今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

椎茸の可能性を探したくて。

2019年12月14日 | 素材
最近、椎茸って何か可能性がある気がしていて、本当は干し椎茸が旨味が増えて使いたいのだが、魚を煮る時のダシが余っていたので、とりあえず普通ので煮てみようかなって。

軸と切り分けて

疲れていたので軸は洗わせてもらった・・・、もう限界だったので・・・手で裂くと良いらしい

もう少し薄く切っても良かったが「斜め」に包丁を入れると少し大きさが増えるかも。

酒と砂糖と出汁と共に煮る。

灰汁を取って

醤油で煮て
※今回は旨煮と佃煮の中間ぐらいの濃さにしておいた。
・あまり濃過ぎても食べ切れないし
・薄過ぎても箸休めにはならないかな~って。
(「おかず」としてなら出汁を含ませて旨煮だけれど)

翌日以降の方がコシが出る感じかな・・・
なんとなく歯応えがあった方が美味しい。
あとが美味しかった。
(味を濃くした場合、食べる人が各人好みでゴマをかけてもおもしろいが椎茸の出汁を活かした適度な薄味の場合、ゴマのコクとぶつかる可能性も多々あるので、自分はなるべく自然なままかな

面白い、これは干し椎茸でも作りたいな。
※たしか干し椎茸の戻し汁で煮るんだよな・・・!!
絶対面白いと思う。

煮た椎茸をきざんでごはんにかけて・・・

震えるほど、美味しかった・・・

切り昆布の佃煮に椎茸を入れる手もあるよな・・・

入れ忘れたが・・・

鳥取の椎茸の駅弁

アワビみたいに肉厚な食感だったけれど、椎茸が前面に出過ぎているのでプロ向きかな。

まだ椎茸があったが、やや少なかったので

半分はシメジとバター炒めを作ろうと

炒めたが、塩にするか?醤油にするか?で、ヤハリ塩だろう!!と。
バタジャガで、醤油にするとクドい事を思い出して、塩の方がキレがあるというか

・椎茸の半分はシメジとバターと塩で炒め、←これウマいなー(もっと大量に作ればよかった)、
・椎茸のもう半分は味噌汁にしてみた(これはこれで、なかなか、オツな感じ、出汁が出るんだよ・・・)。

次は何を作ろう?

切り昆布と少し濃い目に煮てみた。
(佃煮の少し薄いような感じ)

昆布に比べ、椎茸って、味のしみ込みが良過ぎるので、少し椎茸だけ塩気や味が濃くなってしまった印象。
少し分厚く切るか?、時間をズラして入れるか?して、調整をした方が良いのかもしれない。
(食べられなくはないんだけれど)
ここにきて、僅かに不調気味か。
いろいろ勉強にはなったが。

軸も入れて4種類の切り方にしたんだけれど

この手打ち生パスタのイタリアンには大きい方が合った。
(イタリアンのペペロン系だと椎茸は大きい方が汁気を良く吸うのか噛むとジュワっとソースが出てくる

椎茸は(他の野菜もだが)切り方で随分違う。

茹でた鮭を軽くほぐしておいて、シメジと椎茸とパスタにしてみた。

デュクセルにしても良かったんだけれど・・・それじゃ椎茸が活きないかなー?って。
(タンパク質も獲りたかったし)
デュクセルだとデュクセルで終わってしまう。

逆に和食だと味や旨さが淡い品の良さ(優しさ)だから、椎茸が勝ち過ぎてしまう可能性も高いので(絶対とは言わないが

薄めの方が合うのかなー?

軸も裂いてダシを。

良い椎茸が手に入ったので椎茸の天婦羅、これは大き目の方が美味しい。
(流石に大き過ぎて半分には切ったけれども)

ただ、天婦羅もいうなれば西洋(西洋から伝わった)料理だものな。。。
やはり洋モノには大きい方が合うのかな・・・?絶対とは決まってはいないが、
和洋共に素材の特性を活かす為には、そういう傾向で考えると考え易いのかも。。。

焼売に椎茸とシメジをきざんで玉ねぎを炒める時に混ぜて入れてみた、

ごま油や黄酒とか酒・胡椒・他(色々)を入れるので、椎茸の風味(←椎茸キライのニオイ)というモノはあまり感じられなく、旨味が残っている印象。

(椎茸はスパゲティミートソースに入れたりもするものな)
なんか大きな焼売を食べたかったから・・・

鳥を茹でたスープを混ぜ、そのまま小籠包

まだスープと餡が余っていたので麻婆豆腐で一気に使い切る。

材料が無くてもある程度作れる。

やっぱり串焼きは鉄板だよね・・・

う~ん、少しというか(かなり)焼きの腕が落ちた・・・
(俺の感覚だけれど、薄っすら汗をかき出すぐらいが丁度良いんだよな~)
タレにすればよかったかな・・・

煮物と(やや硬くなった)すし飯が余ったので野菜寿司にしてみた。

山葵も効かしキレを楽しむ事がPOINT!

椎茸の天婦羅は大好き

椎茸とかキノコ特有のアクというか癖を油脂分がマスキングする感じだろうか・・・。。。
免疫力UPも期待されるし!!
(椎茸だけに限らないかもしれないが天婦羅は)「うどん」とか素麺とも凄く相性が良い。

新鮮な椎茸が手に入ったので、味噌汁ではなくお吸い物に
(美味し過ぎて、飲み続けてから写真を取り忘れた事を思い出した)

出汁が無かったので出汁の素だけれど、それだけではない出汁の旨味。
やはり海に囲まれたこの地域や気候で、生きてきた私達の祖先は、もう縄文?いやその前から、旨味というモノを知っていたのではないか?
と改めて考えさせられた。

すき焼きに入れて卵液に漬けてアツアツを丁度良く、濃い味をマイルドにして食べると美味いよな~

やはり新鮮なうちに使った方が良いみたい。

甘く煮た椎茸と酢飯で

押し寿司を作ってみた。

椎茸の寿司は山葵が合うので、後から山葵を足して食べる・・・
(押し寿司にすると、どうしても飛んでしまうから)

大量に手に入ったので、大きいものは半分にしたり、様々な大きさに切って

魚をさばく練習をした時のアラを茹でた出汁で

やや甘めに煮てみた。

いろいろな大きさにしたから食感が楽しいかなって。

暑くて煮る時間を削ってしまったら、少し出汁の煮詰まりが弱い印象だったので、
(直ぐ食べるなら)もう少し甘みを足せばよかったかな・・・
漬けておいたら2日後に丁度良くなったが・・・
(TKGと合うのよ、コクがプラスされるから・・・)



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