今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

何でもない事からの『気付き』

2018年09月30日 | 飲食業
理由あってハンバーグを作っている時・・・ふと気付いたんだ。

玉葱を切っていて・・・

普段の日常的な普通の事からでも、何かを学ぼうとする姿勢でのぞむと、新しい事が見えるって

玉葱を水炒めしながら、

料理は塩梅というものを学べる。

「水炒め」をしながら洗い物を終らせてしまう。

何かをしながら何かをすること。=時間を無駄にしない。

(写真を撮影しながらという事もあったが)焦げた所が出来てしまって、次はもっと上手く作りたいと・・・

同じ事への向上心

フライパンを洗わないと錆びが出てしまったり、次の料理に移れない、1晩放置していたらゴキちゃんが出てくる可能性から即洗う。

すぐやる課
(丸1日、一時停止出来ない事が事務職と肉体労働の違いというか進め方のペースの違いがあるかもな、基本、業種・職種を問わず仕事の基本は同じだけれど)

まな板の消毒から

きっちり周りをキレイにし、食べる人々の安全を守る=営業等の存続・継続をする事に繋がる衛生を含めた安全

網をかけることでコバエがくるかもしれないという事を防ぐ

もしもの時の想像力!!を養う
(「想定出来る事故やアクシデントは、本当の事故やアクシデントではない」という事)

コゲを切るしかない(食べられなくもないけれど、プライドが許さないし、健康に悪い)。

・同じ物でも1個1個違う=同じ物は1つとして無いということ!!
※焼き鳥を何万本も焼いても、勿論、商品としてのクオリティーは超えた上で、1つとして同じ物は無いという事(=作り出したものへの愛しさ、モノへの愛情)。

・そして、それぞれ食べる人が違えば、こんな事(=ミス)は1回でも許されないという事。
1回のミスをそのまま出してしまったら、もしお店なら、何も言わず来なくなるばかりか、
クチコミで悪口を言い触らされる。

その損害は目に見えない所で起こるから計り知れない恐怖を感じる。
それが自分でやるってことじゃないかな!!?

もっと、他にも気付かない事が沢山あるのかもしれないけれど
そういうモノの見方に変えると、同じ事なのに全てがもの凄く新鮮に感じられる様になってきた

老子の、『居ながらにして知る』(=居ながらにして万物に通じる道を体得する)とは、この事ではなかろうか?

性格上、家とか店にジッとしていられない営業タイプなので(クソみたいに負けず嫌いなので、勝つとなったら自分の身が滅んでもやってしまう為に争わないようにしているが、ビジネスや営業とかだと・・・勿論売れる物事に限りだけれど、真面目にやっていれば結果が出続けるから・・・)、

朝起きて(その頃は朝方まで営業をして片付けをしていたからランチが無いので、起きるのは朝ではなく午前中だけれど)、

仕入れをしながら店へ行って、

お湯を沸かしながら掃除をして、

(一息付いてから)仕込みを始めて、

たった1人でROCKをかけながら仕込みをするって世間に取り残されているようでとても哀しく
職場仲間が居れば良かったけれど、両親は営業時間の頃しか来ないし、ほぼ1人でやっているのに自分は手伝っているぐらいにしか見られないし)

そんな事が何年も繰り返される中で、どうしても外を見たいと、徹底的に額に汗を流して外を回ってきたけれど(←経営者に損をさせた事はまずほぼ無い!!)

居ながらにして何かを学ぶ」事を身に付けられたのかもしれないなぁ~・・・

補足

 以前、1000人が嫌がった国の仕事を現場1人でしていて(←勿論、腹斬り要員、別に捨駒は構わなかったけれど「自己研鑽が足りない」は・・・
お客様になってみるという飲食業の勉強も兼ねていたから酔わないので飲んでいる時も、結果が見えるから楽しい休日出勤中も、四六時中仕事に徹っしていたから研鑽をする時間は無かった)、
なんで1000人居て自分1人だけが、(この誰もやった事が無い)仕事をしているのだろう?って期間を決めて3日間だけ考えた時にふとそっか、未来の人間達の為だ、みんなの為って気付いた時から、仕事の仕方が変わっていって、

自分や周りの物事がもの凄い速度で回転していった事を覚えている。
(別に無理も強要せずに、強要出来る立場にいないし、それに『法律』であり仕事だし)

真面目な派閥=←そりゃ皆が皆、良い人なんて組織は無い、だから『組織は常に(倫理的に間違っていないか?)反対から観る目を持たないと』ならないんだ=、
の協力して下さったみんなのお陰もあるが、自分が組織を出た直後に表彰までいけた。

それを、同じ気持ちで、同じ期間、他の業種・職種で使って応用してみたら、やはり同じ様に結果が出続けた
どんな職種・業種でも短期間で結果が出続けて止まらなかった。

その時とは又違う気付き・・・
むしろ対極に位置する「気付き」を得られた気がした瞬間だった。


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紅茶でカップ同士の比較検討の余地を探る。

2018年09月30日 | 飲食業
紅茶等・飲み物を煎れる時、カップの違いで味が変わる事をご存知だろうか。
(いや、多分みんな知っているか)

・飲み口の口径が狭く丈の高いコップ(マグカップやカクテルの「トム・コリンズ」の「コリンズグラス」とかも厳密には同じだね)
と、
・飲み口の口径が広くて丈が低いカップ
で、u>両方に同じ液体を入れ飲み比べてみる。
(※本当はもっとノリタケやロイヤルコペンハーゲン・ロイヤルアルバート・ウェッジウッド等etc・・・の高級なカップで紅茶を飲むのも格好良いが、自分はこれで学べればいい)

この2種類のカップの違いを紅茶で比較すると、

口径が狭く丈が高いカップは、飲む時の角度が深くなる為に、液体が一気に流れ込んで舌に拡がる前に喉に下りていくので、渋みを感じる物は飲み易くなるが、アタック感と個性を楽しみたい飲み物は、刺激を感じる前に喉に堕ちていくので、やや物足りなさを感じるという。

逆に

口径が広く丈が低いカップは、飲む時の角度が浅くなる為、飲み物が舌の上に重厚に拡がる部分が広く、渋みや個性を強く感じるという。
渋過ぎる飲み物や個性を楽しみたい飲み物には強く感じ過ぎてしまう場合もあるが、口径が広い為に香り立ちが出来る部分が広く、(コーヒー等)香りを重視したい飲み物には良いとされる。

実際、味わって比較してみると確かにそのとおりで驚く
確かに自分も口径が広く丈が低いカップでコーヒーやカフェオレを飲む事が多い。

次に色だ

口径が狭く丈が高いカップは・・・、飲み物の透明感が出ず、紅茶等の色合いを楽しみヅライが、

口径が広く丈が低いカップは、↓写真で観ても解るとおり、透明感があり紅茶の色合いが美しく映える。

※灯かりの近くにカップを持ってきた方が透明感のコントラストの違いが明確に解り易いだろう。

ミルクを入れてみる

 結石が出来てからは、シュウ酸カルシウムが怖くて、いつもミルクティーばかりにしていたが、たまにストレートで飲むと美味いなぁ~紅茶のコクを感じる。
砂糖も入れない安い茶葉だがストレートのコクが美味し過ぎて口径が広く丈が低い方で何杯でも飲めそう・・・←だから結石が出来たのかもしれないが。

で、今回は比較する事が目的なので、心を鬼にしてミルクを入れてみる!

(牛乳が無かったのでポーションミルク、丈が大きいカップは2個入れ、両カップのミルクと紅茶の混ざった割合をほぼ同じぐらいにして比較。・・・商品開発の人達はこういう事を毎日出来るのかな?、そりゃどんな状況でも見えない苦労があるのだろうけれど、基礎から飛躍が出来るから勉強出来そう。ただ、身体を壊さないように!!)

ミルクティーにすると、超マイルドでやはりイギリス料理に通じる味(これがイギリスの味のPOINTだよな)←クリック。

お、口径が広く丈が低いカップの方が風味は味わえるが・・・

やはり口径が狭く丈が高いカップ寒い部屋でも冷めない・・・
だからいつまでも、ゆっくりとした時間を楽しめる
※因みに、イギリスの緯度は北海道よりも遙かに上だが、『北大西洋海流』という暖流の影響で北海道ぐらいの寒さだと言われる(自分は春先に居たので1年を通しては解らない)。

イギリス人・アイルランド人・スコットランド人がティー・パーティーみたいな他所向けな紅茶では軽くて口径はともかく丈の低いオサレなカップを使っていても、本当の気が休まる普段遣いでは「マイ・マグカップ」紅茶を日常的に楽しんでいる事の意味が解った気がした。


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自販機のカレーをアレンジ

2018年09月30日 | グルメ
自販機で「野菜のカレースープ」なるものを見付けた。
(このままでも結構飲めるのだが・・・)変わったものを観るとつい何か真髄を掴みたくてウズウズとしてくる。

で、豚シャブをした時のダシが溶けた湯が余るので

生姜と野菜を入れ煮立てアクを取り、

弱火で蓋をして火が入ったら、

半分取り分けて豚汁にして

その日は豚シャブ(←薄味好きの自分は牛丼屋でドレッシングを使わず、野菜は味無しで食べるので取っておいて、それを後日味付けに・・・←外の味が濃過ぎて、生野菜は味無しで十分なんだ・・・)と、野菜タップリの豚汁で『今日のご飯』にする。

もう半分の鍋にニンニクを入れて(←豚汁は生姜まで、カレーからはニンニク・生姜)

カレースープを入れ

塩・胡椒・カレー粉(←一応、やはりトマト味が強いスープだけではライスにかけられないので)で、
味を調整。

鷹の爪を2~3切れ入れても
(本当は細かくしてチリパウダーにするのが良いのだろうが・・・蓋をして弱火で少し煮込めば辛味が出るから・・・)

お、カレーが出来た。

どうしても×2カレーが食べたかったんだ!!

ちゃんとしたカレーの作り方ではないが、こういうのもアリかな~って。

後日、お肉を入れて煮込み、

チキンカレーに。

まだこのブログを始める前の10代の頃、店でランチをやろうとしてカレーを調べて回っている時(←ボンディとかカーマとか、カヴァエルとか有名どころじゃなくて、もっと個人の素人っぽい人がこだわったカレーを調べた時)、
野菜をすりおろして、野菜ジュースを加えたようなカレーに出会った事があったが、
(後日、自分もやってみたし)
あれを彷彿とさせるような味。


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蒸し器が無い時の酢煎りと海水で米を炊く事について?

2018年09月29日 | 調理器具
以前、「酢煎り」又は「鰤の酢煎り」を作ったが
蒸し器が無い場合はどう作ったら良いか?考えてみた。

前にクスクスを作った時、クスクスを蒸すのに蒸し器が無い場合の蒸し方は鍋の底にココット皿を並べる事を学んだが、
ハッキリいって、うちの鍋だと広過ぎて浮かんできてしまい、あまり完璧とはいえない。

なので、ふと・・・、

江戸末期、埼玉県忍藩の元サムライである宮信徳(みやのぶなり・発太郎)が三重県津市の津(藤堂)藩に伝え、正式に採用されてきた古式泳法「観海流(泅水術)」の初段・中段目録の秘伝書に、海水での米の炊き方が記されている文章の一節があり「海水で炊く時は鍋又は鍋の椀又は漆物碗をうつむきに伏せて炊けば塩気抜けてよろし」←どうやっても塩気が抜けなさそうなので、どのように炊くか?がまだよく解らんが・・・)、書かれているのを観た時、クスクスと合わせてこれだ!!って思った。

ココット皿ではなく少し重い茶碗を逆に伏せて
布巾を下に敷いた方が良かったかも・・・
これで本当に海水で米が炊けるのだろうか・・・?疑問を感じるが・・・

その上にザルを置いて(ココット皿では無いからザル要らなかったか!!?・・・ま、高さを稼げるか・・・)、今回は鰤の酢煎りなので、途中で汁を捨てるから、持ち上げ易い様に少し小さめの皿にして

蒸し器ではないので普通に蒸すより、ホンの僅か(1分~2分)多く蒸してみた。

隣のコンロが埋まっていたので、蒸している間、冷蔵庫で冷たくなっていたタレを(蓋が浮き上がってこぼれたらそれで全てが終わりだから怖いかもしれないが)、蓋の上に置いて同じ熱源で温めてみた(結構温まるんよ!!)

お、きちんと出来たよ!!

めっちゃウマい。

これハマった。

ま、蒸し器でやればいいのだが・・・

もし、蒸し器が無い時とか災害時ジプロックも無く海水で米を炊かなければならない時に・・・

この茶碗に塩が溜るらしい・・・本当かどうか知らんが。。。

※他にも(ジャングルのタロイモみたいに?)、米をバナナの葉でよ~く包んで地中深く埋め、その上で焚き火をすると炊けるという方法もあるようだが、流石に米を埋めるのは個人的には最後の手段にしたいなと。。。

オマケ

旧海軍のセロハン炊飯とも言われるジップロックやコンビニ袋でも蒸し炊く事が出来るらしいが、
それとは別に
一応、この古文書に出ていた海水での炊き方を調べてみた・・・どう考えても海水には漬ける勇気は無いが・・・

一応、米を洗って

塩で海水っぽいものを作って(←海水ほど塩辛くはしなかった、もしもの事を考えて修正出来るように、薄い分なら修正出来るから)

これなら納得出来るけれど、

古文書では茶碗を逆にしてこうなんだよな~?

