私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

まんまとスーパーの手に

2015年03月06日 | 思うこと

ああー!やってしまった!
スーパーで卵の特売の日。


今日は卵が安いから買い物に行って来るね」と主人に言うと
「白鳥麗子さんにならんようにね!」と釘を刺された。
そして「大丈夫だよ!卵だけ買って帰るから、、」と返事して出かけた。

と、ここまでは良かったのだが、、
いざスーパーに着き、あれこれ見ていると
あーっ!これだ!これこれ!
これであのお酒を飲むと美味しいんだよねえ!




商品を手に取って、はっと思い出す「白鳥麗子さんにならんように!」の言葉を。
あーっ!そうだった!いかん!いかん!

だけど、いいんじゃない?卵が安いんだから、、
でも、、卵が安い分より、ずっと高いお買い物でしょ!

でも、、美味しそう、、食べたい!食べたい!
と思いが募っていく。

そして、とうとう葛藤の末、レジへ、、
スーパーの手に、まんまとはまって買い物を終了した。



ここで「白鳥麗子さん」というのは、以前、松雪泰子さんの主演で
「白鳥麗子でございます」という漫画のテレビ版があって、
そこに登場する主人公の名前である。
ある放送日に、彼女は富豪家であるにもかかわらず、大変な負けず嫌いで、ある時
スーパーでトイレットペーパーが特売になると知り、他の主婦に
負けまじと、そのスーパーの近くのホテルに宿泊して、翌朝一番乗りで
その商品を手に入れた、という傑作な話があった。

それから我が家では、そう言った類の本末転倒の買い物をそう呼ぶようになったのである。
まあ、私の場合は内容が可愛らしくて、そう目くじらを立てるほどではないが、
特売の言葉につられて余計な買い物をしたことは確か。

まっ!つられて買ったのは自分だし、美味しい思いをしたのも自分だから、
スーパーには何にも非はなく、スーパーが賢かったということである。div>


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