中野笑理子のブログ

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家の灯

2017年01月17日 | 日記
寒い夜道を急いでいると、ふと家々の灯りに目が止まってほっこりする時があります。
この寒さの中、カーテン全開で家の中が丸見えのお宅もたまにあったりして、ああご飯中ねとか、ここのおじいさんはこの時間いつもパソコンでソリティアしてはるなとか、ほのぼのしながら帰っています。
電車の中から見るマンションの灯りも好きです。
真夏の夜など台所に立って何か炒め物をしているお母さんがいたり、たまにベランダ越しに見てはイケナイものを見てしまったり。
あまり良い趣味とは言えないけれど、家の灯からそこに住む人の生活を垣間見て、いろんな想像をしてしまう。
最近オッ、と思ったのがお洒落なカフェかバーかと見まがうお宅。
薄暗い間接照明で、カウンター越しに壁いっぱいにお酒が並んでいて、観葉植物が置いてあって、その雰囲気がなんとも居心地良さげで、『1人だけどいいですか?』とお邪魔したくなってしまうほど。
でもあんなお洒落な家だったら、最初は良いかもしれないけれど、昨日焼いた塩鯖の温め直しとか、豚まんとかをウマイウマイと食べることができるのか。
お洒落過ぎて落ち着かない、などと思うのは貧乏性のなせる技なのか?
やっぱり畳の部屋に炬燵があって、その上には篭に入った蜜柑があって、炬燵の中では猫がびょ~んと伸びて寝ている家がいいなぁ~と、思いながら帰る夜道なのでした。
いつもと違う道を帰ったら、中学時代よく遊びに行った同級生のマンションが残っていました。ちなみに本人はもう引っ越しております。