福島第一原発の東京電力の元幹部3人が業務上過失致死傷の罪に問われた刑事裁判が始まるのをご存知でしょうか。ここに来るまでには長い道のりがありました。
原発事故の責任の所在を明らかにしたいという告訴団が結成されたのがフクシマ事故の翌年、2012年3月のことでした。現在1万5千人近くの告訴団に我々夫婦も参加しました。しかし、残念ながら、13年9月と15年1月の2度、東京地検は不起訴とします。ところが今年、15年の7月31日、ついに強制起訴が決まったのです。原発事故の責任の所在をはっきりするということは、当然のことでした。
8月19日(水)、昼過ぎ、国会近くの東京地裁前で東京第一検察審査会激励行動がありました。バスで福島から来た人、東京近郊から駆けつけた人など、100人の参加はあったのではないでしょうか。
そこから徒歩で30分、参議院議員会館講堂で、院内集会がありました。参加者は300人にふくれあがっていました。
告訴団の武藤類子団長の挨拶に続いて、弁護団の海渡雄一弁護士からパワーポイントを使った強制起訴決定に至るまでの詳しい経過報告がありました。
①やっとここまで来た
②電力会社役員の高い注意義務を認めた
③まれな自然現象も考慮しなければならない
④原子炉が浸水すれば致命的であることはわかっていた
⑤東電役員被疑者らには具体的な予見可能性があった
⑥予見可能性を補強した新証拠の数々
⑦第二次告訴事件の検察での解明が待たれる保安院と東電の歪んだ共犯関係
⑧被疑者
⑨検察審査会議決の意義と今後の展望
ユーモアを交えた報告は、参加者に十分良い「結果」を期待させるものでした。
この後、河合弘之弁護士や佐藤和良副団長などの話がありました。
この裁判の与える影響は絶大です。原発事故の責任の所在をはっきりさせることになるからです。もし仮に川内原発が炉心融解を起こしたとき、責任をとるのは九州電力でしょうか、国でしょうか、原子力規制委員会なのでしょうか。
川内原発、さっそく「冷却系に海水混入」があったと朝日新聞は報じています。
原発事故の責任の所在を明らかにしたいという告訴団が結成されたのがフクシマ事故の翌年、2012年3月のことでした。現在1万5千人近くの告訴団に我々夫婦も参加しました。しかし、残念ながら、13年9月と15年1月の2度、東京地検は不起訴とします。ところが今年、15年の7月31日、ついに強制起訴が決まったのです。原発事故の責任の所在をはっきりするということは、当然のことでした。
8月19日(水)、昼過ぎ、国会近くの東京地裁前で東京第一検察審査会激励行動がありました。バスで福島から来た人、東京近郊から駆けつけた人など、100人の参加はあったのではないでしょうか。
そこから徒歩で30分、参議院議員会館講堂で、院内集会がありました。参加者は300人にふくれあがっていました。
告訴団の武藤類子団長の挨拶に続いて、弁護団の海渡雄一弁護士からパワーポイントを使った強制起訴決定に至るまでの詳しい経過報告がありました。
①やっとここまで来た
②電力会社役員の高い注意義務を認めた
③まれな自然現象も考慮しなければならない
④原子炉が浸水すれば致命的であることはわかっていた
⑤東電役員被疑者らには具体的な予見可能性があった
⑥予見可能性を補強した新証拠の数々
⑦第二次告訴事件の検察での解明が待たれる保安院と東電の歪んだ共犯関係
⑧被疑者
⑨検察審査会議決の意義と今後の展望
ユーモアを交えた報告は、参加者に十分良い「結果」を期待させるものでした。
この後、河合弘之弁護士や佐藤和良副団長などの話がありました。
この裁判の与える影響は絶大です。原発事故の責任の所在をはっきりさせることになるからです。もし仮に川内原発が炉心融解を起こしたとき、責任をとるのは九州電力でしょうか、国でしょうか、原子力規制委員会なのでしょうか。
川内原発、さっそく「冷却系に海水混入」があったと朝日新聞は報じています。