お萌えば遠くに来たもんだ!

感想<映画・TV・書籍・マンガ>については、鑑賞後のネタバレを含んでいます。

gooリサーチモニター

NTTコム リサーチモニターに登録!

ケータイでコミック

2006-04-06 | 漫画
携帯漫画:「コミックサイト」が人気 1話平均40円<MSN毎日インタラクティブ>

“「好きな作品だけ読むなら雑誌より安上がり」という人たちの支持が広がり”とあるが、本当に「安上がり」なのでしょうか?

少年ジャンプ少年サンデー少年マガジンの一冊の単価は現状240円から250円。連載作品の数は23、4本。休載作品があるとして平均20本の作品が一冊に掲載されているモノとすると、
 250(円)÷20(本)= 12.5(円)
40円なら3.2話分読める計算になる。
もちろんこの計算では全作品が「好き」だという前提が必要である。そこで、逆に考えてみる。
 250(円)÷40(円)=6.25(本)
つまり、一話40円が安いと感じる人たちにとっては、一誌につき「好きな作品」が7本以上掲載されていることが望ましい、と言うことになる。掲載作品中「3分の1」が「好きな作品」というのは、そんなにハードル高くないと思うのだがいかが?

ところで、ケータイ漫画サイトにラインナップされているのは、殆どが連載終了した「旧作」である。また“「好きな作品」だけを読みたい”というニーズに対しても、比較されるべきなのは雑誌ではなくコミックス(単行本)の方ではないだろうか。ついでに試算してみよう。
今手元にある、DEATH NOTE10(巻)<ジャンプ・コミックス>は9話分、さよなら絶望先生 第三集<講談社コミックス>は10話分、絶対可憐チルドレン 4(巻)<少年サンデーコミックス>は10話分 がそれぞれ収録されている。
一冊の単価は390円+税、計算しやすく410円(税込)として考える。
10話分なら一話あたり41円、9話分なら約45.6円となり、「ケータイコミック」の方が割安、というのも肯ける。

出版社様へ。単行本の値段は税込み400円以内に。もしくは一冊に11話以上掲載に。ひとつよろしく。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする