【映画がはねたら、都バスに乗って】

映画が終わったら都バスにゆられ、2人で交わすたわいのないお喋り。それがささやかな贅沢ってもんです。(文責:ジョー)

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

「座頭市 THE LAST」:東京都現代美術館前バス停付近の会話

2010-06-02 | ★業10系統(新橋~業平橋)

板硝子センター?硝子がいっぱい入っているのかしら。
割れたら相当危ないだろうな。
仕込み杖を手にした座頭市みたいに?
こんどの座頭市は、スマップの香取慎吾が演じている。
初めて座頭市を演じたのに、「座頭市 THE LAST」。
もちろん、盲目の座頭市。
目が見えない役っていえば、木村拓也が「武士の一分」で、草 剛が「山のあなた 徳市の恋」ですでに演じているんだけど、そういう役がSMAPは好きなのかしら。
あとは、吾郎ちゃんと、中居君かあ。
ウォン・カーウァイ監督の「楽園の瑕」のリメイクなんてどうかしら。
トニー・レオンがやった役だろ。かっこよすぎだ。
香取君だって、予想以上にかっこよく座頭市を演じてたわよ。
なんてったって、監督が男を描かせりゃあ当代一の阪本順治だからな。
初めての時代劇とは思えない、本格的な仕上がりになっている。
仲代達矢が登場するシーンの長回し撮影はどうよ!
長回しなら、白い雪の壁を背景に香取慎吾と倍賞千恵子がシルエットになって語り合うシーンも相当なもんよ。
屋内へ目を転じれば、漆黒になまめかしく黒光りする柱。
これぞ、時代劇ならではの美術よね。
村があるのは、猫の額ほどの農地から海へと続くわびしい風景。
これぞ、時代劇ならではの屋外セット。
そこで繰り広げられる凄残な争い。
盲目だからって、殺陣にも手を抜かない。
いきなり縦の構図をはさみこむ編集がまた、興奮をかきたてる。
ストーリーを要約すれば、正義の味方が妻の復讐に燃え、村人と手をたずさえ、巨悪を退治するっていうストレートな物語なんだけど、脚本がそこまですっきり決め込まれていないんで、溜飲を下げて映画館を出るっていうつくりにはなっていないんだけど、その分、画面の隅々に力が漲っている。
映画の力を感じるには、時代劇って格好の素材だって改めて感じたな。
「LAST」にするには惜しい出来。
だからって、不自然に生き返ったりする続編をつくるのはやめてくれよ。
あ、それを吾郎ちゃんか、中居君がやるのもいいかも。
だから、やめてくれっちゅうの。







このブログ、まあまあだったかなと思ったら、クリックをお願いします。




ふたりが乗ったのは、都バス<業10系統>
新橋⇒銀座西六丁目⇒銀座四丁目⇒築地⇒築地三丁目⇒築地六丁目⇒勝どき橋南詰⇒勝どき駅前⇒月島三丁目⇒月島四丁目⇒晴海一丁目⇒日本ユニシス前⇒IHI前⇒豊洲二丁目⇒豊洲駅前⇒豊洲四丁目⇒枝川⇒枝川一丁目⇒枝川二丁目⇒塩浜二丁目⇒塩浜橋⇒木場六丁目ギャザリア前⇒木場駅前⇒木場三丁目⇒木場四丁目⇒木場公園⇒東京都現代美術館前⇒白河⇒森下五丁目⇒菊川駅前⇒立川⇒緑三丁目⇒亀沢四丁目⇒石原三丁目⇒本所四丁目⇒東駒形三丁目⇒本所吾妻橋⇒業平橋駅前




コメント (2)   この記事についてブログを書く
« 「トロッコ」:木場公園バス... | トップ | 「告白」:白河バス停付近の会話 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (タミリン)
2010-06-05 00:08:48
都内住民ですが、
都バスには乗ったことが無いわ~

いやいや、むしろ埼玉住民の時には
上野から乗った事があったかも~
■タミリンさんへ (ジョー)
2010-06-06 10:40:31
都内なら地下鉄でだいたいどこへでも
行けますよね。
でも、ときどきは
都バスに乗ってみてはいかがでしょう。
また新しい発見があるかもしれませんよ。
映画を観ると新しい発見に出会うように。

コメントを投稿

★業10系統(新橋~業平橋)」カテゴリの最新記事