ま、とりあえずこれで蒸してみるか・・・「おこわ」だな
※本来おこわは蒸し器の上に清潔で洗剤が浸み込んでいない布巾2枚で上下を包むらしいが

やっぱり強火で?

何度水を足しても・・・

強火で40分蒸しても多少しか軟らかくならないので
(塩水は入らないが・・・)

失敗、結局適度な所で諦めて水を多めにかけてレンチンしたら、

土鍋で炊いたみたいに美味しいご飯になった・・・(焦げ付かないし

いざとなったら・・・

で、蒸し器のお湯がなくなっていて

底に塩が出来ていた。
(又、この塩が何故か、もの凄く甘味があって美味しいんだが・・・、都会の水だけれど、多分、毒ではないとは思うが・・・)

そういうもの???

というわけで、失敗・・・

ま、無駄な事などないさ、夢があれば!!!


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これ愉しい、レンジでワッフル!!

2018年09月28日 | 調理器具
ワッフルには
・サクフワ(パリッ)の四角いブリュッセルワッフルと、
・砂糖が周りに付いたモチモチの丸いリエージュワーフルがあるのだけれど、

自分はとにかくサクフワのブリュッセル・ワッフルの方が好きで、
(正直、ベルギーの家庭に1台はあるという手焼きのワッフルメーカーを手に入れようか?迷っているぐらい)・・・

先日、100均の「キャンドゥ」でワッフルをレンジで作る道具(?)を観付けた
これが面白いのよ。マジで!!(2つに分かれるんだけれど・・・↓)

袋代わりになっている↓説明書を無くしてもいいように備忘録代わりで画像を残しておこう。

ホットケーキミックスが丁度余っていて(パンケーキもイギリス式を作るのでスコティッシュ系のパンケーキが両方とも甘さを加減出来るので、あまり使わなくて、それでも常備してあるのだが・・・)、
・ホットケーキミックス150g(←大体このぐらいなのね、小さなお茶碗1杯半ぐらい)

・牛乳100ml
・卵

たこ焼きお好み焼きみたいに混ぜていく(←サックリでなくてもいいみたい)

菜箸をヒュッと横に引っ張って、線が残っているぐらいまでかき混ぜてグルテンが出てしまっても大丈夫みたい。

大さじ3=約40g~約50gぐらい

2つの器の下の1個に入れる。

横から見るとこのぐらい(半分よりちょい下ぐらい)

蓋をせずレンジに1分20秒かけて
(うちのレンジ壊れているから少し左奥の方が良いんだよなー)

1分20秒後、膨らんでモチモチ・・・

そこに格子状の切れ目が入った蓋を押し付けて

「カチ」っと音がするまでハメ込み

20秒待つ

串とかで取り出す。

これで一応は完成なのだが、

少しモチっと感が強く、リエージュワッフルっぽいので、自分はサクっとしたブリュッセルワッフルが好きだから、これを更にオーブントースターで焼くと・・・

良い感じ、自分好み、基本プレーンが好きなのだけれど、

バターと砂糖を垂らして

余った生地は牛乳を足してホットケーキに
ホットケーキの方が生地が柔らかいのかも

こんな感じも

ホットケーキを焼いた鉄フライパンは洗ってキチンと乾かしておく

フライパンについて一応勉強(←オレンジはクリックのルール)してカッパ橋で手に入れた大切な道具の手入れはキチンと自分で。

良いな、これ



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塩焼き汁と日の出切り~鯛そうめん。

2018年09月26日 | 今日の料理
塩焼き汁

 本当は鯵「とか」を使うらしいが、無かったので安い春子(カスゴ)で。
ま、ほぼ、あまりクセやアタック感が強くない、フンワリした身を持つ魚ならなんでも良いのだろう?

春子は関東では春が旬、関西では夏から~秋にかけてが旬ということで、まあ、鯛の幼魚が1年かけて回遊しているので旬というものがあってないようなものなのだが・・・

本当はホウレンソウを使うらしいがこれも無いのでオクラで。
あと卵を敢えて硬茹でにしておく。

卵は剥いておく(1個は後日のサンドイッチ様に序でに茹でてしまった)。

春子は鱗を取り

提供する側と反対側の裏側に切れ目を入れて、

エラごと内臓を引き出してしまう。

塩を振って(格好を付けたければヒレにも化粧塩を・・・)

グリルで焼く(3匹は無理かな・・・)
※裏側を火の当る様に向けて焼き始めると良い(←気付かなかった)

・水350cc
・和風ダシの素小さじ1ぐらい
・塩小さじ1/3
・酒小さじ1(←このぐらいから~もうちょい多くても可)
・醤油小さじ1
で素麺のツユみたいなものを作る。
(分量はあくまで目安なので、味は好みで調整、鯵に塩を振って焼いているので薄味で


煮立てる

本来なら生シイタケを入れて2分~3分煮るのだが何ので、先ほどのオクラを少々

まあ組み合わせは自由だ(シイタケのダシが出るんだろうな・・・免疫力UPが期待されるシイタケも好きだし)。

かまぼこの「日の出切り」

本来、赤い蒲鉾を使うのだが、高いのしか無いので白で練習。
練習に色なんて関係ない

先端に切れ目を入れ、その先端は動かさず

内側の刃先を左

右と揺らしながら切り下ろしてくると、

かまぼこに波模様がある切り身が出来、醤油や汁物のノリが良い

とにかく揺らしながら

最初はユックリとで良いと思う。

で、カスゴが焼けたら温めておいたダシ汁を上からかけて

半分に切った玉子と蒲鉾を添えて完成

無理に汁を全部かけなくても構わないだろう・・・卵の黄身が崩れ流れて汁が濁るから、適度にね!
(3匹分なら丁度良かったのかもしれないが皿に盛りきれなかったので、そのまま焼いたカスゴも食べたいし、←崩れてるし)

うわ、香ばしさがダシ汁とあいまって凄まじく美味しいそして優しい味

敢えて硬めに茹でた卵もおでんの卵のようで嬉しいし、かまぼこもほんのり温かくなって、日の出切りで出汁が乗っているようで楽しい。

これはイケるわ。
(本当にホウレンソウとか菜っ葉系で、お浸し的にも出来るだろうな)

(燗・冷)酒でも良いし、ご飯でも合う。
すごくご飯のおかずになるというか。

※お肉系でも合うのかなぁ・・・?(皮が香ばしければいいんだ?よな?)

鯛そうめん

 折角の鯛の塩焼き(春子だけれど)が1つ余っていたので、「大そうめん」にすることにした。
※懐石での「鯛そうめん」は素麺を使わずに搾り出した鯛の身で鶏卵素麺の様に素麺を模したもの)

塩焼きしてあった鯛(カスゴだけど)を上記を濾した煮汁基本、ダシが多いだけで材料は一緒なので)で沸騰してから8分~10分ぐらい弱火で煮る

煮上がったら、本来は自然に冷ますのだが、すぐ食べたいので横着でとっておいた保冷剤を入れた鍋に「大量の」水(←大量の水にしないと保冷剤が溶けて破れてしまうので)を張って、鍋底を漬けて冷やしておく。
(水道の水が入らないようにね!)

素麺を茹で、水でぬめりを取ってから冷やし、
※今回は同じ四国徳島の半田素麺、普通の素麺より太く歯応えと小麦の甘味がダイレクトに味わえる素麺。

大皿にネギと荒熱が取れた鯛・素麺を盛り(素麺に乗せる場合もある)、冷めて冷えた煮汁をかけるVer.


器に煮汁を注いで漬けて食べるVer.があるらしい。

う、煮汁を煮詰め過ぎたか(←まあダシが入っているからな)、塩辛かったので薄めよう・・・

途中からかけてみたら、すっげー、美味しかった。

全部にかけてしまうという行為があまり好きではなかったが、
後からかけると
更にダシが染み出すというか・・・
・鯛の身をほぐしながら更にダシがでてくるというか・・・
鯛の旨味が際立って凄い美味しいんだなって。
☆ダシで食べるものなのだなぁ。

 ※後で調べたら煮詰め過ぎると(塩焼きにした鯛の塩気が出過ぎてしまうのか)塩辛くなるから注意しないといけないらしい。←更にダシの塩気も入っているからな、煮る時間を差し引くべきだった。
(やっぱり味をきちんとみて確認をしないといけないな

 横斜めに長い愛媛県のやや南側の南予地方では、錦糸卵や煮た細切りのシイタケを添えて、
玉葱や生姜等の薬味を添えるらしい
が、もう疲れていたのと今日は卵を食べていたので(←日本人は多くても2個ぐらい)、錦糸卵は今回いいかな・・・って(勿論シイタケも)。
(時間があれば作って入れるけれど・・・)
今回は鯛そうめんを知ったということで!!


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誰もがバーニャカウダを食べられるように

2018年09月25日 | 素材
バーニャカウダって雲の上の人が食べるものだと思って作った事が無かった。
(勿論イタリアンで食べた事はあって美味しいなぁって、味は記憶しておいたのだけれど

で、そういや作った事が無いなって思い出して、作ろうと思ったけれど・・・
でも、アンチョビって少量でも結構高いじゃないですか!!!
(↓これは多少は安いひまわり油のアンチョビ

これがアンチョビ本体か、実際に触るの初めてだな・・・

折角だから料理にも使ってみようと取り分けたら、バーニャカウダに使うのは右のこれっぽっちの量しか無くなった。


仕方が無いのでツナ缶を1つ足して計量する(60g)か、
同じ油漬けだしアンチョビの魚臭さが足りなければ魚醤を足すか?
アンチョビ自体が古代の魚醤だものな。


ニンニクは水で下茹でするレシピと、牛乳だけで下茹でするレシピがあった。
時には5回ぐらい煮こぼすというレシピも
ガス代と水が勿体無い、そんな事をやっていられないので、

フレンチみたいに中央の芯を取り除いて

アンチョビと同量を用意する。

鍋ににんにくを入れ、ヒタヒタぐらいの牛乳で(←別にいっかなと計量をしなかった)弱火にかける。

缶の中のオイルを捨てる時は、何か要らない紙に浸み込ませて(その紙を捨ててから)

流しで洗うと油が固まった時、配水管に詰まらない

少し牛乳が蒸発しそうだったら足しておく。

本当は指で壊れるぐらいらしいが、熱いので箸の裏側で壊せるようなら

網で牛乳をきっておく

プラスチックのまな板を使う場合は冷ましておく(熱でひん曲がる=直るけれど)。

野菜はあるがエビが無いのでシーフードミックスを解凍したものを器に入れて蒸す。

魚介類は火が入り過ぎると美味しくないので先に取り出す

最初から蒸す作業をやればよかったな)

ここで、ニンニクとアンチョビ(ツナ入り)をミキサーやフードプロセッサーにかける人が多数だが、世の中にはミキサーやフードプロセッサーが無い人だっている
そういう人や家庭が食べてはいけないというものではないので今回は、ミキサーもフードプロセッサーも使わず包丁だけで大き目の包丁できざむ作り方で
(これだけの為に、洗わなくて済むし、1個でも洗い物を減らすのが私流)

身が「見た目想像していたよりは」けっこう硬いけれど・・・)刻んだら、包丁を横にして潰していく

中々潰れないで、刃先を向こう側にして押し潰すと良いだろう
(それでも多少時間はかかるが、皆はミキサーでやっているが、きっと昔のイタリアの家庭にはそんな機械は無かったハズ、苦労する事で原点や本質に触れる事が出来ると理解度が増す

で、たまに立てて刻んだり潰したりを繰り返して

ペースト状にする

オリーブオイルを120ml・・・100mlでよかったのにちょっとツナが多かったので増やしてしまった

弱火でかき回しながら白く乳化させる。
火が強いとハネて熱いし発火するので瞬間温まったらあとは弱火が安全・・・腕にハネるとかなり熱い、というか熱かった)

これで完成かと思いきや、ツナなので塩気がアンチョビほどないから自分の記憶の中の味にして完成(アンチョビだけでもメーカーによって塩気が違うので好みで変える)
なのだが、アレンジでは塩の他に胡椒や出来上がりにオレガノ等ハーブを足す技もあった。
※塩・胡椒を入れたら軽く火を入れた方が良いだろう但し塩胡椒して煮詰めるとかなり味の印象が強くなるので、数秒余熱で通す感じでサッと熱を入れるだけにする
※塩だけの時は、記憶にある味ととほぼ同じ濃さだったが、アレンジで胡椒を入れたら塩加減がボヤけて、記憶の中の味から遠ざかってボヤケていって、塩を足すハメになり結局、自分の味になった(美味しいんだけれどね)。
そういうものなのか。
※ハーブは香りが飛ぶから最後ね。

耐熱容器(←うちはグラタン皿)に移して

鍋に付いた分をパンをちぎって拭いてみる、美味しい~(まあ、この材料と工程で不味くなる要素は無いわな、余程手元が狂って塩・胡椒の量を間違えない限り)

そしてやはり洗い物がオイル系なので、工程が簡単なだけになんでこんなにあるの?トホホ、という感じ。

ニンニクを茹でた牛乳は何かに使えるかなー?と取っておいたのだが、舐めた瞬間吐き出すぐらいニンニクが強かったので、やはりこれは捨てるしかないか・・・

と、捨てた瞬間にインドカレータイカレーにすれば良かったかな・・・って、気付いた時には既に排水溝を通っていたけれど。

バーニャカウダはフォンデュの様に温めて食べるものなので(サラダ的に使う場合もあるが)、ド○キの玩具の焼き台の上に置いて温める(火加減の調整が出来ないので発火が怖いから適度な所で電源を切る事!!

