昨日の決勝戦は、死闘と言っても過言ではなかったですね。
4分間では勝敗が決まらず
更に4分間の延長戦でした。
4分間闘い続けるだけでも
かなりの体力と気力を消耗します。
延長戦で相手選手が疲労をにじませる中で
阿部詩選手は疲れた様子も見せずに
果敢に闘い続け
最後には押さえ込みで勝利しました。
* * *
アスリートたちは、誰もが必死に練習を重ねて来たことでしょう。
彼女も厳しい練習に耐えてきたことは疑いの余地もありません。
今朝の新聞記事で
彼女が中学生の時の話が載っていました。
そこには
中学3年生の彼女が、寝技を多用して強豪校になった
長崎県立長崎明誠高校の柔道部監督の小森講平さんを
頼って出稽古に行った時のことが書かれていました。
その時既に、全国の頂点に立っていたにも関わらず
「まだ満足しない姿勢に驚いた」と小森氏。
そして
一週間の出稽古の間、高校生相手に一日5時間
泣きながら練習をやり遂げたとありました。
彼女が延長戦時に発揮した強靭な精神力は
この時既に、彼女の中にしっかりと育っていたんですね。
愛くるしい笑顔の後ろには
とんでもない努力の積み重ねがあったんですね。
詩ちゃん、本当に頑張ったね。
おめでとう~🏆
※ 参考 読売新聞