平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

消えた大雨

2010-12-03 19:35:30 | Weblog
 新宿まで特急でと思ったら、何と朝の大雨でダイヤが乱れ、乗る予定のものは運航中止。予定を変更して、町田の東急ハンズで板の裁断を注文し、いつものようにミスドで時間つぶし。板がようやく揃ったので、スピーカーは明日には完成です。

 ところで、朝の大雨は、実に不思議な現象を伴っていました。それは、100ミリの雨量が来ているはずなのに、僕のところは小雨に近かったのです。朝の五時に仮眠から覚め、ブログなどをチェックしていたら、六時半ころに大雨で排水口がボコボコ。ベランダの排水口は、上から雨樋が垂れており、普通ならそのまま排水されて行きます。ところが、雨量が多くて排水が間に合わず、ベランダに置いていたダンボールが浮き上がっています。排水が間に合っていないのでボコボコと音がしていたのです。こんなのは初めてです。

 ベランダは雨水が3センチほど溜まり、流石に浸水が気になったので気象情報を開いてみました。すると、現状は20ミリから30ミリの雨で、これから100ミリに達する雨が襲来予定です。床上浸水に備えて、パソコンなどの避難の段取りを考えました。でも、段取りを考えただけで、6時55分ころからブログのコメントを書き、7時28分にアップしても豪雨は来ません。ベランダを見たら、水位が低くなってダンボールは排水口に引き寄せられています。

 変だなと思い、開いていた気象情報を更新したら、7時過ぎから7時20分の間は真っ赤な帯が見えています。これが100ミリの豪雨なのですが、僕のところは10ミリ以下にしか降っていなかったのです。↓は国土交通相防災情報提供センターの7時30分画像ですが、黒の囲いの左端辺りが厚木です。真っ赤な豪雨が通り過ぎたはずですが、むしろ雨量は少なくなっていたのです。



 僕は以前から、雨に祟られることは殆ど無いと書いています。雨予報で出かけても、帰りの家に着く一分前からポツポツ降ってくる事が多いのです。ポツポツ降ることで、天が雨を留めていたと分かるのです。今回は、小田原より東の新幹線が運休するほどの大雨でしたが、実にあっけなく、どこ降る雨でしたね。でも、防災のパトロールカーが走っていたり、実際に特急が運休していたので、やはり僕のところだけの不思議な現象と受け取るべきですね。

 なお、ホタテ屋さんは青森と同様にホタテが不漁で、7割が死んでいるそうです。夏の猛暑のせいですね。僕は、牡蠣はカキフライしか食べられなかったのですが、前に送っていただいた殻付きの牡蠣は美味しく食べられました。

      エフライム工房 平御幸
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ケルビムの片方が完成

2010-12-02 00:28:17 | スピーカー工作
 ケルビム型バックロードホーンも、ようやく片方が完成。とは言っても、左右のホーン開口の間の、7×33.8センチの矩形部分は、板が足りないので嵌め込んでいません。凹んで見えるので、余った板のカットを注文に行かなくては。また、ミスドのポイントが貯まるニダ ホルホル。



 二つ目の問題点は、試聴用に取り付けたユニットは、一回り大きいスーパースワン用にストックした限定品(FE103En-S)で、能率が高くて低音が締まっているのでハイ上がりになります。実際、聴感上でも低音がやや不足、高域が伸び過ぎてバランスが今ひとつです。やはり、設計時に想定したFE103EnかFE108EΣ、もう少し小型のFE83Enならバランスがよくなると思います。

 限定品のFE103En-Sは、秋葉原でもとっくに在庫がなく、たまたま1組だけ倉庫にあったものでした。ちょっと高価ですが、スーパースワンを知らないと評論(ヲイ!)家として潜りだしー、オークションでも高く売れるからと泣く泣く買ったものです。このユニットだと、ミカエル型でギリギリ使えるかなという印象ですが、本当はミカエル型よりも半まわり大型が良いはずです。

 ケルビムですが、設計思想とは反対に、低域が33Hzまで伸びています。音道が計算よりも長かったのが原因だと思います。ホーンは複雑に折れ曲がっているので、マラソンコースと同じように、どこを測定ポイントにするかで、測定距離が異なるのです。僕はコースの中央で測定していますが。

 この箱の大きさで低域が33Hzまで伸びているということは、逆説的に量感が足りない事を意味しています。ホーンの開き方をもう少し大きくして、低域は40Hz程度で、量感をアップさせたほうがバランスは良いのです。能率の低いユニットに換えると、高域が相対的に下がるのでバランスは改善します。

 バックロードホーンの設計方法の一つに、管の長さだけで考える方法があります。これだと、ホ短調のバックロードホーンとか、ロ短調のバックロードホーンとかの言い回しをするようです。この設計方法は、随分前の『ステレオ』誌で、テクニクス(松下)のカーオーディオ用バックロードホーンの記事か、フォステクスの技術者のレクチャー記事で見た記憶があります。でも、スピーカーは単一の音調で鳴る訳ではないので、管楽器と同じ理論はどうかと思います。

 ミカエル型とケルビム型バックロードホーンは、ピアノの音が綺麗という共通点があります。メインで使っているボロボロのバックロードホーンは、板が弱くなっているので響きが足りません。その点、桐を側板に使用した二つのバックロードホーンは、叩くとコチコチと気持ちの良い響き方をします。ケルビムは、余った9ミリの板で首を作ったので、そこが文字通りのネックとなって、ちょっとホーン臭さ(共鳴音)と甘さが同居します。読者が作るときは、最低でも12ミリ厚の板で作ってください。

      エフライム工房 平御幸
コメント (2)
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