中学生の時に「料理王国」の中の記事を読んでいて英国料理から料理を始めたのだから、
以前からキャロットケーキを1度は作れたらなーと考えていて、
でもシナモンとかニッキとかあの辺の1粒1粒づつの口の中での当たりが強い刺激が苦手なので(↑あとシナモンって高いし)、もっと経験を重ねておきたいけれど、ずっと避け続けてもきた。
それでも英国フェアや、都内の英国菓子のお店何カ所かでは食べた事もあるし、英国菓子の本を何冊も読んだりもしてみると(←英国料理・英国菓子の本はそれでも少ないのよ・・・熊のプーさんやパディントンの挿絵がメインだったり、それでも多くを読んだよ・・・)、
・「家庭によってレシピは違う・・・」
・「その家庭の味がある」
と出てきた。
そして何よりも、上にかけるアイシングにクリームチーズを使うと多くのレシピに書いてある。
アイシングって、水と砂糖or卵白と砂糖とかだけじゃないんだ?
・この為にクリームチーズを買うのもなー
・しかもよく調べると粉糖を使うらしいじゃん!!、粉糖なんて買ったら余ってしまうよ~
・軽量とかする菓子作りは得意ではないし
・(男だから)元々そんなに甘い物も得意ではない為(アイシングとかは結構強い『アタック感』のモノや『甘さ』が多いから・・・)、
と、ずっと作らず何年も迷ってはいたが・・・
料理の師匠に
・「カッテージチーズみたいに作り、少し緩くして、檸檬を(やや多めに)効かせればクリームチーズは作れる!!」と教えて頂いたので、じゃあ超久しぶりにスイーツに挑戦をしてみようと。
(この人凄いんだ。今までの記事を観て貰えれば解かるが『武骨』な俺に無い物を持っている!)
挑戦1:「クリームチーズ作成」
なんでも牛乳でも作る事が出来るが、パントリークリームを使うと量が丁度良いし、濃度やコクも適度にあるのでクリームチーズに『近くなる』という。
防ばい剤・防カビ剤の問題も真剣に考えたいが、国産檸檬が(高くて)手に入らなかったので、ポッカ檸檬で代用。
沸騰前まで(牛乳の時とは違い)ユックリ温め、100mlに小匙半分+アルファアぐらいで緩めになるかなぁ~、完全にモロモロになるよりは少し緩めにしておいて、後で修正をする方が確実?か・・・
用意をしておいたザルでホエーを濾す。
本来カッテージチーズ等を作る時はここに塩を足すが、今回はアイシング用のクリームチーズを目指しているので、塩気を足すと言う事は=その分アタック感が増すので(&折角粉糖にしてあるのに、もしザラザラしても嫌だし)、塩は足さず、舐めてみると・・・
成程味的にもかなりクリームチーズになったよ・・・
(流石、師匠~!!)
クリームチーズよりもクリームチーズっぽく、クロテッドクリーム(←近年オレンジ色はリンクのルール)とかの前段階も彷彿とさせる・・・
これなら英国800年前のレシピでもあるメイズオブオナーも少量づつ作る事が出来そうー
挑戦2:「粉砂糖を作成」
アイシングには粉砂糖を使うらしいのだが(←そんな事も知らなかった・・・)、ネットを調べるとなんでも粉砂糖を作れるらしく、湿気を防ぐ為に、『絶対にコーンスターチを入れて下さい』と書かれていたので、
俺もトロミは苦手なので(苦手だからこそ嫌いだからと作らないのでは進歩しないなと練習もしたが)、余っていたコーンスターチを、(『後に』師匠の言で確認をすると)少量なら生でもいけるらしいので、少しにしておいて良かった!!
※遺伝子組み換えのコーンではないと思うが・・・パッケージを確認までする心の余裕は無かった・・・
※因みに50g以上は作れないらしい、←きっと回転の熱で溶けたり飴化したりするのだろうか?と考える。
一応2枚羽で回転させ「摺る」感じ?
