思うがままに

Step by Step

段ヶ峰縦走へ

2008-12-13 | 山登り・ハイキング

鎌倉山で知り合った、ご夫婦との会話
『今まで山登りをされた中でどこが一番良かったですか?』
『段ヶ峰が良かったですよ』

あれ以来、段ヶ峰に登る日が来ることが私の楽しみのひとつとなった
そして、やっとその日が来た
それも素晴らしい天候に恵まれての段ヶ峰登頂となった

ルートは、段ヶ峰縦走コースの登山口から達磨ヶ峰~フトウガ峰~段ヶ峰へ、その後千町峠へ降りて林道を歩き車に戻るコース
林道歩きは予想以上に長かったけれど、開放的で緩やかな尾根道の風景とは一変して、林道の周りはかなりの急な斜面と深い谷の連続だったことに驚いた


やっと登った段ヶ峰
フトウガ峰から段ヶ峰の辺りは、あまりにものどかで高原のような風景、どこまでもが一緒のように見えて、最後は少し飽きて来た
素晴らしい眺望と美しい景観、しかし変化があるようで変化のない山歩き
はぁーはぁーと息を切らせることもなく ただ景色を眺めながらテクテクと歩く
これが段ヶ峰の良さなのだろうか?
もう少し荒々しさがあればもっと素晴らしい所だったのかも知れない
ちょっと、えらそうな言い方だが、のんびりし過ぎた山歩きに「良かったぁ!」と素直に言えない自分がいる

そんな気持ちから、縦走コースより千町峠から段ヶ峰~フトウガ峰~千町峠のUターンルートだけでも十分なのかも知れない

・・・
だけど、こんどは新緑の頃、もう一度だけ縦走コースを歩いてみることにしよう



登山口にあったガイドマップ


生野ランプからこの登山口の駐車場まではあっと言う間に着いた
横浜ナンバーのアクセラスポーツが停まっていた
そして私のあとで京都ナンバーのエクストレイルが入って来た
エクストレイルの人は熊除け鈴をぶら下げていた

出発前に妻はトイレへ
しかし、トイレの電灯が点かないらしい
私はトイレの近くに立ってトイレの扉を少し開けた状態で待った



トイレ付近から登山口を撮った


8:45 出発
    すぐに軍手を忘れたことに気づいて車に戻った
    
    登山道は歩き易いし良く整備されている
    アカマツの巨木がいっぱい → マツタケ山?


9:17 「達磨ヶ峰の肩」の案内板


快適な登山道と素晴らしい眺望




向こうは和田山だろうか? 霧が出ている


ズームアップして撮った(家に戻って更に大きくしてみると竹田城跡が写っていた!)






9:35 達磨ヶ峰山頂


山頂で記念写真 (雲ひとつない!)


あれが多分 段ヶ峰、そして窪んだ所が千町峠  あそこから林道を歩いて戻る予定










10:22 最低コルの案内


木の根道












10:49 目の前に大きな岩


大岩の隣に三角点があったが名前を見るのを忘れた






11:00 フトウガ峰山頂に到着  三角点はどこだったのか?  さっきのあれがフトウガ峰のものだったのだろうか?


途中私たちを追い越して行った男性が山頂の近くでお昼のうどんを温める準備中
ユニークな風除けだったので写真を撮らせてもらった
かなりの熟練の方のように思った


11:05 杉谷コースとの分岐
     私たちもこの近くで段ヶ峰が眺めながら弁当を食べた
     段ヶ峰へ向かう人の姿が良く見えた
     ここは遮るものがほとんどないから、人の動きが手に取るように分かってしまう


真中にポツンと1本の木が立っている  あれが段ヶ峰の山頂らしい








この深い谷がとても印象に残った








林道がどこまでも続いている  あれを歩いて帰らなければならない


12:07 段ヶ峰山頂に到着 (登山口から3時間20分)














山頂の松と妻


13:21 段ヶ峰を下山し千町峠へ向かう


12:42 千町峠にある悠友山荘  (誰もいない様子)


千町峠からの眺望


林道を歩きながら山の斜面を見る


林道
荒れた未舗装の所やコンクリート舗装部が交互に入れ替わった


すっかり落葉してしまった山肌は砂ほこりを一面被ったように独特な色合いを見せていた


ところどころ、沢から水が滝のように流れていた




段ヶ峰へ向かう途中に見たあの谷が、すぐ近くに見えた  綺麗だ!


上を見ると段ヶ峰のあの松が見えた


13:52 杉谷コースの登山口 (千町峠から1時間10分)
クマ注意より「探しています」の看板の方が気になった


14:17 分岐点 (千町峠から1時間35分、杉谷登山口から25分)
     車を置いてる登山口まで2.2km! まだ30分もかかる??


14:29 カッセル  ホテルのようだ



14:37 生野高原カントリー


千町峠から約2時間かかって駐車場に戻った
丁度、横浜ナンバーのアクセラスポーツの人が帰り支度をしていた
エクストレイルはなかった

車のシートに座りこむとどっと疲れが吹き出した
帰りの林道の2時間が堪えた

途中、生野の延応寺の大ケヤキを見て家に戻った



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