中学受験で必ず勝つ!愛知県の私立中学について

受験には勝ち負けがある。
すべて運命とはいえ、出来れば勝たせたい。

自分でも笑ってしまいました、毒舌でごめんなさい

2007年03月24日 | Weblog
再び、煮え切らないお父様からコメントをいただきありがとうございました。
密かに思ってはいても、口にするのはなかなか勇気のいること、というあたりで自分でも笑えてしまいました。
エリザベスはやはり毒舌なんですね。
弁解するようですが、ある一つの物に対して攻撃的な発言をするのはあまり好きではない性格です、ただ、言われるままに、親を信じて一生懸命がんばっている子供の姿を見るにつけ、親の方がいい加減な考え方をしていると、腹が立つのは事実です。
煮え切らないお父様の教育熱心さは一番愛情の深い熱心さですよね。
エリザベスもたまたま子供が女の子であるため、特に勉強以外の優しさ、思いやり、気配りなどを感じる時に、子供が育っているんだなあと実感します。
学力アップも成長ではありますが、精神的に大人になったな気配りや思いやりが身に付いてきたなと感じるとき、真の成長を見たような気がします。
またその成長の見られない子供は学力アップもあまりスムーズではないですよね。
子供は勉強をするロボットではありませんから、様子を見ながら上手に進めていくのも、大変ではありますが、ご父兄の腕の見せ所ではないでしょうか。
かくいうエリザベスもまだまだ発展途上ですから、このようにたくさんのコメントから勉強をさせていただきたいと思っております。
少し話がそれましたが、わたしが毒舌エリザベス?となりがちなのは、過去に数人、親の勝手な行動の犠牲になったお子さんがいたからかも知れません。
エリザベスの指導しているお子さんではなく、もう4~5年も前の受験生ですから、今は高校生になっているでしょうね。
一人はお母様が大学教授をされていて非常にプライドの高い方、息子さんはどちらかというとおっとりしていて、進学塾の中でも、成績は真ん中あたり、どうもお母様の希望通りの成績ではないらしく、5年生の前半通われただけで、退塾されました。
まわりはもう中学受験はされないのかなと思っていたのですが、不思議なことに6年生の春に再び同じ進学塾に入ってきました。
また鳴かず飛ばずの成績で、今度は早々3ヶ月で退塾されました。
その後はどうされていたのか、ただ、息子さんの話では、上のクラスに入れなかったらやめさせるよとお母様から厳しく言われて、入退塾を繰り返していたそうです。
最終的には中学受験をされましたが、学習の流れが中途半端だったために、第一、第二、第三、全て不合格で、第四志望校に通うことになりました。
お母様はもちろん不機嫌、息子さんも泣いていらっしゃいました。
このように、おかしな教育熱心さは親の身勝手ですよね。
かっとなって塾をやめさせる、かと言って中学受験をあきらめるわけでもない。
その繰り返しは、息子さんに対してのお仕置きにはなりますが、受験の為の学力アップには全然つながらないでしょう。
どうせ中学受験させるなら、カッとなるのを押さえて、じっくり見守ってあげれば、もしかしたらもう少し平和な結果になったかも知れません。
もう一つの例は、ご夫婦ともに公立中学、公立高校出身で、たまたま私立中学受験の盛んな学区に住んだために、なぜか流されるようにまわりと一緒に進学塾に息子さんを入れ、教育に燃えていらっしゃいました。
息子さんは非常によく勉強され、トップ校を目指していました。
ところが6年後期になると、成績を維持するのが苦しくなり、親子ですっかり弱気になってしまいました。
先に申し上げておきますが、6年後期に楽々トップの成績に安定していられる子は、ほんの一握り、99パーセントのお子さんが苦しみます。
話は戻りますが、その公立出身のご夫妻は、あろうことか、息子さんを交えて、家族会議をされ、もしダメでも、公立中学へ行けばいいから気にしないで気楽にやれよ、なんて言ってしまったのです。
どんな優秀な子でも、プツッと緊張の糸が切れたらもう限りなく落ちてゆきます。
その息子さんも、第一、第二、第三、第四、全て不合格で、気楽にとおっしゃっていたはずのお母様は泣き崩れ、本当に公立中学へ行くことになりました。
公立中学へ行くことが悪いのではありません。
受験校全てに落ちて、公立中学に、仕方なく、行くことが望ましくない、と言っているのです。
エリザベスのやるのならとことん、やらないのなら早いうちにスッパリ、という意味は、成績が良いか悪いかの判断ではなく、親子で方針をきちんと決めて二人三脚で進みましょうという意味です。
中学受験の主役は子供です、親は単なるその支えです、支えが主役の足を引っ張るようなことは決してしてはいけないと憤るのはエリザベスだけでしょうか。