あ!!、粉砂糖になったよ・・・
う~ん、今日はこのぐらいにしておこう・・・一度に作るとミスをして折角作った素材全部をダメにしてしまう・・・
やや滑らかなクリームチーズも粉砂糖も冷蔵庫へ入れておけば、多少乾燥をしてより、製菓の素材として使い易くなるでしょう・・・多分だけど・・・。
挑戦3:「紙を使わず、型だけで焼く場合」
又、別の情報スジから、型に紙をしかなくてもいい話を聞き及んだので、
(実は前日粉糖を調べる段階で、その方法もチラっと目にしていたので記憶に残っていた為、デジャブの様だったので採用し試す事にしてみた、だって折り紙が世界一苦手な俺には牛乳パックパウンドの時、超苦労したものー)
翌日、無塩バターを型の内側に手でキチンと塗り・・・
(奥にメディアに「踊らされた」時の有塩バターの陰も・・・)
薄力粉を周りに散らす方法だが、薄力粉を切らしていたので、ま、中力粉でいっか・・・
以前、英国産の粉を使った時やイタリアの00粉を使った時、欧州はタンパク質の含有量で区分けされ、基本は中力粉だと知ったし、
(日本ではタンパク質含有量では無く、強力・中力・薄力と用途によって使い分けられる、主食や食文化の歴史の違いがあるから、どっちが良いとか優れているという事もないのだろうが・・・)
冷蔵庫や冷凍庫で冷やす・・・
バターだけを型に塗った時と比べ、周りが硬くなり易いのだが、離れ易い。
「キャロットケーキいやビーツケーキを作成」
実はキャロットケーキが数年前は目的だったが、今うちの野菜室には人参が無く、残り1個のビーツがあったので、人参の代わりにビーツで作ってみる事に・・・
(計量した段階で工程は同じだなって『それが』解かった)
ローストやボイルと違いどうやって皮を剥こうか?迷ったが、ピーラーで剥いたら簡単だったので確かにサトウダイコンの一種なのだなーって解かる・・・
上下を切って、それを更に適度に切って、本来ならすりおろしたり、刻んだりをするのだが、
牛乳とミキサーにかける「裏技」があるらしいと事前調査をしておいた!!
卵と牛乳を入れるし、ビーツからの水分が出るだろうからこんなもんかな・・・)
実は牛乳とミキサーにかけてみたくててビーツでキャロットケーキを作る事にしたんだ!!と思ったら・・・
下にこぼれていた・・・
(今はパッキンのせいにしているが、購入当初から、偶にこういう現象が起きるんだよなー)
とりあえず皿に逆にして風通し良い場所でカビない事を祈る。
塊を拾い出して、古風に1つづつ摺る事へ。
今回使わなくて余っていたホットケーキミックス粉を使おうと・・・
(今回この粉を使わないと、本当に中力粉で作らないとならなくなり、結果はポロポロになる事が目に見えている・・・)
ただミキサーの不慮の事故の件で分量が解からなくなってしまった為、もうスポンジケーキを作る時の勘で・・・
サラダ油を入れるらしい・・・『伝統のレシピ』を観るとサラダ油だが・・・溶かしバターではなくていいのか??)
『あり得ない色』をしているが・・・とりあえず少し上から数回底に衝撃が当たる様に落として空気を抜く。
180度に余熱をしておいたオーブンで通常なら50分・・・
本来なら串を刺して何も附着してこなければ完成なのだが・・・
(この時点では良い感じで膨らんでいたのに)
なにせミキサーの不慮の事故で分量が目分量なので(中々火が通らん・・・)
足りなければ上が焦げない様にアルミホイルを乗せて焼く。
(生焼けよりマシだ・・・)
焼けたら型から外して網の上で冷ます。
・落として空気を抜く事で縮む事を防ぐ
・型から外さないと縮む
・シフォンケーキは型のまま「完全に」(=アイシングが溶けない様に)冷ます。
(「やむなく」よく焼かないとならなかったので周りにこびり付いてしまったな、漬けておかないと・・・)
『アイシング造り。』