美味しいのなんのって、これ、蒸した野菜や魚類だから美味しいんだなって。
もし焼いたモノだと、フライパンとか焼く作業って、食材に軽度でもストレスを与えてしまうことに繋がるから、後々余熱でそのストレスが広まり、バーニャカウダの個性と、食材のストレスから出てしまった個性同士が、ぶつかるんだ。
(後で実際、他の食材で試したけれど)

蒸した方が優しいと思う。
(ジャガイモとか半分に切って蒸すと早いし、本当はアンティチョークとキクイモは必須なのだがワザワザこの為に買うのも?な感じがしたので、家にある材料で)

オマケ①>
取り分けておいたアンチョビとニンニクでパスタを作ってみようと

なるべくそのままの味を知りたいので、アンチョビとニンニク・唐辛子だけでペペロンチーノ風にした。
(塩気を市販で出されるぐらいにしたが、アンチョビ自体が塩気が強いので、パスタに絡みつくと凄い塩気を発揮するんだなって・・・ギリ外でも出せる美味しい味だが自分的には少し強いかな・・・)
麺は80g
(イタリアンのコースでぱパスタは「プリモピアット」つまり前菜に位置付けられるので、あまり多過ぎてもアレなので・・・
・並:80g
・中:100g
・大盛り120g
・特盛り(←牛丼か?)140g以上
と20gづつ増やしていくと良いかもな・・・

個人的にパセリが好きなので、途中からかけてみる。

やはりアンチョビは魚醤なので、モノ凄く奥深い味わいになった。

オマケ②>
次に、玉子とホウレンソウとバーニャカウダソースをパスタに

どうもこの日はアタマが働かなかったので、一瞬火が入り過ぎてダマに・・・余熱でかなり入るんだった・・・(パスタはこれがコワイ)

※あと、上記でアンチョビが醤油と同じ塩気を発っすると思っていたら油と玉子でコーティングされ塩気が薄かった

組み合わせの塩梅が難しい物だな。
(なるほど、そのまま使うと調味料的に塩気を足せるけれど、バーニャカウダにしてしまうと、うっすらとした塩気そしてコクと油・深みを足すだけの効果なのね)

オマケ③>
※バーニャカウダの最後は

加熱した所に玉子を落とし入れてスクランブルエッグ状にしパンで余すことなく食すのが定石(何が定石か日本人には解らんが・・・)。

空いてる場所で焼いてみたら、玩具の焼き台なのに瞬時に焼き色が付いた

味が足りなければ塩胡椒を好みで。

パンをつけて食べる(悪くは無い、下町の日本人風に言うと「オツだね~!!」って感じ)。

余熱でもかなり早い速度で玉子が固まっていくので=つまり札幌ラーメンではないが、油脂分が熱を逃がさない効果がかなり持続する=、火から早めに降ろすこと!!

普通の焼かないパンとトーストを両方試してみたが、

トーストの方が個人的には親近感があって良かったかな・・・

なるほど、こういうものか。
(家庭料理っぽくて好きかも、野菜も美味しく摂取出来るし、なんだろう?ニンニクを大量に使ったからか中華とかアジア寄りな、逆かもしれんがアジアの影響を強く感じた

よりイタリア料理が身近になった気がした。


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「豆板醤もどき」で中華料理を少し勉強

2018年09月24日 | グルメ
辛いものは苦手だ、だが先日マーボウ豆腐の作り方を覚えてしまってから、中華料理って作るの楽しいって気がしてきた。

ただ、その度に豆板醤を買っていたのでは、なんか勿体無いなって。
この『調味料を買うという文化』があまり好きではなく
その材料や調味料が無いと作れないのは料理人としてプライドが許さない。
レシピがあるものを忠実に再現する事を生業とする調理人なら割り切って、出来るのだろうが、それが直接お金に繋がらない事で豆板醤を買ってまで~って気にはならない。
(一銭たりともだ。・・・ケチだけではなく、身銭切って出せば出来てしまう事なら、
今ここで学ぶ意味を「あまり」為さない!!。)



だったら作るか!!と考え、スーパーで様々な豆板醤の原材料を観ていると、
どうも原材料に空豆を使ってあって(へえ~、知らなかった)、添加物が入ったもの・入っていないもの、メーカーによって様々なモノが入っていたが、
基本は、
・唐辛子
・空豆
・時にニンニク
・時に酒とかアルコール成分(←成分ってなんだよって?:w)
・塩とか味噌
どうもここら辺が主要材料らしい。
味噌が大豆を潰したモノだから空豆の代用として近いかも?と解って『出来る』と確信をした!!)


帰宅してネットで調べてみると、やはりそれらの主要材料を茹でたりして潰し混ぜ煮沸消毒した瓶で半年~1年寝かすと書いてあった。
あれ、意外に作業手順が少ないんだな、と・・・

ただ、時期的に空豆が無い(旬は4月~6月の春先)、だとしたら、今マーボウ豆腐を作りたいだけなので、似たようなモノでいいんじゃね?って。

実は、前回マーボウ豆腐を作った時に、豆板醤の味を少しだけれど数回そのまま舐めて身体に覚え込ませるぐらい覚えておいたので(←辛いものが苦手な自分がこの行為を執り行う事がどれだけ恐怖だったか・・・)、

(即使える)豆板醤もどき

で、便利な詰め替え用の一味を少量だけ買ってきて(←基本うちは七味だけなので)、温めたフライパンに油を自家製ラー油ほどではないが、多めにしいてニンニクと一味を投入

※本来、熱を通さないようだが今スグ使いたいので、日本人らしく焼き鳥屋さんのキャベツに付けるニンニク味噌ではないが、加熱して一体感を出し、練り易くする事にした。

焦げないように温めて唐辛子の香りが立ってきたら味噌を投入

乾燥して焦げないように味噌を酒で伸ばして、更に酒の発酵風味も足す
(豆板醤を舐めた時、結構酸味というものが全体の主張を持ち上げている気がしたので、『あ、酸味が大事なんだな』って=それは発酵の味と深みだなと)

弱火で練り練り

ちょっと味噌っぽ過ぎると和風になってしまうので、確か豆板醤って結構塩気があったから塩を本当にごく僅かに足して、本物の豆板醤と同じ塩加減まで調整しながらもっていく。

フライパンの余熱で焦げないように皿に出して余熱を取り

煮沸しておいた瓶と蓋に

温かいうちに詰めて、

冷めたら冷蔵庫で保存。

味はほぼ完全に92%~92.7%ぐらい豆板醤だ!!

出来上がってからふと、クスクスを作った時に使ったモロッコや北アフリカのHarissa・ハリッサ(アリッサ)に似ているなと感じた。
なるほどユーラシア大陸をアジアまで伝わって(元々北方の醤「ヒシオ」だったので、もしくは向こうに伝わって)くるとこんな感じなのか?(も?)。

限界までチープにした本格的な麻婆豆腐

で、前に甜醤油(テンジャンユー、←甜麺醤とは違う)もどきを作ったモノが余っていたので、
この甜醤油もどきと、今回の豆板醤もどきで、麻婆豆腐を作ってみようと思う。

豆腐は本当は木綿を使うと
・歯応えがあって
・身崩れしなく、
・豆腐を味わえて
美味しく使い易いのだが、
絹が安売りされていたので、町の定食屋さんや昔の給食が如く絹で挑戦。
(せめて準備をする間だけでも水分ぐらいは抜こうかな・・・)

シマッタ、チキンスープの素を切らしていて、豚肉を茹でた汁しか残っていない、いくらニンニクを入れても、この豚のスープを100%使うと確実に臭いよな・・・。
迷いに迷ったが仕方ない、和風出汁の素で、更に二昔前の日本の町の定食屋さん風に。
その代わり、
・豚の出し汁を少しだけ足そう。
・あと豚をボイルした時に一緒に茹でた生姜を、どうせ使えなくて捨ててしまうなら
今回(も)、『豆鼓(ち=豆辺)』が無いし、高菜を水抜きしたものもないので、それらの代わりに刻んで入れよう、アクセントにはなるだろう。
※中華はカレーみたく味が凄まじく強いから残り物の転用にも凄く便利な気がする←※無駄なくという意味で)。

レシピは前回のとおりだが、肉を炒めたら甜醤油もどきと豆板醤もどきを入れ(大2づつぐらい)、焦がさないように炒め

スープを入れてから豆腐酒2:醤油1・塩少々・胡椒小さじ1/2弱ぐらいかな。
ここで味を観た時、やはり和風出汁の素を使ったので凄く和風っぽかったから、こりゃ不味くはないけれど日本的過ぎるわ!と、豆板醤もどきを足してしまった
(チキンスープの素があれば・・・結構、中華とかフレンチってチキンスープを使うんだよ

で、水分が少なくなってきたら、刻んだネギを入れ水溶き片栗粉でトロミをつけて完成。

うわっ、豆板醤もどきが塩辛いそうだ、これは豆板醤じゃなくて、空豆の代わりに味噌を使った味噌なんだ・・・シマッタ、流石に中型のスプーン1杯でご飯半分いけてしまう塩辛さだ・・・
(ただでさえ味が濃いのは嫌い・・・)

仕方ない、フライパンに戻して、

豚の出汁スープで薄めるか・・・和風出汁を使うと、又、二昔前の町の定食屋さんに戻って豆板醤もどきを足さないと中華にならんし。

2回火を入れると
多少、
・片栗粉が固まり過ぎるきらい
・豚の風味が後から僅か~にくる(←気付かない程度だが)
・2度目のフライパン投入なので豆腐が壊れる
等のリスクはあるが、塩辛くて食べられないよりはマシ。

花山椒の代わりに山椒入りの唐辛子を少しかけて
  ↑
 花椒だけは苦手なの。恐らく味から色が見える時がある絶対味覚ぐらい敏感な舌の料理人に とって舌が痺れる行為に自ら飛び込むなどは耐えられない、舌が馬鹿になるわ)

出来た、お、結構、美味しいんじゃない?、味がプロッぽい仕上がりになった。
料理や調理に限らないけれど)、修正を出来るって大事な事だと思う

あ、シマッタ、最後、鍋肌から回し入れるオイルを忘れた。
・麻婆豆腐全体のツヤを良くする効果
・熱い鍋肌で油を焼く事によって、その鉄フライパンの香りを足す効果。
麻婆豆腐に追いサラダ油なんて、日本人の感覚には中々無いよ~、

失敗もきちんと載せる、←味は失敗では無いけれど
大陸の感覚だよ、これは。

ご飯にかけて。

お、美味しいなぁ

そしてあまりやりたくは無かったけれど(←やりたくなくてもやる、やりたい事だけやっていたら成長をしないから)、以前TVでやっていたので卵を落としてマイルドに。

あ、これは違うわ、マイルド過ぎて、薫り立つキレがマスキングされてしまう。
少なくとも自分には合わん、やはりオーソドックスなスタイルが1番良い。

こう見えても保守的。


熟成自家製麺を混ぜてみた。

ダメ!!、これは油っぽいわっ、油そば系苦手で・・・、それこそ酢をかけないとダメなのかも・・・。
※しかも麺が絡んじゃって・・・

で、ラーメンのスープを作っておいたものがあったので混ぜてみた。

う、美味過ぎる、これが麻婆麺だ。(豆板醤もどきがラー油に近い作り方なので、やや坦々麺に近いかも)

ご飯にかけて。

これもヤバイぐらいに美味しい!!

四川風炒飯を作る流れ

辛いものは苦手なのだが、豆板醤が余っているので学んでおこう。

豚の挽肉と甜麺醤他を炒めて別皿にとっておく作り方もあるが今回は豚肉の薄切りや挽肉を油通しするやり方で。

・片栗粉
・醤油
・酒
・塩
・油(←油を混ぜると肉同士が固まりにくくなる
を混ぜるやり方で。

片栗粉を小さじ1入れたものに、酒を大さじ1

醤油を小さじ1(中華では酒2:だいたい醤油1の関係なんだな・・・)

油小さじ1

塩少々

卵を荒く溶いて(白身の風味とコシを活かしたいので、あまり溶き過ぎないやり方にしてみた

挽肉40gぐらいかな~を入れ、混ぜ合わせておく

温めたフライパンに油を多めに入れて(プロでは無いからそんな沢山は要らない、危険だもの!!!)

泳がすように炒め

色が変わったら網で濾す(自分が油通しをするなんて・・・)。

う~ん挽肉で網だと少し肉のカスが網目を抜けてしまうんだな
肉の細切とかだと良いのかも

フライパンをザッと拭いてキレイにしてから温め←洗った方がいいかも。

油を大さじ2(←中華は油が多いなぁ・・・)

豆板醤(もどき)を大さじ1

弱火で焦がさないように炒め、香りが立ったら
(中華ではこの豆板醤を炒めて香りを引き出すという行為が大切!!)

