今日の毎日杯は、期待のマウントシャスタは直線で馬場の悪い内にもたれて惜敗。1800mでこれですから、皐月賞の2000mでも長いかもしれませんね。
直線入り口で前が塞がり、大外に持ちだして差し切ったヒストリカル。前走のきさらぎ賞で、ワールドエース以上の脚を使った上がり最速は本物のようです。でも、前が止まらないと勝てませんから、多頭数の本番では不利ですね。
このヒストリカルの馬主は、アドマイヤの冠号で知られる近藤オーナーの奥さん。09年の天皇賞・秋を勝ったカンパニーと同じ馬主です。奥さんの方は順調ですが、旦那の利一氏は、5連勝中だったアドマイヤコスモスが金杯で骨折し、種牡馬として再起させるつもりが予後不良と御難続き。巷では「武豊の呪い」が囁かれています。
武豊の呪いとは、07年のクイーンエリザベスカップ(香港)で3着に負けたアドマイヤムーンの騎乗に腹を立てたオーナーが、以後のレースすべてに武騎手を使わないように調教師に圧力をかけ、その結果としてオーナー成績が極度に落ち込んだことから、これは呪いではないかとネットで囁かれているものです。
クイーンエリザベスカップは確かに後方から行きすぎましたが、その前のドバイで勝っているわけですから、馬が疲れていて行き脚がつかなかったと見るべきです。また、皐月賞の惨敗を見れば分かりますが、アドマイヤムーン自体に、本調子でないとセーブする癖があったと思います。敗戦を騎手の責任にするのは簡単ですが、それは的確な分析が伴ってからすべきです。
近藤オーナーは評判が悪く、傲慢なオーナーの典型のような感じです。傲慢は神に最も嫌われる資質ですから、アドマイヤムーンのジャパンカップを最後にG1を勝てないのは、呪いと言っても強(あなが)ち間違いでは無いですね。特に、アドマイヤコスモスの骨折からの死は、オーナーが心を改める最後のチャンスになるのでは。
オーナーからしてみれば騎手の代わりはいくらでもいると思うかもしれませんが、神の目から見るとオーナーの代わりはそれこそ五万と居るのです。圧倒的に騎手の方が希少です。デビュー前は三冠馬と噂されたアドマイヤカーリンも、ようやく1勝を上げただけでディープインパクト産の面汚し。高額馬を集めた地上げ屋の早坂太吉(冠号はモガミ)は、大井競馬場で僕に楯突いて没落したのです。神と和解できないと地獄ですから。
なお、有力馬主や調教師から武騎手が干されているという書き込みが多いですが、これは間違いで、武君が怪我の後遺症によって握力低下を起こしているのだと思います。騎手は馬を抑えるのに握力が要りますから、今日のウインバリアシオンのように簡単に折り合える馬以外では苦しいのです。握力低下を起こすような怪我は完治に1年以上もかかることもあり、もう少し長い目で見てやってほしいと思います。
それにしても、日経賞のネコパンチの逃げは強烈でしたね。3着に負けたルーラーシップは又もやオボッチャマ君でした。
エフライム工房 平御幸
直線入り口で前が塞がり、大外に持ちだして差し切ったヒストリカル。前走のきさらぎ賞で、ワールドエース以上の脚を使った上がり最速は本物のようです。でも、前が止まらないと勝てませんから、多頭数の本番では不利ですね。
このヒストリカルの馬主は、アドマイヤの冠号で知られる近藤オーナーの奥さん。09年の天皇賞・秋を勝ったカンパニーと同じ馬主です。奥さんの方は順調ですが、旦那の利一氏は、5連勝中だったアドマイヤコスモスが金杯で骨折し、種牡馬として再起させるつもりが予後不良と御難続き。巷では「武豊の呪い」が囁かれています。
武豊の呪いとは、07年のクイーンエリザベスカップ(香港)で3着に負けたアドマイヤムーンの騎乗に腹を立てたオーナーが、以後のレースすべてに武騎手を使わないように調教師に圧力をかけ、その結果としてオーナー成績が極度に落ち込んだことから、これは呪いではないかとネットで囁かれているものです。
クイーンエリザベスカップは確かに後方から行きすぎましたが、その前のドバイで勝っているわけですから、馬が疲れていて行き脚がつかなかったと見るべきです。また、皐月賞の惨敗を見れば分かりますが、アドマイヤムーン自体に、本調子でないとセーブする癖があったと思います。敗戦を騎手の責任にするのは簡単ですが、それは的確な分析が伴ってからすべきです。
近藤オーナーは評判が悪く、傲慢なオーナーの典型のような感じです。傲慢は神に最も嫌われる資質ですから、アドマイヤムーンのジャパンカップを最後にG1を勝てないのは、呪いと言っても強(あなが)ち間違いでは無いですね。特に、アドマイヤコスモスの骨折からの死は、オーナーが心を改める最後のチャンスになるのでは。
オーナーからしてみれば騎手の代わりはいくらでもいると思うかもしれませんが、神の目から見るとオーナーの代わりはそれこそ五万と居るのです。圧倒的に騎手の方が希少です。デビュー前は三冠馬と噂されたアドマイヤカーリンも、ようやく1勝を上げただけでディープインパクト産の面汚し。高額馬を集めた地上げ屋の早坂太吉(冠号はモガミ)は、大井競馬場で僕に楯突いて没落したのです。神と和解できないと地獄ですから。
なお、有力馬主や調教師から武騎手が干されているという書き込みが多いですが、これは間違いで、武君が怪我の後遺症によって握力低下を起こしているのだと思います。騎手は馬を抑えるのに握力が要りますから、今日のウインバリアシオンのように簡単に折り合える馬以外では苦しいのです。握力低下を起こすような怪我は完治に1年以上もかかることもあり、もう少し長い目で見てやってほしいと思います。
それにしても、日経賞のネコパンチの逃げは強烈でしたね。3着に負けたルーラーシップは又もやオボッチャマ君でした。
エフライム工房 平御幸