがいいと思うけどな。
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渋谷駅西口バス停
ふたりが乗ったのは、都バス<池86系統>
東池袋四丁目⇒東池袋一丁目⇒池袋駅東口⇒南池袋三丁目⇒東京音楽大学前⇒千登世橋⇒学習院下⇒高田馬場二丁目⇒学習院女子大前⇒都立障害者センター前⇒新宿コズミックセンター前⇒大久保通り⇒東新宿駅前⇒日清食品前⇒新宿伊勢丹前⇒新宿四丁目⇒千駄ヶ谷五丁目⇒北参道⇒千駄ヶ谷小学校前⇒神宮前一丁目⇒表参道⇒神宮前六丁目⇒宮下公園⇒渋谷駅西口⇒渋谷駅東口
娘の前向きな行動で
変わっていく母が
とてもおもしろかったですね
しかし、何で肉体的なハンデを持ちながらあそこまでポジティブになれるんでしょうね。秘訣を知りたいものです。
ビリーもビックリな激しいダンスでしたし(´▽`*)アハハ
お尻フリフリは、ヒップアップに良さそう!
しぐさもキュートでかわいくって♪
ラストの人種の垣根を壊したステージは
彼女が起こした奇跡!!
トラボルタ母も踊ってましたし(ぷぷっ)
楽しくって心躍りました~
ことです~。
実は劇場予告でママをトラヴォルタがやってるって気づけなかったんですよー。
それに映画を観ていると、なんだかかわいく感じられて、本当はおっさんってこと忘れちゃいました!
それにしてもメタボであんなに動けるってスゴイな。
「コニー・コリンズ・ショー」なんてしないで「コニー・ザ・ブートキャンプ」にすればもっとヒットするのにね。(主役はもちろん黒人?)
■くろねこさんへ
だいじょうぶです。誤解はしません。まあ、似たもの親子なので、誤解されても、神経質になることはないと思いますが。
■AnneMarieさんへ
トラボルタって知らないで観ていたら、案外ほんとの女性が演じていると勘違いしたかもしれません。一世一代の演技でしたね。
たしかにあれだけ激しく踊っていたら絶対痩せそう~
めちゃめちゃ楽しい映画でしたね♪
ところで、最近この路線よく乗ります~☆
伊勢丹前から渋谷・池袋にいけるってのが魅力♪
新宿駅まで歩くのめんどくさいので、、、ってそんなことしていたら私もトレイシーのようになってしまいそうです
あれはある意味、究極のエクササイズですよね。
ところで、この路線、地下鉄ができたら
消えちゃうのかな?
地下鉄になったら、いっそう運動量が減るような気が
します。
主人公とトラボルタの迫力が、今でも胸に迫ります。
ところで、会話形式って珍しいし、内容もおもしろい!おまけに東京の風景も楽しめそう(よく分かりませんが、すごく地域密着みたい・・)。時々”観光”に来させて頂きます。