料理とはその文化・背景・歴史も『理解』する事でもあるから、先に成り立ちを書くが、
イギリスの13歳~18歳の子供達を、国・地方自治体・団体・宗教・階級などに財源等、一切囚われず「厳格」に教育する中等教育の寄宿学校(インディペンデントスクール=『独立している学校』の意)にパブリックスクールというものがあるという。
元々、中世での一般人の学校や教育機関というものは、職人や僧侶を専門的に養成する為のギルドや教会が専門学校や職業訓練校的な学校の代わりをし、
特権階級の貴族は各個別に家庭教師を付けていたが、時代の流れと共に階級に囚われないジェントルマンという階層が現れ始め、旧来とは違う階級・階層・思想・宗教・政治に囚われない生まれやアイデンティティ・イデオロギーがニュートラルなパブリックスクールという教育機関が必要となったらしい。
そのパブリックスクールの1つに「イートン校」という学校がある。
「イートンメス」の発祥がこのイートン校になんらかのカタチで関わっていると伝承され、カタチを変化させてきたスイーツがこのイートンメス(イートン・メス)であると言われている。
今回、少し現代的な器具を使ってはいるし「出来上がりの完成形」だけは自身のアレンジにしているが、基本的な製造過程は一切変えていない(というかイギリス料理はピン・ポイント「でコレしかないだろうっー!!」という合理的なレシピなのでレシピを変える必要も無い)。
(ホイップクリームが余っていたからというのもあったが)
キレイに作っても、逆に多少、色がアレでもシラバブやクラナッハンという菓子みたいにイギリス料理らしくグチャグチャにして食べるので(それがどんな化学反応をするのか?知らんが「この食べ方しかないだろう」っていうぐらいに『絶妙』なのがイギリス菓子)先ずはやってみてから。
先ず、クッキングシート(又はオーブンシート)を鉄板の大きさに切る。
メレンゲを作るので卵白と卵黄に分ける。
オーブンを100度に余熱で温め
今回は理由あって砂糖を少し減らす為にアタック感の強いグラニュー糖でメレンゲ作り
ツノが立つまで泡立て
これを大き目のスプーン(テーブルスプーンっていうの?)でポトッ、ポトッっとクッキングシートに落とす。
この中学生でも出来る地味な作業を黙々とインドアで行う事の『人』の温かみがイギリス料理の真骨頂。
(でも、ワリあい、スプーンから離れづらい、フレンチだったらもう1個スプーンを使うのだろうが洗い物を極力1つでも減らす事も意味がある、後で解るがどうせ食べ方がアレだし)
※で、ここがアレンジ
何かで付いてきて余っていたジャムを余ったメレンゲに入れ、
(ジャムが甘いから砂糖を少し減らしてアタック感が強いグラニュー糖を択んだの)
泡が壊れないように少しだけかき回して
メレンゲに色を付ける。
(余ったジャムがもっとあればもうちょっと色を付けられたかな?人工着色料は使いたくなかったので、『食紅』ぐらいなら~とは思ったんだが冷蔵庫を開けたらジャムが余っていたので・・・)
因みに「食紅」について調べてみると・・・
・菊科の紅花から得られる食紅
・サボテンに寄生する「えんじ虫」から得られる食紅(げっ、マジかよ・・・?)
