私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

えーっ!私 芸者じゃありませんから ~ スペイン人の誤解 ~

2016年09月14日 | 思うこと

~ 少し前のこと、好古園 (姫路城西お屋敷跡庭園)のお茶室で ~

こちらは姫路城の西側に隣接する、武家屋敷跡の庭園です。
この中に「双樹庵」というお茶室があり、一年を通して(お正月休)
観光客にお抹茶をふるまっています。

~ * * ~

この日は当番で一日ご奉仕して来ました。
午後からは,ほとんどのお客様が外国からのお客様でした。

アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、ロシア、中国、韓国、
メキシコ、デンマーク、スペイン、以上10ヵ国から。

片言の英語と日本語と身振りを駆使して、いろいろとお話をしますが、
なんと!
今回はスペインのお客様からとんでもない質問が・・

「あなたは芸者でしょう?」
と。

もう、慌てて打消しました。
「オウ!ノー!ノー! アイ アム ノット ゲイシャ!」
「アイ アム ティーセレモニーズ ティチャー」

必死の様子で分かってくれたでしょうか、、ああ、、ちょっと怪しいです、、
二人のスパ二アードおばちゃまたちの会話に、時折「ゲイシャ」と聞こえます。
私のようなできそこないを、芸者さんと思い込んで帰国したらえらいことです。
彼女たちがこの思い込みを訂正してくれることを、私はただ祈るばかりです。

~ * * ~

そこで、どなたか、スパ二アードをお友達にお持ちの方にお願いですが、
好古園にいるのは「ゲイシャ」ではなく、ボランティアでおもてなしをしている
「お茶に携わる一般の女性たち」なのだと、説明してほしいのです。
そして、本物の芸者さんはとても美しいのだと。

また、今でも西洋の人たちの日本の認識として、「フジヤマ」「ゲイシャ」
なのだと、以前に何かの本で読んだことがあります。
今回は正にそれを自分で体験した気分でした。

オウ!ノー!アイム ノット ゲイシャ!
コメント (11)
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