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今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

菜の花のリゾットとリゾットのまとめ←(追記あり)

2020年04月14日 | 今日の料理
「①菜の花のリゾットをバターで」

茹でた菜の花がそろそろ限界だったので

鳥をボイルした茹で汁もあったし(なければ顆粒のブイヨン←無ければ恐らく作らない)、リゾットを作ろうかなって。

菜の花を多少細かく切ったモノと水少しをフードプロセッサーにかけて

菜の花ペーストに(←ギリギリまでパスタにしようか?迷っていたんだ・・・でもバジルや大葉に比べてインパクトが少ないし少し苦いだけだから、あまり意味は無いかな?って)
本来は葉だけだが、今回は量が少なかったので
本当はオリーブオイルでバジルペーストみたいにしようか?迷ったが、洗い物の事を考えると嫌だなーって、水で・・・超横着
(※牛乳でもよかったか?)

バターで刻んだタマネギと余っていたこれも限界がきそうだったエリンギを炒め、
オリーブオイル味にすればよかったなー

無洗米を炒める。

温めたスープを少しづつ入れ(弱火で)煮ていき、

今回は水分が豊富なので、少し早めに菜の花ペーストを投入

米が少し膨れたようになってアルデンテになったら、火からおろしてバターでモンテし、塩・胡椒で味を整える。
※※粉チーズが無いのでやはりオリーブオイル味にすればよかった~
(チーズを使わない分、コクや深みが『僅かに』足りないんだよ、粉チーズ高いんだもの・・・家庭だとコスパ悪くて・・・)
アタマが働いていなかった、気付いたら、なんか身体が勝手にバターで玉ねぎを炒めていた。

(久しぶりで)下手~(悔しい~)
少し汁気が多くなってしまった?(食べると見た目程じゃないんだけれどね
恐らくこうだったかなーってビビって、アルデンテばかりを気にし過ぎて火から降ろすタイミングが少し早かったのだと思う。
(↑今までどんだけアルデンテを越え過ぎた事がショックだったんだよ?)

別に不味くはないんだけれど(寧ろそこそこ美味しい方だったが、そこそこなんだよな、もう少し菜の花のホロ苦さを活かしたかった←やはりオリーブオイル系か・・・)、ややビビっていたというか思い出しながら作業をしていたって感じの味って感じ。

工程は大体覚えていたな・・・
そりゃ、
ずんだのリゾット
魚貝のリゾット
余った食材でリゾット
パプリカリゾットとクリームリゾット
ヤキイモのリゾットと栗のリゾット、秋のリゾット
失敗したり色々試したリゾット
チープリゾット(?)
青リンゴとスティルトンのリゾット
とか作っていれば、少しは覚えるよな・・・
寧ろ出来ない方かも・・・
ここで(1度)まとめた以上、今後、再度、昔のレベルを落ちないようにしたいと思う。


「②菜の花リゾットをオーリーブオイルで」

ということで後日花が咲き始めてしまった菜の花が超安く手に入ったので
花の方に栄養価が行くのと、花の食感が悪いらしい

花が咲いたツボミと分けて
(安いモノだからこういう所で努力しないと!!)

蕾(つぼみ)と分けて、それぞれ茹でる

蕾は、食感が悪いというので時間を少し多めに茹でてみる。
(サフランみたいにブイヤベースっぽいスープの色を抽出出来そう?・・・今度やってみようかな・・・)

それぞれ冷水で色止めをし、水気を切っておく。

蕾を食べてみる、う~ん、なるほど確かに菜の花のツボミとは違う
なんというか、菊の花みたいなイメージの食感(そりゃ「花びら」だからな・・・)、味というか味の方向性もやや似ている気がする。
(日本人はワリと平気じゃないのか?、刺身の薬味とかに春を表現するモノとして添え食べる人が好みで入れても面白そう!!!

上記の菜の花のバターリゾットのペーストは(菜の花の量が少なかったので)茎と葉を使ったが、
本来葉だけなので、葉を取り分けて後はタッパに入れ収納。
お浸しか『何か』に。

刻んでオリーブオイルと塩とフードプロセッサーへかける。
カップの中で具が混ざらないから結構オリーブオイル使うんだよなー・・・加熱用のオリーブオイルを使ったが)

おお、良い味だ・・・

粉チーズが無いので(←コスパ悪いから買っていない、あれば使いたいだけ使ってしまうので最初から買わない)、普通のチーズを刻んで入れようか?迷ったが(←遠からず近くはなる)、
菜の花の優しいホロ苦さの風味を活かす為に、リゾットにニンニクすら入れないのにチーズを入れる事もないのかなって。
(先ずは基本の味を知る事の方が大切かな・・・って)

オイルで洗いヅライ事は仕方がない事なのだろうなー
後で洗うと他の調理器具も油になって嫌になるから湯で流し先に洗ってしまおう~っと!!
1度紙で拭けばよかったかな・・・でも地球に優しくないか・・・)

あとはきざんだタマネギをジックリ半透明まで炒め、無洗米も半透明まで5分ぐらい炒め、

普通にリゾットを作る(今回は前回よりも更に上手く作るぞー、←「常に」この気持ちが大切)。
中火にすればよかった
(うちの右のコンロは口径が大きいから中弱火ぐらいか)
弱火過ぎて、炊き上がりが弱く時間も(正規の時間通り)かかるので
弱中火で20分かかる所を、中弱火8分(←様子見?)・14分~16分で仕上げていく感じの方が【より】良かった。
温度が下がると粘りが出るので常に熱々のスープを。
かき回すかかき回さないか・・・(自分が持っている古い本と違って、現在はかき回さない作り方が主流っぽいな、個人的にかき回すと蒸発が早いから安全で作り易い気もするが・・・米が壊れ易いが、そこまで壊れるぐらい「まで」かき回すか?)