ここに卵を入れ

即、温かいご飯を入れ

弱火から中火で炒め合わせる

ご飯がほぐれ、全体に豆板醤がいきわたったら、油通ししていた挽肉を入れ

塩胡椒で味を整え

中央に酒を小さじ半分ぐらい入れ、炒め合わせ(←シットリする)、

ネギを入れて(←中華はネギは最後なんだ・・・!!知らなかった)

完成(洗い物を減らしたいので卵を溶いた皿に入れた、その方が卵感があるし!!)

ただ、やはり上記の麻婆ご飯卵乗せではないが、味噌と卵って合わない気がするんだよなー
折角、味噌(豆板醤も味噌の仲間、お互い醤「ひしお」の一種)と唐辛子のエスニックさが引き立っているのに、それを卵でマスキングしてしまうから、やっている事がチグハグなんだよね。
上手い人が作れば違うのかもしれないが、辛いものが苦手なので自分は外で頼まないし。
(恐らく絶対・・・!!!)

※写真を撮影しながらだから時間が経って焼き飯みたいな色になってしまったが、本来はもう少し色が炒飯っぽく仕上がる
炒飯と焼き飯の違いってそういう所でもあるのかな
卵が先とか地域や店によって色々あるらしいが)


<魚の豆板醤煮~簡単な油通し>

これは日本人の感覚にあまり無いかもしれないが、豆板醤が余っているので、でも舌平目とか辛いのが苦手なので高い魚でやりたくないなぁ~って。

外国産の赤魚の冷凍パック5切れ入りを解凍し、
・ニンニクやや小さめを2かけ
・生姜1.5かけ
・ネギ7cmぐらい
を微塵切りにし

温めたフライパンにやや多目の油をしいて

危険だからフライパンの火を1度切り

魚を皮から置き

フライパンを持ち上げ、ゆっくり回しながら焼く
(火傷しない様に気を付けて!!、ゆっくりでいい)

色が変わったら裏返して

同じ様にゆっくり回しながら焼く。

概ね中に火が入り焼き上がったら皿に取り出しておく。

油と魚から出た水は何か皿にあけて破棄し、こびり付くと嫌なので一応洗って乾かした。

水溶き片栗粉(片栗粉大さじ1と同量の水で溶いたもの←どうやら中華は同量の水で片栗粉を溶くのが基本みたい・・・みたいだけれど)

水を300ml

フライパンを温め油を大さじ2(←大体、大匙2だよな)

にんにく・生姜・豆板醤もどきを大さじ2(←大体、大匙2だよな)を入れ

弱火で焦がさないように


香りが立つまで炒める。

水を入れ、(大丈夫、殆どハネない!!

魚をソッと入れ

酒大:2
醤油小:1
砂糖:小1
塩:1つまみ
(※塩気が足りなければ、足して味を調整(醤油でも可)・・・このあと煮込むから薄味で)

あと、胡椒を1つまみ分ぐらい

フツフツと煮立つぐらいの弱火で8分(~10分ぐらい)

煮汁がトロリとしてきたら(←水がワリと蒸発して、塩気の味がシッカリしてきたら)

最後にネギを加えて

水溶き片栗粉を回し加え

鍋をゆっくり回しながら強火で火を入れ、とろみを付ける

追い油を大さじ1ぐらい回しかけて、ツヤを出し

お酢を大さじ1ぐらい回しかけて

皿に魚が壊れないようにフライ返しなどで盛って

完成。

辛いっ!!(辛いの苦手なのに・・・)
そして、煮詰めが足りなかったのか(やはり10分ちょっとか)、塩気が少し薄いかな?
ややボケている。
(美味しいんだけれどね)
塩辛いのが苦手な自分には、ほぼ丁度良いけれど。

簡易な油通し

普通の油通しはキケンだったり、大変だったりするので、お湯に大さじ2(ぐらい)の油を入れて

余っていた魚の切り身等や野菜を入れ、

30秒、お湯の中で油をコーティングする技がやり易いだろう。

これだと簡単に油通しとほぼ同じ物が出来る。

本当は切れ目を入れておくと皮が曲がらずに良いんだろうな(横着してハサミで)。

和風に酒・酢・醤油と唐辛子で南蛮煮?みたいなもの?に?

水溶き片栗粉でトロミを付けて完成。
(※ネギを乗せられるともっと良かったが無かったので・・・)

上記の豆板醤煮を和風に応用出来た事で少しだけ自分の中に豆板醤煮の経験を消化出来たかなと。

豆板醤の魚スープ

余っている豆板醤もどきを全部使ってしまおうと、又、日本人の感覚には無い魚の『食べる』辛いスープを作る事にした。

椎茸がなかったのでキクラゲを水で15分戻し

博多天神ラーメンの様に細長く刻む

ネギを斜め切り

春雨を3分~4分茹でて戻し

湯切りをしたら

そのお湯を戻し(←横着をした!!)

魚のアラ1尾分の鱗を取って

先程のお湯でサッと色が変わるぐらい茹でて皿等にあげてしまう←アクが出なくなる

チキンスープの素を水1Lで溶いて

熱した鍋に油大さじ1・きざんだニンニク1.5カケ分・豆板醤大さじ2弱を弱火で辛い香りが立つまでジックリ炒めたら

スープを入れる。

全部の具材を入れ

酒大2・醤油大2・塩1つまみ強・胡椒1つまみを入れ、足りなければ少し足して味を薄味に調整。

1度煮立て、もしアクが出れば取りながら弱火で30分煮る。

器に盛る。

身がフンワリとして美味しい、魚ってこんなに美味しかったっけ?、
あと辛いが旨味が凄く出ている、アラだからこれだけの旨味が出るのだな・・・
骨と鱗に気を付ける(←どうしても取り切れない)。
(骨入れと箸は必要)

※ここで気付いたのが、フランスや中国など大陸の魚料理は1度湯通しや油通しで、その旨味を捨ててしまうということ・・・(油は戻すが)
短時間とはいえ1度でも湯通しをすれば、旨味が少しは流れ出てしまう、だから旨味を補う為に中国では砂糖を僅かでも入れたりするのでは?って。

日本やイギリスは海に囲まれているから新鮮な素材がいつでも手に入る為に、旨味を取った臭くない出汁も直ぐ簡単に捨てる事は無かったのではないか?
だから和食は・・・
・旨味
・素材の味
・新鮮だから臭くない風味
を活かす味覚のPOINTや構造になっているのではないかなと。
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豚バラと漬物の中華風炒め~本格麻婆豆腐

2018年09月24日 | グルメ
オペ前に作った料理。

日本人は中々漬物を肉と炒めたりしない。
これを観た時に、おお、まだ世界にはこんな感性というものがあるんだ?、盲点だったなと驚かされたものだった。

これは本来、冬菜(トォンツァィ・ドォンツァィ)という中華の漬物を使うらしいが、当然の如く今、手元に無いので高菜で代用出来る

豚バラを茹でる。

竹串を刺して血が出なければOK

塊肉でも冷めてから切れば可

◎日本人には馴染みの無い甘い醤油である甜醤油(ティエンジャンユー、甜麺醤とは違う)を作るのだが、材料と時間が無いので、それっぽいもので代用する事にする。
流れを知りたいだけなので、本物を知りたければ現地かプロの店に行って食べればいい)
なので、一応、自分の為に材料は明記しておくが参考にしないように!!

醤油:大4~5
酒:大5強
砂糖:大4
生姜:少々
唐辛子:3フリ(本当はシナモンスティックや陳皮・山椒を入れるのだが無いので、山椒入りの唐辛子があったから・・・代用、でも本来山椒の所を唐辛子で辛くだけしたく無かったので少なめにした

これを弱火で半分まで煮詰めてシナモンスティックとか入っているなら濾すのだが、
(ちゃんと作れば2~3ヶ月冷蔵庫で保存出来るらしい)

この料理だけに使う1回きりの分量なので、表記の分量では少ない為に、1時間もやったら焦げ付くから適度な所で器にあけ、煮つめが足りない分はレンジに軽くかけてトロミを作って

冷ましておく。

高菜を水でサッと洗って塩出しを行う(長野にこういうのがあったような・・・)。

長く水に漬けると風味と味が抜け過ぎてしまうので急いで本当にサッとでいい。

面倒ならザルでも可!!

中々、こういうのやったことがないから勝手が・・・

茹でて冷ましておいた豚肉に醤油(大さじ1弱ぐらい)をかけて

フライパンで色を焼き付け

丼や鉄のボウルに敷く

フライパンの油を捨てて(後日「野菜炒め」とか何か炒め用に使っても良いが・・・)

油をふき取ってから(本来は1回洗ってキレイにするのだが時間が無かったので)、

油大1を温めて、唐辛子2本~3本を大きめに切ったものと、水で塩抜きした高菜を炒める。

水っぽさを飛ばしやはりフライパンを洗えば良かったか)、香りが立ったら

先ほど敷き詰めた豚バラ肉の器に詰め込むもう日本人の感覚では思い付かん、正直全体を把握していないとキツイ)

そこに生姜を適宜乗せ(ネギがあればネギのぶつ切りも乗せる、急に作ろうと思ったから無いのでパス)

更に、そこに甘い醤油ダレ、甜醤油(ティエンジャンユー)に
醤油:小1
酒:小1
砂糖:少々
を足して伸ばし
※最後は自分の舌で極限まで想像して、調整(アジア人だからなんとなく解るでしょ?)。


全体にかける(もうパズルみたい・・・自分に向かん・・・それは解った)。


それを更に蒸し器にかけて(マジかよ・・・?)。

強火で2時間蒸す。

水が足りなくなるようなら途中で足して・・・(見た目より大変だった・・・、でも、あと一息だ)

2時間蒸し上がったら(熱いからテーブルが傷付かないように鍋敷きの上に出した)、

丼に皿を乗せて

そのままひっくり返す、アチッ!!
・鍋敷きごとヒックリ返したからか?←分厚いタオルで底を持ってヒックリ返した方が良いか?も?
・高菜の水気が抜けていた無かったのか?
・甜醤油(ティエンジャンユー)が多かったからか?
・ひっくり返す時、ビビったからか?
多少だが、汁がこぼれた。まあ、被害はそれほどでもない(慣れれば調整出来るのかも、もう気持も身体もボロボロ)、

でも、なんとか完成!!

多少、甘いが(甘いのが苦手なので)まあ許容範囲で美味しいと思う(味的には失敗しないと思うんだよな)・・・ご飯に合うヤツ

これは大陸の味だわ
日本には無い。

作り方は以前作った、イギリス菓子のサマー・プディング(実際にはベリーが手に入らなかったので勝手にウインター・プディングにしたが、←プディングの作り方は同じ)を思い出した。

オマケ①

余った高菜で「高菜チャーハン」を・・・

薄味好きだから漬物をあまり買わないので(作るなら、浅漬けでも自分の味で漬ける事の方が多いし、昔は毎日糠味噌に手を入れて唐辛子で手がヒリヒリしていたし、外のものより、お祖母ちゃんがくれる糠味噌の漬物が大好きだったし)、高菜チャーハンは多分、作った事が無かったが・・・

卵と高菜が合うんだな・・・

塩気が足りなければ、塩or醤油を。
※人によっては肉・ネギ・生姜・唐辛子等を入れる場合もある。
正解は1つじゃない!!!