・近年では化学合成の着色料も「食紅」と呼ばれている。(←それは勘弁してくれ)
との事。
良かった、ジャムにしておいて・・・。
絞り袋に入れ
前に練習した薔薇の形に搾り出す(クッキングシートの隙間に一応ジャム味のメレンゲもスプーンで落とした)。
すぐオーブンの2段目に(結果から言うと3段目で良かったのかも?一応うちのオーブンでクッキーと同じ高さに)入れる。
(シマッタ、薔薇が皿の上で出来る事に調子こいて大きく作り過ぎてしまいオーブンに入れる前に中心が少しダレてきてしまった)
100度で1時間放置(ほぼ焦げないから、大丈夫、多少変色してもアレだし)
ピンクのメレンゲが余ったのでカップを逆さにした土台で薔薇の練習(土台だと左手を使い易いので作り易いんだけれど・・・勿論まだまだだからチャンスがあれば練習をするのだが)。
1時間経ったら2時間以上庫内で放置(この「以上」って規定されないところが時間に縛られなくて助かる)→だから別の作業をするか?買い物か?食事にでも。
帰宅して観てみるとう~ん少し色が濃かったな・・・、ま、いっか、味を見てみると、普通の色のメレンゲはサクッ、フワッっとまるで甘い空気や「わたあめ」の軽い食感があるものを食べているみたいな感覚(これはこれで成功と思える、色もそんなに付かなかったし)、
↓
ただジャムの方が、水分が多いせいかヌガー的に乾燥が足りない感じ。
なるほどね。まあいい慌てない。
練習したメレンゲの薔薇を冷蔵庫で固めて置いたので、それを焼いてみよう、オーブンシートを差し込もうとしたが壊れそうで無理だった(凄く冷やさないと固まらないから、だから皆、台座を土台に貼り付けてから成型するのか!!)。
まあいい、慌てない=土台がカップケーキ用の耐熱なのでそのまま土台の分の高低差を差し引いて今度は3段目で焼いてしまえ。
1時間後焼き上がったら、薔薇の鉄板を上段に移して、さっきヌガーっぽかったジャム味のメレンゲを下の段に入れ、まだ温かい同じオーブンの庫内で追加乾燥させる事でキチっとサクッと感を作る。
メレンゲの出来上がりの頃合いを見計らってイチゴを洗い
(イギリスのイチゴの旬は5月、日本では消費費者の「早く食べたい!!」・「クリスマスで使いたい」という欲求の下、農家の方々が促成栽培を頑張って下さる事により12月後半~2月に店頭に多く現れるが、本来の露地モノは3月~4月~5月初め頃までで価格も多少は抑えられ甘味も強いらしい)、
半々ぐらいの量を痛んでいる物やまだ早くて酸味が強そうなモノ(昨今のは品種改良で全部甘いけれど)、硬い白い部分が多いモノはミキサーやフードプロセッサー(うちは4枚刃)に入れ、
苺のピュレに。
残りは白い部分を切ってスライス。苺はビタミンCが豊富なので削いだ部分は食べる。
(別に切らなくても良いが、むしろピュレの方を緑の僅かに付いているヘタの部分が僅かに緑がまざるから切った方が)
作っておいた、砂糖を甘過ぎないようにしたホイップクリームを用意し
プリンアラモードを盛るような横長のパフェみたいな器が無かったので、家に何故か持っていたイギリスらしいギネスのグラスに盛る事にした。
(この為にワザワザ容器を買いに行くのは何か違うと思ったから、基本なるべくその辺にあるもの・持っているもので、もっと良くする事が格好良い考え方だと思う)
メレンゲをグラスに入れ軽く砕いて(全部入ってしまったのでバー・スプーンで砕いた)、
苺のピュレを適量注ぎ入れ
ホイップクリームを注ぎ(順序はどうでも良さそうだけれど一応)
スライスした苺を2/3ぐらい入れ
グチャグチャに(でもサクッとぐらい)に混ぜる。
(実にイギリスらしい、イギリスの絵本の中で『パディントン』がブラウン家に着いた日、
家政婦のバートさんが運んできてくれた食事もマーマレードの瓶ごとかけてグチャグチャにして食べた・・・熊だから仕方無いが、プーさんといいイギリスは何故か熊の物語が有名=北欧だから熊は珍しく昔の日本の『龍』や『麒麟』みたいなものだったのかな~?=、
兎はピーターラビットがイギリス内の天下統一をしているが・・・←ちょっと苦しいか)。
で、自分は更に残りの苺を入れて土台にし、
メレンゲの薔薇を置いてみた(食紅だったらピンク色なのかもしれなが、なるべく自然に近いもので)。
完成形はこんな感じ(昔のTVのCMなどで凍結した薔薇を壊して食べるイメージを表現したかった)。
調子に乗って土台の苺を斜めに重ねて薔薇が見える様に
う~ん、なんか違うな、水戸黄門のオープニングみたいだ。
(メレンゲで「三つ葉葵の家紋」も作れそう、勿論、島津の『丸に十字』とか『毛利も』頑張れば・・・スポイトなどを使って凄まじく頑張れば伊達も・・・でもそこまでする意味があるのか?と・・・)
更に調子に乗って、残っていたピュレをかけたら違う感、満載。蛇足。
(上からかけるなら濾してもっとサラッと流れる苺ソースにすれば良かったのかも)
それを壊して食す。
(苺の土台の下にピュレを含ませて=「もんじゃ」みたいに苺の土台で丸く土手を作ってその中にピュレを入れておいて=上の薔薇を壊すとピュレが溢れ出てくる様にすれば面白かったな・・・)
スゲー、絶妙に美味い、もの凄くとても美味しい、そして天使の羽の様にフワっと優しい。
この優しさがイギリス料理・イギリス菓子の真髄!!!
