平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

鎌倉幕府を滅ぼしたアロンの杖

2022-01-27 09:33:40 | 古代史と聖書
1月から新シリーズとなった大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の舞台に絡めて、12日放送の歴史探偵も鎌倉を取り上げていました→「武士の都・鎌倉」

鎌倉幕府を倒した一番の功労者は新田義貞ですが、摩訶不思議な言い伝えが残されています。文部省唱歌「鎌倉」の歌詞でも有名な稲村ヶ崎に投ぜられた刀、鬼切安綱(おにきりやすつな)です。新田義貞が竜神に祈って安綱を海に投げ入れると潮が引き、新田軍は馬と徒歩で岬を回ることに成功。これが鎌倉軍を壊滅させます。

番組では潮が引く原理を科学的に推理してましたが、風と潮力などでは、とても起きる現象とは思えません。津波を引き起こす地震があり、最初に潮が引く現象は知られていますが、この日に地震や津波が観測されたという記録もありません。では、なぜ潮が引いたのか?

この現象によく似たものが『出エジプト記』に記されています。そう、モーセが起こした奇跡、紅海割れです (@@;)

あなたは杖を上げ、手を海の上にさし伸べてそれを分け、イスラエルの人々に海の中のかわいた地を行かせなさい。『出エジプト記』14章-16

『出エジプト記』によれば、この時も強い東風が吹いていたようです。しかし、アロンの杖が草薙の剣と呼ばれている以上、新田義貞の投じた刀はアロンの杖で間違いないと思います。ということは、鎌倉幕府を倒した勢力の背後に、アロンの杖を有する八咫烏がいたということになります (´・д・`) エー

新田義貞は、後の吉野の南朝(隠岐に流された後醍醐天皇)側に翻(ひるがえ)って鎌倉幕府を倒したので、南朝が復活した明治に再評価され高い官位が贈られています→こちら

次回は、歴史探偵「戦国レジスタンス 村上海賊&雑賀衆」をヒントに貝殻節の謎を予定。
コメント (5)
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