今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

実はこれでいいのよ、男ってのは。

2021年07月30日 | 今日の料理
よくこだわりがあるように言われる事があるのだが、実はそんなにこだわりがないと「自分で」思う。

水に鶏肉(偶にはモモ肉)をぶち込んで煮立ったら、
挽肉を丸めて(いや丸めもせず)落として
煮立った所に落として火を弱めれば、そんなに壊れない。

野菜を入れて

酢プラス醤油やポン酢と醤油で

野菜類と挽肉を一緒に食べるとめっちゃ合う・・・

これでいいのよ。。。

ダシとかとるから・味を付けるから逆に料理を面倒でやらなくなってしまうのよ・・・
最初から悩まずただ茹でて、塩でも醤油でも酢でも好きな味で食べれば良い。

むしろ、残った汁をどうするか?にこだわりたい。

リゾットとか饂飩に使うか、鶏粥雑煮etc・・・

鰹のタタキが食べ切れなかった(元がやや古かったので)翌日、流石に生ではヤバいかなって思ったので

ラップをかけたままレンチンをして

少し冷めてから皿を入れ替え、
(多少温かろうと、この後冷たいのを混ぜるから別に・・・)
生野菜とテキトーな余っていた冷凍ドライハーブを加え、マヨと混ぜただけ。

切ったパンにのせるだけでご馳走

「寧ろ」リメイクって楽しい!!



数の子の漬け汁で煮た椎茸の細巻きで生産者に僅かにでも応援になれば。

2021年07月28日 | 素材
先日、人生で最高クラスの数の子を頂いて、普段数の子って高いしそんなに食べなかったが(公平に判断をしたいから「好き」・「嫌い」の『概念』を一切排除しようと『努力』はしているのだが)、

これは尋常ではなく美味しくて、こんな美味しい数の子が世の中にあるんだ?って。

これは便利そうな事シリーズに入れれば良いのかもしれないが、出汁が効いた汁もあまりに美味しかったのでその漬け汁で、茹でたほうれん草を「おひたし」みたいにして食べたのだが、べろぼうではなくイケるので、この余った漬け汁に酒・砂糖・醤油を少し足し味を整え椎茸を煮てみる事にした。

本当は椎茸の可能性(←近年はオレンジ色はリンクのルールにしている)の方に書くべきだったかもしれないが、美味しいのは勿論、
このご時世、本当に本当に僅かでも生産者を応援出来るキッカケの1つになればと1つの記事として独立をさせようかと。
(何か貢献を出来たら・・・)

ごはんにも尋常じゃない美味しさ・・・(写真撮影の前に手が止まらなかった)
何処か観光地の高級なお土産か?ってぐらい美味しかった。
やはり出汁の差ってあるのかもなー
旨味がスゴイ(違う)

酢飯を作って
(1人前をササっと作って、寿司酢は正解の配合率なんて1つなワケがないから、寿司としてあまり逸脱していなければいいでしょ・・・江戸前みたいにキチンと酸味を効かせれば、寿司の原型でもある「なれ寿司」に通じる部分も観える、恐らく多分それが正解に近い気がする)
以前、勉強をしたカキ氷を団扇の柄に

椎茸を多少切って並べ・・・(あまり細かくし過ぎるとツマラナイかなって考えて、適度に肉厚さを感じる程度に、でも切った時に繊維に引っ張られ抜けない程度にしておいた)
野菜寿司のように、『わさび』を所々のせる。

下手だけれど、まあ自分で食べるんだし、(不正解はあっても)正解なんて無いのだから、悩んでやらないよりはガンガン作ってしまえ!!

味は、美味しい~~~~~!!
凄いぞ、なんだこれ!!?
やはりレベルが違う・・・
元々、椎茸の野菜寿司って大好きなんだけれど、これ、凄い・・・
海苔巻きにしても美味しいや・・・

暑い時にサッパリとして疲れが吹っ飛ぶぜ



???意外に美味しかった昆布煮&糠漬けの焼き飯

2021年07月28日 | 今日の料理
さばいた魚のアラで取った出汁で炊いた切り昆布(←茹でた切り昆布の出汁で魚は煮て)、
そろそろ限度だったので。
あまり細かくし過ぎないように少しきざんで

タッパに入れて野菜室に入れておいたご飯に合わせ混ぜ

昆布がハネると嫌だから一応蓋はしてレンジにかける。
(煮た昆布の汁気を少しでも一緒に飛ばせるのかなぁ~って)

大根の糠漬け(古漬け)があったので、僅かにきざんで
(残りはタッパへ)

温めたフライパンに鶏肉を茹でた出汁を冷やして固めたラードを取り「放置」して乾燥させたラード(みたいなもの)で、
炒飯の技術を思い出し、卵を半熟にし、そこに温めた昆布ご飯を入れ、ザっと炒めたらきざんだ大根の古漬けを散らし、又やや弱火にし炒めて、焼き飯チックに。
敢えて糠漬けと昆布煮の塩気に全てを託した、炒飯とか中華・大陸の料理ってつい塩コショウとか醤油とか調味料を足してしまうが、調味料に頼らず、より自然に近くすると一体どうなるのか?、それを知りたかった)

確か料理雑誌のチャーハン・焼き飯特集で、まかない料理だか居酒屋メニューで、
塩昆布を入れる焼き飯
高菜炒飯
を観た事があるので、それを合わせてもいいのかなって。

実際に味わってみると~~~・・・

なんとも中々美味しいじゃないか~

しかもスゲー優しいけれどキチンと味もするし、漬物で熟成をされた深みってのもある。
なんだこれ・・・

昆布のフコダインで無茶苦茶にパラパラってワケにはいかないが
あまり炒め過ぎて玉子の風味を飛ばしてしまってもいけないので適度な火加減で炒め過ぎに注意をしてみた。

焼き飯は一気に残り物を処理するのに便利かも。



アントシニアニン抱負な黒米は食感がプチっとして良い。

2021年07月27日 | 素材
自身が重度の蕎麦アレルギーなので(←皮膚が割れ血だらけになり周囲の人々に血の飛沫をかけお店ごと御迷惑をおかけしてしまうので)下手をしたら十六穀米とかに蕎麦の実が入っている可能性があるから、中々穀物入りのお米を食べたくても食べられなかったのだが、

今回、銀座(有楽町や銀座一丁目寄り)にある山形物産館「おいしい山形プラザ」で黒米「だけ」を手に入れた。
量り売りなんだ。
店舗へ行った時、丁度凄まじい雷雨が起こり(←本当に低い位置で稲妻が光りまくる状態、こんな事は銀座で初めてじゃないかってぐらいに凄かった)、表に出れなくなってしまい、
店員さんが「今は表に出ない方が良いですよ、危ないから」って言って下さったので、雷雨が止むまで商品を観てようと思っていたので、山形物産館・山形県の物珍しさ&素材を加工するアイデア・企画力に、この素材をそんなカタチに変形させるのか!!?って、もの凄いインスピレーションが湧いてくる事が多かった中で出会った黒米だった。
(商売っ気ではなく「危ないから」って、他人の事は心配しない東京で聞くワードとしては珍しい一言で、山形県について一気にファンになったわ・・・「花の慶次」や「一無庵風流記」・上杉謙信が好きなので米沢へも行った事があるし、上杉神社のあの神聖な感じは一生忘れられない感覚だったし、直江兼続やおせんの墓とかも、『狭間』に使える土塁用に使えるアイデアにしてあって企画力の地域なのかぁ~って感動をした思い出が)
もち麦はちょっと粒が大きくてあまり食べないのだが、以前、仕事?で種子島へ行った時に赤米を教わったのだが、黒米もあるんだなー
因みに鯉の煮付けがあった、関東人だとどうしても「洗い」や「鯉コク」ぐらいしか知らないのだが、鯉は内臓が美味しい魚ってキャッチコピーが凄く気になった。