オマケ②・・・結構重要

まだ高菜が余っていたので、もう1度簡易的に甜醤油(ティエンジャンユー)の材料を混ぜて

少量なのでレンチンして

上記と同じ様に、酒・砂糖・醤油で味を整え←結局、最後にこの酒・砂糖・醤油で味を整え濃度を引き伸ばし使うという事が解った。
(それほど難しく考える事は無いのかもしれない)
性格が性格なのでつい本物に近付けないとならないとか、より100%完全な物にって考えてしまうけれど、これの為に甜醤油(ティエンジャンユー)を買う気にはなれんし(←絶対余る)本物を食べた事が無いなら、後で微調整するタレだからこれでいいんじゃね?って。

砂糖大匙1としたら
酒・醤油は小さじ1
(後は香菜)
ぐらいの砂糖を甘くした割り合い、中国(伝統家庭?)料理は砂糖を使って甘い気がする。
一概には言えないがそこが中国料理のPOINTなのかも。

で、余っていた高菜を軽く塩抜き(今回は高菜の塩気で食べさせるワケじゃなく高菜「漬け」の風味を活かす事が理由だから)


水を絞ってザルにあけておく

温めたフライパンにホンの少し多めに油を敷き、鷹の爪を散らし

挽肉を解しながら炒め

肉の色が大体変わったら、水を切った高菜をIN

炒めて高菜の香りが立ったら、甜醤油もどきを入れる。

大体水気が無くなるまで炒めたら皿に盛って(もし、あまりに味が足りなければ塩・胡椒で味を整えて)「中華風・高菜漬けの肉ふりかけ」?の完成。

ご飯にかけると『魯肉飯(ルーローハン)』的なイメージの何か。

結局、日本人が譲歩すると間の台湾的な何かが出来上がるのかもしれない。
豚バラを細かくして作っても良いだろう。

※短時間で甜醤油もどきを作るならニンニク・しょうがはおろすかもっとスライスした方が火の通りが良かったかも・・・少し硬い。

本当は豚小間と高菜を炒めただけにしようと思ったが、冒頭の料理技術の復習どれだけ身に付いているか?観ておきたくて、この魯肉飯的な何かにし、あまりご飯と混ぜてグチャグチャにして食べる事は好きではないのだが、意図的に敢えてこの中華風の味付けにしてみた。

 日本では甘味を味醂で代用してきたし、高価な砂糖が使われ出したのが遅かったので、
味醂自体は全体の味にもの凄く影響をしてしまうから、時に甘味を使わないで調理をする=引き算の発想で大切に培われてきた物が多い気がする
引き算の発想はそのまま素材本来の味を活かす事に繋がるから、
世界的にも歴史的に観ても間違ってはいないのだろうけれど、中国4千年に比べると、まだ発展途上なのかもなぁ~。

人類の食事が宇宙食とかに取って代わられるまでは世界中の行き着く所は「素材を活かす」に落ち着くのだろうけれど(歴史は繰り返す原点回帰というか)
日本料理とは原点に向かって併走しながらも決して交わる事は無いと思う、そうでないと折角引き算の調理法できたのにいきなり砂糖を足されるとグッチャ・グチャになってしまう。
(最終的に「素材を活かす」なら引き算で進化させていった方がヘルシーな気もするんだ。
優しい味だし。
ただ日本は塩を使い過ぎる、それは常々海外から批判の的になっており、「日本の味はソルティだっ!!」って会う外人、みんな言うし、その批判は日本人でも解る気がする)

タレとかソース文化がどうも苦手な自分は、タレやソースを忌諱していた
調理する所を横で見ていてタレとかソースに頼る人って、
素材の特性を活かさない、引き出さない人が経験上多くて、食べ物・料理・素材に対するリスペクトを個人的にあまり感じなかったんだよね。
(自分で金を出した店ではないから黙っていたけれど)
ギャンブル・タイプに感じて観ていてツラかった。

で、今回、中華風味に関しては、そう難しく考える必要も無いのかもって・・・
お金を取っていながら(他人の金で)遊びや研究で誰かに出してはいけないけれど
この中華の風味を出すにはこの甜醤油のタレを作るしかないんだと気付いた。
避けて通れないなら、大いに武器として利用してやれ!!と。

◎オマケ②で作った今回レシピを観ず自然に身体が動いて自分の舌で良い塩梅に作れたから、多分、全体の手順を自分の中に消化出来たのだと思う。

ま、油が多いので中華をやる気はないが、
いざという時と、タレ・ソース文化に対する嫌悪感を少しでも払拭出来た気がする。
「やれよっ!、テメコラッ!!」と言われて、「いや俺タレとかソースが嫌いなんで」とは拒否れないもんな。

拒否ったら解雇プラス蹴られるだけだし。
刃物のある職場で喧嘩をする事は殺人に繋がるから・・・
味(しかも他人の味)の為に務所に入りたくない。
 だから本当に味が解って働く人は、他人や他人の味を口撃する事は絶対にしない(だから黙っている)、食べれば解る事だから。
味で語り合う事は出来る。
理論でも(ただの作業でも)なく『感性』の問題なんだ。
(・・・それに絶対に自分が正しいという事は無い。正解・不正解はお客様や消費者が決める
業種・職種を問わず、いつまでも絶対に辿り着けない究極を目指す事が『自分だけの道』というものだから。
(無論、人によっては、身体を壊したり、何らかの事情で、止まる事やその歩む速度が遅くなる事もあるだろうが)

個人的には(昔からある言葉だけれど)
       ↓
焼き鳥は「ツウは塩で食べる!!」・・・それと同じで良いと思うんだけれどね。
       ↓
だから各自が自分の味で食べるイギリス料理が好きになったのかも。
(素材の味を活かすというか素材の味しかしない笑、でも素材自体の味って、凄まじい程に、存在をしている素材の味を活かす流れは時代を超えて人類が最終的に行き着くグローバルスタンダードではないだろうか?、と、密かに考えている)

オマケ③

まだオマケ②のそぼろが余っていたので、小麦粉(中力粉)に半分量+アルファの水と、塩を足して、軽く練って、1時間濡れ布巾をかけて放置し、

伸ばして

麺にした(間違って、半分を細い方で裁断してしまった・・・使うのは平麺だけ)

自家製ラー油が余っていたので、醤油と擂り胡麻を混ぜてタレを作り

麺を茹でている湯を大さじ2ぐらいで溶いて

湯切りした麺を入れ、肉そぼろをかけて(本当はネギがあればいいが)

以前にも作った本格汁無し坦々麺(←クリックは上記リンクと同じ)の完成。

混ぜて食す(薄かったら醤油を各自好みで足す)。

なるほど、肉味噌や甜醤油の味付け、を足していくと、広大過ぎて全容を把握出来ないと思われていた中華料理でも、「次々と応用が効く訳ね」
なんとなく・・・中華料理の範囲みたいなものが掴めた気がする。
(勿論全体の1部だし、料理DVDとかで紹介されるような、鯉を生きたまま暴れさせずに身だけ揚げて、鯉が揚げられた事を気付かない技法とか、数十時間壷で蒸すとかは出来ないが・・・)
なんとなく、中華料理の味のPOINTが掴めかけた気がする
なるほどね、こういう事か。

麺が余っているので、茹で汁を捨てないで又、使おっと。

こういう事も慣れないと中々ね・・・

☆料理が上手くなるには?、それは(和洋中限らず)文化をその身に理解する事だと思う。

オマケ④

肉そぼろが余ったので麻婆豆腐を作ってみようと。
刺激がとにかく嫌いだから今まで作らなかったが・・・好きな事ばかりをしていても「胃の中のおかず」で進歩も成長もないから

木綿豆腐(←絹でも出来なくは無いが)を水抜きするのだが、本来はキッチン・ペーパーに包んでザルに置いて水抜きがマストらしいが

他に
・レンジで水抜き
・パッケージを立てかけて水抜き
・塩を使って水抜き
等etc・・・あるが、重石が一般的だし一番水が抜ける。
が、キッチンペーパーが勿体無いので、古風なこれで↓

皿の縁が浅いので途中水を捨てることを忘れなければ、夏場は怖いので冷蔵庫へ

30分以上~時には1時間半以上も。

その水抜きした豆腐を角切りにして。

材料は、
・挽肉
・豆板醤(辛いのが苦手なのと少なかったので大さじ2弱ぐらい)
・水溶き片栗粉:(水で小さじ1強を溶いて中華お玉半分ぐらいか)
・ニンニクの微塵切り1個半ぐらいかな
・ネギの超微塵切り多目
・酒大2弱
・醤油小1
本来なら豆(トウ「チ」:鼓みたいな字)の微塵切りと、甜麺醤(テンメンジャン)を入れるが、
今回、甜醤油を使った肉そぼろに、高菜が入って、甜醤油もどきで甘味を付けているので、そで代用。
トウチや甜麺醤を買っても絶対に余るから・・・
(以前、小麦粉で作ったコチュジャンを買ってしまって、小麦粉臭くて辛かった事があるし、甜麺醤は小麦粉から作る味噌なので絶対自分が嫌いだろと解るので買わなかった、
八丁味噌で作れるらしいが、いずれにせよ買っても余るから、肉そぼろの甜醤油の味で甘さは代用
トウチは黒大豆に塩を加えて発酵させたモノ塩気とアミノ酸の旨味が料理に深みを加えるらしいがこれも高いお金を出して買っても余るだけなので肉そぼろに入っている高菜の発酵成分と塩気で代用

※他にチキンスープをカップ1強+アルファを使うが級だったので、チキンスープの素をお湯で溶いたもの
(こういう時はなるべく熱いスープを加える)

今回は本格的に、フライパンを温め油慣らしをしてから、

もう1度油を温め、

挽肉(今回は、肉そぼろ)をサッと炒め(肉そぼろだからもう火が入っているから)

ニンニクの微塵切りを入れて炒め

豆板醤(と本来なら甜麺醤)を入れ、

ちょっと豆板醤が足り無そうなのと瓶の中をキレイにしたいので空瓶にスープを少し入れてシャカシャカ振って中をキレイにし、入れる。

写真を撮りながらだし、技術がまだ足りなくて不測の事態が起きたら困るので、豆板醤が焦げないように弱火にして炒めた

スープをジャバーって入れて

強中火

沸騰してきたら豆腐を入れ

酒と醤油を入れ

豆腐を壊さないように軽く混ぜて煮込む

汁気が少なくなってきたらダシの素(本来魔法の粉らしいが、うちには無いのでチキンスープの素にした)と、

ネギの微塵切りを入れ(←ネギの風味を立たせる為に最後の方に入れる

水溶き片栗粉をよく溶かし混ぜて入れ、

強火で一気に

フライパン鍋を回しながらトロミを付ける。

最後に鍋肌から大さじ1の油をかけてテカテカに照りを付け

皿に盛ったら、花椒をかけるのだが、何せ辛いものが嫌いな自分は花椒とか山椒が苦手だ。
(鰻の山椒ならギリいけるが・・・花椒はちょっとマジで無理、シナモンやニッキ・桂木と同じぐらい苦手、シナモン類も同じクスノキ科の木皮、ニッキだけ根だけれど、マイルドなシナモンでも結構OUTなのに、花椒なんてとてもとても・・・)

ということで、友達から貰った山椒が入っている七味をかける(どうせ豆板醤が少な目で辛味がややマイルド目だし、辛さ的にバランスが丁度良くなる)。

お、辛いのが苦手で普段食べないワリには(人工添加物が大量に入った市販のソースなんてとてもとても)、出来たよ。

一応TVのコマーシャルみたいにOn The Riceで!!

TKG以外、あまりベシャベシャしたものは好きじゃないんだがウマいな、これ!!

ま、これだってチキンスープの素(←たしか自然由来)が入っていない訳ではないけれどさ、
ほぼ、
・豆板醤や甜麺醤の旨味
・トウチのアミノ酸旨味
・肉のグルタミン酸
・ニンニクのコクで
・チキンスープのダシ
で煮るモノなのだなーって知った。
(※中華ってもっと複雑で、とっつきヅライ料理なのかと思っていたが、作っていて思ったより楽しめた、壊滅的な失敗が少ないんじゃないかなーって気がする)

「麻」は「水滸伝」の青面獣・楊志ではないが「アバタ」という意味。
100年以上前に清の時代、四川省の成都で陳さんの妻の劉さんという人が初めて作った。
開発当初の牛肉や唐辛子が入っていた物とは随分違うらしい(←それを食べてみたい)。

日本でも近年の激辛ブームで花椒をふんだんに入れる方法が段々浸透してきたが、辛いものが苦手な自分は(本格的なものでなくても)年1回ぐらいしかオーダー出来ない。

 近年、四川省でも「食育」として子供達に食材が持つ素材本来の味を学ばせないと、素材の味を知らないまま育ってしまうという危機感が生まれ子供のうちは辛いものや強い物を与えないで育てる食育を行っているらしいと数年前に情報が入ってきた。

逆に、日本はスイーツとか激辛ブームとか島国らしく極端過ぎて、どうなのだろう・・・
塩梅こそ、日本の得意技だったのではないだろうか?


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お弁当作りの大変さ。

2018年09月18日 | グルメ
保存の為とはいえ味が濃いものが苦手な自分にとって味が濃いものはあまり食べないし、
お弁当作りって、なんか大変そうで中々作らなかったけれど、いつか作ろうとはずっと思っていた。

その後、遂に作ろうと思い、何を入れるか?1度ノートに書いてみて

メインは魚かハンバーグか前日の残り物でかまわないが、自分はキンピラと卵焼きは外せないと

市販風のキンピラゴボウ

キンピラゴボウは、以前、江戸時代のキンピラを学んだが、
今回は現代のコンビニやホカ弁屋さんに入っているような、やや繊細なキンピラを学び直してみようと思う。
(なんとなくは出来るんだけれど、敢えて基本に立ち返るとグンっとレベルがUPする時があるというか、今まで気付かなかった事に気付く時があるというか)

えっと、とりあえずゴボウの田舎風の風味を残したいので皮を少し残して洗いこそぎ取る。

縦に包丁を入れていき

今度は横にクルっと回して更に縦に包丁を入れる

これで切れ目が十文字に入った事になる


(※少し分厚いゴボウなら十文字に更に何本か線を足しても・・・

それをピーラーで

削ると、細っそいゴボウが出来上がる。市販のお弁当に入っているのってこんな感じの細さだよな。


少し分厚いのは手で細切りに・・・やはりこういう微調整は必要か


普通のササガキも『半分』又は、『太ければ十文字』に包丁を入れてから

ササガキにする。
※(包丁の刃の角度で厚さを調整←↓ヘタっピ)


薄く切って横にずらし

千切りも

これでも出来ない事は無いな。

普段は酸味が嫌だな~って思ってやらなかったが、酢水でアク抜きをすると、少し色がキレイになる。
※熱で酸味が飛ぶし

アクヌキが終ったら大体のところでサッと水で洗ってザルにあける

5分~6分ぐらい。

ニンジンも細く切って

ゴボウみたくピーラーとか色々試したが、結局マジな話ニンジンはカタチがシッカリするので包丁の方が良いなって。

温めたフライパンに油をしいて、赤唐辛子とニンジンを入れサッと炒め、

ゴボウを入れ、さっと炒め
炒め過ぎるとシナっとするから、ゴボウはニンジンより後にした

酒を大さじ1ぐらい入れてザッと炒め

味醂をおおさじ1弱ぐらい(←自分が味醂を使うのは珍しいが、市販っぽくしたいので今回は使い分けた)を入れ、ザッと炒めて

醤油を大さじ1弱ぐらい入れ、ザッと炒める
(※全作業手早くやると良い)

江戸時代のものや本格的なものならここで最後にごま油を鍋肌から回し入れたり、ゴマを振り入れたりするが、今回は趣旨が違うのでパス!!
※煎りゴマも無かったのでパス!!