味も想像付くだろうが、その上をいくフワっと感と、少し上をいく優しさがあるとだけ言っておこう。
苺ジャム味の薔薇にしなければ(しても)そんなにも工程は複雑ではないし。
製菓なのに基本、アレンジが効くから、そこまで細かく計量しなくても~という感じが製菓というより本質は料理にやや近い部分もあるので解り易い。
※別に苺と決まっている訳でもなく、キウイやその他のベリー類、(調べると)はたまたパッションフルーツなどでも良いらしい。
どうも酸味があるフルーツがサッパリさせる効果があるからクリームのシツコさを一気に差し引かせて合うのかな?
ビタミンも摂れるし。
勿論、酸味が無いフルーツでも作れない事は無いだろうが、元々、昔は苺やバナナにクリームをかけただけのモノだったのが、比較的近年になってメレンゲを使うようになったらしいし。
<オマケ>
余ったピュレが入った攪拌機の器に余ったクリームとメレンゲ・苺を混ぜてもう1個(杯?)作った。
余りモノだけれど美味しい~!!
イギリスの国花が『薔薇』(←薔薇戦争に由来)だし、(薔薇の記事と合わせてだが)今回、薔薇の作り方も習得出来た。
(日本の国花は『桜』ね・・・桜や松竹梅でも良かったかな、・・・出切ればだけれど)
なんだか無性に紅茶が飲みたくなった。
イギリスの13歳~18歳の子供達を、国・地方自治体・団体・宗教・階級などに財源等、一切囚われず「厳格」に教育する中等教育の寄宿学校(インディペンデントスクール=『独立している学校』の意)にパブリックスクールというものがあるという。
元々、中世での一般人の学校や教育機関というものは、職人や僧侶を専門的に養成する為のギルドや教会が専門学校や職業訓練校的な学校の代わりをし、
特権階級の貴族は各個別に家庭教師を付けていたが、時代の流れと共に階級に囚われないジェントルマンという階層が現れ始め、旧来とは違う階級・階層・思想・宗教・政治に囚われない生まれやアイデンティティ・イデオロギーがニュートラルなパブリックスクールという教育機関が必要となったらしい。
そのパブリックスクールの1つに「イートン校」という学校がある。
「イートンメス」の発祥がこのイートン校になんらかのカタチで関わっていると伝承され、カタチを変化させてきたスイーツがこのイートンメス(イートン・メス)であると言われている。
今回、少し現代的な器具を使ってはいるし「出来上がりの完成形」だけは自身のアレンジにしているが、基本的な製造過程は一切変えていない(というかイギリス料理はピン・ポイント「でコレしかないだろうっー!!」という合理的なレシピなのでレシピを変える必要も無い)。
(ホイップクリームが余っていたからというのもあったが)
キレイに作っても、逆に多少、色がアレでもシラバブやクラナッハンという菓子みたいにイギリス料理らしくグチャグチャにして食べるので(それがどんな化学反応をするのか?知らんが「この食べ方しかないだろう」っていうぐらいに『絶妙』なのがイギリス菓子)先ずはやってみてから。
先ず、クッキングシート(又はオーブンシート)を鉄板の大きさに切る。
メレンゲを作るので卵白と卵黄に分ける。
オーブンを100度に余熱で温め
今回は理由あって砂糖を少し減らす為にアタック感の強いグラニュー糖でメレンゲ作り
ツノが立つまで泡立て
これを大き目のスプーン(テーブルスプーンっていうの?)でポトッ、ポトッっとクッキングシートに落とす。
この中学生でも出来る地味な作業を黙々とインドアで行う事の『人』の温かみがイギリス料理の真骨頂。
(でも、ワリあい、スプーンから離れづらい、フレンチだったらもう1個スプーンを使うのだろうが洗い物を極力1つでも減らす事も意味がある、後で解るがどうせ食べ方がアレだし)
※で、ここがアレンジ
何かで付いてきて余っていたジャムを余ったメレンゲに入れ、
(ジャムが甘いから砂糖を少し減らしてアタック感が強いグラニュー糖を択んだの)
泡が壊れないように少しだけかき回して
メレンゲに色を付ける。
(余ったジャムがもっとあればもうちょっと色を付けられたかな?人工着色料は使いたくなかったので、『食紅』ぐらいなら~とは思ったんだが冷蔵庫を開けたらジャムが余っていたので・・・)
因みに「食紅」について調べてみると・・・
・菊科の紅花から得られる食紅
・サボテンに寄生する「えんじ虫」から得られる食紅(げっ、マジかよ・・・?)