黒米も種子島の赤米みたいにやはり古代米なのだろうか?と思って調べたら
確かに古代から中国やバリ島・東南アジア諸国で栽培をされてきたようだが、
日本ではそれを更に1989年以降に勧められた農林水産省による「スーパーライス計画」によって品種改良を行ってきたとのことで、
黒米は白米や赤米よりも高い抗酸化作用があるとのこと。
黒い色はどちらかというと紫色素でもあるアントシニアニンが作用をしているらしい。

そのアントシニアニンというポリフェノールの一種に、ブルーベリーの様な視力増強・肝機能強化等の作用があるとも言われている。
(赤米の方が品質管理はし易いようだ)

最初説明書を別の場所へ置いておいて分量が解からなかったので
米3合に小匙1にしてしまったが、
後で説明書が出てきて調べたら米1合に大匙1って書かれていたが、
まあ、最初は慣れる為に少しづつからというのがセオリーらしい。
(100%で炊いては良くないようだ、成分が強過ぎるみたい・・・)

お、美味しい!!
プチプチっとキビみたいで
(でも、もち麦よりは主張しない「奥ゆかしさ」がある)
凄く食感が良い!!

これ、ハマるかもしれない・・・!!

明らかに健康に良いってのが身体で解かる気がする。
身体が弱い人の方が、敏感にこういう事は身をもって解かるというか・・・

翌日は更にアントシニアニンの色が出て紫チックに。

3合で小匙1だったけれど、徐々に増やして適度な所で止めていこうかな。
リゾットとか作ったらどうなるのだろう?

後日カレーに合わせてみたら、凄まじい美味しさだった!!

これは前回より少し増やして3合に大匙1
カレーの時、良いな・・・外で蕎麦アレルギーが怖くて穀物米のメニューは避けてきたけれど、下手すると八穀米のお弁当を販売をしている店員さんが「私ただの売る人だから何が使われているか知らないです」とハッキリ言う店員さんも居る世の中、←結局本社に電話で問い合わせ→受付の人も解からなくて調べて貰ったら、蕎麦が入っていて「絶対食べないで下さい!!」と言われ返品しに行った思い出が・・・)

徐々に増やしていくのは良いかもしれない。

『後日追加』

黒米(結局、黒米3合につき大匙1にしている)で酢飯を作ったらどうなるのだろう?と試してみた。

おお、なんちゅうか不思議なアクセントがある印象。

不味くは無い、が、海苔巻きとかに大葉を入れてアクセントを増やした巻物の方がより寿司へのアプローチというか完成度が高かった気がした。
(海苔巻きの高さも揃い出したし、段々安定をしてきた気がする、まだ遅いけれど・・・)



カンパチのシャブシャブ(風)→鴨鍋→親子丼→焦がした煮物。

2021年07月25日 | 今日の料理
「魚のシャブシャブ」

加熱用の安いカンパチが手に入ったので

薄く切って

適宜その日安かった野菜(今回は小松菜と三つ葉)と共に早めに茹でて(でも火は通っている)

ブリシャブみたいなののよく加熱する版(ブリとカンパチは違う)にしてみた。
新鮮ならサッとシャブシャブするが何せガチに加熱用のヤツなので・・・
どうせ酢醤油やポン酢で食べるのだし・別にこだわらんし。

薬味が無かったので山葵を~と思ったけれど、酢醤油と山葵がぶつかる感じだが、

一緒に入れた春菊は山葵が尋常ではなく合った。ふむふむなるほど・・・

これでいいのよ。
素材を活かす事が出来るってこれが凄い御馳走

「鴨鍋」

ダシが余ったので

魚のやや臭い出汁には肉を合わせて『相殺』をさせろ!!というセオリーを学んできたので
鴨肉(の小間切れだけれど)があったので、鴨鍋にしようと思ったが今回は(←近年オレンジ色はリンクのルールにしている)
酒・砂糖・やや薄くした醤油の中で丸1日漬けてみてから
ネギを焼くのが面倒だったのでそのまま(←焼くと苦味が多少は出るし)肉を漬け込んだタレと共に煮てから
醤油で味を整え、サッと肉を煮たら

物凄い柔らかさだった!!

やはり鴨肉は煮過ぎない事と、丸一日酒と砂糖で柔らかくしておくと全然違う。

「親子丼」

今度は味付きの煮汁が余ったので

濾して

冷蔵庫で冷やした後、上に固まったラードみたいな油脂分を取り除き流石にこれは紙に包んで燃えないゴミに捨てた、水道管に流すと冷えて詰まりそうだし)

酒や砂糖・醤油で少し味を整え

親子丼に。
鴨も鶏だし、鶏肉と合わせても問題無い。
汁が多かったから、余った汁は取り分け、折角丼物用に米がピンっと立っているのに、汁でビシャビシャのオジヤみたいな丼物は食べたくは無いから、丼物は基本「ツユヌキ」
うちは鶏の胸肉のボイルを常備菜にしている為、鳥の胸肉があったから胸肉と長ネギを薄く切って(短時間で仕上げる為にネギを薄く~)で作ったのだが、
細かく切って(←自動的に繊維を断ち切れる)
サッと火を通すだけで済み(←小さいから自動的に短時間)、
酒と砂糖の効果で
めっちゃ柔らかかった。
冒頭のカンパチのシャブシャブに使った時の三つ葉を残しておけばよかったなー
(夏場だからもたないような気がして・・・)

勿論問題は無い(やや優しく仕上がったかもしれないが、夏場で汗が出てしまう場合は少し濃くしても有りっちゃ有りなのかもな・・・と、もう少し「精進」&「自己研鑽」をしたい気も)。

「煮物」

その余った汁を濾して

茹で卵と根菜類を煮たのだが、五輪の開会式を(横目で)流しながら(一応流行りには遅れたくなかったので)、
スモークサーモンの、、パテや、、サーモンハラスを煮た記事をまとめていたら、少し焦がしてしまった。
いつも自身の戒めの為に失敗例もキチンとなるべく出して己を辱める事で2度とやらないように自戒の念としてきたが、
メディアとかネットって良い部分だけを出せるじゃない?、他人は勿論、未来の自分にすら偽ったらダメだと思うのよ・・・
それにしても、今回の失敗はあまりにショック。
もう、
時計のタイマーをかけておくか
鍋で煮ている時はパソコンをしない
という暗黙のルールを自身に科しておこう。

食べられない事は無いんだ、寧ろ卵なんて美味しいし(悔しくて言っているんじゃないよ、悔し紛れの言い訳は自身の成長に繋がらないので)。
(今回は保存の事を考え半熟煮玉子にするツモリもなかったので火が入っても別に構わない)
ただ野菜類がやや苦味も出てしまったし、救えるヤツは救ってトリアージもしたけれど、少しダメにしてしまった。
頑張って失敗作を数日かけ己で処理をしないと。
もう同じ失敗はしない!!
タイマーだわ・・・
あと、繊細に煮る時間をコントロールしようとし過ぎた

ただ鍋底が直ぐ落ちてくれたことだけは助かった!!!