自家製?クリームチーズが乾燥し過ぎていたらレモン汁を足そうと思ったが必要無かったので、粉糖と合わせ、『全部』入れてしまったが、少し甘いか・・・
甘過ぎるのが苦手なので、なるべく外食のアイシングも自身に感じさせない様にして味覚の中で感じない様に・感じない様に、アンポンタンな頭の中で分けていたから加減が解からんのよ・・・檸檬で加減を整えると今度はアタック感等が強くなりそうだし・・・折角自家製クリームチーズが美味しいのに、その味を壊したくない・・・)
冷めてから、とりあえず生焼け立ったら困るので半分にして確認、色は良さ気な感じ。
ただビーツ特有のゲオスミンという土臭い化学物質の香りを包んだまま焼いた状態だった為、切った瞬間ゲオスミンの香りがしたので
(普通にローストだけだと、このゲオスミンは飛んで消えていってしまうが、粉で閉じ込めるように付着をさせると流石に消えヅライようだ・・・)
そっか・・・
ミキサーの不慮の事故で、シナモンとかを入れ忘れていた事に気付き・・・
成程、何故キャロットケーキが(人参にはビーツみたいなゲオスミンは無いとは思うが)シナモンだけに限らずオールスパイスやクローブ等の強いスパイス類を入れるのか?その理由が、なんとなく身をもって解かった気がした・・・
(因みに、キャロットケーキのレシピをいくつか調べていて、何故?炊飯器で作るキャロットケーキのレシピに、スパイスを入れないレシピが多かったか?解かった気がしたのだが・・・、ビーツの色と同じで、スパイスの香りが炊飯器に付着をしてしまうからなのかもなーって感じた)
※真ん中にもアイシングをするレシピがあったので、今回「は」それを採用。
(※だから半分にし中身を確認しても良いと踏んで切ったんだ・・・)
そこへシナモンをもう、遅いけれど、少しふりかけてティースプーンで混ぜた。
ナッペみたいに、トロトロだが粘度が砂糖&水と、クリームチーズVer.とは(自身の技術が)慣れるまで又違うのかもな。。。
後味がこれでもかと良い!!
(全部自家製クリームチーズのおかげ)
・確かに周りの型にバターと粉を塗ると、ケーキの周囲が硬くなるし、今回ミキサーの不慮の事故で分量がアレなので、よく焼き過ぎた為、ややクランブルに近い感じも←逆にそれがナッツの様なかなり良いアクセントにもなったが・・・
(佐倉マナーハウスのクランブルは美味しかったなー)
(それでも今回の俺のキャロット~いやビーツのケーキは焼き過ぎだな・・・)
色々試せたり、色々と勉強になった気がする!!
次は(機会があるとすれば!!今回の失敗や過程を基に)、人参とフツーの粉でスパイスを忘れず作るぞ!!
※胡桃をきざんで入れたり、胡桃をアイシングに埋め込むなんてレシピもある。
(それも美味そうだな、料理に『絶対に』これってのは無いんだよ)
※ニンジンは摺りおろす他に、小さな千切りと2種類入れるレシピもあり、
まさに『究極の家庭料理』とも言われる英国料理の中の英国菓子だな、と・・・
(というか『素材』の味を大切にする料理人と違い、一般の人にはベイク=焼き菓子の方が評価が高い事が多い気がする・・・)
「オマケ」
タッパーへ入れておいて翌日少しシットリさせてから又食べたのだが・・・ふと、もしかしてこれも含め野菜ケーキって、例えばイギリスみたいな寒い地域で野菜を補う補助食品としての効果・効能も期待をされていたのでは?と、当時の人々の知恵みたいなモノに、数百年の雄大な年月へ想像を巡らせ、浪漫を感じる事が出来た。←俺、もっと忍者みたいに自身を「現実的とかリアリスト」だと自負をしていたのに、こんなにロマンチストだっけ?=忍者自体がロマンか・・・
(ただ、子供にはこの「ゲオスミン」は耐えられないだろうな=やはりローストだな=・・・『無理強い』をして野菜自体が嫌いになったら困るか?いやでも逆にケーキとか甘い物を控えさせるには良い『教育』になるのか?)