・近年では化学合成の着色料も「食紅」と呼ばれている。(←それは勘弁してくれ)
との事。
良かった、ジャムにしておいて・・・。
絞り袋に入れ
前に練習した薔薇の形に搾り出す(クッキングシートの隙間に一応ジャム味のメレンゲもスプーンで落とした)。
すぐオーブンの2段目に(結果から言うと3段目で良かったのかも?一応うちのオーブンでクッキーと同じ高さに)入れる。
(シマッタ、薔薇が皿の上で出来る事に調子こいて大きく作り過ぎてしまいオーブンに入れる前に中心が少しダレてきてしまった)
100度で1時間放置(ほぼ焦げないから、大丈夫、多少変色してもアレだし)
ピンクのメレンゲが余ったのでカップを逆さにした土台で薔薇の練習(土台だと左手を使い易いので作り易いんだけれど・・・勿論まだまだだからチャンスがあれば練習をするのだが)。
1時間経ったら2時間以上庫内で放置(この「以上」って規定されないところが時間に縛られなくて助かる)→だから別の作業をするか?買い物か?食事にでも。
帰宅して観てみるとう~ん少し色が濃かったな・・・、ま、いっか、味を見てみると、普通の色のメレンゲはサクッ、フワッっとまるで甘い空気や「わたあめ」の軽い食感があるものを食べているみたいな感覚(これはこれで成功と思える、色もそんなに付かなかったし)、
↓
ただジャムの方が、水分が多いせいかヌガー的に乾燥が足りない感じ。
なるほどね。まあいい慌てない。
練習したメレンゲの薔薇を冷蔵庫で固めて置いたので、それを焼いてみよう、オーブンシートを差し込もうとしたが壊れそうで無理だった(凄く冷やさないと固まらないから、だから皆、台座を土台に貼り付けてから成型するのか!!)。
まあいい、慌てない=土台がカップケーキ用の耐熱なのでそのまま土台の分の高低差を差し引いて今度は3段目で焼いてしまえ。
1時間後焼き上がったら、薔薇の鉄板を上段に移して、さっきヌガーっぽかったジャム味のメレンゲを下の段に入れ、まだ温かい同じオーブンの庫内で追加乾燥させる事でキチっとサクッと感を作る。
メレンゲの出来上がりの頃合いを見計らってイチゴを洗い
(イギリスのイチゴの旬は5月、日本では消費費者の「早く食べたい!!」・「クリスマスで使いたい」という欲求の下、農家の方々が促成栽培を頑張って下さる事により12月後半~2月に店頭に多く現れるが、本来の露地モノは3月~4月~5月初め頃までで価格も多少は抑えられ甘味も強いらしい)、
半々ぐらいの量を痛んでいる物やまだ早くて酸味が強そうなモノ(昨今のは品種改良で全部甘いけれど)、硬い白い部分が多いモノはミキサーやフードプロセッサー(うちは4枚刃)に入れ、
苺のピュレに。
残りは白い部分を切ってスライス。苺はビタミンCが豊富なので削いだ部分は食べる。
(別に切らなくても良いが、むしろピュレの方を緑の僅かに付いているヘタの部分が僅かに緑がまざるから切った方が)
作っておいた、砂糖を甘過ぎないようにしたホイップクリームを用意し
プリンアラモードを盛るような横長のパフェみたいな器が無かったので、家に何故か持っていたイギリスらしいギネスのグラスに盛る事にした。
(この為にワザワザ容器を買いに行くのは何か違うと思ったから、基本なるべくその辺にあるもの・持っているもので、もっと良くする事が格好良い考え方だと思う)