テフロンというワケでもないのだが、鴨や鳥胸肉の油脂分や野菜から出た水分とかで助かった印象。

重曹に漬けて・重曹を沸かして~
それでも落ちなければグレービーの技術を使うなんて嫌だものな・・・

【煮方】はなんで責任が重いか?
「その鍋全部をダメにしてしまう責務を常に負っている」そんなような事が料理漫画に書かれていた事を鍋を焦がしたりすると『必ず』思い出す。

最近、ミスが多い!!、なんか前回の緊急事態宣言明け以降、マルチタスクのリズムが掴めなく、公私混同を上手いことやってのけられておらず、自信を失って少し苦しんでいる。

慣れた頃にこそミスや事故が起こるというので、「何か」に慣れたのかな・・・
(壁にぶつかった時は初心へかえらないと)
それとも自身への「叱咤激励」や「気合」が足りないのだろうか
いや目標(希望)が足りないのかな・・・



昆布出汁でカツ丼~味噌汁~サーモンハラスを煮る。

2021年07月22日 | 素材
切り昆布で出汁があったので


「カツ丼」

昆布出汁だけでカツ丼を作ってみようかなーって。

市販のカツを煮てみる。

良い感じ。

ま、結局出来れば良いのよ・・・
味は問題無いわな・・・

「味噌汁」

便利そうな事8にも入れておいたが、市販品の揚げ物のキャベツって時間が経っていると灰汁が出ている事ってありますよね?
そんな時は加熱をしてしまうと、灰汁が取れ易い。

今回は昆布出汁だけで味噌汁に。
(ま、和風出汁の素や魚貝出汁を入れても良いのだが)

野菜も摂取し易いし。

「サーモンハラス煮」

サーモンハラスって多くの人が焼く事が多いが、そういえば煮た事ってあまり無いなと・・・

鮭系統は皮(正確には皮と身の間の油脂分)が美味しいのと臭みを取る為に湯で霜降り。

冷水で冷やすと同時に鱗を洗い落としてしまう。
ちょっとこれが取りづらいが、これが美味しくなるモト、鮭は皮と身の間こそが美味しいから・・・

適度な大きさに切って。
(本当はヒレも切るがそれもダシになるでしょう・・・生ゴミを出したくないし)

昆布の出汁と酒・砂糖を煮立て、醤油を入れ、サーモンハラスだけだと寂しいのでイサキと共に煮てみた。
臭いと嫌だから生姜も入れて、ちょっと失敗しても食べれるように保険をかけておいた

こんな感じかな?

結果
サーモンハラスって煮ても美味しいんだなー
もの凄くご飯にも合うし、
焼くよりも油脂分が落ちているし、
煮凝りも上品
皮も焼いた方がパリッと美味しいが煮ても結構いける(←やや鱗が取り切れない部分があるが、ま、大人なので・・・)
イサキもたまらん!(骨が少し多いが大人は平気さ)
煮ておくと数日間おかずに悩まなくて済むので便利。

(ま、そんな上手ではないけれど)
ほぼ、なんでも煮られるものなのだな・・・



驚異のリメイク術「スモークサーモンのパテ」&新しくしたレンジ。

2021年07月19日 | グルメ
スモークサーモンが少し余っていたので
チラシ寿司(スモークサーモンの)
パスタ
等にしようか迷ったが、
パスタは冷製パスタはあまりよく馴染みが無いし、加熱パスタ?にしようかと思ったが
折角スモークサーモンで半生にしてあるのになんで又加熱せにゃならん?と勿体なく思ったので、

あまりやらないパテにしようと思ったが、これっぽっちのサーモンの為にクリームチーズや生クリームを買うと又それが余ってしまうので
(本当のチーズ好きはクリームチーズやチーズケーキでは満足出来んのよ・・・99%チーズでも100%チーズとは絶対に違うから!!)
なので悩んでいたら、そうだ確かスティックタイプのビスケットの硬いのをつけて食べるクリームチーズディップが売られていたなと、原材料を観ると・・・
ビンゴ、ドンピシャ!!、生クリームも入っていた。
これなら余っているスモークサーモンに丁度良い量で使い切れる!!

とりあえず余りをきざんで、
これっぽっちの為にフードプロセッサーを使い終わった後に洗いたくないし、きざんで作る事を身に付ける為にも練習練習!!

スモークサーモンの余り
ドライのハーブ
クリームチーズディップ
混ぜるのに水分があるとよりラクだろうから僅かな牛乳で粘度を調整。
塩コショウで味を調える。

元の量が少ないので、そのままココット皿に入れたのだが牛乳の水気で簡単に混ざるぞ。
(※牛乳を入れ過ぎてこぼれないように)

後はラップをして、先程サーモンを入れていたビニールに入れ

冷蔵庫で1時間冷やし固める。

(帰宅をしてから)ビスケットの器を切り取り

つけて食べてみた。
(量も増えて結構使い出がある)

トーストに塗っても良し

味も良いし、ホンノリ薫香とミックスハーブが丁度良い塩梅
分量?、余りものに混ぜるだけだからそんなの決めてない!!
(サーモン2クリームチーズ1ぐらいと目安はなんとなく考えてはいたが・・・)
リメイクなんだからもっと気軽に料理していこうぜ?

それにしてもサーモンのパテって混ぜるだけでいいんだなー
(ま、本来はクリームチーズを常温に戻したり攪拌したり、生クリームを用意したりするのだろうが・・・)
こだわればケッパーとかアンチョビとか色々入れるレシピもあるようだが、今は別にお金を取って他人に出すワケでもないから・・・
(構成だけ学べ体感出来ればそれでいっかなーって)

ちょっとクラリファイドバターにも似ているか・・・
(確かクラリファイドバターにもこういう魚介類を入れるバリエーションがあるんだ、いずれにしても「保存食を美味しく活用する方法」から編み出されているので、欧風とはいえ非常に人類の生活に密接をしている事も感じられる)

「オマケ・・・新しいレンジで・・・」

少し余らせておいたので
流石にそろそろ火を通した方がいいだろうか・・・?