皿に盛って冷ましておく。

これはこれで無茶苦茶美味しいぞっ!!!?
(白いご飯で食べたい)

厚焼き玉子

正直、歯応えの無い物はあまり食べなくいから、卵焼きは別に厚焼きでなくてもかまわないだが(←半熟オムレツは保存が効かないのでダメね)、折角だから「出汁巻き玉子」と「厚焼き玉子」との違いを勉強しておこうと思って・・・
「出汁巻き玉子」は当然出汁が入っていて、
「厚焼き玉子」は砂糖が入っていると大まかに区分しておいても良いのかな?って。

玉子のコシを残したい炒飯と違って玉子はよく溶き、砂糖と僅かな醤油で好みの優しいホットケーキの様な味付けに。

油入れとキッチンペーパー・オイル・温めた卵焼き用のフライパン(←100均)を用意し

油を敷いた所に、料理番組みたく玉子を少しづつ流し入れ(余裕があれば適度にかき回したりして

奥から手前に返しながら回してきてフライパンの奥に油を塗り

玉子を奥にズラして手前に油を塗り

又、玉子を少し流し入れ、POINT):玉子を少し持ち上げてフライパンと卵焼きの間に卵液を流し込み

クルクルと奥から手前に

そして又、上記の同じ作業を繰り返していく

ズル技のPOINT:フライパンが焦げ付くようならフライ返しを側面に当てて剝がしておくとワリと裏返し易いだろう。

ホラこんな感じで(まさか自分がこんな歯応えのないモノを作るなんて・・・夢にも思わなかった、余りモノを処理出来るイギリスのブレッドバタープディングとは趣旨が違うもの)

なんとかかんとか出来た・・・

少し冷めたらこれを適度に切っておく。

少し薄めに切ったが、実はやりたい事があるのだよ。

お弁当に詰める作業

昨夜(いや、2日前か?)の余ったハンバーグをレンチン

少し冷ましておいて

弁当箱にご飯を入れ、キンピラとハンバーグを乗せる。

別に乗せなくても良いんだけれどね・・・
横に置いても。
でもキンピラと白いご飯の取り合わせは、ほぼ江戸っ子(しかも下町)としては好きだし、
アルミホイルとかで分けるのが好きじゃない・・・
※風味や薫りも含め100%完璧に区分けるなんて土台絶対無理なのだから、じゃあ逆に風味を活かしてしまえ!!って。

ハンバーグにケチャップを塗って(←ちょっとドバドバッ出過ぎたか・・・)、厚焼き玉子を乗せていき

こんな感じで『厚焼き玉子弁当』

新潟だか北陸の方に、厚焼き玉子をこれでもかとチラシ鮨に乗せた駅弁があるらしく
チラシも良さそうだが、今回は普通のお弁当にしてみた。

これを荒熱が取れたら蓋をして、包んで外で食べたら・・・美味しいのなんのって・・・

※これだよ、これ!!、この置いた(僅かに残っている水蒸気で蒸され熟成された?)美味しさこそが弁当の本質かも。
水分が残っているというか・・・

そして厚焼き玉子の美味しい事、美味しい事

でも玉子を3つも使っているんだよな・・・贅沢
その分、ハンバーグを小さくしたけれど、焼き魚半分でも良いかもしれない!!)

オマケ

上記の2日後、ネットで『とろけ出す玉子焼き』みたいなものを観た。
(やっぱり気付くと観る動画は自然に料理ばかりなんだよな)

なんだこれ?スゲー!!と思いながらも、「無駄な事は何も無い」「なにか学ぼうと思えば必ず学べるはずだ」と、今、自分が出来る事を精一杯やりたいと、少し無理をして割った卵を2つと、普通の卵を用意。

2つ分はよく溶いたが、そこには味を付けなかった・・・なぜなら完成形が和風なのか?洋風なのか?決まっていないから。

油を用意し、キッチンペーパーを全部使うのは勿体無いから半分に切って
※関西だと家庭に油を塗る「たこ焼き」用の刷毛みたいなのがあるのかなあ?

フライパンを温め、

ここで気付いたのだが最初に油を敷く時側面にも油を塗ると、側面が剥がれ易い。

確実に作る為にコンロの火を消して(←でないとたとえフライパンを適宜冷ましたとしても玉子を割り入れた時、特に撮影する間に白身が拡がって目玉焼が出来てしまう、
※まあ、コンロの位置を割り入れる時だけ変える手もあるが)、
フライパンに溶いていない卵を割りいれ、斜め奥に傾ける

傾けたまま点火して奥側で目玉焼きの半熟を作る

ある程度目玉焼きの白身と黄身の表面が固まったら、手前に卵液を少しづつ注ぎ入れ

卵液を広げ、目玉焼きの下にも少し流れるように(目玉焼きの底を上げて)注ぐ。

固まったら目玉焼きの端からフライ返し等を入れ

ソッと巻き込んでいく

こんな感じで

で、奥に目玉焼きを巻いた卵焼きをずらして、油を塗り

厚焼き玉子を焼く工程と同じ様に仕上げていく。

皿に盛って

切ると中が半熟で卵黄が流れ出すのだが写真を撮りながらだと、流石に加熱時間が長くなってしまったか・・・
注ぐ卵液の量を多くし巻く回数を少なくして加熱時間を減らせば確実にとろけ出すように出来るだろうな。このぐらいの加熱時間だと、お弁当だと保存問題はキビシイか?・・・いずれにしてもお弁当だったらシッカリ加熱しておかないとな)

味が玉子焼きなのか?目玉焼きなのか解らないのでケチャップ?

なんか違うな・・・

やはり醤油か?・・・

ビミョー・・・
でも、疲れている時に、元気になった!!
『ロッキー1』ではないが、物理的にやはり元気が出た気がする。

 その後、もう1回上記の失敗しない仮説に則り、更に玉子3つ→2つに変えて溶ろけ出す厚焼きに挑戦。

こんな感じかな。

やはり味付けが解らないからとりあえず困った時は『塩』で素材そのものの味を味わって確認してみる(その方が優しいし)。

あ、塩だわ、人によって大正解では無いかもしれないが、絶対に不正解ではない。

※因みに大阪で鉄板に塗るハケみたいなのってこれな。これ。

100均にあったわ・・・
(保管場所があまり解らないが・・・缶とかに入れるのかな?・・・)


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南斗、夏野菜のフォカッチャ拳を学ぶ。

2018年09月17日 | 素材
以前、カンノーロを調べる為に行ったイタリーでピッツアの原型とも言われるフォカッチャの食べ方を知って、その後、勉強し、

(それまでイタリアンとかで「フォカッチャは好きなだけ食べれる」とか言われても、なんて味が無くて不味いパンだろうと思っていたが、その後色々調べると、イタリア料理は塩気が強いのでパンにソースを付けて食べると丁度良く出来ている為元から塩気が薄いと知り、だから何かを自分で乗せて食べるものだと知った)

市販のものみたいには材料を揃えられないけれど今回ズッキーニが余っていたので折角だから自分で作ってみたいなーっと思った。
(調べると、結構、皆、自分で作っているし・・・)

予備発酵

先ず、砂糖大さじ1弱・ドライイースト小さじ1・ぬるま湯140mlで予備発酵をしよう!!
(砂糖や糖分はドライイーストの大好物で発酵を促してくれる)

40度~43度ぐらいのぬるま湯は80g=140mlか(何故多くの人が液体をg表記なのか悩む)。

全部混ぜる。

グルグルっとかき回して

10分ぐらい放置。

ソース作り

オリーブオイルを20g

(器を1つでも汚したくないから)これはg表記で良いかも・・・!!

本来はローズマリーだが無かったので、サッと水洗いをして水を切ったディルを枝ごと(ディルはかなり香りが強いから少し少なめ)と、塩を結果的に小さじ1杯半

こうして漬けておくモノをソースというらしい
※勿論トマトソースでも可だが塩味の方が美味しい気がする(勿論好みだけれど)。

鉄板にオイルを塗っておく

まだカタチを決めていないから・・・

側面にも一応・・・

生地仕込み

予備発酵させておいたイーストに、塩を小さじ1/3(←イタリア料理は塩辛いのでパン自体は薄味にしておく)
※イーストに対し塩は天敵なので粉に塩を混ぜておいても可!!そういうレシピもある

オリーブオイルを20g混ぜる。

入れヅライの蓋で入れた。

サッとかき混ぜて

すぐ強力粉(小麦粉)を200g(頑張れば250出来たかな・・・頑張ればだけれど・・・)

おおまかに混ぜていく

餃子を作る要領で・・・なんか良い感じ。

ある程度まとまったら捏ねる。

叩き付けながら伸ばすとくっつかないかも・・・

5分~腕が無いので10分ぐらいこねて、表面がツルツルしてきて・『軽く』伸ばしてほぼ破れないコシが発生していれば・・・OK。
(あまり真剣にやらなくても・・・パンやピッツアには過発酵や捏ね過ぎという問題も存在するので)

手にもほぼくっつかない。

乾かないように濡れ布巾をかけて40分~1時間ぐらい寝かせる
(大きいビニールで包む人も入る)

冬場の寒い場合はボウルにお湯を張って

湯煎しながら寝かせる。

ここで倍ぐらいまで発酵させる行為を1次発酵という。



1時間後

生地が倍になっている。

フィンガーチェック、指で押して・・・

戻らなければ発酵完了!!

このまま鉄板に移動させても良いのだが・・・
生地が緩い場合のVer.は流し込むレシピがある

今回は軽く打ち粉をして(←いらなかったかな?)

ボウルから離す時は底をスケッパーか木ベラで周囲からこそぐように

まな板に移して、あ、フィンガーチェックの後、ガス抜き忘れていた。

粉を塗った包丁で分割

まるめて成型し寄った折り目を下にしてオイルを塗った鉄板におき。

本当は大きいビニールで包んでも良いが、濡らした布巾をかけて(とにかく乾かないように
30分発酵させ寝かせる

これが2次発酵という作業。
※1次発酵だけのレシピもあるし間々にベンチタイムを入れるレシピもある、ベンチタイムは生地の扱いに慣れてからかな・・・でないと面倒で最初から作らない気がする)。

焼き

上に乗せる具材の準備、今回は夏野菜(ズッキーニだけだけれど)を切って容器に入れラップか蓋をし冷蔵庫にでもしまっておく
多少太くても野菜感がある

適度な所でオーブンを200度に余熱

30分ぐらいしたら、指で穴を均等にあける(均等ではないが・・・)
つい。。。「南斗、・・・なんとか拳」とか遊んでみたくなる。

もしくは「スカーレットニードル、アンタレス!!」って。
(『星矢』って星座とか恒星が解かるんだな)

そこにソースを塗って・・・塗り過ぎたかな?

半分はプロセスチーズをちぎって、穴に埋め込んで(コダワルなら瓶詰めの高いオリーブやドライトマト等を詰める・・・)、
※チーズは上でも良かったのかもしれないが、焦がしたくなくて安全策を取った。

夏野菜を散らして・・・(野菜が多くて余ったら鉄板で一緒に焼いてしまう)10分ぐらい放置し

オリーブオイルか、余っていたソースを少し散らして

うちのオーブン、困った事に4段だからあまり上過ぎると野菜だけ焦げて、膨らまないかなと、上から2段目に。

温度を230度にし、
(いろいろ調べたら野菜が無かったらこれぐらいの量なら200度で良いみたい・・・)

15分ぐらい焼く

うちのオーブン古過ぎて温度が弱い場所があるので前後ひっくり返して

あと3分だけ焼いて焼き色を付ける。
ここでチーズを乗せても・・・?面白いかも)

こんな感じで完成・・・ソースが多かったかな・・・それともズッキーニの水分が結構出たのかな・・・

フライ返して軽くはがして、網の上で冷ます

パンは焼きたてよりも少し落ち着いてからの方が美味しいというし。

冷めてから食べたい分だけ切り分けて

すげー、美味しかった!!
(チーズの方は高レベルな惣菜で・ズッキーニだけは素朴な良さが・・・、塩が溶け切らなかったのがやや残念か・・・ディルは強過ぎるので散らさなくてほぼ正解
何かを超えた感じ!!!
そしてフォカッチャって、塩味が合うという事が解った!!
本来、荒塩をパラパラと垂らしたりして焼くのだし。
(個人的にはあまりトマトソースは合わないと思う、フォッカチャがトマトソースにやや優ってしまうというか、恐らく発酵の酸味とトマトの酸味同士がぶつかっている

余ったらビニール袋に入れてキッチリ密閉し過ぎないように適度に

翌日食べる。



オマケ・・・鉄板が焦げ付いたら

余った野菜を焼いた所が焦げ付いたら
15分で丁度良かったのだけれど、+3分で薄かった野菜が焦げた)
ミトンとかで持ってコンロにかけ(火傷に注意)、小麦粉を軽くふり、炒めて

水を入れて沸騰させ、優しくこそぐと(木ベラでやれば良かったな・・・初めてのフォッカチャ作りでテンパっていたんだろうな)

イギリスのグレービーみたいにキレイに洗える。
調理が片付けの勉強というイギリス料理の合理性を痛感!!)

