平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

『万葉集』とバレーボール

2015-12-23 23:00:50 | Weblog
 前回に書いた、滋賀の代名詞の「さざなみ」はササン朝ペルシャを指し示していたという事実。それだから、『万葉集』の解釈では濁音の「さざなみ」ではなく、清音の「ささなみ」と読まれるのです。

 室町時代に確立された能の演者は、本阿弥(ほんあみ)や世阿弥(ぜあみ)などのように「阿弥(あみ)」を名乗ります。これも謎の名前なのですが、先の「ささなみ」は「sasan-ami」と分解できます。おそらく、ササン朝ペルシャのゾロアスター教かマニ教の祭司がアミだったのでは。Sasan-amiでペルシャの祭司。この子孫が能を始めて能阿弥となり、その子孫も阿弥を名乗った。仏教の僧の沙弥と同じ意味合いでは。

 31番の柿本人麻呂の歌は、「左散難弥乃」と「左に散った難民の阿弥」と解釈できます。この場合の左は、サタンを意味する左端。ササン朝ペルシャの難民として日本に来た近江朝を、サタンの方に堕ちた祭司として、「大わだ淀むとも」と澱んだ水にイメージを重ねているのです。この少ない文字数の中に複雑な意味を込めて隠す。柿本人麻呂は本当に天才です。

 『万葉集』は最初の歌が雄略天皇の歌です。原文にはバレーボール選手の名前がたくさん見られます。歌の解釈については、古代史の第五部で行っていますが、イスラエルの籠目紋国旗から始まり、イエスの奇跡が櫛=奇(くす)しきで表されています。

篭毛與 篭母乳 布思毛與 美夫君持 此岳尓 菜採須兒 家根 虚見津 國者 押戸手 吾許曽居 師吉名倍手 吾己曽座 我許背齒 告目 呼毛名雄母

訓読
篭もよ み篭持ち 堀串もよ み堀串持ち この岡に 菜摘ます子 家聞かな 告らさね そらみつ 大和の国は おしなべて 我れこそ居れ しきなべて 我れこそ座せ 我れこそば 告らめ 家をも名をも

仮名
こもよ みこもち ふくしもよ みぶくしもち このをかに なつますこ いへきかな のらさね そらみつ やまとのくには おしなべて われこそをれ しきなべて われこそませ われこそば のらめ いへをもなをも

 実は、滋賀とササン朝ペルシャの関係が分かったのは、JAぎふリオレーナの選手名に、吉井奎乃(よしい きの)という珍しい漢字を見つけたからです。奎をキと読むのは、漢字検索しても書いてないサイトが多いほど→優秀なサイト。意味は28宿の星座の名前らしい。漢字検定一級の難しい文字ですから、漢字マニアか星座マニアの人が名付け親なのかも。

 この難しい字を見ていて、突然にピコーンと閃いたのが「さざなみの滋賀」という言葉の意味。岐阜の試合の前に東レの試合を見ていたので、「吉井選手の京都橘高校→NEC近江選手→近江朝→さざなみの滋賀」と連想できたのです。

 ササン朝ペルシャの事実上の滅亡は642年。それから3年後の645年に、問題の女帝・皇極天皇(重祚して後の斉明天皇)の乙巳の変(大化の改新)が起こります。この後に息子とされる天智天皇が近江朝を立てて、飛鳥から滋賀に遷都します。どうも、ササン朝ペルシャの王族が難民として日本にやってきて、クーデターを起こしたと見て良さそうです。

 大化の改新は、皇極天皇の寵愛を得た蘇我入鹿の専横を咎めたものとされますが、蘇我氏も西域のソグド人だった可能性があります。古文書で胡人と書かれるのはソグド人の方で、波斯と書かれるペルシャ人とは異なるとする意見もあります。僕は明快な区別はなかったのではないかと思っていますが。

 南ユダ王国とササン朝ペルシャの連合が近江朝で、唐の支持を得た北イスラエル王国が明日香や熊野の天武朝。奈良時代は、北イスラエル系の天皇が即位した記念事業として、仏教を中心とした平城京を建設した。奈良の歴史ある寺院の修復事業が、北イスラエル系の今上天皇の即位間近に集中したのもそのためなのです。

 バレーボールで、東レの木村選手がトルコリーグに移籍したりしたのも、トルコが突厥(とっけつ)と呼ばれた時代に、南ユダ系のベニヤミン族が支配した因縁からなのです。因縁は恐ろしい。GSSにカザフスタンの美人サビーナが入ったのも同じ理由ですね。僕の好みではありませんが (;^ω^)

    エフライム工房 平御幸
コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« さざなみの滋賀の正体~ササ... | トップ | メリー・クリスマスと有馬記... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (スイカ)
2015-12-24 22:32:57
先生、こんばんは。

本阿弥や世阿弥の意味、また万葉集にバレーボールの選手の名前が散りばめられていること、とてもすごいです…
解説をありがとうございます。
仮名を読んで「なつ」にも目がいきました^^;
バレーボールの選手は同じ苗字や名前の選手がたくさんいて、気になります。
前回のKUROBE、今回のJAぎふ、また柏などチャレンジリーグのチームにもヒントがあり、バレーボール界全体が注目されていますね。。

2009年の皇后杯で東龍が準決勝進出した試合をたまたま見つけて見たら、すごくおもしろかったです。
https://www.youtube.com/watch?v=PSt72zXwHlY
この頃は、この大会だけ特別な赤と黒のボールが使われていたようです。
返信する
Unknown (うずしお)
2015-12-25 00:07:45
先生こんばんは。
続きの詳細な解説をありがとうございますm(__)m
バレーボールの選手と万葉集に繋がりがあり、歌と同じ名前があり、すごいと思いました。
沙弥しゃみ、を読めませんでしたが、アミと似ていて納得しましたorz
ゾグトの姓を見ましたら、石がありました。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%82%B0%E3%83%89%E4%BA%BA
返信する
Unknown (hinoko2)
2015-12-25 01:50:55
先生 こんばんは。

「さざなみの滋賀」や万葉集の解説をありがとうございます。最初の頃はどうしてバレーボールなのかあんまりよく分かっていなかったので、北イスラエルと南ユダの融合が見る事が出来る事にとても驚いています。

滋賀は南ユダに付帯した祭司コーヘンであったのに、今の反日ぶりを見ると不思議だったのですが、柿本人麻呂が歌に詠んだ時代から既に堕ちていたのですね。来年は申年なので、ますます祭司にスポットが当たるのでしょうか。。

返信する
スイカさんへ (平御幸)
2015-12-25 06:10:55
スイカさん( ノ゜Д゜)こんばんわ

東龍は、久光の長岡、デンソーの鍋谷、JTの芥川と凄いメンバーですね。久光に石井美樹さんがいて、新鍋にフォームが似ているので驚き (;・∀・)

久光は日立の濱田前監督の時代ですね。

うずしおさん( ノ゜Д゜)こんばんわ

安藤はソグドの安がルーツですね。JTの安藤選手はソグド系 (;^ω^)

石田や石井もソグド系が多いかもしれません。顔が立体的で鼻が大きくて目が小さめの人が多いですね。

hinoko2さん( ノ゜Д゜)こんばんわ

南ユダは2部族しかいないから数が少ない。それで、外交力で他国から援軍を呼ばないと成り立たない。結果的に外国の侵略を呼びこむから反日になる構図です (;´Д`)

申年になると反省猿する機会が増えるかも orz
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事