遂に何十年も使っていたレンジを買い替えたので、
(以前のは所々温まらなくても、まだギリなんとか使えたのだが、物事には限度があるような気がしたので、余計な機能が付いていなくて使い易かったんだけれどなー)
今回も必要最低限の機能だけで充分なので
運送されてきた日に庫内を拭いてから、即、シーフードミックスを解凍・・・
このダイアル式はあまり使った事がないのでコンビニとかで迷うから、少し慣れておこうと思って敢えてダイアル式にして慣れる練習

玉葱の微塵切りを水を少し入れ温め1分とかで蒸す。

フライパンを温めバターを溶かし玉ねぎを炒める時の「煮炒め」の水分にシーフードミックスの溶け出た汁を活用してみた。
どうせハーブや胡椒を効かせるし「旨味を優先」。

今回はスコッチウイスキーをホンの少し入れ(←火事に注意する為少し)アルコールを飛ばし牛乳を少し入れ

余っていたサーモンパテの半分強を入れ溶かし弱火でかき混ぜながら粘度を付ける。
煮詰め過ぎそうだったら、牛乳か茹で汁を入れソースを緩め、

茹で上がったパスタを入れ絡めて、ワザと少しだけ薄めに塩・胡椒で味を整え(薄くするのは『後で』理由あり)、
僅かに火を入れたら皿に盛って、
余らせておいたサーモンのパテを上に乗せ、熱いうちに溶かし絡めながら食べることで
イギリス料理の様に、塩味の濃さを食べる人が自身で調整をしながら食べると楽しい(と思う・・・)。
(好みで)僅かに黒胡椒を振ると全体の味が締る印象味を押し付けない事が俺流。

まあ、間違いないわな・・・
全体は超クリーミーだけれど、ウイスキーと薫香が骨太な味の「外郭を」キッチリ・カッチリと固めてくれる印象
偶々ペンネが沢山あるのでショートパスタにしたがロングでもよかったかも。
ま、私は大して気にならない。
(ペンネやショートパスタはツマめるから好きだし、クスクス程ではないけれど粒食文化の私達にはより馴染み易い部分があるのかも・・・ショートパスタは様々なバリエーションがあって楽しいし)

「オマケ」

後日作って又少し残しておいたのでイギリスのクラリファイドバターみたいにしようか?迷ったが面倒なので、
クリームチーズを使わず無塩バターで作るパテもあるらしくそれも体感しておこうと。
今回も少量なので
フードプロセッサーを使わず
少量で構成だけを学んでみよう。
サーモンとバターの比率はサーモン200gだとしたらバター50g~70gぐらいらしい。
今回サーモン20gだから5gでいいかな。

常温に戻したバターにハーブや調味料を加えるとハーブバターになるんだよな。

少量なので生クリームを買うのも勿体ないので、迷った挙句、ふと喫茶店で使わなかったポーションクリームがあったので、こういう時に使ってしまおうかなって。
少し牛乳で伸ばしながら・・・
(構成だけ解かればいいんだ、構成だけを体感で・・・)

面倒なのでフォークで混ぜ味見をしたら、

うわっ、薬クセー
ガゼインっていうの?やはりポーションクリームは生クリームではないんだなー

仕方が無いから胡椒を入れまくった。
辛い・・・(ま、保存効果は高まるかな・・・)

やはり1時間寝かせてフォカッチャを薄く切ったトーストに乗せて食べたら・・・

凄い美味しさだった!!
クリームチーズの時よりスークサーモン自体が(何か知らんが)活きているというか。
配合の違いだろうか?
クリームが少ない分(というかイカサマをした分)乳製品のマスキング効果が少ないからだろうか?
(それはそれで問題だが)

とにかく二通りの方法を体験出来た!!



ツブガイの炊き込みご飯

2021年07月15日 | 今日の料理
ボイルしてあるツブガイが刺身状態で大根のツマ上に乗ってパックで安く売られていたので当然古いから炊き込みご飯にしようかなって。

水と共に出汁(良い出汁が無かったので本出汁の素を少し「だけ」入れた、結局炊き込みご飯って江戸時代の鉄火飯の部類だし)に、酒を入れ沸騰させ

そこに醤油とツブガイを入れ

再度沸いたら、火を止め別の容器に移して、1晩漬けておく。

翌日米を研いで水をきっておき

ツブガイも汁をきり

汁を米の分量だけ入れて「から」ツブガイを出汁の為に「僅かに」乗せ
あくまでも後からツブガイとか具を乗せる。
残りは『後で混ぜ込む』ので密閉し冷蔵庫で保管。

普通に炊く

炊けたら残しておいたツブガイを混ぜ込み、蒸らす
20分ぐらい蒸らしたら丁度良かった、5分ぐらいだと少し足りないかな・・・)

問題無い。

2杯目や途中から薬味を乗せても。
ワサビがそれぞれの素材の味の輪郭が明確になる為に良い感じだった。
途中から好みの薬味を乗せたいから、敢えて全体を生姜の味にしてしまわないように生姜を入れず酒で臭みは飛ばす事を選択。
ご飯や酒が甘いのに更に甘ったるくしたくはないから(キレを出したいから!!)、砂糖や甘味は入れないレシピ。

数か月前に「結局世の中では単品の炊き込みご飯が流行っている」との情報を得たので一応体感をしておこうと。
(まあ結構色々な食材で炊いているんだけれど・・・ツブガイとか貝単品は家ではあまりやらない気がして・・・)

余った炊き込む汁は、煮物に使おうか?迷ったが、暑かったので醤油を少し足し(煮詰めてツユを作る気力は残っていなかった)、うどんツユにした。

貝出汁は優しいなあ

因みにパックの底にあったツマも出汁(の素)でサッと茹でておいて味噌汁にした。

野菜も食べないと・・・



鰹のたたきの竜田揚げ。

2021年07月15日 | 素材
これはもう広く世間に知れ渡っている方法なのだが、鰹のたたきを竜田揚げにすると中々イケるらしいという事で、偶々生で食べるのにはリスクが要りそうな鰹のたたきが手に入ったので体感しておこうかと。

ニンニクと生姜をする。
今回はアジアンチックな料理法だからニンニクの芯(芽)は使おうかな・・・

すったら醤油と酒で大体の量を混ぜる。
家だし、大体まとわせられればいいのよ、ヅケダレが余ったら勿体ないし余ったらお肉でも漬けておくかな・・・)、濃過ぎない分にはイギリス式に食べる人が食べたい味付けで食べる時に自身で味を付ければ良いハナシなので。
鰹のたたきを作る時に塩を皮にふって炙ってあるし
海のモノは最初から僅かな塩気があるし
濃過ぎるともうどうも修正が効かないから
なんでも多少薄いぐらいにしておく!!
(家のおかずなのに、イチイチ計測をしていたら料理ってツマランもん・・・)

斜めにして少し大き目に切ろうかな。(右から切ればよかった・・・)

油とか付け合わせの野菜とか他のモノが準備出来るまで揉み込んで少し漬けておいて

片栗粉をまぶし

揚げる。

元々刺身に「近い」状況で食べられるモノなのでサッと揚げて余熱で通していく感じでもいいのだろうが、
マジで古いとヤバいのでリスク回避に僅かに気持ち長めに揚げた(勿論余熱も計算をして)。

めちゃくちゃ美味しい!!