メレンゲをグラスに入れ軽く砕いて(全部入ってしまったのでバー・スプーンで砕いた)、
苺のピュレを適量注ぎ入れ
ホイップクリームを注ぎ(順序はどうでも良さそうだけれど一応)
スライスした苺を2/3ぐらい入れ
グチャグチャに(でもサクッとぐらい)に混ぜる。
(実にイギリスらしい、イギリスの絵本の中で『パディントン』がブラウン家に着いた日、
家政婦のバートさんが運んできてくれた食事もマーマレードの瓶ごとかけてグチャグチャにして食べた・・・熊だから仕方無いが、プーさんといいイギリスは何故か熊の物語が有名=北欧だから熊は珍しく昔の日本の『龍』や『麒麟』みたいなものだったのかな~?=、
兎はピーターラビットがイギリス内の天下統一をしているが・・・←ちょっと苦しいか)。
で、自分は更に残りの苺を入れて土台にし、
メレンゲの薔薇を置いてみた(食紅だったらピンク色なのかもしれなが、なるべく自然に近いもので)。
完成形はこんな感じ(昔のTVのCMなどで凍結した薔薇を壊して食べるイメージを表現したかった)。
調子に乗って土台の苺を斜めに重ねて薔薇が見える様に
う~ん、なんか違うな、水戸黄門のオープニングみたいだ。
(メレンゲで「三つ葉葵の家紋」も作れそう、勿論、島津の『丸に十字』とか『毛利も』頑張れば・・・スポイトなどを使って凄まじく頑張れば伊達も・・・でもそこまでする意味があるのか?と・・・)
更に調子に乗って、残っていたピュレをかけたら違う感、満載。蛇足。
(上からかけるなら濾してもっとサラッと流れる苺ソースにすれば良かったのかも)
それを壊して食す。
(苺の土台の下にピュレを含ませて=「もんじゃ」みたいに苺の土台で丸く土手を作ってその中にピュレを入れておいて=上の薔薇を壊すとピュレが溢れ出てくる様にすれば面白かったな・・・)
スゲー、絶妙に美味い、もの凄くとても美味しい、そして天使の羽の様にフワっと優しい。
この優しさがイギリス料理・イギリス菓子の真髄!!!
味も想像付くだろうが、その上をいくフワっと感と、少し上をいく優しさがあるとだけ言っておこう。
苺ジャム味の薔薇にしなければ(しても)そんなにも工程は複雑ではないし。
製菓なのに基本、アレンジが効くから、そこまで細かく計量しなくても~という感じが製菓というより本質は料理にやや近い部分もあるので解り易い。
※別に苺と決まっている訳でもなく、キウイやその他のベリー類、(調べると)はたまたパッションフルーツなどでも良いらしい。
どうも酸味があるフルーツがサッパリさせる効果があるからクリームのシツコさを一気に差し引かせて合うのかな?
ビタミンも摂れるし。
勿論、酸味が無いフルーツでも作れない事は無いだろうが、元々、昔は苺やバナナにクリームをかけただけのモノだったのが、比較的近年になってメレンゲを使うようになったらしいし。
<オマケ>
余ったピュレが入った攪拌機の器に余ったクリームとメレンゲ・苺を混ぜてもう1個(杯?)作った。
余りモノだけれど美味しい~!!
イギリスの国花が『薔薇』(←薔薇戦争に由来)だし、(薔薇の記事と合わせてだが)今回、薔薇の作り方も習得出来た。
(日本の国花は『桜』ね・・・桜や松竹梅でも良かったかな、・・・出切ればだけれど)
なんだか無性に紅茶が飲みたくなった。