~ 伊和都比売神社 (いわつひめじんじゃ)・延喜式内社 ~
兵庫県赤穂市御崎
ご祭神は伊和都比売大神
延喜式神名帳にその名を記載する古社であり、
当時から朝廷はじめ国司の格別の尊崇を受けたお社です。
* 延喜式 ー ーーーーー ー 平安時代の法令集 50巻
*延喜式神名帳 ーーー 延喜式の第9、10巻のことで
当時「官社」に指定されていた全国の神社一覧
*延喜式内社ーーー 延喜式神名帳に記載された神社
伊和都比売大神は、元々伊勢外宮の豊受比売ともいわれ、
また播磨国一宮の伊和大神、即ち大穴牟遅神の比売神ともいわれ
古くから御崎明神と称せられた赤穂民族の祖神です。
*播磨国(はりまこく) ーーーーーーーーーーーーーーー現在の兵庫県南部
*一宮(いちのみや)ーーー江戸時代以前の日本諸国で最も社格の高い神社
*大穴牟遅神(おおなむじのかみ)=伊和大神=大国主(出雲大社のご祭神)
もとは大園と呼ぶ前方海上の八丁岩の上にお祀りしていたのを、
天和三年(1683)浅野内匠頭長直が現在の場所にお移ししました。
神社は瀬戸内海に面して鎮座
右上に見える島は「小豆島」
かつては、日本海海戦の勇将・東郷平八郎元帥をはじめ、
歴代連合艦隊司令長官の崇敬厚く、しばしば艦隊を率いて
帝国海軍の勇士が参拝しました。
現在でも船員、漁師など航海安全と大漁祈願はあとをたたず、
遠近からの信仰が盛んです。
正面は「小豆島」
この下の階段を下りると海岸の遊歩道があります。
海がキラキラと光ってとてもきれいです。
前を歩くお二人さんに幸あれ!
~ 一望の席 ~
目の前は瀬戸内海国立公園
伊和都比売神社は、古くから若い男女による姫神信仰が盛んで、
縁結び、或いは恋人を得るにご利益のある「姫守」を受ける人が多く
赤穂御崎の景色と共に、近時有名です。
2013.10月、「恋人の聖地」にも選定されてデートスポットに。
この一望の席から望む夕日は素晴らしいでしょうね。
日本の夕日100選にも選ばれています。
~ 畳岩 ~
赤穂御崎の名所の一つ
伊和都比売神社は元々ここにあったようです。
干潮時には道が現れ、難なく渡ることが出来ます。
~ 遊歩道 ~
この先には、イタリアンレストランで有名な「さくらぐみ」があります。
オーナーは本場ナポリで修行し「ナポリピザ」の標榜を許されたそうです。
ウエイターのイタリア人男性は、この海がナポリに似ていて好きなのだとか。
岡山の牛窓が「日本のエーゲ海」なら、ここは「日本のナポリ」ですね。
人気のお店なので予約が必要です。
~ キラキラ坂 ~
「さくらぐみ」の横にはキラキラ坂と呼ばれる坂があり、
沿道には「ガラス工房・ショップ」や「猫カフェ」などが並び、
第三日曜には「御崎マルシェ」で賑わいます。
9時~15時
* * *
キラキラ光る海と歴史ある伊和都比売神社
この場に身を置いてみると
古人の祈りの声が聞こえるようでした。
参考:伊和都比売神社由緒書き/ウイキペディア
この景色がお近くに在るのですか?
しかも小豆島まで望めるなんて此処は贅沢な場所ですね。
一週間くらい、滞在できたらどんなにか素敵でしょう。
キラキラ坂でキラキラ輝いてみたいです。
「伊和都比売神社」この名前を見ただけで古さが感じられますね。
海に面していて、いかにも航海安全のご利益がありそうです。
私の住まいからは、そう近くもなく、それほど遠くもない、とお答えしておきますね。
私は山育ちでもあり、海育ちでもありますので、時折海が見たくなります。
中でも、赤穂御崎と牛窓(岡山)の海が気に入っており、交互に出かけています。
この御崎には温泉街があり旅館が立ち並んでいます。
ゆっくりと宿泊して、夕日を眺めたり、遊歩道を散歩したり、
さくらぐみでピザを食べたり・・・いいですねえ♪
海がキラキラしていて、気分もキラキラになりますよ(^_-)-☆