おお、なんじゃこりゃ、お肉みたい!!
(鯨の竜田揚げのもっと上品な感じとでもいえばいいだろうか。
鯨は鯨で魯山人の味噌汁とか、そのままのベーコンを、
フライパンで焼いたり
上手にやれば美味しいのだけれど、
ヅケとか不思議な事をすると偶にアレだが・・・大阪のおでんに入っている「さえずり」とかも美味しいし)

いや~、面倒くさがってやらなかったけれど、もっと早くやっていればよかった!!



(漬けるタイプの)ポークジンジャー

2021年07月15日 | グルメ
(ここから少し書き方を変えます)

ボーイズカレーの生姜焼きで、それまでそんなに食べなかった生姜焼きの凄さに気付かされてから時々、生姜焼きを注意していると偶にポークジンジャーなるモノを目にする事がある事に気付いた。

で、いい加減気になってお店のディスプレイとかを観てみると、どうも生姜焼きと違う、具体的には厚さが違うという事に今更気付いた。

んじゃあ1度生姜焼きとの違いを体験しておこうと。

(焼いた時に反り返ったり・縮んだりしないように)本気のトンカツみたいにスジや周囲を切って塩コショウを軽く、
(この時点で少し普通の生姜焼きとは違うんだな・・・と少しゾクゾクが始まる)

器に移しておいて。
先に漬けダレを作っておけばよかったけれど、ポークジンジャーに対しビビって理解が早い部分から手を付けてしまったワケで・・・そのツケがこんなにも早くやってくるとは・・・)

とりあえず上記の理由で、まな板等を代え、包丁を洗って
香味野菜を切る。
生姜と玉ねぎとニンニクをすって入れるんだな~
(一応ニンニクでウェってなり易い芯を抜いてみた、洋食ではない?からあまりやらなくてもいいのかもしれないが一応身に付けた事なので)

するのが面倒だから私の中のグリーンカレーみたいにミキサーにかけてしまえ・・・
そのままだとミキサーが回りづらいだろうから、どうせ後で混ぜる酒と醤油(←漬けるレシピを選択したので醤油は少し)を入れる事でキチンと刃を回転させペーストにしてしまおう!!

一瞬でペーストになったので砂糖とか蜂蜜とかと共に、更に醤油も入れ薄めに味を調える。

移動させておいたお肉になじませて

ラップをし一晩冷蔵庫へ
(※何度も言うが、寝かすのでワザとこの時点では薄く醤油の塩気をつけてある
(熟成感や柔らかさは足りないが)瞬時に作るなら醤油を濃くする!!
酒とか砂糖とかに漬ける事で「普通より」柔らかくなるかなぁ~って・・・

翌日常温に戻してから調理をし始める。

色々なレシピを観ると即作るレシピは小麦粉(強力粉の人も居たので私も強力粉にしてみた)をはたく人が居たので、とりあえず解からないから粉をはたいてみたが、
漬けるレシピのVER.はキッチンペーパーでよく水気を拭き取ってから出ないとピカタみたいに衣がくっ付くんだなー(次回気を付けよ・・・←私は失敗も出すので観た方は、あんなアホな事をしないように~って、私と同じ失敗に気を付けて下さいね)

お肉を茹でた後に冷蔵庫で茹で汁を固まらせて、上澄みをすくって冷蔵庫の中で乾かしたラードもどきを油替わりにやや多めにしく。

焼き始める。

裏面も焼いて、お酒を入れ、7割ぐらい蒸し焼き

1度トレーか何かに取り出し

先程のフライパンに漬けダレと、タレが少ないようなら水を入れ

1度沸騰したら弱火にし(焦がさないように)こそぎながら煮詰め。
※ジックリ火を通すと甘みが増すらしい。

ここでやっと醤油や調味料で最終的な味を整え

ポークソテー的に肉を戻し入れ

サッと温めたら皿に盛って、上からタレをかける。
※野菜にかかった部分が又、美味しい。
今回はポテサラだがマッシュポテトが合うとのこと。

美味い、本当に柔らかくて、やはり酒と砂糖に一晩漬けただけの事はある。
これは漬けた柔らかさだろうな・・・
生姜焼きも(部位にもよるだろうが)多分、この方法で・・・より柔らかく?なる?

生姜焼きとポークソテーとかの中間的な新しい感覚だろうか・・・
なるほどな、この経験は後々になって結構大事かも?



蕎麦屋のカツ丼とトンカツ屋のカツ丼は違う気がした。

2021年07月08日 | 飲食業
蕎麦屋のカツ丼が食べたい事について「汁に浸み込んだ衣がただただウマいから」という表現がある。

そう、昨今のパン粉トゲトゲのカツ丼ではなく、
適度にシナっとした衣がご飯とお肉との一体感を醸し出すキチンと煮てあるカツ丼。

蕎麦アレルギーなので蕎麦屋には近寄らなかったが、
(周囲のお客さんや店員さんに出血を噴きかけたり、迷惑をかけたくないから)
元気が無い時とか、どうもカツ丼を食べると不思議と元気が出るし
(多分ビタミンB1とかも作用をしているのではないだろうか!!?)
そういう時は有名店にこだわらず富士〇ばとかでササっと済ますのだが、なんかこのカツ丼がウマいな・・・っていつも感じていて、
自分の場合、哀しい時に食べるからかなぁと密かに考えていたのだが、
先日小諸〇麦のカツ丼を食べて、あれ?、どうもやっぱり美味しいぞ?
大金を出して、専門店で食べるカツ丼もあるが、これも美味しいんじゃないかと感じて、
ネットで勧められる情報に又不信感を感じたので、ちょっと調べてみる事と・・・、

店やメディアの情報に踊らされる事にこだわらないでジャッジをすれば、美味しいんじゃないか?ってちょっと思い出し、
それが一体何故なのか?考えた時(蕎麦が喰えないから絶対的に蕎麦屋に行く回数が当然人より少ないので解からなかったのよ・・・)、

「かえし」だ・・・って事に気付いた。

その「かえし」で煮る事によって、冒頭で書いたように衣がシンナリとして、その美味しい出汁をふんだんに吸い込んでいるから深みがあるんだ!!
そこが違うんだ!!!という事に気付くと、

段々と、パン粉のトゲトゲ感とかに気付き始め、
(熱々のトゲトゲが口内に刺さる感じが嫌で、本当は揚げ立て過ぎるパン粉が苦手で・・・)
最終的に蕎麦屋のカツ丼とトンカツ屋のカツ丼は違うと最近解かった・・・
全くの『別物』といっても私の中では過言ではない。

しかもネットで上位に来たり、インフルエンサーが広めているのはトゲトゲしたパン粉のカツ丼ばかりが多いという事もなんとなく観えてきた。
(現時点でだが・・・)

出汁とか「かえし」とか旨味を解かってんのかな?って。

肉や油の質なら、揚げ立てのトンカツが1番だもの、丼は肉や油の質じゃない、味付けだわ・・・

その時点で、

トンカツ屋さん側を考察してみると、
「折角」凄い技術でサクっとカリっと揚げたトンカツをなんでシナっとさせないといけないのか?
「折角」油や肉にこだわって絶妙な火入れ加減にしてあるのに、なんで煮て更に加熱を加えないといけないのか?
こういう気持ちが無意識に出ているのでは?と・・・
 トンカツ屋さんのカツ丼にいつも1個だけ端っこ場がほぼ煮ない状態で丼の中の違う場所に置かれているパン粉の衣がキチンと立っているモノを何度か観て、それが理解出来た。
(だって、プロが揚げたトンカツって美味しいんだもの、その1個で丼の中の他の煮たカツを全部凌駕してしまう=ということは、これは意図的に行われている行為であってプロならそうするし解かる→きっと、食べる側へのメッセージなのではないか?と合点がいった・・・

