私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

なんと素敵な♪王冠を被ったキリン像

2016年05月13日 | 美術工芸

これは東京駅八重洲中央口から5分ほどの
スターツコーポレーション株式会社(旧ツムラビル)前にあるキリン像



平成元年にはすでに設置されていたんですってね。
7,8年前にブリヂストン美術館に行った時には、
このキリンの存在は知っていたのに、うっかり見過ごしていました。

今回は何が何でも見て来ようと、下の娘っ子を引っ張って行って来ました。
彼女は東京に嫁いで10年経ちますが、このキリンのことは知らなかったとか。
東京は広い!まだまだ知らないことはいっぱいありますねえ~♪




でも、何故こんな所にキリンの像が?
しかも王冠を被って?
そして、こんなに素敵なアート作品なのか?

その答えは中央区観光協会オフィシャルブログにありました。
このキリンが鎮座しているビルは、元々はツムラビルと称し
漢方薬メーカー「株式会社ツムラ」所有のビルでした。

そのブログには、キリンが漢方と関係があることが示されていて、
ここにキリンの像があることや、王冠を被っている意味も納得出来るものでした。
~ 詳しくはそのブログをご覧下さい ~



作者 : 安藤泉氏 (鍛金彫刻家)

1950年、 神奈川県愛川町に生まれる
1976年、 東京芸大大学院 鍛金専攻終了
1982年、 第二回高村光太郎大賞展優秀賞
1988年、第二回ロダン大賞展エミリオ・グレコ特別優秀賞
1989年、 日本橋ツムラビルにキリン像設立
1993年、 第七回神戸具象彫刻大賞展大賞・多摩美大客員教授
1998年、TOES賞(美ヶ原高原美術館)
2003年、第四回桜の森彫刻コンクール優秀賞
現在も個展、グループ展、TV出演等活躍中

ー 以上、多摩美大HPより ー

※ 鍛金とは、金属板を熱し、叩き、溶接する技術。
このキリン像の体躯は柔らかく生き生きとしていて、
とても金属から出来ているとは思えない美しさです。
キリンの視線が、はす向かいのブリヂストン美術館を
向いているのもいいですねえ。
惚れ惚れとするキリン像です♪





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