思うがままに

Step by Step

千ケ峰 と またに山へ

2008-11-15 | 山登り・ハイキング

天気予報では明日は雨模様
今日のうちに山へ行く 兵庫50山のひとつである「千ケ峰」とそのとなりの「またに山」

朝早く目が覚めた
昨夜は帰宅が遅かった妻も目を覚まして「今日は体調が良くないのでやめとくわ・・・もっと近くやったら行くんやけど・・・」と突然の申し出を受けてしまった
また、この前のように入院されても困るので単独の山行きとなった

千ケ峰は登山客が多いらしい  まあ何ともないと思うが・・・

AM7:00頃の出発しGSでガソリンを入れる 126円/L 安い!

休憩もせずそのまま千ケ峰の麓の市原まで車を走らせた
快晴だ! そう思った瞬間、見上げた空にみるみる雲がわいてきた

車から降りて写真を撮った
友達と待ち合わせをしているような中学生?に「千ケ峰ってどれかな?」と訊いたが「ちょっと分かりません」と返答されてしまった

朝から何やら物事が順調に進まない

8:32 市原集落 この道を真っ直ぐ進んで行くと市原峠まで行けるらしい
    どれが千ケ峰?


8:36 林道西ノ山線の入り口に案内板が立っていた
    これを見て市原峠まで車で行くにはメインの林道を分岐するものと思い込んでしまった    


8:38 『矢頭』という場所に市原峠への道標があった
    ここを右折
    林道は細くなった

こんな狭い林道がずっと続くのか? 対向車が来たらすれ違い出来なかった

8:43 目の前に「立入禁止」の看板
    えっ? 今日は通行止めなの?
    作業員に「この道 市原峠まで行けないんですか?」と訊くと
    「市原峠まで車で行くならあの綺麗なアスファルト道路をそのまま行くんですよ!」と助言
    ああー ここは「市原峠への登山道入り口」だったようだ
    (林道が上まで延びる前は、ここから二本杉経由で市原峠まで登ったということ、その登山口)
    また、思い込みの激しい性格がモロに出てしまった

もとの林道に戻って市原峠を目指した

道幅は十分だし紅葉も綺麗だしドライブには持って来いの道だ
(何でわざわざあんな狭い道を登って行ったのか? 私の頭の中を解剖してみたい)


路肩に車を停めて撮影


この斜面の紅葉が一番綺麗だった  多分新緑の頃も綺麗だろう


8:56 二本杉に到着
    ここは林道が市原峠まで延びる前の登山口だったようである
    このとなりには「地蔵さんの水」があった
    今日の飲み水と我が家のコーヒー用の水としてペットボトルに水を注ぎ込んだ
    (キリンのアルカリイオン水で作るコーヒーよりは美味しかった)       


9:10 市原峠に到着
    軽トラ1台だけが停まっていた
    その持ち主(どこかの学校の先生)が丁度下山されて山の話、デジカメの写真の話で10分ほど話し込んだ
    今から高源寺や篠山の方まで足を伸ばすとのこと
    朝早くから元気いっぱいの男性だった

9:25 さあー、先ず千ケ峰に向かって出発 (この時点では駐車場には私の車だけ)
    あの先生は「登りが40分、下山が30分です」と言ってたので10時過ぎには山頂に着けるだろう


さて、今回のルートはこの内容


登山口の案内板の裏側
これが出来てまだ2カ月ほどしか経っていないことになる  


登山口からも十分眺望が楽しめる


9:29 新田側からの合流点


市原峠まで林道を延ばしたため山肌が削り取られている


登山ルートからは十分眺望が楽しめる


目の前は千ケ峰


気持ちの良い登山道  同じ兵庫50山の西光寺山とは全く違う


山頂がはっきりしだすと更に「ホントいい登山ルートだ!」と思えてくる














10:05 千ケ峰山頂に到着  登山口から丁度40分
     登山道そして山頂、どこもかもが綺麗だし手が入ってる
     色んな人の善意がいっぱい詰まっている山だと感じた
     そして360度の眺望も素晴らしい


