私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

「ゆでガエル」にならなかった外気温30度の中で日光浴を続けたアマガエル

2019年07月06日 | 動物のお話

 6月29日 晴れ 日中の外気温30度
朝からむっとする暑さの中
椿の葉で気持ちよさそうにくつろぐアマガエルが一匹
喉をひくひくさせて至福の時を過ごしている。

ぐずついたお天気が続いたから体温が下がったのかな?
「まあ、ゆっくりと温まっていくといいよ」




ところが、それにしても、
陽が高くなっても微動だにせずこのまんま
もう4時間も経っている。
いくらなんでも、
これが人間なら体温が上がり過ぎて倒れるだろうに、
皮膚が赤くなるでもなく、平気で日光浴を続けている。




背中には容赦なく陽が照りつけるが、大丈夫なのか?




結局、カエルは夕方までここに居続けて
なんと10時間も日光浴を続けていたのだった。

心なしか皮膚の色が濃くなった気がするが、それが目的だった?
熱中症になりかねないこのアマガエルの行動は
何が目的だったのだろうか?
あれこれと調べてみたがついに分からなかった。



それにしても、
この頑固とまで思える姿に
つい「ゆでガエル」の警句を思い出してしまった。

※ 「ゆでガエルの警句」は、疑似科学的な作り話の「カエルを冷水に入れ
徐々に水温を上げていくと、カエルはそれを知覚出来ずについには死んでしまう」
ことから、「変化が緩やかだとそれに慣れて対応が遅くなる」との比喩に使われ、
環境の変化に敏感に対応することの重要性を述べている。

* * *

このカエルは、その後7時に覗くと葉から去っていた。
近くの山茶花の木の中で元気に鳴いていたから
たぶん死んではいないだろう。

それにしても、この炎天下での日光浴は何が目的だったのか?
このままでは気持ちが悪い~
誰か教えて下さい~(^_-)-☆


コメント (21)
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