あるお客様とのオハナシ。
有名で高価な機材でさえあれば、それを購入されたお客様が必ず「イイ音」を得られるとは限らない。
例えばJAZZみたいに元来泥臭いルーツの音楽であれば、泥臭い音を再生するのにピッタリな音響設備があり、
ヨーロッパのようなオーケストラ向きの繊細な音を再現するのを得意とする音響設備はJAZZには不向き。
提案する側がいろんな音響ノウハウを駆使しても、最終的にお客様が「これはイイ」と思ってもらわないと
・・・・ダメ。ベクトルがずれているようでは不正解。
その逆でリーズナブルな音響設備であってもお客様の要望・イメージに合致した提案および設備であれば
それは正解になる。
・・・気が引き締まるオコトバ。
有名な店で技術を習得してきたと自負していても、それは自身の中での価値観に自ら束縛されているにすぎない。
また、どんなに高価で希少性の高い豆を取り寄せ、焙煎を上出来に仕上げたとしても、
その世界に興味のないお客様にはまったく意味のない商品。
その逆で普段飲みでリーズナブル、毎日疲れずに飲めるコーヒーが、お客様にとって
「いつものおいしいコーヒー」という要望もあるのも事実。
どちらに転んでも同じ価値観を持って頂く方に、やっとはじめてその店・商品に存在意義が生じる。
とことん正解のない、狭い領域で生きている自身を再認識。
でも、「何をお客様から求められているか」を教えていただいた大切な時間でもありました。
有名で高価な機材でさえあれば、それを購入されたお客様が必ず「イイ音」を得られるとは限らない。
例えばJAZZみたいに元来泥臭いルーツの音楽であれば、泥臭い音を再生するのにピッタリな音響設備があり、
ヨーロッパのようなオーケストラ向きの繊細な音を再現するのを得意とする音響設備はJAZZには不向き。
提案する側がいろんな音響ノウハウを駆使しても、最終的にお客様が「これはイイ」と思ってもらわないと
・・・・ダメ。ベクトルがずれているようでは不正解。
その逆でリーズナブルな音響設備であってもお客様の要望・イメージに合致した提案および設備であれば
それは正解になる。
・・・気が引き締まるオコトバ。
有名な店で技術を習得してきたと自負していても、それは自身の中での価値観に自ら束縛されているにすぎない。
また、どんなに高価で希少性の高い豆を取り寄せ、焙煎を上出来に仕上げたとしても、
その世界に興味のないお客様にはまったく意味のない商品。
その逆で普段飲みでリーズナブル、毎日疲れずに飲めるコーヒーが、お客様にとって
「いつものおいしいコーヒー」という要望もあるのも事実。
どちらに転んでも同じ価値観を持って頂く方に、やっとはじめてその店・商品に存在意義が生じる。
とことん正解のない、狭い領域で生きている自身を再認識。
でも、「何をお客様から求められているか」を教えていただいた大切な時間でもありました。