平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

ノアの方舟は本物か

2010-05-01 04:20:43 | 古代史と聖書
 昨日に追加して書いた、トルコと中国の合同チームによる「ノアの方舟発見」に関して、僕は本物みたいと感想を述べています。今回は、その根拠を書いてみたいと思います。

 まず、アララト山で発見された場所は高度4000m付近であり、ヘリコプターで巨木を運搬する事が出来ない(ホバリング限界+風+傾斜地)事から、撮影用のモックアップではないと断じることが出来ます。またイランの山でも、2006年7月に、同じ4000m付近から船らしき遺物が見つかっているのです。

 次に、リンク先の写真をクリックすると大画面になりますが、おそらくは舳先(へさき)などの先細りの構造部分が、クフのピラミッドの大廊下と同じく、上が狭くなる階段状に作られているように見えます。古代史でも書いていますが、階段状の構造は、聖書の民に共通のもの(カッバーラの概念)と思われるのです。

 次に、構造物の梁(はり)に煤(すす)が付着していることから、この中で火を焚いたと分かります。また、動物用の寝藁(ねわら)用途の柴が見えますし、家畜小屋の囲いも見えます。しかし最も問題としなくてはならないのは、蜘蛛やカミキリムシの生活痕(蜘蛛の巣と、木の虫食い穴)なのです。こんな寒いところで、蜘蛛やカミキリムシが生きられたでしょうか?


 大きな虫食い穴はカミキリムシ、小さいのはシロアリと思われる

 カミキリムシの卵は10℃前後で孵化し、幼虫のまま越冬して、暖かくなる20℃頃に羽化するようです。方舟が見つかった高度では孵化も難しいでしょう。ということは、カミキリムシの虫食い穴は、木が切られてから方舟が作られ、洪水の時に船内に人がいて、船内が暖かかったときに作られたものと考えられるのです。蜘蛛も捕食性ですから、船内に餌となる昆虫がいたことになります。実際、シロアリの痕跡も見られるようですし。

 古代史の基本ですが、古代エジプトには木が無く、遠くヨルダンの方から輸入していました。古王国の遺跡に木が多いのは、古王国を作ったイスラエル(ヤコブ)の祖父アブラハムの出身地である、ヨルダン方面との地縁があったからこそ出来た奇跡なのです。ソロモン時代のイスラエルも同じで、レバノンから杉を運ばせました。パレスティナは木が不足している地域なのです。鉄器を作っていたヒッタイトなどが、製鉄用の木を求めて日本まで来たという説があるくらいです。方舟の材料となった写真の木を集めようとしたら、その困難故に今でも話題になると思います。

 では、何故にトルコと中国がタッグを組んだのかという問題です。飛鳥昭雄氏は、トルコ軍と米軍が発掘して埋め戻したとしていましたね。この解ですが、一つには、2003年に商用衛星で撮影されたことから、アメリカも隠す事が出来なくなった事が考えられます。研究チームが2003年に発足ですから、これが転機となったわけです。それなら、キリスト教を禁止している中国(研究員は香港)を利用し、最も宗教に否定的な国に検証させることで、方舟の信憑性を高める効果を期待した事になります。

 こう考えると、日本で報道されない理由も見えてきます。日本の放送局はいずれも、二つのロックフェラーのどちらかに支配され、日本が本当のイスラエルであることを知らされないで、ユダヤ人(白系ユダヤ)の管理下に置かれているのです。日ユ同祖論も、偽者(白系ユダヤ)が本家の日本をないがしろにする説でしかありません。

 ロックフェラーにとって、ノアの方舟が発見されたことで、世界で最も古く、最も高貴な血統である日本人の霊性が目覚める危険性があります。ですから、報道する場合でも、真実から目を背けさせるための、いろいろな仕掛けを施してくると思います。でも、ここの読者なら騙される事はありませんね。聖書によって、僕の存在自体が預言されているからです。権威を持たないで活躍する人は皆、同じように神の手駒なのです。

      エフライム工房 平御幸
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1 コメント

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はじめまして (Toby)
2010-05-13 21:36:11
平先生は、聖書の預言に出てくる人なのですか。

黙示録でしょうか。

本当のイスラエルと書いてありますが私は、聖書での預言はあくまでも西洋中心的でイスラエルはイスラエルで日本は日本だと思ってます。

そして日本が中心的だと思ってます。

ホピの神話で第4世界だったか、現在の世界は4回目の世界の運営であり、その始まりは、南北に長い島となってますがそれは日本ではないかと思ってます。(神話を信じるならば)

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