その後、ふと飲み物が欲しいなと余っていた朝のミルクティーを飲んだらこれが尋常じゃなく合うこと・・・
(勿論、恐らく紅茶自体が合うのかもしれないがシュウ酸と結石の件があるので「今は」一応ね・・・)
やっぱりイギリス菓子なんだなー
なんだこれ・・・(このマッチング感)
(上記でも書いた800年前のレシピでもある「メイズオブオナー」みたいに、「キャロットケーキ」・英国焼き菓子文化・観た目や自身が考えていたより「深い」かもしれんぞ・・・お菓子と思って侮れぬ・・・)
以前からキャロットケーキを1度は作れたらなーと考えていて、
でもシナモンとかニッキとかあの辺の1粒1粒づつの口の中での当たりが強い刺激が苦手なので(↑あとシナモンって高いし)、もっと経験を重ねておきたいけれど、ずっと避け続けてもきた。
それでも英国フェアや、都内の英国菓子のお店何カ所かでは食べた事もあるし、英国菓子の本を何冊も読んだりもしてみると(←英国料理・英国菓子の本はそれでも少ないのよ・・・熊のプーさんやパディントンの挿絵がメインだったり、それでも多くを読んだよ・・・)、
・「家庭によってレシピは違う・・・」
・「その家庭の味がある」
と出てきた。
そして何よりも、上にかけるアイシングにクリームチーズを使うと多くのレシピに書いてある。
アイシングって、水と砂糖or卵白と砂糖とかだけじゃないんだ?
・この為にクリームチーズを買うのもなー
・しかもよく調べると粉糖を使うらしいじゃん!!、粉糖なんて買ったら余ってしまうよ~
・軽量とかする菓子作りは得意ではないし
・(男だから)元々そんなに甘い物も得意ではない為(アイシングとかは結構強い『アタック感』のモノや『甘さ』が多いから・・・)、
と、ずっと作らず何年も迷ってはいたが・・・
料理の師匠に
・「カッテージチーズみたいに作り、少し緩くして、檸檬を(やや多めに)効かせればクリームチーズは作れる!!」と教えて頂いたので、じゃあ超久しぶりにスイーツに挑戦をしてみようと。
(この人凄いんだ。今までの記事を観て貰えれば解かるが『武骨』な俺に無い物を持っている!)
挑戦1:「クリームチーズ作成」
なんでも牛乳でも作る事が出来るが、パントリークリームを使うと量が丁度良いし、濃度やコクも適度にあるのでクリームチーズに『近くなる』という。
防ばい剤・防カビ剤の問題も真剣に考えたいが、国産檸檬が(高くて)手に入らなかったので、ポッカ檸檬で代用。
沸騰前まで(牛乳の時とは違い)ユックリ温め、100mlに小匙半分+アルファアぐらいで緩めになるかなぁ~、完全にモロモロになるよりは少し緩めにしておいて、後で修正をする方が確実?か・・・
用意をしておいたザルでホエーを濾す。
本来カッテージチーズ等を作る時はここに塩を足すが、今回はアイシング用のクリームチーズを目指しているので、塩気を足すと言う事は=その分アタック感が増すので(&折角粉糖にしてあるのに、もしザラザラしても嫌だし)、塩は足さず、舐めてみると・・・
成程味的にもかなりクリームチーズになったよ・・・
(流石、師匠~!!)
クリームチーズよりもクリームチーズっぽく、クロテッドクリーム(←近年オレンジ色はリンクのルール)とかの前段階も彷彿とさせる・・・
これなら英国800年前のレシピでもあるメイズオブオナーも少量づつ作る事が出来そうー
挑戦2:「粉砂糖を作成」
アイシングには粉砂糖を使うらしいのだが(←そんな事も知らなかった・・・)、ネットを調べるとなんでも粉砂糖を作れるらしく、湿気を防ぐ為に、『絶対にコーンスターチを入れて下さい』と書かれていたので、
俺もトロミは苦手なので(苦手だからこそ嫌いだからと作らないのでは進歩しないなと練習もしたが)、余っていたコーンスターチを、(『後に』師匠の言で確認をすると)少量なら生でもいけるらしいので、少しにしておいて良かった!!
※遺伝子組み換えのコーンではないと思うが・・・パッケージを確認までする心の余裕は無かった・・・
※因みに50g以上は作れないらしい、←きっと回転の熱で溶けたり飴化したりするのだろうか?と考える。
一応2枚羽で回転させ「摺る」感じ?
