お萌えば遠くに来たもんだ!

感想<映画・TV・書籍・マンガ>については、鑑賞後のネタバレを含んでいます。

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かぐや姫の物語<試写会>

2013-11-22 | 映画2013
観てきました。
<イイノホール>

監督:高畑勲
原案:高畑勲
脚本:高畑勲、坂口理子
作画監督:小西賢一

姫の犯した罪と罰。

友人に誘われて試写会で観ました。
結論から言うと、「高畑作品だし、まあこんなこんだよね」って感想しか。
あまりにポピュラーな物語。
大筋においては、既知な展開で大きな改変はなく。
捨丸とのラブ要素も私には「付け足し」程度にしか思えず。
二人の逃避行(飛行)シーンも「ちょっとジブリっぽさ入れてみました」って感じ。

ちょっと前にみた「笑っていいとも」の林先生の要約のコーナーで「竹取物語」が取り上げられていて、誰かの回答が「誰も幸せにならなかった話」って言ってて。
その話を一緒に観た友人にして「感情移入できないよね」と伝えたら、「女の子を持つ親は『一生懸命育ててもある日理不尽にいなくなる』ンです。そこは共感の大きな部分ですね」と言われた。なるほど、と思った。

アニメーション的には、筆描調のキャラクターがなめらかに動いてるって点で「物凄い技術を使ってるんだろうな」と感心しましたが。大半の観客にはそこは伝わらないのでしょう。勿体ないなあ。

【萌えポイント】
※かぐや姫誕生のシーン。
あのビジュアル解釈には唸らされました。綺麗。

70点。

公式サイト
コメント
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