演劇やまと塾公式ブログ

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″今 ″ の密度

2013年10月17日 23時38分13秒 | Weblog

こんばんは、あっきーです。

最近は時間の波に乗ることが少なくなり、色々な意味での確認が出来る。感覚的にもアンテナに引っ掛ってくるものが多少増えた。スピード感はないけど、これはこれで悪くない過ごし方かな…なんて思ってる。

不思議と自分の内側に意識が向いてくる、好きなだけ気にしたり、まだまだ発見もある。いくらか感受性も強くなり…と言っても元々弱い方ではないので、歌や台詞で急に気持が盛り上がって、自分で驚いたりして。

そんなことで漂い過ごしながら、バージョンアップ、狙ってるかな。やはりね、RPG (ロールプレーイングゲーム) じゃないけどレベルが上がらなきゃね。まぁいつも最初に戻ってもいいけどさ、人は過去には戻れないからね。 

では、一体何故そんな風であるのか。

台本の完成が発会式前。役の希望を元に吟味され配役が決まり、じっくりとあるいはどの様にでも取り組める。脚本家や演出家からの情報を仕入れる時間がとれる。更なるすり合わせが出来る。路線的に大きく変化があるわけではないが、時間の使い方が変わる。

劇団ひこばえの稽古がスタートしておよそ二十日、やっと自分自身も行ったり来たりと動き始め、周りとのキャッチボールはまだすんなりとはいかないが。いずれにしても台本を離れてからの「時」が沢山ある。総勢26名、どのように出来上がるか。本番は12月中旬。

 

さて、日舞の方は踊り納めの日程が決まり、それに向けた稽古になっていく。家で練習するのは難しいと話すと「しなくていい」と師匠。「おかしな癖がつくと困るから」。仕上がりは稽古場でどれだけ集中できるかで左右される。

師匠が一緒に踊ってくれる時には、自分の踊る意識は野放しにしてでも、師匠の姿や動き、どうしたらそのように出来るのかに集中。自分自身は振りが入ると体が軽くなり、動きやすくなる。更に、自由に表現したい気持ちが生まれ、踊りで表すことが楽しくなる。気がつくと、師匠の目にも真剣さが加わり、こちらにも連鎖する。

踊り納めという身内だけの催しだが、兄、姉弟子の前で踊ることは、最高に緊張する時である。稽古の回数は限られているので、確実に進めること。

新しい情報や経験により変化した自分に連鎖する様子、それによる人の反応にも変化があるということ。平たく言えば影響力といったところかな…いい影響を受けたいし、与えたい。