あ!!、粉砂糖になったよ・・・
う~ん、今日はこのぐらいにしておこう・・・一度に作るとミスをして折角作った素材全部をダメにしてしまう・・・
やや滑らかなクリームチーズも粉砂糖も冷蔵庫へ入れておけば、多少乾燥をしてより、製菓の素材として使い易くなるでしょう・・・多分だけど・・・。
挑戦3:「紙を使わず、型だけで焼く場合」
又、別の情報スジから、型に紙をしかなくてもいい話を聞き及んだので、
(実は前日粉糖を調べる段階で、その方法もチラっと目にしていたので記憶に残っていた為、デジャブの様だったので採用し試す事にしてみた、だって折り紙が世界一苦手な俺には牛乳パックパウンドの時、超苦労したものー)
翌日、無塩バターを型の内側に手でキチンと塗り・・・
(奥にメディアに「踊らされた」時の有塩バターの陰も・・・)
薄力粉を周りに散らす方法だが、薄力粉を切らしていたので、ま、中力粉でいっか・・・
以前、英国産の粉を使った時やイタリアの00粉を使った時、欧州はタンパク質の含有量で区分けされ、基本は中力粉だと知ったし、
(日本ではタンパク質含有量では無く、強力・中力・薄力と用途によって使い分けられる、主食や食文化の歴史の違いがあるから、どっちが良いとか優れているという事もないのだろうが・・・)
冷蔵庫や冷凍庫で冷やす・・・
バターだけを型に塗った時と比べ、周りが硬くなり易いのだが、離れ易い。
「キャロットケーキいやビーツケーキを作成」
実はキャロットケーキが数年前は目的だったが、今うちの野菜室には人参が無く、残り1個のビーツがあったので、人参の代わりにビーツで作ってみる事に・・・
(計量した段階で工程は同じだなって『それが』解かった)
ローストやボイルと違いどうやって皮を剥こうか?迷ったが、ピーラーで剥いたら簡単だったので確かにサトウダイコンの一種なのだなーって解かる・・・
上下を切って、それを更に適度に切って、本来ならすりおろしたり、刻んだりをするのだが、
牛乳とミキサーにかける「裏技」があるらしいと事前調査をしておいた!!
卵と牛乳を入れるし、ビーツからの水分が出るだろうからこんなもんかな・・・)
実は牛乳とミキサーにかけてみたくててビーツでキャロットケーキを作る事にしたんだ!!と思ったら・・・
下にこぼれていた・・・
(今はパッキンのせいにしているが、購入当初から、偶にこういう現象が起きるんだよなー)
とりあえず皿に逆にして風通し良い場所でカビない事を祈る。
塊を拾い出して、古風に1つづつ摺る事へ。
今回使わなくて余っていたホットケーキミックス粉を使おうと・・・
(今回この粉を使わないと、本当に中力粉で作らないとならなくなり、結果はポロポロになる事が目に見えている・・・)
ただミキサーの不慮の事故の件で分量が解からなくなってしまった為、もうスポンジケーキを作る時の勘で・・・
サラダ油を入れるらしい・・・『伝統のレシピ』を観るとサラダ油だが・・・溶かしバターではなくていいのか??)
『あり得ない色』をしているが・・・とりあえず少し上から数回底に衝撃が当たる様に落として空気を抜く。
180度に余熱をしておいたオーブンで通常なら50分・・・
本来なら串を刺して何も附着してこなければ完成なのだが・・・
(この時点では良い感じで膨らんでいたのに)
なにせミキサーの不慮の事故で分量が目分量なので(中々火が通らん・・・)
足りなければ上が焦げない様にアルミホイルを乗せて焼く。
(生焼けよりマシだ・・・)
焼けたら型から外して網の上で冷ます。
・落として空気を抜く事で縮む事を防ぐ
・型から外さないと縮む
・シフォンケーキは型のまま「完全に」(=アイシングが溶けない様に)冷ます。
(「やむなく」よく焼かないとならなかったので周りにこびり付いてしまったな、漬けておかないと・・・)
『アイシング造り。』
自家製?クリームチーズが乾燥し過ぎていたらレモン汁を足そうと思ったが必要無かったので、粉糖と合わせ、『全部』入れてしまったが、少し甘いか・・・