これが、また、たまらなく愉しい。
最初にイギリス料理を学んでおいて良かった・・・
(後片付けの事まで考えられるから)


オマケ・・・こねないオーバーナイト製法で

レシピを観ていると、水分を増やし、こねないドロッとした生地を流し込むレシピがあったので試してみる。

今回は粉の量を多めにして(←失敗したらイタイな・・・←結果、イタかった・・・)

シマッた!!
粉300g
水200ml(しかもg表記じゃねーし)
(しかも粉が多いのに、イーストが同じ量というケチさ)
では上記と同じ普通の生地が出来てしまった。

急いで水を追加150ml

う~ん、今度は生地が柔らかいかも・・・お好み焼き作ったら美味しそう。
(仕方ないからかき回してグルテンを出し、水分を吸収させる・・・←限度はあるけれど、やらないよりは・・・)

ラップか蓋で覆って

普通はタッパて蓋をするが、自分はポリ袋で密閉。
※洗い物を減らす

冷蔵庫へ・・・というのが、間違いだった!!

本当は野菜室らしい!!(←朝、ふともしかしてって気付いた)

もうボロボロ・・・

ソースを作って・・・←これも粉の量に対して微妙に少なかったし・・・アレンジ効かないってダメだよな~、アタマ働いていない!!

冷やしておくと固まってしまう。

(1晩ぐらいなら)常温でも良いみたい。

本当は8時間~12時間でいいのだが、
途中まで冷蔵していたので野菜室に移動した時間を足した翌日の夜、鉄板にオイルを側面も含め塗って

軽くかき混ぜてから

生地を流し込む

平らに均し

どうみても水分が多いし冷蔵していたから発酵が足りないだろうなって考えて、外で2次発酵させた。
(布巾に生地が付かないようにザルで覆ってから濡れ布巾を)

やはり洗う手間とこびりついた粉が勿体無い気が・・・
※フォカッチャはそんなにこねなくていいから。

お、20分~30分だけだけれど発酵した・・・(もっと発酵させれば良かったか・・・?2日ぐらい?)

冷凍のシーフードミックスのエビを拾って解凍しておく
(あと余っていたズッキーニを切っておく)

ソース(=オリーブオイル)を指先につけて

生地に差込み

均等に穴を開けていく(遊ぶ余裕は無かった)。

具を置いて(先にソースだったが、この生地の柔らかさでは塗れない)
※具材を置き過ぎると、水気が出て生地が焼けない事があるので注意が必要だそうだ!!

半分は普通のEXバージンオリーブオイル

少し発酵させて

温めておいたオーブンに入れ

15分。

相変わらず、うちのオーブン古いから前後入れ替えて

生地が緩過ぎるので230度から200度にもう少し温度を下げて、具材が焦げそうなら上に鉄板を挟む技

10分ぐらい焼いて

竹串を刺して何も付いてこないので焼き色を付ける為に上の段へ移動させ5分ぐらい。

出来たけれど、シマッタ!!、底が貼り付いて(←焦げてはいない)剥がれない。

そういう時は、餃子の時に学んだ、餃子が剥がれない時は、加熱するか濡れ布巾で急冷すると鉄の伸縮率で鉄板から剥がれ易いという技を使って・・・
(もうこれ以上加熱出来ないから、濡れ布巾に

お、はがれたよ!!・・・やや力技だったけれど、それでも少し違った気がした。

う~ん、色々小技を一気に覚えたけれど、水分が多かった、炊き立てのご飯みたい、生焼けではないんだが。
明日になったら少しは乾燥して多少丁度良くなるかも・・・。

・あとオリーブオイルだけの方に岩塩をパラパラ振るように塩を振ればよかった。
(まあソースが塩味だから、それで穴を空けたから多少塩気はあるが・・・)
 ↓
やはり粉と水を増やすと塩気が減足りないか。。。

・いろいろ調べたら、水を追加しない普通の生地の硬さで、オーバーナイトすれば良かったみたい。
◎流し込みで思い切り長方形の作りたいんだよね~

水分が多い分、焼きが足り無いのかなとオーブンで焼いてみた。

焦げない様に上にホイルをかぶせて

そうしたらかなり良い感じで食べられた。

ツナとオニオンをマヨで和え、少しの塩胡椒で味を締めたものを挟んだサンドイッチをタッパに詰めて外で食べたら滅茶苦茶美味しかった!!

塩味が薄いワリにフォカッチャを作る時にオリーブオイルを結構使うので肉とかオイリー過ぎるサンドイッチの具材よりキレがある野菜類やシーフードが凄く合う気がする。
(更にハーブソースに使った「ディル」が、別名『魚のハーブ』と言われているぐらいなので更に相乗効果)



その後、
・砂糖、ドライイースト 大さじ1/2・・・(作った結果、小麦の甘味があるから砂糖は大さじ1で良かった
・ぬるま湯300g
・塩 小さじ 3/4強
・オリーブオイル20g(←あと5g増やせばよかったか?)
・粉 300g
という覚え易そうな数字で、オーバーナイトを試してみた。

蓋をすると野菜室に入らなそうなのでプラの皿がフチにハマッたからそれを置いて、ポリ袋で密閉。

翌日かき混ぜ鉄板に流し込んでヘラで隅まで引き伸ばしていく。
(前回のオーバーナイトより硬めだったので結構時間がかかった)

やはり手で5分でもコネればボウルにくっつかないような・・・
コネた方がコシが出るし・・・その日のうちに出来上がるし

柔らかい生地にハーブでオイルを塗る事を覚えた!!
(刷毛は洗うのが嫌なので、スプーンでやっていたらやや塗りヅラかったから、ハーブが丁度良いシナり方だった)

今回は230度で15分、+前後返して3分半、でもやっぱりオーバーナイトは下がコビり付き易い気がしないでもない・・・
鉄板での発酵時間が長いのかな・・・でも少しでも発酵させたいし)
取れないことは無いんだけれど・・・水分が多い分、吸着水になるんだろうな。

まあ、そこそこ上手く出来たけれど・・・

やや砂糖が多かったのか甘かったか・・・
あと塩気は、ま、これでいいのかな。
イーストの量もほぼこれでいいと思う(突き詰めれば色々あるだろうけれどいきなり100%を目指さなくていい)。

ま、やりたいことはギリギリのトコロまで出来たかな。


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余った酢飯から深淵なる野菜寿司の世界へ

2018年09月16日 | 今日の料理
(「深遠」な世界が始まる)

酢飯が余っていたので

野菜類を出汁で優しく薄味に(←酢飯に塩味と酸味が付いているので薄く)煮て(好みで砂糖を加えても)

瞬間煮たら出し汁に漬けておいて、後はザルに切っておく。

(ザルの底が少し出し汁に当るようにしておくとオモシロイ事になる

酢飯の上に乗せる。

今回はタケノコ(←水煮を切ってもう一回茹でたもの)とニンジン
・タケノコを大きくしたのは、タケノコの握りをイメージして風味と歯応えを味わいたいから

チラシ寿司みたいに全部の野菜を細かく切り過ぎると、それぞれの野菜の風味が活きないから。

ダシ汁に底だけ付けておいた事で、そのダシ汁の水分で、余って冷蔵庫でカピカピになった米粒がボウルの側面にコビリ付いているものを簡単にこそぐ事が出来る!!
酢水でもいいのかもしれないが・・・味がね・・・出し汁ならそのまま良い風味に←だから薄味にした)

(薄味で野菜を大きくして野菜本来の風味や良さを味わいたいから・・・)
無茶苦茶美味しかった。

この時、野菜寿司をありとあらゆる文献やネットを調べていると、
もうそれこそ彩り豊かなモノから、寿司って何を乗せても良いんだと段々と解ってきた。
(だから現代は天麩羅とか焼肉・燻製鴨・馬刺し・サラダが乗っかって、海外じゃカルフォルニアロールなんてものがワリと日本人でも食べられなくも無いんだなと改めて認識をした)

何を乗せても良いんだ!!
こだわることはない(のかも)
こだわるって事はまだ蒼いのかも。
良くも悪くも。
何処を押さえれば良いか?何処を表現したいか?、その取捨選択が出来ていないのかも。


そして野菜寿司を調べていると、どうやらネットの中で埼玉県が野菜寿司に力を入れていて、結構ブームが着始めているという事も解った。

埼玉県?(キライな県じゃないが・・・何故?埼玉?)
よく調べてみると、海無し県の埼玉県に「寿司グランプリに出てみませんか?」というドSな依頼が来た時に、海が無い埼玉の人が知恵を絞って、じゃあ野菜寿司で勝負をしよう!!という事で、
それが今や大ブームになったらしい・・・

うわっ、野菜寿司って奥が深いぞ、実際上記の余った寿司飯に乗せただけでも大満足だったし(オクラの味噌汁付けて)、文献にもありとあらゆる具材での野菜寿司があった。

もしかしたら、とてつもない広大な世界の扉を空けてしまったのかも。。。



野菜寿司といえば先ずはアボカドだろう。
(寿司飯が余ったので・・・)

これが凄まじく青みが美味しいんだ、巻いたり、のっけただけでは、解らない美味しさが『にぎり』にはあった。
山葵は大好きだけれど、これは山葵や醤油を漬け過ぎない方が、野菜のキチンとしたキレや僅かな青みを感じられるだろう。

楕円の所は2重にして(海苔で巻こうか迷ったが、やはりなるべくそのままの味を味わいたくて)

煮物とまだ酢飯が余っていたので、甘いシイタケの握りがあるなら・・・と

インゲン以外は合わなかった。
なんでだろ・・・
野菜のアクがダイレクトにくるというか・・・。

大好きなミョウガも野菜寿司ではよく使われるが・・・少しだけ余っていたので甘酢漬けにしてみよう。

※茎を切り取ったら、縦半分に

甘酢作り:
いろいろなレシピがあるが今回はダシ汁200mlに入れるタイプのレシピ(←本当は昆布ダシがミョウガの風味を際立たせて良いが、乾物庫を探したけれど無かったのでダシの素で)で、
砂糖大さじ2と塩少しが溶けたら火を止め、後から酢を加える
(酸味を飛ばさない為)
※味は好みでこの後、微調整

熱い中にミョウガを漬けるレシピもあるが、今回は冷煎して荒熱を取る。

ミョウガを茹でて30秒~1分

これはレシピによってはやらなくてもいいのかもしれないが・・・塩をパラパラっと本当にごく僅かに少々。

荒熱が取れたら少しキュっと搾り

このままでも良いが好きな大きさに切って

漬け込むと(余りものだったから量少な・・・)、翌日には食べられる。

本来なら量が多いハズなので、底の良く漬かっている方から食べていく

(甘酢は、又、使える!!、『レンコンの甘酢漬け』とか)

又、漬け足したり・・・(すぐだったので悪くなっていないだろうと甘酢ダシを沸かし直さずそのまま茹でたミョウガを)
酢と砂糖を少しだけ足して味の調整をした。

そのまま漬物的に食べても美味しいのだが、キュッと軽く搾って(もしくは汁気を切っておいて

握っても

夏の風味抜群で季節を感じる事が出来る味。

野菜寿司といえば山菜、安く水煮が手に入ったので軽く水洗いをして

ダシ汁・醤油・酒・砂糖で薄味に煮る(みりんが苦手なので砂糖を使うとキレ味が良くなる

秋鮭の生鮭も手に入って使ってしまわないとならなかったので焼いて(ほぐしておく)

酢飯も作って、鮭もほぐして、山菜は薄味に煮て煮汁に1晩漬けておく
(本当は当日に酢飯も作りたいが時間が無いので、ラップをするかタッパに入れて野菜室で乾かないように)

翌日、煮汁をきっておいて(その間に味噌汁でも作って

酢飯に乗せて

鮭も乗せて

上記のミョウガの酢漬けとカイワレを少々飾った(カイワレ好きだし)。

・山菜は(本当は握りたかったけれど、海苔で巻くと海苔の風味が山菜の風味に優ってしまうので山菜だけにした)、間違いない!!
(以前、山菜チラシを作ったから解ってはいたが・・・)
・秋鮭は自分でよそった皿に、好みで胡麻をかけると、かなり上品なままで食べられる。
秋鮭自体、脂が少なくサッパリとしているので、バター焼きとかコクを足すので、胡麻でコクを足すと良い)