※バターの代わりに、この菜の花ペーストでモンテするイメージが正解かな・・・って。
その方がスッキリするでしょ・・・

火からおろして(五徳の上で仕上げた方が冷めないか、火は入ってしまうが←出来ればその熱も活用出来たらスゴイ。。。)、塩・胡椒を入れかき混ぜて仕上げる。
菜の花ペーストに塩気を付けてあるので、ここでは塩加減に気を付けながら・・・!!!
※盛り付けの直前までかき回して鍋の側面でも仕上げていく感じのイメージ(←「あくまでもイメージね」が、失敗しヅライかも)。

まだ、ビビっている部分はあり、ギリギリ、崖の上をいくようなラインだが
何これ!!?、尋常じゃない美味しさだぞっ!!!
チーズもニンニクも入れなくてよかった菜の花の優しいホロ苦さ弱々しくもキチンと活きている!!
それでいてオリーブオイルのコクとのバランスが良い。
塩気も加減をしておいてよかった(余熱でも僅かに仕上がって丁度良くなるというか)。
※花が咲いたツボミを中央にあしらってみた(長く茹でたからか「食感がプツプツし」軽快なアクセント心地良い!!最初、「ミモザ」みたく散らそうか?瞬間、迷ったのだが、もし不味かったら全体に散ってしまう為、そこまで冒険する必要も無いのかなって)。

慎重に、慎重に炊いていったからか、ややぷっくら米の膨らみが足りない気もするが、超絶に超絶妙なアルデンテになっている。
茹でた菜の花ペーストだから、絞ったとはいえ、やや後から水分が出る気がしないでもないな・・・
温度が足りないんだろうな・・・)

因みにリゾットはフォークで食べるモノらしい・・・
忘れていたので改めて・・・
(どんだけ作っていなかったんだ?、キッシュカルボナーラもそうだが、以前作り過ぎて、嫌になってしまったんだよな・・・)
肉を茹でたり蒸した茹で汁が余るので、たまに作らないと、久しぶりに作る時、緊張をする。
※(いろいろ調べていたら)「炊くよりラクだ!!」って意見もあるものなー

改めて勉強になった


「③余った材料で、基本のPOINTだけ!」

リゾット専門書を数冊読むと、燻製紅茶コーヒーと米でリゾットにしているモノもあって(←お店だったら絶対オーダーしないけれどね。俺は、)
改めて、そっか余っている材料とかでも美味しければなんでも組み合わせていいんだ!って。

・蒸発をし易い様に口径が大きく深い鍋で作る。
弱中火~中弱火
スープ等を入れて温度が下がると粘りが出てしまう(あくまでサラっと「を目指す」)ので出来ればスープも火をかけ続けていた方が良い。
(沸騰をさせたら『蓋をしておくだけでも』少しは違う)

木ベラはなるべく幅が狭いモノ且つ先が薄いモノ
・混ぜ過ぎない。
・混ぜる時はWのカタチをイメージして混ぜる。

混ぜた時、鍋底が見えるぐらいのスープの量でいいんだなー)
焦げそうになったらスープを足す。

足りなければお湯を(ティー・スプーン1杯分ぐらいで大丈夫だったが・・・)

南瓜をマッシュしたものが余っていたのでそれをペーストという事にし、火からおろし、バターでモンテして、塩・コショウで味を整えカボチャのリゾットに。
(鍋敷きを用意し忘れていて焦った!!)
あと、2分半~3分足りなかったかな?(弱火にして、超ギリギリを狙っても良かったかも?)
でも美味しく仕上がった。
(余りもののワリには・・・ちょっとスゴイ感じ、ややバターが強いか?失敗を僅かにビビっていたんだな?
・プロは鍋一杯に作りかけておいて、オーブンで保温し続け、ランチのオーダー毎に様々な味に仕上げて次々出すんだものなー。

少し弱かったので(←最初から胡椒っ辛いと嫌だから気持ち抑えた)、途中から普通の白胡椒と、黒胡椒をそれぞれ試してみたが、

普通の白胡椒の方が一体感があった
黒胡椒の方は最初のインパクトはあっても、それで終わっちゃうカボチャの風味が長く続くので、黒胡椒だけ息切れしておいていきぼりって感じ。

まあ、これで次から作ってもあと少しレベルが上がるぐらいで、その後は作業と化していくんだろうなーと思う。
どんな(家にあるその時に旬の様々な)食材を合わせるか?で変化をつけて愉しむモノというか・・・

外食ではもっぱらパスタしか食べた事ないのに・・・


オマケ

加熱された材料を加えるには最後の段階(バターを入れる前)でいいみたい。

逆に加熱しなければならない食材は米を炒める前だったり(←諸説ある
生の魚介類とか硬くなるのは米を炒めた後だったり、食材によって変わってくるので、その辺が多少まだ迷う。

ふと気になったので、結局入れるのを止めたが、不味くは無いんだが(寧ろ美味しいが)、やや迷いが出たね。

中々お高い無洗米は大量には買わないので(そんなリゾットばかり作らんし)、この小分けの無洗米シリーズが助かる。

青天の霹靂という粘りが少ない銘柄をあえて選んで(←このシリーズバロメーターが付いているから便利)、40g~50gでもスープを吸って増える。

まだまだこれからも作っていこう、課題が見付かる事はラッキーな事だと思う!!




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