甘過ぎるのが苦手なので、なるべく外食のアイシングも自身に感じさせない様にして味覚の中で感じない様に・感じない様に、アンポンタンな頭の中で分けていたから加減が解からんのよ・・・檸檬で加減を整えると今度はアタック感等が強くなりそうだし・・・折角自家製クリームチーズが美味しいのに、その味を壊したくない・・・)
冷めてから、とりあえず生焼け立ったら困るので半分にして確認、色は良さ気な感じ。
ただビーツ特有のゲオスミンという土臭い化学物質の香りを包んだまま焼いた状態だった為、切った瞬間ゲオスミンの香りがしたので
(普通にローストだけだと、このゲオスミンは飛んで消えていってしまうが、粉で閉じ込めるように付着をさせると流石に消えヅライようだ・・・)
そっか・・・
ミキサーの不慮の事故で、シナモンとかを入れ忘れていた事に気付き・・・
成程、何故キャロットケーキが(人参にはビーツみたいなゲオスミンは無いとは思うが)シナモンだけに限らずオールスパイスやクローブ等の強いスパイス類を入れるのか?その理由が、なんとなく身をもって解かった気がした・・・
(因みに、キャロットケーキのレシピをいくつか調べていて、何故?炊飯器で作るキャロットケーキのレシピに、スパイスを入れないレシピが多かったか?解かった気がしたのだが・・・、ビーツの色と同じで、スパイスの香りが炊飯器に付着をしてしまうからなのかもなーって感じた)
※真ん中にもアイシングをするレシピがあったので、今回「は」それを採用。
(※だから半分にし中身を確認しても良いと踏んで切ったんだ・・・)
そこへシナモンをもう、遅いけれど、少しふりかけてティースプーンで混ぜた。
ナッペみたいに、トロトロだが粘度が砂糖&水と、クリームチーズVer.とは(自身の技術が)慣れるまで又違うのかもな。。。
後味がこれでもかと良い!!
(全部自家製クリームチーズのおかげ)
・確かに周りの型にバターと粉を塗ると、ケーキの周囲が硬くなるし、今回ミキサーの不慮の事故で分量がアレなので、よく焼き過ぎた為、ややクランブルに近い感じも←逆にそれがナッツの様なかなり良いアクセントにもなったが・・・
(佐倉マナーハウスのクランブルは美味しかったなー)
(それでも今回の俺のキャロット~いやビーツのケーキは焼き過ぎだな・・・)
色々試せたり、色々と勉強になった気がする!!
次は(機会があるとすれば!!今回の失敗や過程を基に)、人参とフツーの粉でスパイスを忘れず作るぞ!!
※胡桃をきざんで入れたり、胡桃をアイシングに埋め込むなんてレシピもある。
(それも美味そうだな、料理に『絶対に』これってのは無いんだよ)
※ニンジンは摺りおろす他に、小さな千切りと2種類入れるレシピもあり、
まさに『究極の家庭料理』とも言われる英国料理の中の英国菓子だな、と・・・
(というか『素材』の味を大切にする料理人と違い、一般の人にはベイク=焼き菓子の方が評価が高い事が多い気がする・・・)
「オマケ」
タッパーへ入れておいて翌日少しシットリさせてから又食べたのだが・・・ふと、もしかしてこれも含め野菜ケーキって、例えばイギリスみたいな寒い地域で野菜を補う補助食品としての効果・効能も期待をされていたのでは?と、当時の人々の知恵みたいなモノに、数百年の雄大な年月へ想像を巡らせ、浪漫を感じる事が出来た。←俺、もっと忍者みたいに自身を「現実的とかリアリスト」だと自負をしていたのに、こんなにロマンチストだっけ?=忍者自体がロマンか・・・
(ただ、子供にはこの「ゲオスミン」は耐えられないだろうな=やはりローストだな=・・・『無理強い』をして野菜自体が嫌いになったら困るか?いやでも逆にケーキとか甘い物を控えさせるには良い『教育』になるのか?)
その後、ふと飲み物が欲しいなと余っていた朝のミルクティーを飲んだらこれが尋常じゃなく合うこと・・・
(勿論、恐らく紅茶自体が合うのかもしれないがシュウ酸と結石の件があるので「今は」一応ね・・・)
やっぱりイギリス菓子なんだなー
なんだこれ・・・(このマッチング感)
(上記でも書いた800年前のレシピでもある「メイズオブオナー」みたいに、「キャロットケーキ」・英国焼き菓子文化・観た目や自身が考えていたより「深い」かもしれんぞ・・・お菓子と思って侮れぬ・・・)