「カツ丼、あれは蕎麦屋の仕事だね」という言葉もあるらしいし。

対して蕎麦屋のカツ丼は

「かえし」に自信があるので、その汁をタップリ浸み込ませた味で食べて欲しい!!というそんな気持ちが込もっているので、シットリとシッカリ煮てある。

勿論、煮過ぎてもダメなんだけれどね。

適度に衣の弾力性を残す感じで煮ないとトンカツではなくなってしまう。
その塩梅は中々難しい。

よく丼の中の小宇宙と言われるように、

カツの量
ご飯の量
肉の薄さ(薄過ぎても寂しいしかといって厚過ぎてもダメだ)
米の丼用にピンと立った硬さや米の質(研ぎ加減や浸水加減)
玉子の加減
玉葱の火入れ&浸み込み加減
三つ葉、グリンピース、きぬさや等
漬物
タレの濃さや量
etc・・・
これらのバランスが一体感があるのか?
食べ終わった後の満足感は?とか、これがかなり難しい。
チェーン店は、原価率の事もあるだろうから、(普遍的なモノを主力としないとならないし)特にその部分がモノ凄く考えられている気がする・・・
マーケティング力の違いとでもいおうか・・・)

 今まで私も牛丼でもなんでも、ガキの頃は大盛とか「肉さえあれば」という考えだったのが、
この丼の中の小宇宙論を知ってから、が如何に完成をされているのか?という所に主眼をおくようになって、
並で美味しさを判断し、満足をするようになった。
(腹八分だし)

だから勿論「つゆぬき」にしている。
折角米を丼用にピンっと立たせているので「つゆだく」で米をベシャベシャとかフニャフニャにはしたくない。

 今回、蕎麦屋のカツ丼の真似をして、醤油と和風出汁の素とかで濃い目に煮てみたが、
「かえし」ではないし、熟成もされていないから、やはりどうしても「深み」が足りない!!
ただ濃いだけと「熟成され、まろやかになった深み」違うと改めて解かった。

(確か「かえし」って一晩置くんだろ・・・?、私は蕎麦とか食べると死んでしまうので、どうしても食べないので「かえし」については薄っすらとしか勉強をしていないのだが・・・そりゃ即席のツユと「かえし」では「深み」が違ってくるよな・・・~本気で真似てやってみると本当に難しいな~って感じた、=自分の味だと上手く出来て又違うのに)

やっぱり人真似じゃダメだなー

新たなる高い壁が目の前に現れて、なんだか嬉しいじゃないか!!


「オマケ」

 昔カツ丼の名店であるトンカツ屋さんへ行った時、よく来ているであろうサラリーマン達の7割以上がカツ丼ではなくミックスフライや普通のトンカツをオーダーをしているのを観て、
「え?なんで?カツ丼の名店なのにみんなカツ丼を頼まないんだ???」と内心、胸の鼓笛隊がドキドキとしていた事があったが、恐らくそういう人達はこのことを「知っているんだ」・・・
トンカツ屋さんでは揚げ立てが1番美味いってことを・・・だからカツ丼は頼んでいないんだ。
結局ネットやTV・インフルエンサー等のアンテナに踊らされているのは俺みたいな経験ではなく情報で体験を得ようとする輩がパッと動いてしまうのだろう・・・
やはり自身で行ってみないと解からんわ。

カツ丼が好きなのかもしれないと気付いた。

食べ物を公平に判断したいので、食べ物の好き嫌いを一切無くそうと、
食べ物というか料理とは常に距離を取り続けてきたのだが、どうもカツ丼は好きな料理だったのではないかという事に気付き始めた。

因みに車田正美の影響も大きく、
(当時漫画はあまり買えなかったのだが)
聖闘士星矢の氷河vsカミュが掲載をされている単行本だけは持っているけれど、
その背表紙に「好きな時にカツ丼を食べられるように(頑張っていた)」という旨の文言を何度も目にしていた事も理由の1つとしてあるのかもしれない・・・

又、引っ張り出してきて読もうかな、スコーピオンのミロとかも好きだったし。

(蠍座の人とかカッコイイんだけれど・・・)



備忘録にスモークサーモンの僅かなコツと難しいからこそ楽しい事もあると知った一瞬(加筆済)。

2021年07月08日 | 素材
臭いものは好きなのだが、ヤニを吸わないからか?ただ燻香だけが苦手なのだけれど・・・
以前学んだスモークサーモン(←近年オレンジ色はリンクにしている)だが、
久し振りに安めの刺身用のサーモンが手に入ったのでスモークサーモンの技術を上げよう↑↑↑と思った。

冷蔵庫で乾かすのに、網のまま乾かしてもいいのかなぁ・・・

どうせ網の上に移すし・・・
(冷蔵庫が以前の薫香で臭くなるかな?水気があると上手く出来ないから・・・でも洗い物が1つ減るし・・・偶にしかやらないので失敗をしても良いという豪快な実験は出来ないや)

余っていたスモークウッドで。

火が消えないように少し空気を入れる隙間を拡げようかな・・・
(それでも結構消えてしまうのだけれど)

火が消えても40分~1時間ぐらいでいいんだよな、ついもうちょっと、もうちょっと・・・と、燻製時間を増やしてしまって1時間20分やってしまったら、少し火が入り過ぎた。
(いつも途中で消えてしまうから大丈夫かと思ったが、最後だけ消えないでやんの・・・)

このままでは火が入り過ぎると、急遽出したけれど・・・

片付けも入れて、2時間以上・・・
(更に冷ましてラップをしてビニールに入れ、冷蔵庫に入れないといけないし)
帰宅してから夜にやればよかった・・・
丸一日とられてしまう・・・

振り塩をし一晩
脱水乾燥に一晩
燻製
計3日なんだよなー

やはり少し火が入り過ぎたか・・・
(まあ安い刺身用なので少し熱を入れておいた方がいいのだが・・・それでもやや悔しい)

味は尋常じゃなく良いのだが
今回は降り塩以降の時間が長かったので200gに対し、小匙2と先日作ったミックスドライハーブと黒コショウにした。

オマケ

スモークサーモンとポテサラを合わせる居酒屋メニューがあるらしいので偶々ポテサラがあったから試してみたら、
お互いの良い所を打ち消し合ってしまう感じ!!

ただ焼いたパンに乗せると、アタック感が強い部分が緩和され、かなりアリかなーって。
肴になるか?どうかは解からんが・・・
食事としてはアリだった!!

