中野笑理子のブログ

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あとだしじゃんけん

2017年12月02日 | 日記
先日、神戸のクリスマスツリーのことをこのブログに書いたのですが、昨日の神戸新聞の朝刊に続報記事が出ておりました。

クリスマスイベントが終わった後の樹については未定となっていましたが、計画当初から伐採して木材にする前提であったこと、一部は生田神社の鳥居として奉納することが書かれてありました。
またこのプロジェクトで樹を運んで来たプラントハンターの方は、使途を未定としたことで議論を呼ぶことは想定していた、そうなることで植物の命について考えて欲しかったとコメントし、応援してくれる人や団体に心配や迷惑をかけたことは謝罪するが、世間に謝っているわけではない。ツリーを見るのが嫌な人は見なければいい、と話しておりまして。

読んだ後、なんともいえないイヤァな気持ちになりました。
これって、あとだしじゃんけんやん。
プロの仕事、プロのコメントとは思えない。
プロなら自分の仕事には、プライドを持って挑んでいるはず。
異を唱える人に対しても、自分の考えていることはこういうことなんだ、だからこういう表現をしているのだと、論理的に説明出来てしかるべきだと思うのですが。

神戸港開港150周年の記念事業として行われているこのクリスマスツリープロジェクト、震災の鎮魂も盛り込んでいます。
最初から計画をオープンにしておけばここまで騒然とはならなかったのでは?
今の状況を想定内と平然とコメントするプラントハンターの方に、今後お仕事を依頼するクライアントは現れるのでしょうか。
私にはただただ胡散臭い人、という印象しか残りませんでした。