チラシ系は(魚海系でも)手巻きに出来る。

魚海系のチラシの手巻きって良いだろうな。

余った酢飯と山菜を混ぜておき、

湯をかけて油抜きした油揚げ両手で端の方から叩いて中の封を開け、鍋に入れ、山菜を煮た汁で

又、やや薄味に炊き、タッパか何かに移して冷蔵庫で1晩浸み込ませておく

ウズラの玉子が安かったので茹でて剥いておく


翌日、浸み込んだ油揚げと、ウズラの玉子を入れた山菜お稲荷さんに。

お稲荷さんは苦手なんだが・・・

(「豆狸」とか名店のは美味しいと思うが・・・品川駅限定のお稲荷さんとかも面白いし)

油揚げが余ったら、出汁(←出汁の素)に汁を入れて、塩・醤油で味を整え

キツネうどんに。

そりゃ、大阪の『今井』の「けつねうどん」とかには敵わないけれどさ(←あれは尋常じゃない揚げのジューシーさ)、ここまで楽しめれば・・・まあまあでしょ

野菜寿司から随分ズレたが、ダシ汁・煮汁でいろいろ和食は楽しめる事がご理解頂けたのではないか?と思う。

「どんこ」を個人で買うと高いので回転寿司で。

今回はちょっと甘過ぎたな、煮染み込み過ぎていたというか、良いフンワリとした塩梅が良いのだろうが。

『(現代的な)カイワレ寿司』

マヨネーズと山葵を混ぜ、山葵マヨネーズを作っておく
(普段、そんなにマヨを食べないので、山葵マヨなんて想像もしなかった)
↓下記の写真の山葵量の2倍にしないと辛くないので、経済的に良くないかもしれないが・・・

で、カイワレの場合はシャリにマヨをつけるというか塗る
刺身ならネタに山葵をつけるが、カイワレはそうもいかない)

左が山葵マヨ無し・右が山葵マヨに海苔で帯(?)を締めた物3つと海苔無し1つ
海苔無しでも思ったより崩れなかった!!
海苔が無くても良かった・・・、この海苔はお寿司屋さんに頂いた良い海苔なので海苔の風味が強過ぎて、野菜の風味を楽しむ野菜寿司には要らなかった

そして山葵マヨよりも普通に醤油を漬けて食べる方が大人のキレがある!!
(因みに山葵も無しで、醤油とカイワレだけね)

ま、山葵マヨを勉強出来たけれどね・・・どんな感じか。
イカを茹でたものをつけて

でも↑これも結局、山葵醤油の方が美味しい。

『野菜の天麩羅寿司的な』

カボチャの天麩羅に「天つゆの素」をかけて、おっ、悪くない!!

今度は醤油だけで

無茶苦茶美味いぞ!!、天つゆよりカボチャの風味が前面に出てくる感じで。

こういうのもアリなんだなぁ・・・。

オクラを板ズリして(←普段しないんだけれど・・・ちゃんとやってみた)

1分茹でてダシで茹でるレシピもある←美味しそう)

ヘタを落とし開いて、半分に開き(切り離さない)、そのまま握ったり、

山葵を付けたり(多分、ご飯の方に塗るんだろうな・・・

カラシを付けたり

オクラ寿司にし醤油を漬けて食べる(塗っても良いだろうな)。

・オクラを半分に開かないでそのまま握った物が1番美味しかった
※やはり1手間でも手を加え無い方が美味しいんだろうな、素材が活きていて!!!
・山葵はまあ、こんなもんかなって。
・カラシの方が山葵より合う気がする
・何も付けないオクラ握りは、なんか物足りなかった、(美味しい事は美味しいのだけれど・・・)子供っぽいというか1個・2個なら良いのだけれど、カイワレ程のインパクトは無かったというか

更に、手巻き寿司で納豆とやや薄く切ったオクラ。
手巻き寿司って対角線に置くモノなんだな、なんか今まで考えた事も無かった

納豆にもうっすら醤油を入れてあるが、海苔に醤油を漬けて食べると、これが又!!日本人にはたまらない組み合わせ。
(海苔に醤油って本当に合うよなー)

余った寿司飯で随分楽しめた、結構改めて勉強になった事が沢山あった。


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膨張剤で文字抜きは無理&ビスケット(クッキー)について。

2018年09月15日 | 調理器具
クッキーに文字を押せるグッズがあったので

パーツを切り離す作業が必要だった。

最初切ったところで、ふと気付いた、これ、バラシてしまったら後々大変じゃね?って・・・、だから「あいうえお」とか5文字づつ切って

初めてなので洗剤で洗って乾かしてから

乾かしている間に50音順の紙を作って

1枚1枚切り離し

1個1個切り離し

この取り外し棒も捨てないで取っておく

サランラップの上に紙と共に置いて

行順に包んだ。

全部包んだらビニールにでも入れておく

最初、1行づつビニールに入れようと思ったが勿体無い事に気付いた↓

使う文字を組み込みパーツに入れて、接続語は分けておく。

いつも毎年1回はスコーンを作ると決めていたのだが、ここ数年丸いスコーンを作っていなかったので、折角だからスコーンで挑戦。

必要な文字を押して

※押し過ぎると組み込みパーツのフチまで跡が付いてしまうんだな。

接続語を押して

同じ文字を使いたい時は押し込み棒で出して

その文字だけ組み込み直して押すのだが、鉄板の縁際だと縁が邪魔して押せない!!(マジか・・・)

仕方ない、斜めに

卵黄が勿体無いので(←卵黄を使わない牛乳だけで作るレシピなので)牛乳を塗るものと塗らないものを。

焼いている間、ボウルや文字パーツを洗ってしまう。

それにしてもイギリス料理やイギリス菓子は洗い物が少なくてラクだな・・・
(2年ぶりぐらいに作ってもラクだと感じる・・・、昔は成型→焼成→片付けまで30分で出来たのにな)

今回鉄板にサラダオイル(←バターやクッキングシートが勿体無い)を塗ったので簡単に剥がれた

今回いつもの型抜き(←お気に入りの湯呑み)が無いので口径の大きいグラスで生地を抜いた為に、大きめに『オオカミの口(=腹割れ)』はキチンと出来ているのだが、
(あと生地を今回はホンの少しだけ軟らかくした、僅かだけれど餃子小龍包・『』・麺作りで生地の扱いに少しだけ慣れたので)
文字はベーキングパウダーで膨らんだらやはり消えてしまった

いつも小ぶりだからわりとしっかり出来るが、今回は大きめでフワフワだった
(また時間を置くと少し味が馴染むんだよな)

焼成時間も15分と少なめにしたんだ。いつも17分~20分
15分~17分(←うちのオーブン奥と手前で温度差があるので鉄板を前後返して2分)で良いかも。

文字の結果としては、膨張する物は失敗だったが、それ以外で得るモノが結構あったと思う。

無塩バターだし塩味もコントロール出来て優しい味に出来た。

温め直す時は

1枚何かスコーン用のアルミホイルをもう常備しておいた。

イギリスのブランデー・バターを塗っても美味しい。

※勿論、プレーンが好きなので、もう片方はそのまま何もつけず食べるが・・・


で、結局、ビスケット(クッキー)に押してみようと思ったが、過去いろいろと作ってきてショートブレッドも作った事があったが、普通のビスケット(クッキー)を作った事が無かった事に気付いた。

今回、ショートブレッドの様に粉に対してバターの配合が多いアイスボックスクッキーのタイプみたいな感じで作ってみようと思う。

粉を2回ふるっておいたはいいものの

もう1回

(普段はこんな細かくは無いのだが・・・)

(お菓子は)いきなりアレンジも出来ないので仕方が無い、色々調べると砂糖:無塩バター:小麦粉の配合は1:2:3という配合らしい。
お、これなら多少はアレンジ出来るわ。
・小麦粉160g(←薄力粉が足りなかったので9割が中力粉)
・バター80g
・砂糖40g
※ここに塩とかバニラエッセンスを入れたり砂糖を増減し味をコントロールしていく
先にバターを常温で放置して練り易くしておく

バターをクリーム状に練って
(ホイッパーで空気を入れる場合もあるが、洗うのが大変そうなので木ベラの方式にした)

砂糖を入れ、なんとなく白っぽくなるまですり混ぜる

(木ベラに付いてきたら箸でこそぎ取ると良いかも)

卵黄(だけ)を溶いて

2回に分けて加える(その度かき混ぜ)。

※水を小さじ1半(・・・この水にバニラエッセンスを入れたりする)

粉を2回に分けて入れる(入れる度にかきまぜる)

かき混ぜて、ボウルの側面もこそいで(キレイにこそげる)

ヘラで押し付ける様にまとめていき
(手でまとめこねるレシピもあるが、手を油だらけにしたくなかったので、押し付ける方式を採用

ラップにあけて(少しなんとかまとめて・・・流石に多少、手を使った)

閉じて冷蔵庫で1時間以上休ませる
(人によっては3時間休ませるレシピも)

鉄板にオーブンペーパー(クッキングペーパー)を敷くのだが、

オーブンペーパー(クッキングペーパー)が無い場合も事も想定して、地球に優しく油を塗るだけにしてみる(しかもバターじゃなくてサラダ油)。

小皿に強力粉を出して

まな板と麺棒に粉を塗り、

1時間経った生地は硬いのでパイ生地の要領で上から押すように伸ばして

その後、(麺棒に粉を付けながら麺棒を転がして5mm幅に伸ばして

型に粉を付けたら

この辺でオーブンの余熱を開始

型で抜く(うわっ、こりゃ大変だわ・・・型をトング代わりに挟む感じで取り出すと、生地から外し易い)

※型から取れなかったら、箸等の裏側で押し出すと手っ取り早いかも。

余った生地をまとめて(生地がダレていたら1度まとめて冷やして又伸ばす・・・当然これも先に解っていたから3倍速に型抜き速度を上げ、そのまま伸ばしたけれど

もう片方の鉄板にはクッキングペーパーの上に型抜きを置いて、サラダオイルの鉄板が失敗した時の、安全策にしておこうかな(これが正式)。
ただ少し厚めのクッキー

文字を打ち込む。

もうヘトヘト、「せかいのへわい?」・・・「せかいのへいわ」ではないの?

繊細過ぎるこの大量生産・・・製菓工場の意味が少し身を持って解った・・・

結局、もう1回余熱し直した中に入れ、160度で10分

余った生地は平たくまとめてオーブントースターの鉄板にそのまま置いて(←バターを含んでいるから、鉄板に塗らなくても染み出すかな?って・・・)適当に焼く。
(出来るかな?)

粉がそんなに汚れていないので戻した(←大丈夫かな?、大丈夫だとは思うが・・・

第一弾は・・・、
鉄板にオイルを塗った分、あと3分~4分ぐらい多めに焼いても良かったかな?出来ている事は出来ているのだが(かなりホロホロ)。
オーブントースターの方も多少下が焦げたが、美味しく出来た(←当然だけれど出来るんだ!!)。

スコーンと違って文字が浮き出ている!

どうよ、この群れ。
(大久野島みたい?でしょ・・・行きたいな)

熱い鉄板にほっぽっておくと底が焦げ付いて剝がしずらくなるので何匹かポロポロと・・・涙

クッキングペーパー(オーブンペーパー)の方は生地が厚いので20分ぐらい焼いて色付けしてみた硬さは好みもある。
(こっちは壊れない)
別にペットは飼っていないから熱い鉄板に触れる訳でもないのでこっちは鉄板の上でこのまま乾燥させながら冷ました。


自家製ビスケット(クッキー)を保存する時は、基本常温だが、暑い時期は
冷めたらジプロックかタッパに入れ乾燥剤が無い時は紅茶のティーバックも一緒に入れ、密閉し

冷蔵庫へ(冷凍はあまりよくないらしい)。

タッパの方がパッと食べられるかも

ジプロックだと閉める時に空気を抜くのが面倒だから。
(あと冷蔵庫の中で上にモノをおけない!!&クッキーがサクフワなので衝撃に弱い!!)
タッパの方が比較的安全かも。

オマケ①

(失敗をした)ロールケーキとかではないし、高温で焼いた焼き菓子のクッキングペーパー(オーブンペーパー)って、(個人的に)まだ使えるんじゃね?

色々と勉強になった!!
(シャーロックホームズ曰く「無限に努力出来る事が~」とデビュー作の「緋色の研究」でも言っている)

オマケ②

イギリスではビスケット、アメリカではクッキーと言われ、「基本的には」同じだそうだが、
日本だとクッキーの方がバターが多いイメージがある気がする・・・)

クッキーの語源は、オランダの料理を表す言葉「kok」からアメリカに伝わり「クッキー」となり、

ビスケットの語源は・・・、
   ・
   ・
   ・
イタリアの「ビスコッティ」

フランスの「ビスキィ」
(現代のビスキィにはスポンジケーキ的な意味と、ビスケット的な意味合いがあるが、現代では
(成功をした)ロールケーキみたいにスポンジケーキの意味合いが強いイメージがある)

イギリスの「ビスケット」となった。
「西洋」には「お金を借りないでビジネスを始める事は、ビスケットを持たないで海に出る事と同じだ」(←銀行家が言いそうな言葉だが)という言葉があるように基本的には海洋へ出る時の日持ちする保存食
固くなったビスケットをワイン等に浸してやわらかくし船上で食べていたという。


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