市販品だったら勿体なくて絶対にやらないし、自身がそれぞれの素材を活かしたいからかなぁ~って。
なるほど1つ学べた。(直ぐ忘れるだろうけれど、やっておくと全然違うから)

『小さいサイズでより練習とスモークサーモンのチラシ』

火から離そうと小さい燻製網(←粉振りの網)を使おうとしたが引っ掛かってダメだった。

今回は150gと小さいので
小匙3で6時間の漬け
煙をまとわす程度に30分~40分と思ったけれど

この後、途中火が消えていたので結局バーナーを使い
(下を網かアルミホイルで「枕木」でも作ればいいのかも=今思い付いたがこの項の冒頭の小さい網をひっくり返してそこに置けば消えないのでは?=時間が区切られてしまうが・・・)

結局やや長く燻製してしまった。

まだ煙が出て内部で火が点いている部分を削ってから破棄

水をかけておくと安全。

塗れた灰なら燃えないし

余りのスモークウッドは缶に入れるか、消えているけれど一応一晩フライパンに置いておいた。

粗熱を取って
今回は夜に仕上げたので冷めるまで出掛けられないって事は無かった。

タッパよりも皿にラップでビニールで包んで保存をした方がニオイが付かない

1晩休ませて、切ってみるが
プラスチックのカッティングボードだとニオイが付きそうなので木のカッティングボードにした

う~ん、やっぱり
小さいのに火が入り過ぎたかなー(壊れてしまう)
あと小さくても200gの塩加減(短縮時間Ver.は小匙4にした)より少し少なくしても(短縮時間Ver.を少なくし小匙3だが)、小匙2でよかったか少し塩辛い

塩辛い時は「野菜を~」と思ったけれど

挟むとパン2枚ならそんなに塩辛いワケではない為、野菜と合わせるとボヤけてしまった。
(別に食べられないワケではないのだが、タルティーヌみたいにした方が良いみたい。。。)

繊維の方向に逆らってやや太く切ったらワリと刺身みたいに切れた。

偶々大葉が余っていたのでスモークサーモンをチラシにしてみたら尋常じゃなく美味しかった。
(薫香が嫌いなので、もっと臭いかな?と思っていたけれど、特にそんな事も一切無く、更に胡麻とか生姜とか余計なモノを入れていない為に、薬味の大葉が活きている印象になって、スッキリとしていた、久しぶりにというかこういう単純な料理でも一応和食だからか引き算の考え方が使えるんだなー)

大葉が無いとどうなるかなということと
少しスモークサーモンが少なかったので、同じ薫香が付いている鰹のタタキを。
(大葉が1枚付いていたし、いざって時は・・・以外に保守的で慎重なのよ・・・)

大葉が無い時は山葵を入れるとお寿司っぽくなっていい。
そりゃ大葉があった方が全体の素材が活き活きとしてはくるが大葉が無い時もあるもの。

(「その材料が無ければ作れないのでは料理ではない!」)

難しい、でも、難しいからこそ、楽しい事もあるんだなーって、少し思えるようになってきた(気がする、そんな瞬間に触れる事が出来た一瞬があった・・・)。



金目鯛のしゃぶしゃぶ(風)と霜降り。

2021年07月08日 | グルメ
以前やった金目鯛(←近年オレンジ色はリンクのルールにしている)だが、
自身が合理的過ぎる事と、まだ未熟だったのでヒドい画像を乗せていたら(→自身が忘れない為に失敗も載せるようにしていたのだが)、その金目鯛の記事だけが10年間近くこのブログ内の人気順で1位にき続けるという不可解な事が続いていたので、なんか気持ち悪いなって、
捌く練習の為、偶々安かった刺身では食べられない金目鯛が手に入ったので、さばいて画像を修正しつつ、
(正しい画像をアップロードしたら10年近くずっと1位だったものが半日でランクから消えるという)

身はよ~く茹でてから食べる。

やや古いのでどうせ半生は無理だから火加減とかカンケー無いし、一気に茹でてしまえ・・・

おお、良い感じ!!
「豚しゃぶ」ではないがこりゃラクだ・・・

タップリの薬味とポン酢醤油で食べるのだが、

でも全部かけ混ぜると少し違うかなー

『こんな霜降りのやり方』/span>

鍋に身を入れて湯をかけてもいいが

落し蓋をして湯をかけると皮が縮んだりヒレがハネたりが比較的しない。

10分ぐらい置いて

湯をかき混ぜる人も居る。

ソッと水を入れていき冷ましつつ鱗も取る。
水を張った別のボウルで取ってもいい

後は煮れば良い。

今回サッと煮て1度冷ましてみた。
(写真は煮上げるまでの過程)



チャービル(セルフィーユ)について

2021年07月08日 | 素材
チャービル(セルフィーユ:仏語)が手に入ったが普段使わないので冷蔵庫でシナっとしてきてしまった・・・

いかん、そろそろ、学び直さないと。

美食家のパセリとも称されるセルフィーユ(チャービル)は茴香芹(ういきょうぜり)と日本名で呼ばれセリ科に属する。
なので僅かにクセがあるが、ガチのセリ程クセは強くないような気がする。
個人的にセリと三つ葉の中間ぐらいの優しさに感じた。

香りが優しいという事はそれだけ加熱等をすると風味が飛び易いという事なので、少し注意をしていきたい。

茎も食べられるが、最初は茎と分けて料理につかってみようかな
ハーブはこの水気をキッチンペーパーで切るのが苦手・・・

オムレツのこの段階で入れて使う事が多いらしい。

寝ぼけまなこでやったのでキチンと混ざっていないが・・・
(しかしオムレツはバターが多いなー)

中を半熟にしたのに写真を撮っている間に少し火が入ってしまった。

うん、パセリを強くしたような、ワリとセリだな、これ・・・というのが少し解かる。

なんとなくだが、ふとフェンネルにもやや近いちょっと甘い香りかなーとも感じた。

アタマだけでなくw鼻も悪いんだけれどね・・・なんとなく近いモノでイメージ付けをし覚えておけたらと。

茎をカレーに入れてみた。

まあ大丈夫だろう・・・(実際カレーの他のスパイスの方が強かった)

葉と茎を分けそれぞれきざみ

葉はパスタに。

やはり香りが私には強過ぎるように感じるので黒コショウをかけたら丁度良いバランスになった!!
これだ!!この方向性。

もきざんで

タルタルソースとかに混ぜると良い場合もあるらしいのだが
(←ま、好みもあるからな・・・スパイスとかハーブは、好きな人はいいけれど嫌いな人はアレなので、麻痺をしてくると増えるし)、
今すぐにタルタルソースは無かったのでマヨに混ぜてみた。

やはりセルフィーユだけだとツラいので黒コショウの方向性でバランスを取る。

サンドイッチに葉と共に乗せるやり方で。

確かにこれはフランス人が好むハーブな気がする・・・

因みに・・・
①今回みたいに葉っぱを食するチャービル
②根を芋として食べるチャービル
とは別の種類で2種類あり、②は毒があるので食べない。

カロテン・鉄・マグネシウム・鉄分が豊富

「フレンチパセリ」又は「ガーデンチャービル」とも呼ばれ、セルフィーユという呼び名はフランス語で、英米ではあまり食べられていない。
(やはり僅かなクセがあるから、フランス版春の山菜的な使われ方だろうか?)

