今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

ポークソテーをディジョン風ソースで学ぶ

2020年03月19日 | グルメ
市販の粒マスタードと自家製マスタードが余っていた。
貧乏性なのであまり使わなくて、そろそろ冷蔵庫のモノを使ってしまおうと(市販の方は加熱したいし)、ソースに使う事に決めた。

ただ、今までもそうだが、どうもソースの文化って嫌いで・・・
出来れば、塩をそのままつけて食べるか、醤油か頑張って(他人の家では関係なく食べるが、自宅では)ほぼ混ぜ物の入っていないポン酢と醤油が限界だった。
ポン酢が無い時は、酢と醤油、あれば薬味だけ・・・で素材の味を愉しむというか)

なのでソースという文化がどうも苦手で・・・

それでも好きな事ばかりしていても成長しないかなあーって・・・家にある材料で琴線に触れた料理だけでも作ってみようと。
今回使う材料は冒頭の市販のマスタード小匙1~1半ぐらいと共に・・・(自家製は勿体なくて使えなかった)、
・生クリーム ← 奮発したよ、ただ疲れていたのか間違って良い生クリームを購入してしまった:涙 100mlぐらい
・檸檬汁 ← 無いので醤油の入っていないポン酢 大匙1/2ぐらい
・白ワイン ← 無いので料理酒に水を混ぜて6:1~7:1ぐらいだろうか、大匙1ぐらい
(やや白ワインに近くなる瞬間がある。要はアルコール分があればいいのかなって)
・ブラウンソース ←無いので、ケチャップにソースを5:1ぐらいで混ぜたもの 大匙1ぐらい
殆ど無いやんけ!、まあいい、手順だけ学びたいから
味の構成ワリと近い部分や重なっている部分も多々あると思う。

微塵切りにした玉ねぎをバターでよく炒め(←別にこんな大きいフライパンでなくてもいいのだが、ちと故合って)

そのままにしておく。(←別皿に置いておいてもいいが洗い物を1つでも減らす為・・・

ポークソテーに使うロース肉のスジ切りを少しして軽~く叩き(←多少厚めが美味しいから)、軽く塩・コショウ

薄力粉をふって(←ソテーはこれが良いね!

下準備をし、

別の鍋に油をしいて温め、
※ここで大事なのはフライパンではないということではないだろうか?

つまりフライパンより伝導率が遅く口径の狭い鍋を使う事によって煮詰まって蒸発する範囲が狭まる。

側面にも油をよく回らせ(←煮詰めた後、洗うのが少しでもラクになるように

肉の表面を両面コンガリ焼いたら、アルコール(本来白ワイン「とか」ポートワインマルサラ酒(のソース)バーボンでも工夫次第では・・・)をかけて、アルコールを飛ばし、

生クリームを投入(勿体ないので『軽く』浸るぐらい、←それでも結構多くなるがあまり少な過ぎても焦げそうなので)。

弱火で3分煮詰める。

3分経ったら・・・

肉だけ取り出し
(これ以降、そんなに順番は関係ない、混ぜておいてもいいぐらい、不安なら火を切って作業して!!←料理ってのは火を切ればそこで一時停止出来るモノが多い、全体を失敗するよりは・・・

炒めた玉ねぎ

粒マスタード

酸味が効いた柑橘類の汁(本来、檸檬)

ケチャップみたいなモノ(本来、ブラウンソース=コクや旨味・『複雑さ』を出す為だろうな)を入れ、

一煮立ちさせたら

塩・コショウで味を整え、

かけて完成
※ソースの中で温め直す方法もある!!(が今回は普通に!)

少しかけ過ぎたか・・・

多少順番が違ってもワリと出来る!!、風味が飛び易くなるだけ
(実はこれは2回目。1回目は入れる順番を間違えてしまったが、2回目よりも美味しく出来ていた気がする←2回目は手順の確認だったから気合を入れなかった)

あと注意点は・・・
・玉ねぎは気長にジックリ『よく』炒めた方がより美味しい。
・鍋と油もよく温めた方がくっつきヅライが、『もし』肉がくっついたら生クリームを入れてからグレービーみたいに、『肉の下とかの鍋肌を』こそぐと良いかも(←とにかく、焦らない事!!)。
・生クリーム投入時~煮込んで取り出す所は『肉の上に』かけない方が焼き色がキレイかも。
・ソースの『適量』ってあるのかもしれない。
注意点はこのぐらいなので、意外に失敗をしづらいメニューでは?ないだろうか?

ソースもデラ美味だった!!

※あと肉の表面だけを焼いて3分煮てから皿で休ませることでかなりシットリとする事が解かった!!



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