向こうの方に先客のご夫婦が山並みを眺めながらあれこれと山の名前を話しておられるようだった

私はちょっと距離を置いて先ず写真を撮った




そして、おもむろにそのご夫婦に近づいて行くと、向こうから「こんにちは!」とあいさつを受けた
私も「こんにちは!」とあいさつした
お宅は川西で、岩座神(いさりがみ)側の千本杉から登って来られたとのこと
そのあと、青垣町の家から千ヶ峰に登るのがもう50回を超えるという半袖姿の女性ひとりが三谷側からも加わって、山の話で盛り上がった
その女性は「たぬきさん」も山であそぼの「島田さん」もよくご存じだと言っておられた
私はネットでしか知らないけれど、そんな話に自分が着いていけることが嬉しかった
今日は登山口で、そして山頂で色んな話をさせて頂いたし、私もよく喋った

・・・・・・・・
ここからの景色の中で、岩座神の棚田は何とか分かったが、周りを見渡して山の名前を言えたのは笠形山だけだった
この辺りはまるで分からない











10:38 ご夫婦と女性が下山(三谷ルート)されるので記念に写真を撮らせて頂いた    


10:40 私ももとの市原峠に向かって下山


次は向こうに見える「またに山」へ






11:10 市原峠に到着 (あの先生のお話とぴったり一緒の30分)
     マイクロバスが到着しておじいあさんおばあさんがぞくぞくと・・・
     「今から登るんですか?」と訊くと「いや、記念写真を撮ってるだけや」とのこと
     何だろ?? よく分からん


11:12 またに山の登山口 (駐車場の裏側)
     千ケ峰に比べて扱いが淋しい


11:17 急坂を登り切るとススキの尾根道となった


11:23 振り返ると千ケ峰の雄姿が見えた


11:26 分岐路  
     登山口と書かれていた
     今朝車で迷い込んだ市原登山口のことだろうか?


11:33 尾根道を歩く  比較的歩き易い道だった


11:57 展望が開けるがまだ山頂ではない
     ここで少し休憩




11:59 目の前が またに山 の山頂か?


12:06 またに山山頂に到着
     市原峠から55分  ノコギリで枝を切ったり のんびりと歩いたから こんなものか?


メリハリのない山頂
眺望もさほど良くない


北方面から東方面が見渡せた
そして、登山道は更に北に向かって延びていた


山頂でお弁当を食べようとしたが座ってしまうと眺望がないので少し下山して千ヶ峰が見えるところまで戻った
座り心地は良くないがガマン
千ヶ峰でお会いした女性が「またに山の方から見る千ヶ峰も良いですよ」と言っていた通り中々の絶景だった


お弁当を食べたあと、のんびりとノコギリで邪魔な枝を切りながら下山した
市原峠に戻ったのが14:20
往復3時間10分・・・・

千ヶ峰では沢山の人とすれ違ったけれど、またに山では誰一人会わなかった


市原集落への林道を下りて行く時、先っぽがツンとした山が見えた
林道ではカメラチャンスを逃してしまい麓で写真を撮った
西陽に映えて綺麗だ
何という名の山だろうか?


14:57 帰り道、三谷登山口を訪ねた
     この道は何度か通ったことがあるが、この場所を全く覚えていない
     広い駐車場とトイレも完備していた


三谷登山口にあった千ヶ峰登山ルート


岩座神の千本杉をもう一度見てみようとしたが、相変わらず獣除けゲートがあった
今日はそれを開ける気がせず退散
岩座神七不思議コースの登山口も獣除けゲートがあり、しょっぱなから薄暗い
西光寺山の寺坂登山道の一件から、薄暗い道は迷い道・・・と、トラウマ状態

今度、千ヶ峰へは三谷コースからにしよう

15:14 岩座神の棚田と千ヶ峰(どのピーク?)


15:23 加美町多田辺りから千ヶ峰方向を見る  どれが千ヶ峰? ほんと情けない



国道427号線に入り中町を通った時、ふと瑞光寺の紅葉が見たくなって寄り道
このお寺の裏山が杉じゃなかったらもっと風情があっただろうな
でも、今年の紅葉はとても綺麗だった
 


家にたどり着いたときはもう真っ暗
向こうから何度か家に電話を入れたから心配はしなかったけれど元気な妻の顔を見て安心した



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