冷凍や乾燥に向かない。



鮪の頭のハーブ焼きとミックスドライハーブの復習。

2021年07月03日 | 素材
(なんでもそうだけれど)カマなんも特に、本当はなるべく手をかけず、ただ塩で焼いて、大根おろしや山葵・又は酢・醤油・様々な薬味で食べる事が凄く美味しいのは知っているんだ。

ただそれだと勉強にならないから・・・
今回は
振り塩で置く事で旨味を引き出し、臭みを取り、身を引き締める。
ドライハーブミックスを作る。
ニンニクとハーブをすり込んでオーブンで焼いてみる。
これらを改めて勉強し直してみようかなと。

『振り塩』

今回、鮪のお頭(半身)が手に入ったので、そういえばまだやった事がないなーって。

開いてエラも取ってあるし、くちばしも別けてあるのでなんともはや便利・・・
(自分でやったら危ないモノね・・・子供の頃に何かを無理にさばこうとして1っ回出刃の刃が飛んでったことがあるから、人に刺さったら大変!!)

両面に「振り塩」をしておく
肉側は少し多めらしい

魚を締める時みたいに、皮を下にし、鉄板の上に乗せた焼き網に乗せてみた。

ラップで覆って

こぼれ防止の為に冷蔵庫に新聞紙を敷いて一晩水気を出汁、臭み抜きと身を締める。

鉄板の大きさをやや超えていたので新聞紙があった方が安全かな?って。

『ドライハーブ』

以前、大葉の乾燥バジルの乾燥をやったが忘れてしまった・・・
(いやなんとなくは覚えているけれど、身に付いていないというか・・・
今回ハーブが安く手に入ったのでハーブの下ごしらえについて勉強。

単純作業の時は音楽をかけた方がいい、今回はビリージョエルの「ニューヨーク52番街」(今更だが最近ロッドスチュワートと共にハマっている、これを書いている時はレッチリの「デスノート」の映画音楽が入っている「ステイディアム・アーケイディアム」にハマっていた、ベタだけれどあまりマニアックにしても聴かない・・・)

少しでも乾燥するよう換気扇を回した

バジルはくぐらす洗い方・・・
(ちょっと農薬が心配だが・・・)

茎と葉を分けて

水気を拭き取る

ザルに入れておくか

セージは葉を剥がすらしい

で、押し洗い
名の通り「押す」ように

面倒なら茎がついたまま押し洗い

水気を取って

タイムもそっと押し洗い

そっと拭き取る

以前のやり方でレンチンを少しづつ→ダメ、

乾燥したら剥がす

こんなもんしかないが・・・

レンジが少し壊れているという事もあって、どうも焦げたり・燃えたりしたので、
乾燥台に乗せたり

オーブンで予熱をせずに170度で

オーブンで焼いてみたが・・・

焦げる、焦げるというか貼り付いて、もうどうしようもない・・・
オーブンペーパーが必要なのかなぁ?

結局、紙を乗せない方法でレンチンをするのが1番早かった!!

触れる温度になったら砕いて密閉容器へ。

『鮪の調理』

何度も言うが本当は塩だけで焼いて、大根おろしや山葵・酢・醤油・様々な薬味で食べたい!!
(それが王道だから・・・)

ウェってなり易いニンニクの芯を取って「すろうかな」・・・

鉄板にオーブンペーパーを敷いて
最初焼き網に乗せて焼こうか?迷ったが、鉄板に直に置く事で火を通し過ぎないようにするのが焼き網の効果効能だから、今回はよく火を通したいので、直に置く為、オーブンペーパーを敷いた。
まあ、皮を食べるワケではないからオイルを塗って直置きもありかもしれないが、一応、安全策を取った。

振り塩で染み出た水分を拭き取って

すったニンニク・塩・黒胡椒・オイルを塗り込み
オ-ブンペーパーの方に移動させて塗ればよかったかな
少し薄めにしておくと足りなかった時に食べる人が自身で塩コショウをすればいい、濃過ぎるともう修正効かないから・・・
本来は細かくしたドライハーブ類も塗り込むが

先程ドライハーブを作った時の茎が余っていたので差し込んで使ってしまえ!!
ハーブを差し込んでからオイルを。

こんな感じで

鶏の照り焼きをオーブンで作る時みたいに2段目に入れ(←うちのオーブン5段に分かれているので迷う・・・うちの(オーブンの)マニュアルを読むと概ねのものは2段目なんだな・・・)、余熱をしておいた200度のオーブンで半身だから1時間ぐらいでいいのかなぁ・・・

1時間後火が通っているかな?、1番太い所に鉄串を刺してみたら超熱かったのでOK!!
駄目だったらレンチンして喰えばいいや、子供じゃないんだし、売り物でもないんだし)

まずは脳天の身をステーキの如く齧り付く!
うわ~、ふわっとサッパリしつつもコクというか身の素材の味が濃い!!
なんちゅうか、言葉がないぐらいスゴい!!

う、うまい・・・上手過ぎる・・・止まらなくなった・・・
(目玉の後ろがコラーゲンのようだけれどスッキリ&サッパリとした目玉とも思えないようなとても不思議な脂が凄かった・・・)
なんだこれは・・・

カマの部分はお楽しみに後でとっておこうーっと。

これは、凄いわ・・・

言葉が無い・・・

本当は、(人間って食べ物の恨みは怖いな笑)
塩だけで焼いて、大根おろしや山葵・酢・醤油・様々な薬味で食べたり、
モツ煮込みを作っていた寸胴で煮たかったのを、
学ぶ為に我慢し、そのまま塩で焼いてツラかったけれど、
色々と今回は、確認の勉強になったのでやってみてよかった!!

オマケ1

やはりご飯(今回はTKG)とか和食には合わないなー

当たり前と言えば当たり前だが、おかずという意味ではハーブとかニンニクやオリーブオイルだと万能では無いのかもしれないな・・・
塩だけだと両方に使えるというか。
(だから大根おろしや醤油・酢・ワサビで食べたかったのだが・・・)

オマケ2

折角洋風にしたので多少余らせパスタにしてみよう!!

既に鮪を焼く時にニンニクは入っているし、鷹の爪の輪切りを少々をオリーブオイルで熱し、
身をほぐし入れてから
茹で汁で乳化させる時にパスタの茹で汁を皿に何度か流し入れ、脂や旨味をこそぎ・・・
こうすると洗うのもラクなるし
それからフライパン等に入れて乳化させつつ塩気も出す。

茹だったパスタを入れ、結局塩コショウで味を整え、多少あおって、1個でも洗い物を減らしたいから先程キレイにしておいた皿に盛り、
今回は上にチャービル(セルフィーユ)を添えた。

これでパンでも千切れば、可もなく不可もなく普通の食事として成立をする(出来ればサラダがある方がいいか・・・)。
やはり和洋中問わず、日常的な料理が最高なのかもな・・・って!!

トマトがあればトマト味にしても面白い(が無かったので特にアーリオオーリオなペペロン風で別にいいやって)。
因みに黒コショウをかけるとチャービルに風味を持っていかれ過ぎない