続き。
軽い昼食ののち、余裕をもって会場(?←繰り返しここがミソ)に入る。
しかし、なんか物寂しい。いつもみたいな手書きの案内張り紙が見当たらない。
違和感を覚えながら、会場の職員と思われる方にたずねてみる。
自分「あの~すみません、今日お昼にここで行われる試験の受験者なんですけど・・・何階ですか?」
職員「えっ・・・?それはココではないですね。会場はたしか・・・」
自分「ハイ?」
職員「案内の書類とかお持ちではないですか」
自分「はい持ってますっ!名古屋会場ってココでは?」
職員「ホラ、ここじゃなくて○○って書いてある所ですよ」
自分「(ホントだ。。。。。)」
一気に青ざめる・・・・。
テンパる自分に職員さんはタクシーで行くようにとアドバイス。
タクシー確実に捕まえるためには・・・・・そうだ、駅!
雨の中、走る走る。名駅に向かって。
このときほど日頃の運動不足を呪ったことはない。
気持ちとは裏腹に、足が前に出ない。
左手には先ほど職員さんと一緒に確認した試験会場案内書類。
雨の中の激走でぐっしょりと濡れて無残な状態。
これが家庭用コピー機だったらインク滲んでもっと悲惨だったろう。
慌てて飛び乗った黒いタクシー。
運転手さんはただならぬ様子に戸惑い気味。
濡れた案内紙を指さし、思わず叫ぶ。
「ここにっ・・・・連れてってくださいっ・・・・30分以内にっ!!!」
続く。