Enoの音楽日記

オペラ、コンサートを中心に、日々の感想を記します。

東北地方太平洋沖地震

2011年03月14日 | 身辺雑記
 今回の地震で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
 また、怪我をされた方々、避難所に避難されている方々には、心よりお見舞い申し上げます。
 おそらくは不眠不休で救援活動に当たっている方々、国および自治体の方々には、心から敬意を表します。

 当日わたしは職場にいました。ものすごい揺れでした。夜はその対応のために泊り込みました。幸いにも明け方には2~3時間横になることができましたが、眠れるわけもありません。お昼ころには帰宅できる状況になりました。

 午後には前日行けなかった演奏会と同じ演奏会があり、問い合わせてみたら、入れてくれるとのことなので、直行しました。でも、集中できませんでした。

 日曜日は、同僚と連絡を取り合いながら、家にいました。珍しいオペラに行く予定でしたが、気分的に落ち着かないので、見合わせました。

 いつもの散歩コースに神社と教会と寺院が集まった一角があります。被災者の方々には神道の方も、クリスチャンの方も、仏教の方もいらっしゃるはずと思いました。神社に参拝し、次に教会の椅子に座ったら、祭壇のイエスの磔刑像が、津波にのみ込まれた方々の苦痛を背負っている気がしました。寺院に行ったら、境内には紅梅と白梅が満開。極楽浄土のようでした。

 近所のスーパーに行ったら、水とお米とカップ麺が売り切れでした。東京でこういう行動をとったらどうなるのでしょう。今は必要な物資を被災地に届けることが最優先。被災地以外に住む人たちは平常の生活を維持すべきです。人の手をわずらわせないで、節電に協力し(そのための不便は甘受して)、募金をすることが、今できることです。そしてこれからはみんな疲れてきます。イライラをひとにぶつけないように気をつけて。

 わたしにも仙台市内に知人がいます。その安否が心配で、昨日の日曜日に電話をしました。当然のことながら、固定も携帯もつながりません。電話をしたことは申し訳なかったと思います。もう電話はしません。こういう電話が殺到しているから、余計に事態が悪化しているのでしょう。

 知人がこのブログを読んでいるとは思えませんが、一言だけ。お元気ですか。無事ですか。お嬢さんは無事ですか。お母様はいかがですか。今ごろは避難所生活なのでしょうか。無事なら無事で、仕事に忙殺されていることでしょう。ともかく無事でいることを祈っています。
コメント
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