思うがままに

Step by Step

カールじいさんの空飛ぶ家

2010-11-08 | 映画・ドラマ

2009年

amazonより
カール・フレドリクセンは78歳のおじいさん。
風船売りの仕事も引退し、亡き妻エリーとの思い出が詰まった家で、一人きりで暮らしていた。
ある日、カールはトラブルを起こし、老人ホームに強制収容されることに。
その時、彼はエリーとの「いつか南米を冒険しよう」という約束を果たすため、人生最初で最後の冒険の旅に出ることを決意する。
そして、大切な我が家に無数の風船をつけて、家ごと旅立った。
目指すは南米の秘境、伝説の場所、パラダイスの滝!
苦々しいこれまでの生活からようやく離れられ、久しぶりに穏やかな表情を取り戻したカールだったが、空を飛んでいる家の外からドアをノックする音が。
空けてみるとそこには「お年寄りお手伝いバッジ」を手に入れて自然探検隊員のランクアップを目指す少年ラッセルがいた。
やっかいなことになった、と思いながらも、カールはパラダイスの滝を目指す。
思いもよらぬ運命が待ち続けているとも知らずに・・・。

第82回米アカデミー
・受賞:長編アニメーション賞、作曲賞(ドラマ)
・ノミネート:作品賞、脚本賞、音響効果賞


序盤のカールとエリーの出会いから結婚、日常生活、老後、そしてエリーの死に至るシーンが物凄く良い味を出している
どんな素敵な映画なんだろうと期待を抱かせる
でも、家が空を飛んでから(引きずり回されて?から)はガラっと映画スタイルが変わってしまった
面白いと言えば面白いし考えさせるところもあって決して悪くはないのだが、どうもぐっとこない
それに冒険家のあの爺さんを死なせてはダメ
怪鳥のケヴィンを生け捕りにして連れて帰ろうとする悪者の設定だが、子供も見るアニメで人を安易に死なせてはダメ!
あの冒険家も何とか改心させて、みんなハッピーエンドになるようにしなくちゃ
カールじいさんのランボー?ダイハード?のようなアクションシーンも無理があるし、家が滝の上にちゃんと着地していた、というシーンも なぜか 無理やりのやらせっぽく見えて全く微笑ましくもない

「カールじいさんの空飛ぶ家」というよりも『カールじいさんに引きずり回された家』 と いうところか?

私的には先日観た「ボルト」の方がずっと良かった。。。
この映画にあんな変な犬よりボルトが出ていればもっと凄い映画になっていたかもしれない

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