中野笑理子のブログ

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大切なもの

2017年10月04日 | 日記
涼しさを通り越して肌寒さを感じる夜風に吹かれながら、お月様を見上げて歩く。
歩くうちに少しは暖かくなってきたものの首筋辺りがゾクリとして、イカンイカンと襟を立てた。

帰宅して晩ごはんを食べてもまだ寒く、家中の窓を閉めダウンベストを着て、お腹に腹巻き、両足首に足首ウォーマーを着けて、ようやく人心地ついた感じ。
暑いのは我慢できても寒さには弱いのか、それとも暑さに踏ん張り過ぎてカクッと来たのか。
なんにせよ、暑いの寒いのと忙しい。

暑がりだけど夏は好き、寒がりだけど冬も好き、春も秋も同じくらい好き。
ナンジャソラ?
四季折々それぞれ好きなところがあるので、優劣つけ難いといったところでしょうか。
それとも単なる優柔不断か。

季節だけでなく、一番好きなもの以外はダメとか、ナニナニじゃなきゃいけないとか、昔はあった変なこだわりが最近はだんだんと無くなってきたような。
丸くなったということなのか、それとも歳をとってこだわりがなくなって、何でもアリになってきたのか?

否。
何にでもこだわりを持つことよりも、本当に大事なことにだけ深くかまけたくなったんだと思う。
どうでも良いことにこだわる無駄を省いて、大切なことをより大切にしたい。
何が一番大切なのか、わかっているようでわかっていなかった若かりし日々。
本当に大切なものがやっとわかりかけてきた、そんな気がする十五夜の夜でした。